世界観04目次

0601 影添え(かげぞえ)、影添者(えいてんしゃ)リアン・パルトネール
0602 置格代変動(ちかくだいへんどう)
0603 特稀聖命体(とっきせいめいたい)
0604 極稀珍獣(ごっきちんじゅう)クソウンコと排泄生命体(はいせつせいめいたい)
0605 唯一花(ゆいいつばな)
0606 人咲き草(ひとさきそう)
0607 宇宙風舞(うちゅうふうぶ)
0608 ビッグフォービドゥンデータ
0609 従隷属薬(じゅうれいぞくやく)、超従隷属薬(ちょうじゅうれいぞくやく)
0610 重怠惰(じゅうたいだ)
0611 極限絶対隔離(きょくげんぜったいかくり)
0612 魅惑美声(みわくびせい)
0613 侵怪(しんかい)と珍鳥(ちんちょう)バージ
0614 雲隠れ人(くもがくれびと)と超秘術(ちょうひじゅつ)
0615 クアンスティータ・スクール
0616 人生写真(じんせいしゃしん)
0617 エネルギーブレンド
0618 呪姫髪(じゅきがみ)
0619 宇宙大遺産(うちゅうだいいさん)
0620 宇宙名作館(うちゅうめいさくかん)
0621 宇宙市場(うちゅういちば)
0622 宇宙港(うちゅうこう)
0623 スペースハウス
0624 心語(しんご)
0625 変身シャツ
0626 クアンスティータ公式グッズ
0627 スペースショッピングと統一通貨(とういつつうか)
0628 星旗(せいき)
0629 ストロングイグジストライセンス
0630 後世祈願(こうせいきがん)
0631 スペースパレード
0632 幸来福袋(さちこいふくぶくろ)
0633 クアンスティータ大~(くあんすてぃーたたいしん)
0634 巨大王類(きょだいおうるい)
0635 架空逃げ(かくうにげ)
0636 宇宙時空珍プレー
0637 移動絶景(いどうぜっけい)
0638 ビッグスペースバンク
0639 不可能実現(ふかのうじつげん)
0640 みょうちくりん三兄弟シリーズ
0641 霊精体(れいせいたい)まほろちゃん
0642 タッチボディ
0643 執事雲(しつじぐも)
0644 大成就(だいじょうじゅ)の大木
0645 一夜隠し(ひとよかくし)
0646 全能者オムニーアの遺伝子とフェンディナ
0647 右の瞳のフェルディーナ、左の瞳のフェナクティーナ
0648 完全超全能(かんぜんちょうぜんのう)
0649 神形(しんぎょう)デウス・フォルマと魔形(まぎょう)666号
0650 従属サイン
0651 役舞面紳士(えきぶめんしんし)、役舞面淑女(えきぶめんしゅくじょ)
0652 格越え(かくごえ)
0653 殺戮危(さつりくき)さっちゃん
0654 特別格(とくべっかく)、極別格(ごくべっかく)、絶別格(ぜつべっかく)
0655 マイアイドルサービス
0656 アイネ・クライネ
0657 スペースワン(宇宙一)
0658 マイナス年齢
0659 負の連鎖ヴァリゾーゴンとウァルグティ
0660 極悪夢(ごくあくむ)のオルゴール
0661 明日は別人
0662 超例外指定(ちょうれいがいしてい)
0663 抜け絵回廊
0664 通信モンスター
0665 勝手に味方
0666 破滅と絶望の記憶媒体
0667 ヴォーグェン
0668 災厄の花瓶
0669 復活の森
0670 心導彫像(しんどうちょうぞう)
0671 オフェンスエリアマット
0672 裏神話(うらしんわ)
0673 裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)
0674 心浸食(しんしんしょく)
0675 性転換病(せいてんかんびょう)
0676 悪女のランジェリー
0677 食人ステンドグラス
0678 勇者とハニートラップ
0679 ブレイブチャレンジ
0680 癒しの雫
0681 裏QOH
0682 裏歴史(うられきし)
0683 魔女ニィナス(裏QOH)
0684 二重宇宙世界(にじゅううちゅうせかい)
0685 11極頂(きょくちょう)
0686 抜偉(ぬい)
0687 デス・シーフ
0688 アイドル勇者、アイドルボス
0689 聖女フェリシーと純真騎士団(じゅんしんきしだん)
0690 挑戦士(ちょうせんし)
0691 裏地球(うらちきゅう)ハイマート、ローディナ、パトリア
0692 オール・オリジン・ボックス(裏QOH)
0693 デュアスィの契約者(裏QOH)
0694 デュアスィ
0695 髭翁(ひげおきな)の唯一家族(ゆいいつかぞく)(裏QOH)
0696 髭翁(ひげおきな)
0697 スペルマシン
0698 謎のカーテン
0699 極強制(きょくきょうせい)カード
0700 七面ダイス
0701 予言者プロフィット・バニー
0702 キャラクターの名前
0703 ハイパースペースランカー
0704 イディル(11極頂)
0705 ミニョ(11極頂)
0706 レシナサオン(11極頂)
0707 シーリヌイ(11極頂)
0708  ラツフォル(11極頂)
0709  ブエニーシ(11極頂)
0710  シャハル(11極頂)
0711 サピエス(11極頂)
0712 プディジヨーゾ(11極頂)
0713 エセレント(11極頂)
0714 ラプロン(11極頂)
0715 裏超例外指定(うらちょうれいがいしてい)
0716 クアンスティータ・パーティー
0717 クアンスティータ・フレンズ(てぃーたのお友達)
0718 クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)
0719 アダルグ(クアンスティータ・パーティーAグループ)
0720 ヴァエツ(クアンスティータ・パーティーAグループ)
0721 マーア(クアンスティータ・パーティーAグループ)
0722 ツァミーク(クアンスティータ・パーティーAグループ)
0723 レゼット(クアンスティータ・パーティーAグループ)
0724 ルルカキオ(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0725 スビー(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0726 リンタトーン(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0727 アハルイケリオブ(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0728 アルケノーグ(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0729 グランペテアム(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0730 イクスィグヘラム(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0731 フェルース(クアンスティータ・パーティーBグループ)
0732 ジヴェイウアス(クアンスティータ・フレンズ)
0733 アーリゴーヒャ(クアンスティータ・フレンズ)
0734 ハイエリーグ(クアンスティータ・フレンズ)
0735 チストカリーヴァ(クアンスティータ属性存(ぞくせいそん))
0736 クアティンタ(クアンスティータ属性存(ぞくせいそん))
0737 クヴァンテティート(クアンスティータ属性存(ぞくせいそん))
0738 世界観上のラスボス
0739 クアンスティータ・ゼロ
0740 芦柄 涼至(あしがら すずし)
0741 芦柄 徹吾(あしがら てつご)
0742 雷の惑星トニトルス
0743 生きた惑星、惑星命(わくせいめい)ムンドゥス
0744 宝物者(ほうぶつしゃ)トレジャリアン
0745 王宝具(おうほうぐ)
0746 宝物王(ほうぶつおう)
0747 マインドルーム族
0748 ミストレスマザー
0749 エトセトラ
0750 エレオノール・デュラフォア
0751 お菓子職者(かししょくしゃ)ヴラジェナ
0752 完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ)
0753 クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)
0754 クアンスティータ退界存(たいかいそん)
0755 コナハツラハー(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))
0756 ビッヒキユム(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))
0757 オーツィマコム(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))
0758 イマスイントゥイツヤ(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))
0759 スードルドース(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))
0760 ラクリマリクラ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))
0761 アニマニア(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))
0762 ウォークスクーウォ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))
0763 ゲミトゥストゥミゲ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))
0764 カースススーカ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))
0765 エクエスエクエ(クアンスティータ退界存(たいかいそん))
0766 ルイーナーイル(クアンスティータ退界存(たいかいそん))
0767 メモリアリモメ(クアンスティータ退界存(たいかいそん))
0768 クアンスティータ・ゼロ・ワールド
0769 妖権化(ようごんげ)
0770 歴史破壊(れきしはかい)
0771 果使(かし)
0772 最果深奥(さいかしんおう)
0773 不可思議(ふかしぎ)の海
0774 黒羽根(くろばね)
0775 黒羽根魔王(くろばねまおう)
0776 世界他外(せかいたがい)、偉唯位場(いゆいば)、何抜違至(かぬいし)
0777 変様何(へんようか)
0778 キャリア・フロント・バックのプロフィール
0779 如真(にょじん)、偉帝(いてい)
0780 化深(けしん)
0781 皇帝神・帝神(こうていしん・みかどがみ)
0782 王神竜(おうしんりゅう)
0783 超魔神(ちょうまじん)、絶対魔(ぜったいま)
0784 タティー・クアスンのプロフィール
0785 マスコート
0786 超特化術(ちょうとっかじゅつ)ヘッドフラッグ
0787 ルフォスメタヘテロレーザー
0788 クアンスティータ・サーティーンアンブレラ
0789 クアースリータ・トゥエルブボール
0790 クアンスティータ・サーティーンオブジェクト
0791 クアースリータ・トゥエルブペン
0792 はちまきと吟侍のイメージ力
0793 ウィニングマスター
0794 格別の特等席
0795 セカンドサンとセカンドムーン
0796 ファーブラ・フィクタ星系の昼と夜
0797 大怪弁盗(だいかいべんとう)クイージ
0798 クアンスティータの足枷
0799 クアンスティータ・イメージゲーム
0800 ムノシュストゥヴィー



ファーブラ・フィクタの世界観04


0601 影添え(かげぞえ)、影添者(えいてんしゃ)リアン・パルトネール

 主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の影に住む事を選択する謎の女性がリアン・パルトネールです。
 彼女のような存在を影添え(かげぞえ)もしくは影添者(えいてんしゃ)と呼びます。
 影添えは特定の存在の影に住み着く事により、その特定の存在と共存する事を選択した存在で、影添えと呼ばれている存在の中でも様々な種族が居ます。
 影添えとは種族ではなく、能力を意味していて、例えば、複合生命体が影添えの能力を得たら、影添えと呼ばれる事もあれば、複合生命体と呼ばれる事もあるという事になります。
 影添えの特徴としては宿主としている存在と同じ体験ができるという事もあり、影添えは宿主となる存在を選んでいます。
 吟侍はリアンという少女に気に入られ、影添えの能力の宿主となったという事になります。


0602 置格代変動(ちかくだいへんどう)

 ファーブラ・フィクタの世界においてクアンスティータやクアースリータクラスの存在の有無によって起きる超変動をさします。
 居る居ないだけでも大きな影響を与える生命体は滅多にいません。
 それだけクアンスティータ達はもの凄い存在ということです。


0603 特稀聖命体(とっきせいめいたい)

 数としては少なくないけど、その特殊性によって、将来的に乱獲され、絶滅の危機に陥るかも知れない生命体を特稀聖命体(とっきせいめいたい)と呼びます。


0604 極稀珍獣(ごっきちんじゅう)クソウンコと排泄生命体(はいせつせいめいたい)

 ファーブラ・フィクタの世界に生息する特稀聖命体(とっきせいめいたい)の一種です。
 第一発見者が悪意に満ちた存在だったため、名前が【クソウンコ】というものになってしまいましたが、それが切っ掛けで、クソウンコの排泄物に注目が集まりました。
 クソウンコの栄養にならずに排泄物として、出たものは命を得ている事が発見されたのです。
 クソウンコに食べられ排泄物として出ると突然変異を起こして新しい生命体になることがわかり、出てきた生命体を排泄生命体と呼ぶことにしました。
 クソウンコは大変弱い生命体のため、食べるもの非常に弱い生命体ばかりなので、そのままでは特に何も影響はありませんでしたが、クソウンコを強化する計画が持ち上がりました。
 そのため、乱獲が始まり特稀聖命体に認定されました。
 また、クソウンコについては特稀聖命体の他にも極稀珍獣(ごっきちんじゅう)とも呼ばれています。


