世界観03目次

0401 粋佳 花翠(すいか かすい)
0402 外様(とざま)モンスターと研修願者(けんしゅうがんしゃ)
0403 絶対忠誠(ぜったいちゅうせい)
0404 ギルフォイル
0405 かかし/魔導合金兵器アバター/形状記憶異能合金疑似背花変(けいじょうきおくいのうごうきんぎじはいかへん)
0406 エル部隊
0407 圧縮ガンマレイバースト
0408 フューチャーセンチュリー/FC
0409 回復の治湯(ちゆ)
0410 幻の影三日月(かげみかづき)
0411 ファーミリアリス
0412 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の余裕
0413 全滅
0414 進化石(しんかせき)と封土(ふうど)
0415 ラゾ
0416 ミヴ
0417 カヂ
0418 リグ
0419 神話前紀(しんわぜんき)と神話紀(しんわき)と神話後紀(しんわこうき)
0420 ツェヴァ身族(ツェヴァしんぞく)
0421 ラヴァン(白)
0422 シャホール(黒)
0423 アドム(赤)
0424 カホール(青)
0425 サゴール(紫)
0426 ヤロック(緑)
0427 ツァホーヴ(黄色)
0428 フム(茶色)
0429 アフォール(灰色)
0430 シャニ(緋色)
0431 シェアスール族
0432 エアラッハ(春)
0433 サウルー(夏)
0434 フォーワル(秋)
0435 ゲブルー(冬)
0436 ワサト永族(わさとえいぞく)
0437 ワサト
0438 アマーム
0439 カルフ
0440 ヤミーン
0441 ヤサール
0442 アァラー
0443 アスファル
0444 封土族(ふうどぞく)
0445 ダスカロス
0446 ポイテーテース
0447 フェアブレッヒャー
0448 封門(ふうもん)の扉
0449 根源なる10存(じっそん)
0450 別格化粧(べっかくけしょう)
0451 片倉 那遠(かたくら なえ)
0452 レクアーレ補填体(ほてんたい)
0453 テレメ・デ歪本体(わいほんたい)
0454 クアンスティータの逆用心棒(ぎゃくようじんぼう)
0455 ブリスコラ
0456 ヴェーラ
0457 有無存超巨大釣り堀(うむそんちょうきょだいつりぼり)
0458 深真(しんま)ぬ
0459 世滅解牢(せいめっかいろう)と囚存(しゅうそん)
0460 旬存(しゅんそん)と存加工(そんかこう)
0461 存在フィッシング
0462 バトルクイーン
0463 柔豪(じゅうごう)パバハ
0464 朧道化(おぼろどうけ)
0465 究極血(きゅうきょくけつ)
0466 総全殿堂図鑑(そうぜんでんどうずかん)
0467 世代伝力(せだいでんりょく)
0468 ジュエモ、ジュエモ化(じゅえもか)
0469 フィクジュエモ
0470 実在化(じつざいか)
0471 フィクジュエモ界の最強
0472 フィクジュエモ界の最高(さいこう)
0473 フィクジュエモ界の最大(さいだい)
0474 フィクジュエモ界の最極(さいきょく)
0475 フィクジュエモ界の最絶(さいぜつ)
0476 フィクジュエモ界の最超(さいちょう)
0477 フィクジュエモ界の最謎(さいめい)
0478 フィクジュエモ界の御十家(ごじっけ)
0479 御十家(ごじっけ)01 ゼロアス・ロードマスター
0480 御十家(ごじっけ)02 ザレックス・ボーンハート
0481 御十家(ごじっけ)03 エメロア・ラストフィールド
0482 御十家(ごじっけ)04 エメローナ・トゥデイ
0483 御十家(ごじっけ)05 エメローナ・イエスタディ
0484 御十家(ごじっけ)06 エメローナ・トゥモロー
0485 御十家(ごじっけ)07 マリアリア・ラストフィールド
0486 御十家(ごじっけ)08 ザガンド・マックス
0487 御十家(ごじっけ)09 ピリオド
0488 御十家(ごじっけ)10 アナザー・エンド
0489 フィクジュエモクリエーター
0490 フィクジュエモプロジェクター
0491 フィクジュエモアニメーション
0492 イメージメーカー
0493 二大イメージメーカー1 久遠(くおん)
0494 二大イメージメーカー2 エメロディア・トライアル
0495 移界者(いかいもの)、当界者(とかいもの)
0496 究学生(きゅうがくせい)
0497 Qトップ
0498 超聖域(ちょうせいいき)
0499 超魔窟(ちょうまくつ)
0500 ウルトラ賢者ユーモア
0501 化け道化(ばけどうけ)
0502 三原強(さんげんきょう)とクアンスティータ
0503 三原強者(さんげんきょうしゃ)
0504 存位変更(そんいへんこう)
0505 クアンスティータ御用達器(ごようたつき)
0506 宇宙決算セール
0507 ラスラスボス
0508 クアースリータ12傑(けつ)
0509 クアースリータ真従臣(しんじゅうしん)21
0510 ミックス・トゥエルブとミックス・トゥエルブ総選挙
0511 新元(しんげん)
0512 原天(げんてん)、原魔(げんま)/原天魔(げんてんま)
0513 変貌器(へんぼうき)
0514 フォービドゥン・ジュース
0515 水生類(すいしょうるい)、気生類(きしょうるい)、固生類(こしょうるい)
0516 虚生類(きょしょうるい)
0517 超~核(ちょうしんかく)
0518 クアースリータ語
0519 特英知(とくえいち)の泉/ひらめきの重泉(ちょうせん)
0520 スペーストレンド
0521 スカイダンス、マリンダンス、スカイマリンダンス
0522 ぬるま湯覇者
0523 複合生命体(ふくごうせいめいたい)、複合多重生命体(ふくごうたじゅうせいめいたい)
0524 レンタルボディ
0525 三大(男装の)麗人
0526 サイコネット・アプリケーション/サイコアプリ
0527 ランダムレター
0528 果たし名刺、連名刺(れんめいし)
0529 プロフィールブック
0530 死飲会(しいんかい)
0531 1日神様
0532 ドリームトリップディスク
0533 融合Sサービス
0534 バランス・クラッシュ
0535 デビルソウルプロミス
0536 隠れ花嫁(かくれはなよめ)
0537 情報屋(じょうほうや)
0538 存在保険(そんざいほけん)
0539 ライフエナジースープ
0540 世捨て者(よすてもの)
0541 肉体交換(にくたいこうかん)
0542 珍獣移植
0543 ボスチルドレン、ブレイブチルドレン
0544 スペースファストフード店
0545 宇宙妖吹雪(うちゅうようふぶき)
0546 セント・クロス
0547 大宇宙のゴミ箱
0548 来世ブーケ
0549 スーパーパワースポット
0550 スペースコスプレイヤー
0551 聖女ネーナの伝説
0552 宇宙人
0553 テレメ・デ三竦み(テレメ・デさんすくみ)
0554 クアンスティータの名前
0555 小児子(こにこ)
0556 クアンスティータ・パール
0557 惑星再生とクアンスティータ・レクアーレ
0558 怪物大後宮(かいぶつだいこうきゅう)
0559 八闘~(はちとうじん)、八戦魔(はっせんま)
0560 攻撃効果の詰め合わせ
0561 始元老院(しげんろういん)
0562 元老始(げんろうし)、元老古(げんろうこ)
0563 移動傷(いどうしょう)
0564 留守居(るすい)リータ
0565 クアースリター
 0565−01 クアースリター・ブロプス
 0565−02 クアースリター・ケールシンス
 0565−03 クアースリター・デモストゥス
0566 クアースーリタ
 0566−01 クアースーリタ・ディラグウス
 0566−02 クアースーリタ・クスートゥム
 0566−03 クアースーリタ・スペロトートゥス・ノミール
0567 転生母体(てんせいぼたい)、転生胎児(てんせいたいじ)
0568 化獣(ばけもの)の親戚、王獣(のけもの/能獣)
0569 魔女ナァニ
0570 仮想生殖(かそうせいしょく)
0571 中心玉(ちゅうしんぎょく)
0572 1番の王獣(のけもの/能獣)オーフキア
0573 2番の王獣(のけもの/能獣)トゥエンムウング
0574 3番の王獣(のけもの/能獣)クーフス
0575 4番の王獣(のけもの/能獣)ルッケーサ
0576 5番の王獣(のけもの/能獣)クテペン
0577 6番の王獣(のけもの/能獣)ラーフィブ
0578 7番の王獣(のけもの/能獣)ウナイレス
0579 8番の王獣(のけもの/能獣)ミルアッラ
0580 9番の王獣(のけもの/能獣)トスラ
0581 10番の王獣(のけもの/能獣)ローコナ
0582 補給処置弁当(ほきゅうしょちべんとう)
0583 大流幻祭(だいりゅうげんさい)
0584 極大聖澄殿(きょくだいせいちょうでん)
0585 極大聖澄宝品(きょくだいせいちょうほうひん)
0586 消滅トンネル
0587 想鎧(そうがい)
0588 高次元コンタクト
0589 ヘビーモンスターシール
0590 季節生命体(きせつせいめいたい)
0591 幸福祝餅(こうふくしゅくもち)、不幸呪餅(ふこうじゅもち)
0592 不可思議煙(ふかしぎえん)
0593 フォルフェアフト・ラール・ウイラァ
0594 ケアルト・シィーリー・ブヌース
0595 ソシュケール・リアル・ミータスオリィーアフト
0596 フェイレ・トゥローディシュン・オーラン
0597 クヴィウート・ネツァッハ・メスカン
0598 マクスィム・メホアル・イェリダー
0599 メルフラフ・ラア・サカナー
0600 反奇跡(はんきせき)とクアンスティータ・リバースパール