0605 唯一花(ゆいいつばな)

 ファーブラ・フィクタの世界において、全宇宙でたった一輪しか咲かない花の事を唯一花(ゆいいつばな)と言います。
 ただ、この唯一花と呼ばれる花は数千万種類存在します。
 そのどれもが全宇宙でたった一輪しかないので、そう呼ばれています。
 一輪一輪ロマンチックな由来があるとされています。


0606 人咲き草(ひとさきそう)

 ファーブラ・フィクタの世界に咲いている植物です。
 とある星にだけ咲いている草で年に一度だけ、その中で最も美しい人咲き草から新しい人間種族が誕生します。
 人間で言えばアダムのような存在が誕生し、その生命体は宇宙風舞(うちゅうふうぶ)に乗って遠くの星に運ばれ、そこになる何かと交わり新しい人間になるとされています。


0607 宇宙風舞(うちゅうふうぶ)

 ファーブラ・フィクタに伝わる風です。
 何かを遠くの星などに運ぶ役目を果たす謎の風でどんな環境でも起きるとされています。


0608 ビッグフォービドゥンデータ

 ファーブラ・フィクタに伝わる世に出回ってはならないとされる情報をビッグフォービドゥンデータと呼びます。
 ビッグフォービドゥンデータは丁度、千あるとされています。


0609 従隷属薬(じゅうれいぞくやく)、超従隷属薬(ちょうじゅうれいぞくやく)

 ファーブラ・フィクタに伝わる秘薬の一つです。
 地球で言えば媚薬(びやく)と同じイメージです。
 この従隷属薬(じゅうれいぞくやく)は対象の相手を飲ませて最初に見た相手に絶対服従するという秘薬です。
 ですが、この薬が効くのは全生命の一千京分の一以下の種族とされています。
 ファーブラ・フィクタの世界には多種多様な種族が存在し、それら全てを従わせる薬など存在しないというのが一般的な常識です。
 稀に超従隷属薬(ちょうじゅうれいぞくやく)という百万分の一以下の種族に効果がある薬が出回りますが、それでも絶対服従させるのは宝くじレベルなので、あまり、この秘薬を追っている者は居ませんが、たまに、超従隷属薬を追っている者の中からお目当ての相手を絶対服従させたという話があるていどです。


0610 重怠惰(じゅうたいだ)

 ファーブラ・フィクタの世界は実に多種多様な存在がいます。
 その中には生きる事、存在することも面倒臭がり、存在しない者との人生などを交換するという存在すらいます。
 そのような連中を重怠惰(じゅうたいだ)と呼んでいます。
 一般的にはあまり縁がない事ですが、これにより絶滅に追い込まれた種族もたまにでます。


0611 極限絶対隔離(きょくげんぜったいかくり)

 ファーブラ・フィクタの世界において究極の隔離環境に置いている事を極限絶対隔離(きょくげんぜったいかくり)と呼びます。
 これを解放してしまうとそれだけで、全宇宙の崩壊が始まる恐れがあるので、絶対に表に出さない環境においています。
 これは全宇宙で数百カ所あるとされ、そこに何があるかも完全に秘密にされています。
 近づくことさえ許されないとされています。


0612 魅惑美声(みわくびせい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、その歌声が人々を虜にしてしまう力を持っている声質の存在の声を魅惑美声(みわくびせい)と呼びます。
 メインヒロインのカノンの声も魅惑美声であるとされています。
 彼女の場合は後天的で歌声に気持ちを乗せられるようになってなったとされています。


0613 侵怪(しんかい)と珍鳥(ちんちょう)バージ

 ファーブラ・フィクタに生息する珍鳥(ちんちょう)バージは翼が三つ、目玉も三つある鳥です。
 大人しい性格ですが、バージという生物は元々存在していません。
 侵怪(しんかい)という怪物達を封印した姿がバージなのです。
 バージは不老ですが、不死ではありません。
 バージが死ぬとそこに封印されていた侵怪が復活します。
 侵怪は大変凶暴な怪物なので、封印したまま生息させるというのが暗黙のルールとなっています。


0614 雲隠れ人(くもがくれびと)と超秘術(ちょうひじゅつ)

 ファーブラ・フィクタの世界に隠れ住むとされているのが雲隠れ人(くもがくれびと)と呼ばれる人種です。
 他では真似できない超秘術(ちょうひじゅつ)をたくさん使えましたが野心は無く、大変温厚な性格でした。
 が、邪な心を持つ者達が雲隠れ人を狙って襲ってくるようになって雲隠れ人は自分の姿を邪悪な心を持つ者には見えないようにしました。
 元々は秘奥人(ひおうびと)と呼ばれていた彼らが雲隠れ人と呼ばれるようになったのはそれからです。
 秘奥人時代に奪われた超秘術は今でももの凄い力の象徴として人々に口伝として伝わっているとされています。


0615 クアンスティータ・スクール

 ファーブラ・フィクタの世界にあるボスクラスの学校です。
 元々はクアンスティータのファンが始めたもので、クアンスティータに仕える強大な存在を育てるという目的で設立されました。
 普通の学校の小中高大のように成長によって学校が変わります。
 クアンスティータ・スクールは起承転結で表現されていて、起学校(きがっこう)は誕生したばかりの才能のある存在が通います。
 承学校(しょうがっこう)は能力などが身につけ始めた存在が通います。
 転学校(てんがっこう)は自身の限界を超えて大化けした存在が通います。
 結学校(けつがっこう)は最終形態とも言える力を身につけた存在が通います。
 結学校を卒業した存在が晴れてクアンスティータの配下として認められるという事になっています。


0616 人生写真(じんせいしゃしん)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つです。
 その写真に撮られた人物の写真は動画のように動きます。
 写されたメインの被写体を追って写真が動きます。
 被写体が年を取れば、写真も年を取り、死ねば写真も消滅するという写真です。


0617 エネルギーブレンド

 ファーブラ・フィクタで行われている実験の一つがエネルギーブレンドと呼ばれているものです。
 簡単に言えば、ファーブラ・フィクタにあるエネルギーとエネルギーを混ぜて新しい何かを産み出すという行為です。
 安全にはかなり配慮していますが、思いもよらない事故が起きて命に関わる危険な状況になることも珍しくありません。
 研究者は文字通り命がけで行っています。
 危険ではありますが、毎日何かしらうまれているので、中止になることは考えられないとされて重宝されています。


0618 呪姫髪(じゅきがみ)

 ファーブラ・フィクタの世界で最も怨念が込められているとされている髪の毛が呪姫髪(じゅきがみ)とされている髪の毛です。
 いつ、どのような存在のどのような状況で存在した髪の毛だというのは全くわかっていませんが、今では星を埋め尽くす程に伸びていて星を一つまるまる飲み込んでしまったとされています。
 今は宇宙空間を漂っていて、次の星を目指しているとされています。


0619 宇宙大遺産(うちゅうだいいさん)

 地球で言えば世界遺産にあたるのが宇宙大遺産(うちゅうだいいさん)となります。
 その造型などが、宇宙的に価値があると認められたのが宇宙遺産(うちゅういさん)、その中で100万中1カ所だけの確率で選ばれるのが宇宙大遺産となります。


0620 宇宙名作館(うちゅうめいさくかん)

 ファーブラ・フィクタの世界において名作と呼ばれる物語だけをおさめているとされているのが宇宙名作館(うちゅうめいさくかん)と呼ばれる図書館です。


0621 宇宙市場(うちゅういちば)

 ファーブラ・フィクタの世界において、宇宙の庶民の味を提供しているところが宇宙市場(うちゅういちば)と呼ばれる場所です。
 ここでは宇宙中からかき集められた様々な食材があると呼ばれています。


0622 宇宙港(うちゅうこう)

 ファーブラ・フィクタの世界では宇宙船は一般的にあります。
 船では港、飛行機では空港があるように、宇宙船にも宇宙港(うちゅうこう)と呼ばれる港が存在します。


0623 スペースハウス

 ファーブラ・フィクタの世界では、星の中では無く、宇宙空間に直接家を建てる存在もいます。
 宇宙空間に建てられた家をスペースハウスと呼びます。


0624 心語(しんご)

 宇宙での共通言語とされているのが心で思った言葉に近い表現だとされている心語(しんご)となります。
 言葉が通じなくても心語(しんご)を理解すれば、0.001割は言葉が通じるとされています。
 この確率は宇宙では最も高い確率とされています。


0625 変身シャツ

 着ると手軽に別の姿に変身できると呼ばれて人気になっているのが変身シャツと呼ばれる商品です。
 力が強くなるという事はありませんが、強くなったつもりになれるとされて人気が出ています。


0626 クアンスティータ公式グッズ

 クアンスティータファンの間で飛ぶように売れているクアンスティータグッズが出回っています。
 最強の存在という事もあり、人気は不動のものとなっています。


0627 スペースショッピングと統一通貨(とういつつうか)

 宇宙でのショッピングは統一通貨が100種類あります。
 それ以外では宇宙でのショッピングは殆どできないとされています。
 宇宙でのショッピングをスペースショッピングと呼びます。


0628 星旗(せいき)

 ファーブラ・フィクタの世界では地球で言えば国旗にあたる星をイメージした旗があります。
 それを星旗(せいき)と呼んでいます。
 文明が進んだ星の半数が星旗を持っているとされています。


0629 ストロングイグジストライセンス

 クアンスティータをはじめとして強いとされる存在には本人達の知らない所で勝手に強者という資格が発行される事があります。
 それをストロングイグジストライセンスと呼んでいます。
 ですが、有名どころには発行されていて、無名の強者には発行されていないという事が多々あるために、あまり正確な資格ではありませんが、この資格を保持しているという事は文句なく強者であるため、この資格を取ろうと努力している存在も少なくありません。


0630 後世祈願(こうせいきがん)

 ファーブラ・フィクタの世界において最大の祈願とされているのが、後世祈願(こうせいきがん)と呼ばれるものです。
 願いを叶える代わりにその後の人生を全て、その願いの願掛けのために費やすとされる祈願です。


0631 スペースパレード

 宇宙で開かれるパレードの事をスペースパレードと呼びます。
 惑星間をパレードし、生命維持装置の入った透明な球体に参加者がそれぞれ入り、行進します。中には照明装置も完備されているので、宇宙でも見ることができます。


0632 幸来福袋(さちこいふくぶくろ)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる風習の一つです。
 地球で言えば福袋(ふくぶくろ)にあたるのが幸来福袋(さちこいふくぶくろ)となります。
 中に何が入っているかは開けてみるまでのお楽しみという事になりますが、もらうときはルーレットを回し、出た数の分だけ、幸来福袋をもらえるというシステムになっています。


0633 クアンスティータ大~(くあんすてぃーたたいしん)

 ラスボスで知られているクアンスティータですが、ファーブラ・フィクタの世界の20分の1の場所では神様として奉られています。
 その場所ではクアンスティータ大~(クアンスティータたいしん)と呼ばれ何でもありの神様、神様を超える神様として崇められています。


0634 巨大王類(きょだいおうるい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、普通の星の大きさを超える大きさを持つ存在を総称して巨大王類(きょだいおうるい)として分類しています。
 巨大王類も複数存在していますので、この分類が種族を示しているという事ではありません。
 あくまでも大きさを示している分類です。


0635 架空逃げ(かくうにげ)

 現実逃避の一つとして悪しき流行となっているのが架空逃げ(かくうにげ)とされている行為です。
 この行為は自身の存在を架空の存在にするという手続きを取る行為です。
 擬似的に存在を抹消する行為で、存在がこの行為の間、希薄になります。
 ですが、この行為を続けると本当に存在が消滅してしまうので、行うのは危険とされています。
 ですが、世の中に嫌気がさしてこの行為を行う者が多発しているという現実があります。


0636 宇宙時空珍プレー

 宇宙全体で最も恥ずかしい行為をしたと認定されるのが宇宙時空珍プレーです。
 これに認定される行為は宇宙の恥と呼ばれるくらいとても恥ずかしい事とされています。


0637 移動絶景(いどうぜっけい)

 ファーブラ・フィクタの世界には景色自体が動く絶景というのがあります。
 見晴らしは大変素晴らしいのですが、景色が動くため、見られるかどうかはタイミングが合わないと見られないという絶景です。


0638 ビッグスペースバンク

 宇宙の銀行がビッグスペースバンクとなります。
 宇宙通貨はもちろん様々なものを貯蓄する事が可能です。
 自分の口座を持つ事により好きなビッグスペースバンクで引き出せます。


0639 不可能実現(ふかのうじつげん)

 ラスボスのクアンスティータを別とすれば殆どの存在ができない事があります。
 その不可能な事を実現させるという行為が不可能実現(ふかのうじつげん)とされています。
 その方法は多種多様で、誰かに依頼することはもちろん、通常の事とは違ったアプローチでや、違法など様々です。
 ですが、不可能な事を可能にしたいという願望は宇宙共通の夢となっているのです。


0640 みょうちくりん三兄弟シリーズ

 宇宙で放映されている子供番組のアニメーションです。
 みょうちくりん太郎、みょうちくりん一郎、みょうちくりん助平の三兄弟が主人公のお話です。
 ヒロインの花子お姉さんを巡って、三兄弟が頑張って何かをやっていくというストーリーです。
 クアースリータとクアンスティータが気に入り、毎週見に来るという状態になります。


0641 霊精体(れいせいたい)まほろちゃん

 全宇宙で最も儚い生命体と呼ばれているのがまほろちゃんと呼ばれる霊精体(れいせいたい)です。
 まほろちゃんは他人がムッとしただけでも霧散してしまう程、繊細な生命です。
 そのため、会いに行っても出会えるかどうかは天文学的確率の低さだと言われています。
 最強のクアンスティータとはある意味、対極に位置する生命体と言えます。
 まほろちゃんと言う名前は奇跡的に出会えた少女がつけた名前だとされています。


0642 タッチボディ

 ファーブラ・フィクタの世界にあるスポーツの一つです。
 選手はお互い、身体の一部が光る素材のタイツを着ます。
 身体の光る部分はランダムに10秒ずつで変わって行きます。
 選手達は身体の光る部分を手で覆い隠してはいけません。
 試合時間は1セット3分で、2メートルの円の中から出たら負けです。
 そのルールのもとで、選手はお互い光る部分を相手選手に触らせないようにしながら相手選手の光る部分に触るかという競技です。
 触るのが基本なので殴りつける蹴りつける等の行為は反則です。
 基本的には男性対男性、女性対女性で行うスポーツなのですが、スキンシップの効果があるからなのか男女間で行う事も多いとされています。


0643 執事雲(しつじぐも)

 都市伝説の一つで、まるで執事のように身の回りの世話をしてくれて、雲の中から色んなものを出したりするという執事雲(しつじぐも)と呼ばれる雲があるとされています。
 かなりまゆつばものの話しなのですが、世話好きの妖精か何かがやっている現象と言われています。


0644 大成就(だいじょうじゅ)の大木

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つで、その木の下で告白するとどんなに嫌いだろうと無関心だろうと100%告白が成功すると言われている大成就(だいじょうじゅ)の大木と呼ばれる大きな木が存在すると言われています。
 本当にあるかどうかは定かではありませんが。


0645 一夜隠し(ひとよかくし)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つで一夜隠し(ひとよかくし)と呼ばれる神隠しがあります。
 寝ている間に居なくなり、朝には戻っているのですが、居なくなった者はまるで冒険を一つしてきたかのように成長して戻ってくると呼ばれています。
 それは一晩の間に大冒険をしてきたとされていて人間的に大きくなったので帰って来られたとされています。
 成長しなかったら朝には遺体となって戻るとされています。


0646 全能者オムニーアの遺伝子とフェンディナ

 1番の化獣(ばけもの)ティアグラの手により13番の化獣クアンスティータの生け贄とされた全能者オムニーア達ですが、実は裏で高く評価されています。
 評価された部分は数が激減したとは言え、クアンスティータと関わって(生け贄に出されて)生き残ったという生命力の部分です。
 そのため、全能者オムニーア達の遺伝子に興味を持つ存在は数多く存在するとされています。
 マカフシギ家の末娘であり、最強の全能者オムニーアとされるフェンディナは10番の化獣(ばけもの)ティルウムスを脳に寄生させる事で大きな力を得たとされていますが、元々、それに匹敵、もしくはそれを大きく超え得る力を秘めているとされています。
 フェンディナ自身が好戦的でないため、今まで目立つ事はありませんでしたが。


0647 右の瞳のフェルディーナ、左の瞳のフェナクティーナ

 全能者オムニーアのマカフシギ4姉妹の末娘、フェンディナには10番の化獣(ばけもの)ティルウムスに脳を乗っ取られました。
 本来ならば、フェンディナはティルウムスの操り人形と化していましたが、そうはなりませんでした。
 彼女の脳のすぐ近く、右の瞳と左の瞳にはフェンディナの力の結晶ともされる二つの存在が居たからです。
 それが右の瞳のフェルディーナ、左の瞳のフェナクティーナです。
 この二つの存在が目を光らせていたからこそティルウムスも大人しくせざるを得ませんでした。
 フェルディーナとフェナクティーナは全能者オムニーア達にとっての絶対の神のような存在です。
 全ての全能者オムニーア達は完全超全能(かんぜんちょうぜんのう)であるフェルディーナとフェナクティーナの能力を切り売りされているとされています。
 クアンスティータの生け贄に出された全能者オムニーア達が僅かながら生き残ったのはこのフェルディーナとフェナクティーナを持つフェンディナに近い親戚関係にある者達が残ったとされています。
 クアンスティータに抗う力を持っているという事はそれだけでも凄い事です。
 総全殿堂(そうぜんでんどう)入りしても全くおかしくない力を秘めています。


0648 完全超全能(かんぜんちょうぜんのう)

 全能を超える全能とされるのが完全超全能(かんぜんちょうぜんのう)となります。
 全能は自分が持てない重さを作り出せない等矛盾がありますが、クアンスティータ以外の矛盾を全て取り払った状態の全能をこう呼びます。
 この力に達している者はクアンスティータを別とすれば総全殿堂(そうぜんでんどう)とフェルディーナとフェナクティーナだけで、クアースリータも達していません。
 クアンスティータについてはさらにこの完全超全能を遙かに超えているとされています。


0649 神形(しんぎょう)デウス・フォルマと魔形(まぎょう)666号

 主人公芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)のパーティーのメンバーであるカミーロ・ペパーズの正体は神形職人(しんぎょうしょくにん)と呼ばれる神形デウス・フォルマを作る職人であり、自らを神形777号に改造しています。
 それは魔形(まぎょう)として産み出してしまった666号を倒すためにです。
 神形とは元々死んだ人間の魂を人形に入れて生きている人と同じ生活を送らせるものでしたが、ある時、神形作りに失敗します。
 それが666番目に産み出した神形で、それは魔形と呼ばれるようになりました。
 カミーロはこの魔形を倒すために旅をしています。
 魔形を自らの手で倒した時、彼は新たな進路を決めるかも知れません。


0650 従属サイン

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、その契約書にサインをしたら生きている限りその契約者に逆らえないと言われている従属(じゅうぞく)サインという恐ろしいサインがあるとされています。
 これは不用意にサインをしないという警告の意味もあります。


0651 役舞面紳士(えきぶめんしんし)、役舞面淑女(えきぶめんしゅくじょ)

 ファーブラ・フィクタに伝わり芸能の一つで、地球で近いイメージで言えば能にあたり役舞面(えきぶめん)という仮面を被る舞踊を役舞(えきぶ)と呼んでいます。
 役舞で使われる役舞面を被った謎の紳士。
 それを役舞面紳士と呼びます。
 ラスボス、クアンスティータの第二本体、クアンスティータ・ルーミスの所有する宇宙世界ルーミス・ワールドに居る大物とされています。
 身体はありますが、首から上は役舞面が浮いていて役舞面の役割に合わせて性格も変わります。
 役割では女性もあり、その時は役舞面淑女と呼ばれます。


0652 格越え(かくごえ)

 ファーブラ・フィクタでは一般的な言葉の一つです。
 意味は格下とされているものが相手を一気に飛び越えて格上となる状況を言います。
 さっきまで弱かった存在がいきなり自分を遙かに超える力を身につけているという事は決して珍しい事ではありません。
 上位の方に行けば頻繁にあることです。
 それでも超えられない存在を特別視するのです。


0653 殺戮危(さつりくき)さっちゃん

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つです。
 殺せば殺しただけ強くなるといわれているさっちゃんという殺戮危(さつりくき)の伝説です。
 地球で言えば殺人鬼のようなイメージです。


0654 特別格(とくべっかく)、極別格(ごくべっかく)、絶別格(ぜつべっかく)

 全くレベル違いという表現で使われる別格(べっかく)という言葉ですが、想像を超える事が度々起きるファーブラ・フィクタの世界では別格も上に3つの段階をもうけて使われています。
 更にとんでもない差が有るときは特別格(とくべっかく)、差が解らない程離れている時は極別格(ごくべっかく)、どうしようもない程離れているのは絶別格(ぜつべっかく)という言い方をします。
 例えば、一般の勇者から見たラスボスクアンスティータは絶別格の差があるという表現をします。


0655 マイアイドルサービス

 ファーブラ・フィクタの世界で行われているサービスの一つで、自分だけのアイドルをカスタマイズで持つ事ができるのをマイアイドルサービスと呼ばれています。
 人造人間を作り出し、自分だけのために活動するように調整するので、人権団体から強い反発を受けています。


0656 アイネ・クライネ

 別名カノンコピーと呼ばれます。
 戦い好まないカノンに代わってカノンの思考と能力を持ちながら戦う存在です。
 クアンスティータがカノンのために用意した存在でカノンが強くなるとそれに合わせて強くなります。
 全ては母親のように思っているカノンに死んで欲しくないため、カノンの代わりに汚れ役をやる存在をクアンスティータの総意で産み出された存在です。


0657 スペースワン(宇宙一)

 ファーブラ・フィクタの世界では最強という言葉がラスボス、クアンスティータのために用意されている言葉ですが、その他に凄いという表現で使われるのがスペースワン、宇宙一という言葉です。
 意味合い的には最強と一緒ですが、クアンスティータを含め上位に位置する存在は宇宙の中に含まれないという考えが定着していますので、宇宙一という言葉が使えます。
 宇宙といってもたくさんあるので、頻繁に宇宙一という言葉は多用されています。
 全宇宙一という言葉も同様にクアンスティータ達は含まれないという考えになっていますので、使う事ができます。

0658 マイナス年齢

 ファーブラ・フィクタで考えられている年齢の考え方です。
 元々はラスボス、クアンスティータの年齢を神話の時代より数え始めた事から始まったとされています。
 神話の時代より、その誕生を恐れられたクアンスティータは誕生するとされている年から逆算して、マイナス何歳という様に数えるようになりました。
 ファーブラ・フィクタの物語がスタートしている時点では現代ではまだ誕生していませんからクアンスティータはまだ、マイナス年齢という事になります。
 クアンスティータにあやかって強大なパワーを持つ存在が誕生すると解っている場合にマイナス年齢を用いられる事がありますが、やはり、クアンスティータと比べると存在感は薄いと言わざるを得ません。
 この年齢は第一本体が誕生するまでの年になるので、当然、双子の姉であるクアースリータも同じマイナス年齢という事になります。