ファーブラ・フィクタの世界観03


0401 粋佳 花翠(すいか かすい)

粋佳花翠 主人公芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)に近づく謎の少女です。
 粋佳 花翠(すいか かすい)という名前は誰何(すいか)という言葉から来ている偽名です。
 正体はラスボス、クアンスティータに深く関係しています。
 第二本体クアンスティータ・ルーミスの弱者の視点の結晶です。
 クアンスティータの中で唯一弱者の視点を持ったルーミスは第五本体クアンスティータ・リステミュウム、第六本体クアンスティータ・レアク・デ、第七本体クアンスティータ・テレメ・デに対してある意味自分自身であるにも関わらず恐怖を覚えます。
 その恐怖にあらがう為に別の身体を用意した姿が花翠となります。
 ルーミスの赤ちゃんの姿では動きづらいので側体のクアンスティータ達の様に、スラッと手足の伸びた年頃の娘の姿を形作りました。
 そして、人間のようであり、人間ではなく、化獣(ばけもの)とも呼びきれない強くもあり、弱くもある、奇妙な立ち位置の分身体として産み出たのが、花翠です。
 花翠は七番の化獣ルフォスと同様に吟侍に対して可能性を感じています。
 クアンスティータ・ルーミスが誕生するのは少し先ですが、過去へ渡るくらいはお手の物なので、過去に渡り吟侍の元へ近づきます。


0402 外様(とざま)モンスターと研修願者(けんしゅうがんしゃ)

 最強とされる13番の化獣(ばけもの)クアンスティータは恐れられると共に、傘下に加わりたいという者は後を絶ちません。
 未来の世界においてもそれらはたくさん存在し、グランド・スタートにおいて、ブルー・フューチャーを苦しめたエネミゴもそれに辺り、それらは外様(とざま)モンスターと呼ばれます。
 彼らはクアンスティータに絶対忠誠(ぜったいちゅうせい)を誓う代わりに異能力をたくさんもらえます。
 ですが、異能力を貰える存在はクアンスティータに信用されていません。
 本当に認められボスキャラなどで、クアンスティータのスペースワールドに迎え入れられる存在は研修願者(けんしゅうがんしゃ)と呼ばれるクアンスティータにしっかり貢献した者だけです。
 同じ、クアンスティータのスペースワールドに入れていない存在でも外様モンスターと研修願者ではいつかは入れる可能性のある研修願者の方が夢がある存在です。
 外様モンスターは体よく追っ払われた存在と言えます。
 また、外様モンスターは力があれば良いという訳ではなく、力が無くてもエネミゴの様に絶対忠誠を誓えばなることが出来ます。


0403 絶対忠誠(ぜったいちゅうせい)

 クアンスティータの忠誠を誓う行為ですが、クアンスティータに対してですから、クアンスティータの為なら死も消滅も受け入れるという事を意味します。
 一旦誓えば、その後の近いの反故は許されず、世の中に出回っているエネルギーその者が、強制執行させるために機能します。