0659 負の連鎖ヴァリゾーゴンとウァルグティ

 ファーブラ・フィクタの世界には全宇宙で戦いが起きれば起きる程、パワーを増す存在がいます。
 それはヴァリゾーゴンと呼ばれる巨大なドクロに無数の触手が伸び、触手の先に女性の首が生えている怪物です。
 ある程度戦いによる負のエネルギーが貯まると触手の先の女性の首が身体を持って独立しウァルグティと呼ばれる強大な力を持つ超怪物となります。
 ウァルグティを倒せば負のエネルギーは消えますが、全宇宙の各地で戦いが起きるとそれだけウァルグティの数は増えますので、倒しても倒しても増え続ける負の連鎖となります。
 負の連鎖を断ち切るには本体のヴァリゾーゴンを倒さなくてはならないとされていますが、その所在は不明とされています。
 ヴァリゾーゴンは【罵詈雑言】、ウァルグティは【悪口】から発生したとされています。


0660 極悪夢(ごくあくむ)のオルゴール

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つです。
 そのオルゴールを聴くとその夜に見る夢はその者の最も嫌がる事を夢だとされています。


0661 明日は別人

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つで、昨日まで親しくしていた友人が明日会ったら全くの別人になっているという現象です。
 原因は不明とされています。


0662 超例外指定(ちょうれいがいしてい)

 ファーブラ・フィクタの世界では通常の常識、秩序などからかけ離れた存在が数多く存在します。
 それらは大概、例外指定(ちょうれいがいしてい)とされて、通常の基準から外されます。


0663 抜け絵回廊

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、様々な絵が描かれた回廊があり、それは満月の夜になると絵が一斉に抜け出て、その回廊の絵は無くなるというものです。
 真っ白になった回廊にまた、絵を描くと次の満月の夜には絵は一斉になくなるというものです。


0664 通信モンスター

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、送られてくるパーツを集めて組み立てるとモンスターができるというものです。
 送り元は不明ですが、心の闇を実体化させる現象とされています。
 完成したモンスターは作った人間に忠実ですが、隙を見せると食べられてしまうという諸刃の剣のようなものとされています。


0665 勝手に味方

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、心正しい者がピンチを迎えると勝手に味方をして去っていく存在がいるとされています。
 良い行いをしている者には助けが入るというお話です。


0666 破滅と絶望の記憶媒体

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる破滅と絶望の記憶媒体というアイテムが存在します。
 それが何であるかは不明ですが、それに記憶されている何かを呼び出すと、破滅と絶望が訪れるとされています。
 全てを巻き込んで自殺する事を望む絶望主義、破滅主義者にとって喉から手が出る程欲しがるという最悪のアイテムです。


0667 ヴォーグェン

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる破滅と絶望の記憶媒体に記憶されていると言われている幻の怪物です。
 どんな姿をしていているかは不明ですが、【暴言】という言葉から発生した怪物とされています。


0668 災厄の花瓶

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つです。
 地球で言えばパンドラの箱にイメージは近いです。
 災厄の花瓶は無数にあるとされ、その全てに一輪の花が生けてあります。
 その花を取り除くと花瓶が割れ、中から災厄が一つ出てくるというものです。


0669 復活の森

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、故人の亡骸を腐る前に復活の森において来ると何年かしたら故人が生き返って帰ってくるとされているものです。
 腐った状態などで置いてくるとゾンビやスケルトンなどになるとされています。


0670 心導彫像(しんどうちょうぞう)

 ファーブラ・フィクタの世界に存在する動く彫像を心導彫像(しんどうちょうぞう)と言います。
 心導彫像は普段動きませんが、特定の条件を果たした者の心に反応して、動くとされています。


0671 オフェンスエリアマット

 ファーブラ・フィクタの世界に存在する兵器の一つです。
 7メートル四方の大きなマットで、そのマットの中央に立つとオフェンスエリアマットの主と認められます。
 マットの中央から見て斜め四方には召喚陣が有り、そこから主となる者を守るための攻撃兵器が召喚されていきます。


0672 裏神話(うらしんわ)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる神話には裏神話(うらしんわ)という神話が存在します。
 本来の神話には登場しない存在が伝えられているとされています。
 ラスボス、クアンスティータも元々は裏神話に存在する予定の存在でしたが、その余りにも強大なパワーのために、表の神話にはみ出してきたとされています。
 つまり、クアンスティータの本来の力は裏神話にあり、表の神話に伝えられている部分は氷山の一角にすらなっていないとも言われています。
 この裏神話もクアンスティータの底なしの恐怖を伝えるだけのものになっています。
 裏神話に登場するものは表の神話に登場するものよりも数段上とも言われています。
 裏神話のクアンスティータにはじき出されて表に出てきた存在が超例外指定(ちょうれいがいしてい)とされると言われています。
 裏神話は伝えられるためのものではなく、それを記すためだけのもので、認知されるものではないとされています。
 裏神話はそのまま裏歴史へと受け継がれていきます。


0673 裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)

 クアンスティータと同様にその圧倒的すぎる存在感から殿堂入りされた24の存在が総全殿堂(そうぜんでんどう)でその第一位がクアンスティータとその関係者となっていますが、裏神話(うらしんわ)、裏歴史(うられきし)の世界にも同様のものが存在します。
 それを裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)と呼び、これも24の存在が殿堂入りされています。
 その第一位はやはりこちらでもクアンスティータとその関係者となっています。
 総全殿堂と裏総全殿堂の第二位から第二十四位は全て別の存在がなっていますが、どちらの存在の実力も大きな差はありません。
 ただし、それは第11位までの事で、裏総全殿堂の第10位の実力は表の総全殿堂の第2位に相当します。
 更に、もの凄いのは表と裏、どちらの総全殿堂でも第1位というクアンスティータです。
 クアンスティータ(とその関係者)は共通ですから、表と裏を合わせて47の存在が殿堂入りしているという事になります。


0674 心浸食(しんしんしょく)

 ファーブラ・フィクタに伝わる病の一つです。
 心浸食(しんしんしょく)は心にかかる病で、段々と心が別の心に塗り替えられていくという恐ろしい病です。
 特効薬は無いとまで言われています。


0675 性転換病(せいてんかんびょう)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる病の一つです。
 性転換病(せいてんかんびょう)は男性が女性に女性が男性になっていく病気で、最初は肉体だけですが、最後には心まで入れ替わってしまうという病です。
 病というくくりですが、完全に心が入れ替わるため、本人が治療を望まない事が多いとされています。
 そもそも病ですらないという説もあります。


0676 悪女のランジェリー

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、悪女のランジェリーと呼ばれる下着を着けるとどんな聖女も悪女に変わるとされているものです。


0677 食人ステンドグラス

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで、とある教会にあるステンドグラスは人を食べるとされているものです。
 食べた人間が男性なら男性の女性なら女性をイメージしたステンドグラスに変わると言われていて、昨日まで男性を模したステンドグラスだったのに、翌日行ってみたら女性のステンドグラスに変わっていて、その前の晩に女性が行方不明になっているという噂になっています。


0678 勇者とハニートラップ

 ファーブラ・フィクタの世界でも男性を誘惑して騙すハニートラップは存在します。
 ただし、ファーブラ・フィクタの世界で一般的なのは勇者を誘惑して、その精力を奪い取るサキュバスに近いものとされています。
 怪物達にとって英雄となれる精力を持つ勇者は最高のご馳走でもあります。
 美しい女性に擬態して、勇者を誘惑し、油断した所を頭からバリバリ食べるという事も珍しいことではありません。


0679 ブレイブチャレンジ

 ファーブラ・フィクタの世界で広まっている期間限定の勇者活動をブレイブチャレンジと呼びます。
 公の場で、何々を倒すまで勇者をしますと宣言し、そのターゲットを倒すまで勇者活動をして、その後は引退するというものです。
 その中にはヤラセによるブレイブチャレンジも存在し、全体のブレイブチャレンジとしてもあまり信頼を得ていません。
 僅かな違反者のためにチャレンジ全体が悪い目で見られている現象です。
 一時期は流行りましたが、段々廃れてきているチャレンジでもあります。


0680 癒しの雫

 ファーブラ・フィクタのとある場所に伝わる都市伝説の一つで、その雫を身体に受けると心に直接作用して癒しを与えてくれるというものです。


0681 裏QOH

 表の総全殿堂(そうぜんでんどう)の次点とも言える存在がQOH(クォーターオブハンドレッド)とされる四つの存在で、その内の一名がクアンスティータの姉、クアースリータとされています。
 裏神話(うらしんわ)、裏歴史(うられきし)に総全殿堂に値する裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)があるように、QOHの裏バージョンも存在します。
 ただし、裏神話、裏歴史にクアースリータは存在しないので、裏神話のクアンスティータに兄弟姉妹はいません。
 そのため、裏QOHはクアースリータ以外の四つが存在しています。
 あくまでもクアースリータはクアンスティータの第一本体の双子の姉という立場なのです。
 クアースリターの代わりの存在として、裏神話でのクアンスティータの母にあたる魔女ニィナスがいます。


0682 裏歴史(うられきし)

 裏神話(うらしんわ)から受け継がれた歴史を裏歴史(うられきし)と言います。
 主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)達が活躍する表歴史(おもてれきし)の影に隠れた決して表に出ることのないとされている歴史です。
 裏歴史の規模は表歴史の20分の1ですが、一般的な存在の平均的な実力は2000万倍とされていて、表歴史の存在は裏歴史の存在にはまず勝てないとされています。


0683 魔女ニィナス(裏QOH)

 裏神話(うらしんわ)でのクアンスティータの母親にあたるのが魔女ニィナスです。
 元々、27の宇宙世界を司る要素を持っていてその内の24の宇宙世界がクアンスティータへと受け継がれたとされています。
 残り3つの宇宙世界ですが、表神話(おもてしんわ)のニナは1番の化獣(ばけもの)ティアグラ、7番の化獣ルフォス、12番の化獣クアースリータへと受け継ぎましたが、裏神話のニィナスは自身が保有しています。


0684 二重宇宙世界(にじゅううちゅうせかい)

 表神話(おもてしんわ)の魔女ニナと裏神話(うらしんわ)の魔女ニィナスから24ずつ宇宙世界を引き継いでいるクアンスティータの宇宙世界は1番の化獣(ばけもの)ティアグラ、7番の化獣(ルフォス)、12番の化獣クアースリータの宇宙世界と違い、二重構造になっています。
 そのため、クアンスティータの所有している24の宇宙世界は別名として二重宇宙世界(にじゅううちゅうせかい)とも呼ばれています。
 クアンスティータの宇宙世界はそれだけ特別であるという事でもあります。


0685 11極頂(きょくちょう)

 裏神話(うらしんわ)、裏歴史(うられきし)において、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを別基準としてそれを抜かしての11の頂点の存在を11極頂(きょくちょう)と呼んでいます。


0686 抜偉(ぬい)

 裏神話(うらしんわ)での神や悪魔にあたる存在が抜偉(ぬい)という存在です。
 神や悪魔も存在しているのですが、抜偉にその存在感を奪われている感じになっています。
 裏神話の神や悪魔は抜偉にお伺いを立ててその威光を示すという形になっています。
 裏神話、裏歴史(うられきし)には表神話、表歴史には存在ない常識などが多々あります。


0687 デス・シーフ

 遺体から生前有していた能力を抜き取って自分のものにする存在をデス・シーフと呼びます。
 デス・シーフはかなりの数が居ますが、自分のスペック以上の能力を手にして命を落とす事も多く、命がけの能力者でもあります。


0688 アイドル勇者、アイドルボス

 アイドルと勇者、アイドルとボスを合わせたような存在がアイドル勇者、アイドルボスと呼ばれる存在です。
 通常の勇者と違いファンから多大なサポートを受けて勇者活動をするのがアイドル勇者、同じように、支配者として君臨しているのですが、強制ではなく、ファンに持ち上げられてボスとして君臨しているのがアイドルボスです。
 どちらも歌などのコンサートを開くなどしてファンとの交流も盛んです。
 ですが、どちらの存在も本来の勇者、ボスからは煙たがられていて、暗殺されるという事も珍しくない状況です。


0689 聖女フェリシーと純真騎士団(じゅんしんきしだん)

 純真無垢なまま死亡したとされる聖女フェリシーという乙女が存在していました。
 フェリシーの死後、彼女の思いを残した日記に従い行動をする純真騎士団(じゅんしんきしだん)という組織が設立されました。
 フェリシー亡き後も純真騎士団の精力は増しています。
 彼女の思いを叶えるために、立ち上がる者が多いのです。


0690 挑戦士(ちょうせんし)

 裏歴史(うられきし)においては勇者という言葉は存在しますがあまり一般的ではありません。
 勇気を示すのが勇者であるとすれば、同じ様な意味として、考えられているのが裏歴史では挑戦士(ちょうせんし)というが一般的です。
 自分より強いとされる存在に挑戦するという所から挑戦士と呼ばれます。


0691 裏地球(うらちきゅう)ハイマート、ローディナ、パトリア

 裏歴史(うられきし)には主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)達の故郷の星、セカンド・アースに当たる星は存在しません。
 ですが、セカンド・アースの元になった地球の裏歴史バージョンは存在します。
 地球の歴史とは異なる歴史を紡いでいる裏地球ですが、便宜上表歴史からそう呼んでいるだけで、実際には別の名前で呼ばれています。故郷を意味するハイマート、ローディナ、パトリアの三つです。
 つまり、表歴史の地球にあたる星は三つ存在するという事になっています。


0692 オール・オリジン・ボックス(裏QOH)

 裏QOHの一つとして考えられているのが、オール・オリジン・ボックスの中味です。
 中に何が入っているかは不明で、その中に入っているものが裏QOHであり、それを従わせる事で裏QOHとしての力を得られるとされています。


0693 デュアスィの契約者(裏QOH)

 化け狐狸(こり)デュアスィと契約した者が裏QOHの一名と数えられます。
 デュアスィに認められている間が裏QOHでいられる時間になります。
 そのため、何代も代替わりをします。


0694 デュアスィ

 元々は出汁(だし)から変化した名前のデュアスィは裏歴史に唯一存在する化け狐狸(こり)という生き物です。
 大変気まぐれで誰を気に入るか解りません。
 ただし、デュアスィに気に入られると一気に裏QOHの一角として数えられるだけの力を手にする事ができるとされています。


0695 髭翁(ひげおきな)の唯一家族(ゆいいつかぞく)(裏QOH)

 天涯孤独の髭翁(ひげおきな)という好々爺(こうこうや)がいます。
 その髭翁の唯一の家族として認められた者が裏QOHの一角に数えられる力を得るとされています。


0696 髭翁(ひげおきな)

 家族になった者に裏QOHとなる力を与えられる力を持った謎の好々爺(こうこうや)です。
 正体は髭の生えたおじいさんという事以外誰にもわかっておらず、どこの誰が髭翁(ひげおきな)であるかは不明とされています。


0697 スペルマシン

 ファーブラ・フィクタに伝わる呪文を原動力としたマシンの事を指します。
 様々なタイプが存在し、一般的にもなっています。


0698 謎のカーテン

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説で、謎の何かを隠す謎のカーテンというものが存在します。
 そのカーテンを覗くと謎が噴き出してくるとされています。


0699 極強制(きょくきょうせい)カード

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで極強制(きょくきょうせい)カードというカードを受け取ると本人の意思を無視して、そのカードに書かれてを実行してしまう恐ろしいカードです。
 強い存在ではカードの強制力に抵抗する事もできますが、人間ではまずあらがえないだろうとされています。


0700 七面ダイス

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで見た目は六面ダイス、つまりサイコロと一緒ですが、七面目を見た者には不幸か奇跡のどちらかが起きるとされています。


0701 予言者プロフィット・バニー

 謎に包まれたバニーガールのコスチュームを着た女性を予言者プロフィット・バニーと呼びます。
 突然、現れて、謎の予言を残し、消える正体不明の存在です。
 正体は裏神話(うらしんわ)、裏歴史(うられきし)の11極頂(きょくちょう)の一角で、予言した後、自分で自分の予言を叶えているという説もあります。


0702 キャラクターの名前

 ファーブラ・フィクタの作中で使われているキャラクターの名前ですが、一部、わざと文字の順番を変えているキャラクターがいます。
 それは、ラスラスボス、クアンスティータ・テレメ・デの影響として、名前にも影響があるという設定なのです。
 クアンスティータももちろん名前の順番を入れ替えて作った名前で、元々はラテン語で【量】を意味する【クアンティタース】という言葉の順番を代えてちょちょいのよったろーのオリジナルの名前を作っているのです。
 【量】とペアは【質】だという事で【クアーリタース】というラテン語の順番を入れ替えた名前のクアースリータが姉という立場にいます。
 テレメ・デは【デタラメ】という意味から作っていますので、クアンスティータ・テレメ・デに近い立場にいるもの程、この法則で名前を作っています。
 また、もう一つ法則があって、まだ、表にあまり出てきていませんが、回文で作っている法則の名前も出てくる予定です。
 それはクアンスティータの所有する宇宙世界の奥にいる存在の名前でもあります。
 さらに、もう一つ法則があって、全くのデタラメで作っている名前も出番を控えています。
 後、もう一つ法則があって、意味のある文章から1字か2字、文字を抜いて名前にするという法則もあります。
 ファーブラ・フィクタの世界には通常の意味のある名前の他に、全く違う名前も存在するという事ですね。


0703 ハイパースペースランカー

 クアンスティータや総全殿堂、QOH、bQ、bRを自称する者達等の例外を全て省いた宇宙で一番強い者を決めるランキング制度をハイパースペースランキングと言います。 最強であるクアンスティータ達を省いているので、本当の意味では最強とは呼べませんが、クアンスティータ達は別格扱いとなっていますので、外して考えられています。
1位から1万位までがランキングに載り、そのランキングに載っている存在をハイパースペースランカーと呼びます。


0704 イディル(11極頂)

 予言者プロットバニーの正体ではないかと言われているのが、この11極頂(きょくちょう)の一名、イディルです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 イディルの特徴としては、無数の身体を持っていて、本体を移す事ができるとされています。
 プロットバニーは最下級の身体とされていて、身体のランクも最上級のファーストボディから最下級のテンスボディまでの10ランクあるとされています。
 上位の身体になる程、その個数は減るため、滅多に上位の身体に本体を移す事はありませんが、ファーストボディのイディルは11極頂の一角に数えられる程の力を得るとされています。


0705 ミニョ(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、ミニョです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 ミニョの特徴としては、無数のぬいぐるみを持っています。
 そのぬいぐるみが1つ無くなると代わりに途轍もない強い存在を1名産み出すという造物主タイプの存在です。
 ぬいぐるみはミニョが愛着を持っているほど、強い存在を産み出す事ができるとされていて、ミニョが最も可愛がっているぬいぐるみを消した時、11極頂としてふさわしい存在が出てくるとされています。


0706 レシナサオン(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、レシナサオンです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 レシナサオンの特徴としては、普段は大人しい少年の姿をしています。
 ですが、彼がストレスを感じ、生きることを諦めた時、11極頂に値する怪物の姿に転生します。


0707 シーリヌイ(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、シーリヌイです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 シーリヌイの特徴としては、シーリヌイを名乗る者は複数存在します。
 11極頂としての力はたった1名のみが保有しています。
 ただ、この力は譲渡できるので、一定期間でその複数のシーリヌイが力をシェアしています。


0708  ラツフォル(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、ラツフォルです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 ラツフォルの特徴としては、強い者を惹き付けるもの凄い強いフェロモンを持っているという事です。
 ラツフォルを守らせる惹き付けられた者に力を譲渡し、その惹き付けられた者の中には11極頂に数えられる力を与えられた者もいます。


0709  ブエニーシ(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、ブエニーシです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 ブエニーシの特徴としては、蛇の様に脱皮するという事です。
 脱皮する毎に力を増し、一番奥の身体は11極頂に選ばれるだけの力をもっているという事になっています。


0710  シャハル(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、シャハルです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 シャハルの特徴としては、本当の姿を誰にも見せていないという事です。
 常に幻影を身にまとっていて、見る度に姿が変わっています。
 本当の姿になった時、11極頂としての力を発揮すると言われています。


0711 サピエス(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、サピエスです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 サピエスの特徴としては、知識の11極頂という事です。
 サピエスは11極頂としてふさわしいだけの知識を持っています。


0712 プディジヨーゾ(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、プディジヨーゾです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 プディジヨーゾの特徴としては、プティジヨーゾ自身ではなく、プティジヨーゾの居る空間がプティジヨーゾを守るための力を得てプティジヨーゾを守るという事です。
 プティジヨーゾが移動するとその空間も移動することになります。
 プティジヨーゾは11極頂としての力を持った空間に守られている存在であると言えます。


0713 エセレント(11極頂)

 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、エセレントです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 エセレントの特徴としては、エセレントの髪の中にアイテムを隠しているという事です。
 11極頂としての力はそのアイテムの力で得ています。
 そのアイテムには名前が無く、代わりに所有者の名前を取ってエセレントのアイテムと呼ばれています。
 エセレントのアイテムは丸い宝玉のようなものです。


0714 ラプロン(11極頂)
 
 この11極頂(きょくちょう)の一名とされているのが、ラプロンです。
 11極頂は裏神話(うらしんわ)・裏歴史(うられきし)で、裏総全殿堂(うらそうぜんでんどう)、裏QOHを外した11の頂点を指します。
 ラプロンの特徴としては、特徴が代わるという事です。
 食べ物でそれを食べた者がラプロンと呼ばれた時もあれば、汗から抜け出て、服などのアイテムに替わりそれを着た者がラプロンと呼ばれたり、一定の期間で特徴が代わるという特徴を持っています。


0715 裏超例外指定(うらちょうれいがいしてい)

 表の世界に超例外指定(ちょうれいがいしてい)という通常の基準から外れた存在がいるように裏神話(うらしんわ)、裏歴史(うられきし)にも通常の基準から外れた存在がいます。
 表裏にかかわらず、一番上がクアンスティータを含む表・裏の総全殿堂(そうぜんでんどう)でその下が表・裏のQOH、と続きますが、超例外指定はここの順位に割り込む存在がいます。
 裏超例外指定(うらちょうれいがいしてい)の場合もいくつか存在し、代表的なものはクアンスティータに関わる存在を指します。
 クアンスティータはその関係者も含めて(表・裏)総全殿堂の第一位という事になっていますが、別の考え方ではそれは別に考えるという見方もあります。
 そのため、序列が確定せず、超例外指定とされることになります。
 主な例をあげれば、裏神話、裏歴史では、クアンスティータ・フレンズ、クアンスティータパーティー、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)等のクアンスティータ以外からの関係者、クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)、クアンスティータ退界存(たいかいそん)等の元々クアンスティータに含まれていたものから別れた存在、完全消滅認定を受けた完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)の3タイプがそれにあたります。


0716 クアンスティータ・パーティー

 裏超例外指定(うらちょうれいがいしてい)の一つとされているのが、クアンスティータの仲間というくくりのクアンスティータ・パーティーになります。
 これはクアンスティータのためだけに存在しているパーティーなので、クアンスティータに含むという考え方とそうでない考え方が存在します。
 クアンスティータ・パーティーは13名が存在しています。
 クアンスティータ・パーティーはAB二つのグループが存在します。


0717 クアンスティータ・フレンズ(てぃーたのお友達)

 裏超例外指定(うらちょうれいがいしてい)の一つとされているのが、クアンスティータのお友達というくくりのクアンスティータ・フレンズ(てぃーたのお友達)になります。 これもクアンスティータのために存在しているようなものなので、クアンスティータに含むという考え方とそうでないという二つの考えが存在します。
 クアンスティータ・フレンズは3名が存在しています。


0718 クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)