0404 ギルフォイル

ギルフォイル ラスボス、クアンスティータのスペースワールドに入れてもらおうと行動している研修願者(けんしゅうがんしゃ)の青年です。
 準条件強者(じゅんじょうけんきょうしゃ)でもあり、普段は力はありませんが、特定の条件の下では無類の強さを発揮します。
 クアンスティータに認めてもらう近道は主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)について学ぶ事が大事だとして、吟侍の冒険についてこようとしています。
 特定の条件では吟侍をも遙かに上回る力を発揮しますが、謙虚に吟侍がクアンスティータに認められるのは別の何かがあるとして、吟侍を手本にしようと思っています。


0405 かかし/魔導合金兵器アバター/形状記憶異能合金疑似背花変(けいじょうきおくいのうごうきんぎじはいかへん)

かかし 未来の世界の一つ、グリーン・フューチャーから来た超戦士ステラは七つ道具という装備を使えます。
 七つの効果を持つドリームレインボーソードなど七つの道具が対クアンスティータ用に考え出された究極の兵器となります。
 ただし、七つ道具の内、5つは未完成で未来からの到着待ちとなっています。
 その七つの道具の代表格となっているのが通称【かかし】と呼ばれる兵器です。
 この呼び名は、元々は畑などにある【かかし】からとった隠語であり、本来の名前は形状記憶異能合金疑似背花変(けいじょうきおくいのうごうきんぎじはいかへん)と呼びます。
 長いので呼びやすさから【かかし】という言葉が使われています。
 【かかし】を量産型に変えたものを魔導合金兵器アバターとして使っていましたが、そのアバターの方の性能は【かかし】の物より数段劣ります。
 ステラはアバターを使っていましたが、過去に渡るに当たってかかしの方を使うようになりました。
 また、かかしは、クアンスティータの背中にある万能細胞、【背花変(はいかへん)】を特殊な金属で真似たものです。
 扱うのはとても難しく、グリーン・フューチャー内にまともに動かせる者は殆どいません。
 そう言った意味ではこれを使えるという事はスーパーエリートであると言えます。
 ちなみにステラ=ラエルはエリート部隊のエル部隊の一員で実力的にはbSですが、七つ道具全てを使える様になった事から総合力ではbPになりました。


0406 エル部隊

 ステラのいたグリーン・フューチャーには男性に尽くすためだけの集団としてマルチドールと呼ばれている存在がいました。
 時にはアイドル、時にはメイド、時には娼婦として何でもこなすエキスパートとされていましたが、それはクアンスティータ・リステミュウムにより、全ての生物のY染色体の破壊が行われ、男性が産まれなくなったため、貴重な男性を守るための手段として定着してしまった悪しき習慣でもあります。
 マルチドールには二つの部門があり男性を喜ばせる事を主とする愛妾部門、それを良しとしない者が選択する戦闘面に特化した戦闘部門があります。
 戦闘部門ではコードネームに【エル】のつくエリート部隊の【エル部隊】、それ以外の【イル】部隊という名前に【イル】がつく者達がいます。
 ステラはその【エル部隊】に所属していて、トップ6に入っています。
 エル部隊bPが部隊長のジュエル、bQがシエル、bRがリュエル、bTがフィエル、bUがノエルと呼ばれている少女達です。
 ステラはbSになります。
 このトップ6はステラと共に、グリーン・フューチャーチームとして過去に渡っています。


0407 圧縮ガンマレイバースト

 宇宙最大とされる爆発ガンマレイバーストを圧縮したものを指します。
 そのエネルギーは圧縮されているために、通常のものより、中心点でのエネルギーは遙かに高くなっています。
 ステラ達マルチドール戦闘部隊がこれを攻撃の手段としていましたが、過去に渡るに当たって、そのあまりにも強大なパワーであるが故に使用制限をしています。


0408 フューチャーセンチュリー/FC

 新風ネオ・エスクが居た時代を指します。
 この時代にクアンスティータ・リステミュウムが暴れてファーブラ・フィクタという物語りがスタートします。


0409 回復の治湯(ちゆ)

 ファーブラ・フィクタの世界のどこかにある温泉です。
 その湯は傷を負った者が入るとどんなに深い傷も治すという事で有名です。
 ただし、湯そのものが傷を修復するので、傷を負った者が入るとその分、湯量が減ります。
 無くなってしまったら、湯が湧いて来るまで入る事が出来ません。
 効果は自然に湧いた湯でしか効果がないのです。


0410 幻の影三日月(かげみかづき)