 裏超例外指定(うらちょうれいがいしてい)の一つとされていて、殆ど、クアンスティータと同一の存在とされているのがクアンスティータ属性存(ぞくせいそん)になります。
 単純なイメージで書けば、別世界のクアンスティータが同じ世界に存在している様なものになります。
 強さは本物と異なりますが、別世界でみれば、これらも同じクアンスティータと呼んで良い存在になります。
 クアンスティータ属性存は側体13本体4つを持つ者が2名、本物と同じ様に側体17本体7つを持つ者が1名の合計3名存在します。


0719 アダルグ(クアンスティータ・パーティーAグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、アダルグです。
 Aグループであるという事以外解っていません。


0720 ヴァエツ(クアンスティータ・パーティーAグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、ヴァエツです。
 Aグループであるという事以外解っていません。


0721 マーア(クアンスティータ・パーティーAグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、マーアです。
 Aグループであるという事以外解っていません。


0722 ツァミーク(クアンスティータ・パーティーAグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、ツァミークです。
 Aグループであるという事以外解っていません。


0723 レゼット(クアンスティータ・パーティーAグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、レゼットです。
 Aグループであるという事以外解っていません。


0724 ルルカキオ(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、ルルカキオです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0725 スビー(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、スビーです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0726 リンタトーン(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、リンタトーンです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0727 アハルイケリオブ(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、アハルイケリオブです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0728 アルケノーグ(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、アルケノーグです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0729 グランペテアム(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、グランペテアムです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0730 イクスィグヘラム(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、イクスィグヘラムです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0731 フェルース(クアンスティータ・パーティーBグループ)

 クアンスティータ・パーティーの1名とされているのが、フェルースです。
 Bグループであるという事以外解っていません。


0732 ジヴェイウアス(クアンスティータ・フレンズ)

 クアンスティータ・フレンズの1名とされているのが、ジヴェイウアスです。
 正体は解っていません。


0733 アーリゴーヒャ(クアンスティータ・フレンズ)

 クアンスティータ・フレンズの1名とされているのが、アーリゴーヒャです。
 正体は解っていません。


0734 ハイエリーグ(クアンスティータ・フレンズ)

 クアンスティータ・フレンズの1名とされているのが、ハイエリーグです。
 正体は解っていません。


0735 チストカリーヴァ(クアンスティータ属性存(ぞくせいそん))

 別世界のクアンスティータとも言うべき存在、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)の1名に数えられているのが、チストカリーヴァです。
 13の側体、4つの本体を持ちますが、宇宙世界は持っていません。
 代わりに宇宙世界の勢力に匹敵するだけの勢力を所有しています。


0736 クアティンタ(クアンスティータ属性存(ぞくせいそん))

 別世界のクアンスティータとも言うべき存在、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)の1名に数えられているのが、クアティンタです。
 13の側体、4つの本体を持ちますが、宇宙世界は持っていません。
 代わりに宇宙世界の勢力に匹敵するだけの勢力を所有しています。


0737 クヴァンテティート(クアンスティータ属性存(ぞくせいそん))

 別世界のクアンスティータとも言うべき存在、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)の1名に数えられているのが、クヴァンテティートです。
 本物のクアンスティータ同様に17の側体、7つの本体を持ちますが、宇宙世界は持っていません。
 代わりに宇宙世界の勢力に匹敵するだけの勢力を所有しています。


0738 世界観上のラスボス

 ファーブラ・フィクタという物語は無数の物語の集合体です。
 ラスボスはもちろん、クアンスティータですが、ファーブラ・フィクタの世界上にある全ての物語がクアンスティータを目指す訳ではありません。
 物語の世界観上の頂点にクアンスティータが存在すると定義づけしているのであれば、何もクアンスティータを目指す必要はありません。
 クアンスティータは所詮、雲の上の存在と考えて、その世界観上でもっと格下のラスボスを目指す物語も存在します。
 クアンスティータと関わらず、ファーブラ・フィクタの世界観上の物語でありながら、別のラスボスが存在する場合もありますので、そのラスボスの事をストーリーラスボスと呼びます。


0739 クアンスティータ・ゼロ

 ファーブラ・フィクタの世界において、最強を目指すので有れば、ラスボス、クアンスティータという存在は目の上のたんこぶ、超えたくても超えられない壁として立ち塞がります。
 そんな中で、クアンスティータが存在しなかったら、もっと脚光を浴びる存在もいるのにという考え方もうまれます。
 そういうクアンスティータが存在していなければという考え方をクアンスティータ・ゼロと呼びます。
 後ろ向きな考えですが、覇権を目指す者にとっては1つの夢でもあります。


0740 芦柄 涼至(あしがら すずし)

 ファーブラ・フィクタの主人公、長男、芦柄 琴太(あしがら きんた)、次男、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)、三男、芦柄 導造(あしがら どうぞう)と義兄弟になっているのが四男、芦柄 涼至(あしがら すずし)と五男、芦柄 徹吾(あしがら てつご)です。
 吟侍、琴太、導造ほど、メジャーな冒険ではありませんが涼至もまた冒険者でもあります。
 幼い頃、他の友達と同様に絶対者アブソルーター達に攫われてしまい、奴隷として、四連星の一つ、惑星テララにつれて来られましたが、単独で脱出し、別の冒険をしています。


0741 芦柄 徹吾(あしがら てつご)

 ファーブラ・フィクタの主人公、長男、芦柄 琴太(あしがら きんた)、次男、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)、三男、芦柄 導造(あしがら どうぞう)と義兄弟になっているのが四男、芦柄 涼至(あしがら すずし)と五男、芦柄 徹吾(あしがら てつご)です。
 吟侍、琴太、導造ほど、メジャーな冒険ではありませんが徹吾もまた冒険者でもあります。
 幼い頃、他の友達と同様に絶対者アブソルーター達に攫われてしまい、奴隷として、四連星の一つ、惑星イグニスにつれて来られましたが、単独で脱出し、別の冒険をしています。


0742 雷の惑星トニトルス

 芦柄 涼至(あしがら すずし)が惑星テララに攫われてから脱出した時に逃げ込んだ星が雷の惑星トニトルスです。
 惑星トニトルスは元々、ファーブラ・フィクタ星系にある土の惑星テララ、火の惑星イグニス、水の惑星アクア、風の惑星ウェントス、光の惑星ルーメン、闇の惑星テネブライと共にありましたが、謎の惑星ファーブラ・フィクタが出現した事によって、はじき出された惑星です。
 涼至は惑星テララに惑星トニトルスが最も近づいたタイミングに合わせて絶対者達の使っていた宇宙船を奪って脱出し、たどり着きました。
 惑星トニトルスは漂流惑星となってしまったために、ファーブラ・フィクタ星系を離れる事になってしまいました。


0743 生きた惑星、惑星命(わくせいめい)ムンドゥス

 ファーブラ・フィクタ星系に居た、巨大生命体が惑星命(わくせいめい)ムンドゥスです。
 生きている生命体でありながら、惑星でもある超巨大な生命惑星です。
 ファーブラ・フィクタ星系を元々根城にしていましたが、謎の惑星ファーブラ・フィクタの誕生に恐怖を覚え、ファーブラ・フィクタ星系を離れました。
 その時、火の星イグニスを通り、芦柄 徹吾(あしがら てつご)を攫っていきました。
 徹吾は惑星命ムンドゥスの中で生きていく事を強いられたのです。


0744 宝物者(ほうぶつしゃ)トレジャリアン

 ファーブラ・フィクタ星系を離れる事になった雷の惑星トニトルスはその星を支配していた絶対者アブソルーターが弱体化します。
 理由は加護を受けていた神御(かみ)、悪空魔(あくま)、化獣(ばけもの)から離れすぎたためです。
 その弱体化した絶対者達を絶滅させて、代わりに支配体制を取ったのが、王宝具(おうほうぐ)を身体に埋め込んだ生命体、宝物者(ほうぶつしゃ)トレジャリアン達です。
 芦柄 涼至(あしがら すずし)はこの宝物者達に立ち向かって行く事になります。


0745 王宝具(おうほうぐ)

 宝物者(ほうぶつしゃ)トレジャリアン達が身体に埋め込んでいる能力を司る宝物の事です。
 宝物者トレジャリアン達はこの王宝具を多く埋め込んでいる程、多くの力を使えます。
 そして、よりよい王宝具を求めて、宇宙を旅しています。


0746 宝物王(ほうぶつおう)

 宝物者(ほうぶつしゃ)トレジャリアン達の中でも特に強い力を持った5名を宝物王(ほうぶつおう)と呼んでいます。
 現在の雷の惑星トニトルスはこの5名の宝物王達が支配しています。


0747 マインドルーム族

 惑星命(わくせいめい)ムンドゥスに住んでいる主要生命体がマインドルーム族です。
 普段の見た目は普通の人間の様な姿ですが、心の中に部屋を持っていて、そこに本来の姿が隠れ住んでいるという種族です。
 見た目が人間の様な姿は本体が隠れるための殻のようなものに過ぎません。
 本体の方のバリエーションは同じマインドルーム族の中でも千差万別であるとされています。


0748 ミストレスマザー

 マインドルーム族を産める特別なマインドルーム族がミストレスマザーと呼ばれています。
 101名いるとされていて、惑星命(わくせいめい)ムンドゥスにいるマインドルーム族はこのミストレスマザーが惑星命ムンドゥスとの間にもうけた子供です。


0749 エトセトラ

 たくさんの子供を産み落とす事ができる101名のミストレスマザーの中で、たった1名、処女であり、まだ、マインドルーム族を産み落としていない者がいます。
 その名前がその他を意味するエトセトラです。
 芦柄 徹吾(あしがら てつご)とは気になる関係です。


0750 エレオノール・デュラフォア

 芦柄 涼至(あしがら すずし)が土の惑星テララを脱出する時に一緒に雷の惑星トニトルスに連れてきた少女の名前がエレオノール・デュラフォアになります。
 涼至が奴隷としてセカンド・アースから攫われて来たように、彼女もまた、他の星から奴隷として連れてこられた存在です。
 エレオノールは自分の名前も何もかも解らない状態だったため、涼至が勝手につけた名前です。
 元々、セカンド・アースに居た頃、孤児院セント・クロスで人名字典で自らの名前を決めていた涼至ですが、幼かった彼は同時に将来の結婚相手の名前も探していました。
 実際には相手には既に名前があるのは殆ど当たり前なので、意味の無い行為でしたが、彼女は名前も解らないと言うことでその時考えた名前をつけました。
 記憶障害になっていて素性が何も解らない謎の少女です。


0751 お菓子職者(かししょくしゃ)ヴラジェナ

 ラスボス、クアンスティータの24の宇宙世界を管理する管理者をオルオティーナと呼びます。
 オルオティーナはクアンスティータの乳母を務め、お目付役としてもその立場を確立しています。
 そのオルオティーナ以外にもクアンスティータの教育係として、権力を得た存在がいます。
 それが、ヴラジェナです。
 彼女はオルオティーナの様な由緒正しき強者ではなく、元々はお菓子を司る神くずれでした。
 ですが、お菓子作りの才能を見込まれてクアンスティータの教育者としての立場を得ました。
 クアンスティータの胃袋を捕まえたとは言え、クアンスティータ自身もヴラジェナの作る特殊なお菓子を作る事ができるため、その立場は大変微妙であると言えます。
 そのため、クアンスティータによる圧倒的な権力の保身のために、教育係も買って出る事になりました。
 クアンスティータの権力にしがみつこうという気持ちは半端ではなく、自分の立場を脅かすような危険のありそうな存在は片っ端から嫌悪の対象となります。
 そのため、比較的好意的なオルオティーナと違い、クアンスティータに気に入られている主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)やヒロインのカノン・アナリーゼ・メロディアスに対して、強い敵対心を持っています。
 ですが、表向き、排除に動けば、クアンスティータの逆鱗に触れないとも限らないので、動けずにいるという存在です。


0752 完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ)

 表と裏の総全殿堂(そうぜんでんどう)とQOHに割り込む実力のあるという事はただごとではされません。
 それだけ特別な存在であるという事です。
 そのため、3タイプの超例外指定を除き、基本的に存在しません。
 その内の1タイプがクアンスティータの関係者となったクアンスティータ・フレンズ、クアンスティータパーティー、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)、2タイプ目が完全消滅認定を受けた完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)、3タイプ目が元々、クアンスティータに含まれていたものから何らかの理由で別れたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)、クアンスティータ退界存(たいかいそん)で、いずれの数もごく少数です。
 完全消滅認定者は唯一、クアンスティータと全く関係ない存在です。
 ですが、どうしようもないものは一つにまとめてしまおうという考えがあって、クアンスティータと関わらないでの存在は異質なものとして排除の動きがありました。
 それを逃れるために完全に消滅したという認定を受けた存在だけがクアンスティータと関わらず、その力を維持出来ることになりました。
 この完全消滅認定を受けた者の数は、たった4名だけとされています。


0753 クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)

 表と裏の総全殿堂(そうぜんでんどう)とQOHに割り込む実力のあるという事はただごとではされません。
 それだけ特別な存在であるという事です。
 そのため、3タイプの超例外指定を除き、基本的に存在しません。
 その内の1タイプがクアンスティータの関係者となったクアンスティータ・フレンズ、クアンスティータパーティー、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)、2タイプ目が完全消滅認定を受けた完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)、3タイプ目が元々、クアンスティータに含まれていたものから何らかの理由で別れたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)、クアンスティータ退界存(たいかいそん)で、いずれの数もごく少数です。
 元々、クアンスティータの一部として考えられていて別れた存在がクアンスティータ脱界者となります。
 もう一つのクアンスティータ退界存との違いはクアンスティータ脱界者の方はクアンスティータ・スペースワールドのどれかの宇宙世界での生活が肌に合わず逃げ出した存在であるという事です。
 クアンスティータ脱界者の数はたった6名とされています。


0754 クアンスティータ退界存(たいかいそん)

 表と裏の総全殿堂(そうぜんでんどう)とQOHに割り込む実力のあるという事はただごとではされません。
 それだけ特別な存在であるという事です。
 そのため、3タイプの超例外指定を除き、基本的に存在しません。
 その内の1タイプがクアンスティータの関係者となったクアンスティータ・フレンズ、クアンスティータパーティー、クアンスティータ属性存(ぞくせいそん)、2タイプ目が完全消滅認定を受けた完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)、3タイプ目が元々、クアンスティータに含まれていたものから何らかの理由で別れたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)、クアンスティータ退界存(たいかいそん)で、いずれの数もごく少数です。
 元々、クアンスティータの一部として考えられていて別れた存在がクアンスティータ退界存となります。
 もう一つのクアンスティータ脱界者との違いはクアンスティータ退界存の方はクアンスティータ・スペースワールドのどれかの宇宙世界での生活から独自の生活を選び、クアンスティータの保護を離れる選択をした者を言いますので、クアンスティータ脱界者よりも格上であるとされています。
 クアンスティータ退界存の数はたった3名とされています。


0755 コナハツラハー(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))

 完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)の一名がコナハツラハーになります。
 コナハツラハーというのは完全消滅認定前の名前で現在は名前はありません。
 消えそうな微妙な形で存在しています。


0756 ビッヒキユム(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))

 完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)の一名がビッヒキユムになります。
 ビッヒキユムというのは完全消滅認定前の名前で現在は名前はありません。
 消えそうな微妙な形で存在しています。


0757 オーツィマコム(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))

 完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)の一名がオーツィマコムになります。
 オーツィマコムというのは完全消滅認定前の名前で現在は名前はありません。
 消えそうな微妙な形で存在しています。


0758 イマスイントゥイツヤ(完全消滅認定者(かんぜんにんていしょうめつしゃ))

 完全消滅認定者(かんぜんしょうめつにんていしゃ)の一名がイマスイントゥイツヤになります。
 イマスイントゥイツヤというのは完全消滅認定前の名前で現在は名前はありません。
 消えそうな微妙な形で存在しています。


0759 スードルドース(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから逃げ出してきたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)の一名がスードルドースです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。


0760 ラクリマリクラ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから逃げ出してきたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)の一名がラクリマリクラです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。


0761 アニマニア(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから逃げ出してきたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)の一名がアニマニアです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。


0762 ウォークスクーウォ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから逃げ出してきたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)の一名がウォークスクーウォです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。


0763 ゲミトゥストゥミゲ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから逃げ出してきたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)の一名がゲミトゥストゥミゲです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。


0764 カースススーカ(クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから逃げ出してきたクアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)の一名がカースススーカです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。


0765 エクエスエクエ(クアンスティータ退界存(たいかいそん))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから理由があって離れる事を選択したクアンスティータ退界存(たいかいそん)の一名がエクエスエクエです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。
 クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)よりは格上です。


0766 ルイーナーイル(クアンスティータ退界存(たいかいそん))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから理由があって離れる事を選択したクアンスティータ退界存(たいかいそん)の一名がルイーナーイルです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。
 クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)よりは格上です。


0767 メモリアリモメ(クアンスティータ退界存(たいかいそん))

 クアンスティータ・スペースワールドの一つから理由があって離れる事を選択したクアンスティータ退界存(たいかいそん)の一名がメモリアリモメです。
 元々、クアンスティータの宇宙世界にいたので、回文のような名前になっています。
 クアンスティータとの関係を断ち切った形になっていますので、力は極端に落ちていますが、それでも相当強いです。
 クアンスティータ脱界者(だっかいしゃ)よりは格上です。


0768 クアンスティータ・ゼロ・ワールド

 そのあらゆる全てが完全消滅認定を受けて、クアンスティータのレーダーに引っ掛からないようにした世界をクアンスティータ・ゼロ・ワールドと呼びます。
 世界構築事態にクアンスティータの概念を全く入れないという事で成立させている世界です。
 そのため、三四界等にも含まれず、世界という認識ではない世界モドキです。
 この世界モドキは無数に存在しますが、どの世界もその世界からパワーが漏れない様にしています。
 パワーが漏れるという事は存在するという事ですので、消滅の危機を意味します。


0769 妖権化(ようごんげ)

 クアンスティータ・ゼロ・ワールドでボスの役割を果たしているのは妖権化(ようごんげ)と呼ばれる存在となります。
 クアンスティータ・ゼロ・ワールド内においては無類の強さを示します。
 ただ、その力が外の世界に漏れるのを極端に恐れます。


0770 歴史破壊(れきしはかい)

 クアンスティータ誕生で懸念されている恐怖の一つが歴史破壊(れきしはかい)です。
 クアンスティータの影響で、それまで積み上げて来た歴史が破壊されるという現象です。
 例えば、AさんとBさんの間にCさんという子供がいた歴史が次の瞬間、Cさんという子供は存在しないで、AさんはDさんとの間にFさんという子供をBさんはEさんとの間にGさんという子供がいる歴史にすり替わり、次の瞬間にはAさんもBさんも存在していない、更に次の瞬間にはCさんとEさんの間にAさんが産まれていた等の存在の関係などがぐちゃぐちゃになり今までの積み上げられて来た歴史そのものが崩壊する現象を言います。
 実際にはクアンスティータが誕生してもそれは起きませんが、暗に、クアンスティータの奥の部分が噂として出てきたという事でもあります。
 クアンスティータの奥の部分ではあり得てもなんらおかしくない現象だからです。


0771 果使(かし)

 ファーブラ・フィクタの世界において、宇宙の最果てからの使いとされているのが果使(かし)と呼ばれる存在です。
 宇宙の果てには最果深奥(さいかしんおう)と呼ばれる存在があり、その使いだとされています。


0772 最果深奥(さいかしんおう)

 ファーブラ・フィクタの世界において宇宙の最果てで歴史を見守る存在の事です。
 超高度な存在なのですが、クアンスティータなどの力はなく、遠くから見守る存在でもあります。
 何をするでもなく、遠くから事の成り行きを見続ける存在です。


0773 不可思議(ふかしぎ)の海

 最果深奥(さいかしんおう)の回りに漂っているとされている謎の海を不可思議(ふかしぎ)の海と呼びます。
 万物の元になる海だとも言われていますが、詳しい事は解っていないとされています。
 最果深奥が何もしない存在なので、宇宙最大の無用の長物とも呼ばれています。


0774 黒羽根(くろばね)

 ファーブラ・フィクタの世界において、突然、現れる真っ黒な羽根を黒羽根(くろばね)と呼びます。
 黒羽根は誰かに取り憑いて悪さをするとされています。


0775 黒羽根魔王(くろばねまおう)

 ファーブラ・フィクタの世界において、邪悪な黒羽根(くろばね)を撒き散らす存在が黒羽根魔王(くろばねまおう)と呼ばれている都市伝説です。


0776 世界他外(せかいたがい)、偉唯位場(いゆいば)、何抜違至(かぬいし)

 父、怪物ファーブラ・フィクタも恐れた最強の化獣(ばけもの)クアンスティータには底なしの秘密が隠されています。
 ラスボスである13番の化獣クアンスティータは7つの本体と17の側体で一つずつ、合計24の二重宇宙世界(にじゅううちゅうせかい)を所有しています。
 ですが、世界の様な場所、位置の所有はそれだけではありません。
 世界の様なものを他に3種類所有しています。
 その内の一つが、24の世界他外(せかいたがい)です。
 これは存在する者達が居る場所のようなものであって世界という概念ではありません。
 ここまで来ると主人公である芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)も届かない足の踏み入れられない領域となってきます。
 父である怪物ファーブラ・フィクタがそれに気づき、何とか名前で残したという事であり、想像すら及ばない領域となります。
 それ以外の二つを偉唯位場(いゆいば)、何抜違至(かぬいし)と呼んで、それぞれ24ずつあるとしています。
 ここまで来ると怪物ファーブラ・フィクタの想像力さえ上回るので、理解できない領域であると言えます。


0777 変様何(へんようか)

 ラスボス、クアンスティータの所有する宇宙世界に住む超越した存在を【よそもの】と呼びますが、怪物ファーブラ・フィクタは宇宙世界以上の世界の様な場所、世界他外(せかいたがい)、偉唯位場(いゆいば)、何抜違至(かぬいし)にいる何かを【【よそもの】ですらない何か】と定義しています。
 【【よそもの】ですらない何か】では長いので、仮の言葉として変様何(へんようか)とつけています。
 正式には【よそものですらない変様何】ですが、省略して変様何(へんようか)と怪物ファーブラ・フィクタは呼んでいます。
 ここまで来ると全く届かない領域なので、全部ひっくるめて【変様何】と呼んでいます。
 ラスボス、クアンスティータと関わるという事はその届かない何かも出てくる事があるので、完全不動の最強者として君臨し続ける事ができます。


0778 キャリア・フロント・バックのプロフィール

 地球圏出身の天使と悪魔の間の子供とされる少女がキャリア・フロント・バックになります。
 地球圏を追われ、ファーブラ・フィクタ星系にたどり着いた時、クアンスティータを更なる強大な力にする因果律を持っているとして、神と悪魔の手により、光の惑星ルーメンと闇の惑星テネブライの無限ループに閉じこめられました。
 その後、Fを名乗る、怪物ファーブラ・フィクタの手により、ハート型のハイロゥにパワーを送り込まれ、ギリギリ苦戦するけど、生き残れるだけの力を与えられます。
 まだ、自身が何者か解っていませんが、天使と悪魔という要素以外に第三の要素を持っていて、それがハイロゥの中に収まっています。
 怪物ファーブラ・フィクタはそのハイロゥに刺激を与えるために、キャリアにパワーを送り込みました。


0779 如真(にょじん)、偉帝(いてい)

 光の惑星ルーメンに存在している神より権威は劣りますが、絶対服従を条件に神より強い力を与えられた存在が如真(にょじん)と言い、キャリアの前に立ち塞がる壁となります。
 それより、若干力の劣る存在として偉帝(いてい)という存在も存在していて、この存在も絶対服従と引き替えに神を超える力を与えられています。
 クアンスティータに対抗出来るという事になっていますが、実際には足元にも及ばないのが現実となっています。