 ファーブラ・フィクタの世界で伝わる昼間に出る幻の三日月です。
 影三日月と言われているので、当然、黒い三日月です。
 時空が歪む不吉な象徴とされています。


0411 ファーミリアリス

 クアンスティータ誕生の際、クアンスティータとならなかった部分を集めて生み出された存在です。
 ロングヘアで、その力はクアンスティータになり損ねただけあって、圧倒的にポテンシャルが高いです。
 クアンスティータでは無いので偽クアンスティータではありません。
 複数存在し、七回産まれるクアンスティータに合わせて第一期から第七期まで存在します。
 ニナ達はクアンスティータになれなかった部分は先にはき出すので、作中ではクアンスティータよりも先に生まれます。
 ファーミリアリスは第一期がファーミリアリス・ルベル(赤)、第二期がファーミリアリス・カエルレウス(青)、第三期がファーミリアリス・フラーウス(黄)、第四期がファーミリアリス・ウィリディス(緑)、第五期がファーミリアリス・アルブス(白)、第六期がファーミリアリス・ニゲル(黒)、第七期がファーミリアリス・フクシア(桃)と母体のニナと同じ名前になっています。


0412 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の余裕

 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)は途轍もない強敵を目の当たりにしてもさして驚きません。
 それは幼い頃、ルフォスの世界で師匠ガラバート・バラガの教えを受けているからでもあります。
 ガラバートの教えでは【俺の方が強い】と言っているような奴は実は大した事ないと言っています。
 クアンスティータを例にとれば、クアンスティータ自身は実はまだ何もしていない。
 その力を恐れた回りが騒いでいるに過ぎないのだと。
 本当に強ければ主張しなくても、弱い回りが騒ぎ出す。
 だから、自分が強いと言っている者は実は大したこと無い。
 自分の力を証明する必要があるから言っているのだと言っています。
 証明する必要のある者は弱さも同時に持っている。
 そこを見極めれば倒すのはそんなに困難な事ではないとしています。
 脅威のパワーを示す敵でも冷静に見ることが出来るのも吟侍の余裕(強さ)でもあります。


0413 全滅

 ファーブラ・フィクタの世界においてたった一つの存在に全滅させられるという事は珍しい事ではありません。
 全滅に驚くような者はファーブラ・フィクタの世界では下の下とされています。


0414 進化石(しんかせき)と封土(ふうど)

 神話の時代、様々な淘汰が行われてきました。
 完全消滅にいたらなかった存在も封土(ふうど)と呼ばれる封印用の土に埋められた歴史があります。
 そんな封土から発掘されたのが、進化石(しんかせき)と呼ばれる石化した存在です。
 進化石と呼ばれるのは復活させると新たな力と身体になることからそう呼ばれています。
 四つの一族が一斉に復活するという大事故が起きて騒ぎとなります。


0415 ラゾ

 不意な事故により、蘇った進化石の一つヂグヴ族の一人です。
 神話になる時代より前の時代、神話前紀(しんわぜんき)に居た存在の一つとされています。
 異能力は突出していませんが、肉体的強さは神話後紀の存在よりも遙かに強靱です。
 強靱過ぎるが故に、消滅させることが出来ずに封じられたとされています。
 ラゾはヂグヴ族の族長でもあります。


0416 ミヴ

 不意な事故により、蘇った進化石の一つヂグヴ族の一人です。
 神話になる時代より前の時代、神話前紀(しんわぜんき)に居た存在の一つとされています。
 異能力は突出していませんが、肉体的強さは神話後紀の存在よりも遙かに強靱です。
 強靱過ぎるが故に、消滅させることが出来ずに封じられたとされています。
 ミヴはヂグヴ族の巫女でもあります。


0417 カヂ

 不意な事故により、蘇った進化石の一つヂグヴ族の一人です。
 神話になる時代より前の時代、神話前紀(しんわぜんき)に居た存在の一つとされています。
 異能力は突出していませんが、肉体的強さは神話後紀の存在よりも遙かに強靱です。
 強靱過ぎるが故に、消滅させることが出来ずに封じられたとされています。
 カヂはヂグヴ族の戦士でもあります。


0418 リグ

 不意な事故により、蘇った進化石の一つヂグヴ族の一人です。
 神話になる時代より前の時代、神話前紀(しんわぜんき)に居た存在の一つとされています。
 異能力は突出していませんが、肉体的強さは神話後紀の存在よりも遙かに強靱です。
 強靱過ぎるが故に、消滅させることが出来ずに封じられたとされています。
 リグはヂグヴ族の学者でもあります。