0780 化深(けしん)

 闇の惑星テネブライに存在している悪魔より権威は劣りますが、絶対服従を条件に悪魔より強大な力を与えられた存在が化深(けしん)と呼び、キャリアの前に立ち塞がる壁となります。
 クアンスティータに対抗できるという事になっていますが、実際には足元にも及ばないのが現実となっています。


0781 皇帝神・帝神(こうていしん・みかどがみ)

 神の中でも高貴な身分の存在です。
 光の惑星ルーメンでクアンスティータをどうするかの議題のサミットに参加します。


0782 王神竜(おうしんりゅう)

 神の力を与えられた竜です。
 光の惑星ルーメンに多く生息しています。


0783 超魔神(ちょうまじん)、絶対魔(ぜったいま)

 悪魔の中でも高貴な身分の存在です。
 闇の惑星テネブライでクアンスティータをどうするかの議題のサミットに参加します。


0784 タティー・クアスンのプロフィール

 元々はとある星に住む、ただの人間でしたが、偶然、【クアンスティータ】の名前の文字を入れ替えた【タティー・クアスン】という名前を授かり、偽者のクアンスティータとしての力を得てしまった少女です。
 他にも10名の偽クアンスティータが存在しますが、偽クアンスティータは神話の時代からその誕生を恐れられたクアンスティータに対する恐怖が力を持った存在です。
 その偽クアンスティータに流れる恐怖を具現化したエネルギーの一部がタティーの所に流れていってしまい、彼女も偽クアンスティータとなってしまいました。
 ですが、正規と言ってはなんですが、他の偽クアンスティータの様に産まれるべくして産まれた存在では無いので、クアンスティータの特徴の一つである背花変(はいかへん)の一部(真ん中)が機能していない等の不完全な部分を持っています。
 彼女のメガネに化けてる存在を中心にクアンスティータを崇拝する存在が勘違いして彼女をクアンスティータとして祭り上げています。
 彼女は戸惑いながらも偽者のクアンスティータとしての生活を余儀なくされていきます。
 そんな状態で惑星ファーブラ・フィクタに連れて来られてしまいました。
 惑星ファーブラ・フィクタは普通の存在が生活することは難しい環境の星ですが、クアンスティータの力が流れ込んでいるタティーは普通に生活する事ができます。


0785 マスコート

 タティーがメガネさんと呼んでいる存在の正体はクアンスティータへの恐怖が産んだ副産物です。
 そのため、偽クアンスティータなどの様に強大な塊は名前が有りますが、中途半端に強いパワーを持っているこのメガネのような存在は名前を持っていません。
 ただ、それらの存在は【マスコット】から訛った【マスコート】という名前で呼ばれる事もあります。
 それらの存在はみんな【マスコート】と呼ばれるので、紛らわしいとして、タティーは【メガネさん】と呼んでいます。
 マスコートの中にも様々な力の差はあり、【めがねさん】は全体的に見れば、中の上くらいの力を持っています。


0786 超特化術(ちょうとっかじゅつ)ヘッドフラッグ

 ファーブラ・フィクタのメイン主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)特有の能力です。
 クアンスティータに対抗するために、吟侍とルフォスはクアンスティータ化という結論にたどり着きます。
 自らをクアンスティータ化することによりクアンスティータに対抗できると考えたからです。
 ですが、クアンスティータの真似をしてもクアンスティータには勝てません。
 クアンスティータ化は所詮、偽クアンスティータレベル止まりで、本物のクアンスティータには届きません。
 クアンスティータに対抗するにはその先の変化が必要なのです。
 そこで、左右のこめかみの所から帯状のものが出る身体変化という新たな結論にたどり着いた吟侍はその現象を超特化術(ちょうとっかじゅつ)ヘッドフラッグと呼びました。
 これはクアンスティータの力をベースにしてクアンスティータが使わない力を持つ身体変化です。
 これはウィークポイントなどの弱い部分のレベルを下げて、逆に強い部分を引き上げるというものです。
 それで、ある部分については偽クアンスティータレベルから本物のクアンスティータレベルに近づけるという方法です。
 これは見た目は全く同じに見えますが、ヘッドフラッグ・アルファからヘッドフラッグ・オメガまでの24種類(アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、イプシロン、ツェータ、イータ、シグマ、イオタ、カッパ、ラムダ、ミュウ、ニュウ、グザイ、オミクロン、パイ、ロー、シグマ、タウ、ウプシロン、ファイ、カイ、プサイ、オメガの24種類)有り、それぞれ、強調部分と縮小部分を変化させています。
 全く同じなので、弱い部分と強い部分が解らないようにしているという事ですね。
 ですが、そこまでしてもやはり、クアンスティータには届いていないというのが現実です。


0787 ルフォスメタヘテロレーザー

 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の心臓部になっているルフォスの口から吐くレーザー光線のようなものをルフォスメタヘテロレーザーと呼びます。
 レーザーという名前がついていますが、レーザー光線とは全く異質のものです。
 ルフォスメタヘテロレーザーを浴びると原子崩壊し、特殊能力も破壊する力を持っています。破壊力だけでも最大出力では超銀河団の一つや二つは軽く吹き飛ばせる力を持つようになります。
 それでも、ラスボス、クアンスティータにはかすり傷一つつかないのが悲しい所です。


0788 クアンスティータ・サーティーンアンブレラ

 怪物ファーブラ・フィクタがクアンスティータの誕生を祝って贈った13本の傘の様なものです。
 それが何なのかはよく解っていませんが13本は13番の化獣(ばけもの)だからだとされています。


0789 クアースリータ・トゥエルブボール

 怪物ファーブラ・フィクタがクアースリータの誕生を祝って贈った12個のボールのようなものです。
 それが何なのかはよく解っていませんが12個は12番の化獣(ばけもの)だからだとされています。


0790 クアンスティータ・サーティーンオブジェクト

 魔女ニナがクアンスティータの誕生を祝って贈った13体のオブジェクトです。
 それが何なのかよく解っていませんが、13体は13番の化獣(ばけもの)だからだとされています。


0791 クアースリータ・トゥエルブペン

 魔女ニナがクアースリータの誕生を祝って贈った12本のペンのようなものです。
 それが何なのかはよく解っていませんが、12本は12番の化獣(ばけもの)だからだとされています。


0792 はちまきと吟侍のイメージ力

 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)がヘッドフラッグという切り札のイメージを浮かべるのに参考にしたイメージがはちまきです。
 動きに合わせて風に揺られるはちまきから彼はヘッドフラッグのイメージを膨らませました。
 このはちまきに限らず、吟侍は日常に使われている別の物などのイメージを変換して考える事で新たなるイメージを作り出す事に長けています。


0793 ウィニングマスター

 戦えば必ず勝てるとされている幻の存在です。
 クアンスティータ達が存在していなければ主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)がそう呼ばれたとされています。
 必ず勝てるクアンスティータは最強のラスボスと呼ばれる事はあってもウィニングマスターと呼ばれる事はありません。


0794 格別の特等席

 ファーブラ・フィクタの世界において、絶対安全地帯で世の中の情勢を見守ることができるとされる格別の特等席という場所が用意されています。
 ですが、これはクアンスティータには当てはまらないとされています。
 クアンスティータがその気になればこの格別特等席であっても安全ではないとされています。


0795 セカンドサンとセカンドムーン

 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)達の故郷の星、セカンドアースは擬似的に地球と同じ様な環境にしています。
 そのため、太陽の代わりになるセカンドサンと月の代わりになるセカンドムーンが配置されています。


0796 ファーブラ・フィクタ星系の昼と夜

 ファーブラ・フィクタ星系の土の惑星テララ、火の惑星イグニス、水の惑星アクア、風の惑星ウェントス、光の惑星ルーメン、闇の惑星テネブライにも昼と夜はあります。
 ですが、クアンスティータの影響を強く持つ謎の惑星ファーブラ・フィクタが近くにある事で、太陽に当たる星と月に当たる星が曖昧になっています。
 惑星内で見ると太陽のような星と月のような星が確認されますが、一旦惑星の外に出るとその星は存在していません。
 惑星ファーブラ・フィクタの矛盾と呼ばれる現象として各惑星では認知されています。


0797 大怪弁盗(だいかいべんとう)クイージ

 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)が視聴している宇宙ドラマが大怪弁盗(だいかいべんとう)クイージになります。
 吟侍はそのドラマに出てくる美味しそうな弁当に釘付けです。
 ドラマ自体はその美味しそうな弁当を泥棒(クイージ)がどのようにして盗むかを描いています。
 吟侍はそのドラマを見て、ふらふら〜っと間食しようと思うのです。


0798 クアンスティータの足枷

 怪物ファーブラ・フィクタはラスボス、クアンスティータにある足枷をしています。
 それは邪悪な行いをしようと思わないという心です。
 クアンスティータが邪悪な心を持って暴れればそれだけで、全てが終わります。
 それを防ぐために、怪物ファーブラ・フィクタはクアンスティータには支配欲、征服欲、破滅思想などをしないように心の調整を行ってから誕生させています。


0799 クアンスティータ・イメージゲーム

 ファーブラ・フィクタの世界において、ラスボス、クアンスティータの力は絶対的でどう転んでも勝ち目がないとされています。
 そんなこの世界の住民でもクアンスティータに勝てるかも知れないと思えるものが存在します。
 それはクアンスティータのイメージを持つキャラクターをラスボスとする特殊なゲームです。
 それはクアンスティータ・イメージゲームと呼ばれていて、プレイヤーは自身の想像力で自分の操るキャラクターを好きなようにカスタマイズすることができます。
 そう、想像力の及ぶ限り、好きなように強くイメージする事ができるのです。
 その上で作ったキャラクターで、トーナメント戦で勝ち上がって優勝すると17名の副ボスと戦う権利が得られ、17連勝すると7つの本体を持つクアンスティータをイメージしたラスボスと戦う事ができるのです。
 17名の副ボスがクアンスティータの17核の側体、7つの本体を持つラスボスがクアンスティータの7つの本体ということで、クアンスティータと戦うイメージができるというゲームです。
 あくまでもクアンスティータのイメージをつかっているだけでクアンスティータではないので、ギリギリ偽クアンスティータの網にひっかからずにすんでいるゲームです。


0800 ムノシュストゥヴィー

 クアンスティータ・イメージゲームでクアンスティータの代わりにラスボスをつとめているラスボスキャラクターです。
 第一本体がムノシュストゥヴィー・タイェムストゥヴィー(チェコ語/量・秘密)
 第二本体がムノシュストゥヴィー・ザーハドニー(チェコ語/量・不思議)
 第三本体がムノシュストゥヴィー・ヴィトゥヴォジェニー(チェコ語/量・創造)
 第四本体がムノシュストゥヴィー・ザーズラック(チェコ語/量・奇跡)
 第五本体がムノシュストゥヴィー・ザーハダ(チェコ語/量・謎)
 第六本体がムノシュストゥヴィー・プロッチュ(チェコ語/量・何故)
 第七本体がムノシュストゥヴィー・ヴィーミスル(チェコ語/量・出鱈目)
 と名前の由来は本物のクアンスティータと一緒ですが、本物がラテン語のアナグラムを使っているのに対して、こちらはチェコ語をそのままつかっています。
 本物との違いはクアンスティータにはその奥にまだまだ謎が隠されているのですが、このムノシュストゥヴィーは表層部のコピーにすぎません。
 あくまでもクアンスティータに勝てるかもしれないというイメージを得るためだけのゲームのキャラクターです。
 ですが、自由なキャラクター設定をさせていても勝てない程の無茶苦茶強大な設定になっています。
 ちなみにこのゲームのデフォルト(初期値)のプレイヤーキャラクターは主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)をイメージした至殻伎 按似(しがらぎ あんじ)となっています。
 これは芦柄 吟侍のアナグラムになっています。