0419 神話前紀(しんわぜんき)と神話紀(しんわき)と神話後紀(しんわこうき)

 ファーブラ・フィクタの世界において、神話となっている時代より前の混沌とした時代を神話前紀(しんわぜんき)と呼びます。
 神話前紀は伝えられていないため不明な部分が多いとされています。
 神話の時代を神話紀(しんわき)と呼び、神話の物語が伝わっている時代を神話後紀(しんわこうき)と呼びます。
 物語本編の時代は神話後紀となります。


0420 ツェヴァ身族(ツェヴァしんぞく)

 不意な事故により世に解き放たれる神話前紀(しんわぜんき)に生きていた一族です。
 神話よりも前の時代に生きていたため、詳細な情報は伝わっていませんが、クアンスティータの七つの本体が色をイメージしたものになっているのは父親である怪物ファーブラ・フィクタがツェヴァ身族のボディーを究極まで進化させたものであるとされています。
 そのため、ツェヴァ身族も色をイメージした名前を持っています。
 ただし、あくまでも参考にした程度なので、色はクアンスティータと完全に一致はしていません。


0421 ラヴァン(白)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 白をイメージカラーとした存在です。


0422 シャホール(黒)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 黒をイメージカラーとした存在です。


0423 アドム(赤)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 赤をイメージカラーとした存在です。


0424 カホール(青)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 青をイメージカラーとした存在です。


0425 サゴール(紫)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 紫をイメージカラーとした存在です。


0426 ヤロック(緑)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 緑をイメージカラーとした存在です。


0427 ツァホーヴ(黄色)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 黄色をイメージカラーとした存在です。


0428 フム(茶色)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 茶色をイメージカラーとした存在です。


0429 アフォール(灰色)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 灰色をイメージカラーとした存在です。


0430 シャニ(緋色)

 蘇ったツェヴァ身族の一人です。
 緋色をイメージカラーとした存在です。


0431 シェアスール族

 ファーブラ・フィクタの世界において封土(ふうど)の中に居て事故により解き放たれた進化石(しんかせき)の一つです。
 森羅万象を司る存在の大元となった一族とされています。
 四名の族主(ぞくしゅ)と呼ばれる存在のみが生き残っています。


0432 エアラッハ(春)

 事故により解き放たれた森羅万象を司る大元となるシェアスール族の四名の族主(ぞくしゅ)の一人です。
 春を司るとされています。


0433 サウルー(夏)

 事故により解き放たれた森羅万象を司る大元となるシェアスール族の四名の族主(ぞくしゅ)の一人です。
 夏を司るとされています。


0434 フォーワル(秋)

 事故により解き放たれた森羅万象を司る大元となるシェアスール族の四名の族主(ぞくしゅ)の一人です。
 秋を司るとされています。


0435 ゲブルー(冬)

 事故により解き放たれた森羅万象を司る大元となるシェアスール族の四名の族主(ぞくしゅ)の一人です。
 冬を司るとされています。


0436 ワサト永族(わさとえいぞく)

 封土(ふうど)に封じ込められていた進化石(しんかせき)の一つとなっていた一族の一つです。
 生殖活動をしないので、数は増える事もない永遠の存在とされていて、一族はたった七名です。


0437 ワサト

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 ワサトは族王(ぞくおう)になります。


0438 アマーム

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 アマームの立ち位置は前です。


0439 カルフ

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 カルフの立ち位置は後ろです。


0440 ヤミーン

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 ヤミーンの立ち位置は右です。


0441 ヤサール

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 ヤサールの立ち位置は左です。


0442 アァラー

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 アァラーの立ち位置は上です。


0443 アスファル

 封土に封じられていた進化石(しんかせき)となっていた一族、ワサト永族(わさとえいぞく)の一人です。
 アスファルの立ち位置は下です。


0444 封土族(ふうどぞく)

 神話前紀(しんわぜんき)の存在の多くを封土(ふうど)という土に封印していた種族です。
 神話前紀の時代は能力というよりも肉体的な強靱さがそのまま強さと結びつく事が多かった時代において、能力というものを用いて、肉体的な強靱さの時代を終えさせた一族でもあります。
 封土族に封じられないように能力を身につける種族が産まれ出し、その後、神話の時代になっていったとされています。


0445 ダスカロス

 封土族(ふうどぞく)のマスターです。
 たった一名に与えられる名前で、それ以外の封土族は全てこのダスカロスの指示を受けます。
 ダスカロスが死ぬときは弟子の中から新たなダスカロスを指名していきます。


0446 ポイテーテース

 封土族(ふうどぞく)の弟子の一人です。
 ダスカロスになりたいために先走った行動を起こし、封土(ふうど)から、四つの一族の進化石(しんかせき)が世に解き放たれてしまうという事故が起こってしまいます。


0447 フェアブレッヒャー

 封土族(ふうどぞく)の弟子、ポイテーテースをたぶらかして、事故を起こさせた悪女です。
 争いごとにエクスタシーを感じていて、世に禍をばらまこうと画策します。


0448 封門(ふうもん)の扉

 封土(ふうど)がある場所は特殊な位置にありますので、封門(ふうもん)の扉と呼ばれる場所を通らなくては通常行くことが出来ません。
 悪女フェアブレッヒャーはこの封門の扉を開けさせるために封土族(ふうどぞく)のポイテーテースをたぶらかして扉を開けさせます。
 それにより、四つの種族が進化石から復活させてしまう事故が起こります。


0449 根源なる10存(じっそん)

 ファーブラ・フィクタの世界で伝わっている全ての存在の大元は10の存在であるという考えです。
 ですが、これだとクアンスティータを初めとするいくつもの存在の説明がつかないとされていて、否定されている考えでもあります。


0450 別格化粧(べっかくけしょう)

 ファーブラ・フィクタの世界において伝わっている化粧法(けしょうほう)の一つです。
 その化粧方法に従って化粧をするとその存在の力を実力以上に発揮させる事が出来るとされています。
 その方法は極秘中の極秘とされていて、実在する化粧方法なのかどうかも怪しまれている方法です。


0451 片倉 那遠(かたくら なえ)

片倉那遠 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)がお得意様となる地球屋(ちきゅうや)の少女です。
 地球のアイテムを売りにくる地球屋は何人もいます。
 地球屋の正体は吟侍の育ての親、ジョージ・オールウェイズ神父が地球からセカンド・アースに移民した時に一緒に地球を出た彼の弟子の何人かがセカンド・アースにたどり着く前にジョージ神父達と別の星で袂を分かち、そこで子孫を残しました。
 そこで、地球のものを売りに行くという商売を始めた者達がいて、その者達が、地球と他の星を行き来して始めたのが地球屋であるとされています。
 片倉 那遠(かたくら なえ)はそんな地球屋の一人で、ジョージ神父のファンでもあります。
 吟侍がジョージ神父の秘蔵っ子であると知った彼女は吟侍について回るようになります。
 吟侍としても地球屋の中でも日本製品を中心に売る彼女の常連客となり、客と店としては相思相愛な関係であると言えます。
 地球に行き来している彼女の話を聞く内に吟侍も地球という星に興味を持っていくことになります。


0452 レクアーレ補填体(ほてんたい)

 ファーブラ・フィクタのラスボス、クアンスティータは本体側体それぞれが分裂する事も可能です。
 ですが、本体を増やすという意味でとらえられているのは第三本体クアンスティータ・レクアーレと第七本体クアンスティータ・テレメ・デのみです。
 第三本体レクアーレの場合は本体の足りていない部分を補うという意味で10核の補填体(ほてんたい)という別の本体が存在します。
 力はメインの本体であるレクアーレより若干劣りますが、それでも本体と呼ぶにふさわしい力を持っています。


0453 テレメ・デ歪本体(わいほんたい)

 ファーブラ・フィクタのラスボス、クアンスティータは本体側体それぞれが分裂する事も可能です。
 ですが、本体を増やすという意味でとらえられているのは第三本体クアンスティータ・レクアーレと第七本体クアンスティータ・テレメ・デのみです。
 第七本体テレメ・デは6核の歪本体(わいほんたい)というのを持っています。
 いや、正確に言えば、メインである本体も歪本体となりますので、7つとも言えます。
 身体が全くのデタラメに出来ているテレメ・デには本体が一つという概念がありません。
 つまり、核一つに対して本体が一つという概念が存在しません。
 本体を二つに分けたら力が半分になるという概念も存在しないため、本体が二つに分かれても減るどころかそれぞれが増えます。
 また、元の一つの身体に戻っても増えますので、通常の常識的考えは存在しません。
 かろうじて七つまで増える所で止めているのはテレメ・デに残る最後の常識です。
 何々だから何々という常識がテレメ・デには一切通じません。
 そのため、クアンスティータに関わろうとするものは極端にテレメ・デを恐れるのです。 


0454 クアンスティータの逆用心棒(ぎゃくようじんぼう)

 余りにも強すぎるクアンスティータについているボディーガードをクアンスティータの逆用心棒(ぎゃくようじんぼう)と呼びます。
 他の存在よりも遙かに飛び抜けた力を持ってクアンスティータは守ってもらう必要が全くありません。
 ですが、クアンスティータに挑もうとする無謀な存在が出ると、クアンスティータのもたらす被害が甚大なものとなる事を懸念する者が現れます。
 それで、クアンスティータに挑もうとする者と逆用心棒がクアンスティータの代わりに戦う事でクアンスティータの被害を食い止めるという動きがあります。
 その為、用心棒に【逆】の文字がつくのです。
 これはメイン主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)が原因で出来た職業とも言えます。
 吟侍が出る前はクアンスティータに挑もうとする者は居なかったのですから。
 逆用心棒達はもちろん、クアンスティータの関係者ではありません。
 クアンスティータの被害を食い止めようとしている存在と言えます。


0455 ブリスコラ

 【切り札】の異名を持つ逆用心棒(ぎゃくようじんぼう)の青年です。
 彼はスポンサーとなってくれる存在が無数に存在し、彼に力を与えてくれています。
 作られた強者です。
 合成力能力者でもあります。


0456 ヴェーラ

 逆用心棒(ぎゃくようじんぼう)の女性です。
 彼女はクアンスティータオタクです。
 クアンスティータに近づきたくて力をつけて、逆用心棒に選ばれるまでになった存在です。
 クアンスティータに仇なす者は許さないと言った感情を持っています。


0457 有無存超巨大釣り堀(うむそんちょうきょだいつりぼり)

 惑星ファーブラ・フィクタに点在するもの凄く大きな釣り堀です。
 釣り堀と言っても居るのは魚ではなく、存在するしないの狭間にいる強大過ぎるパワーを持っているものです。
 釣られることによって惑星ファーブラ・フィクタに出てきます。
 惑星ファーブラ・フィクタのおかしな環境はこの有無存超巨大釣り堀から漏れてくるエネルギーの影響が強いとされています。
 ラスボス・クアンスティータ誕生後は第二本体クアンスティータ・ルーミスの所有する宇宙世界、ルーミス・ワールドに移動することになります。


0458 深真(しんま)ぬ

 惑星ファーブラ・フィクタで有無存超巨大釣り堀で存在フィッシングをしまくっている存在です。
 特徴は長い三つ編みの女の子のような姿をしていますが、性別はクアンスティータと同じおんこという男でも女でもない第三の性です。
 釣りが趣味です。
 有無存超巨大釣り堀で大物をヒットさせる事に生き甲斐を感じている存在で、有無存超巨大釣り堀から漏れてくるエネルギーの影響で恐ろしく巨大なパワーを得ています。
 世滅解牢(せいめっかいろう)という所に収監されていた囚存(しゅうそん)でしたが、脱獄して、惑星ファーブラ・フィクタに来ています。


0459 世滅解牢(せいめっかいろう)と囚存(しゅうそん)

 深真(しんま)ぬ等が入っていた牢屋です。
 世界そのものを滅ぼしうる存在だけを集めて収監している所でここに収監されているものは囚存(しゅうそん)と呼ばれています。
 脱獄は完全に不可能とされているのですが、深真ぬを含め、六名の脱獄を許していますが隠しています。


0460 旬存(しゅんそん)と存加工(そんかこう)

 有無存超巨大釣り堀(うむそんちょうきょだいつりぼり)で釣れたばかりで勢いにのっている存在の事を指します。
 釣りで言えば旬の魚のようなイメージです。
 釣れた時の存加工(そんかこう)という作業でもその存在の強弱が決まるとも言われている大事な作業です。
 釣っただけで何もしないままだとその存在は潜在能力を大きく残してはいるけど、普段の力は極端に低くなります。
 例え、極端に低くなったとしても有無存超巨大釣り堀で釣れる存在はもの凄く強いのですが。


0461 存在フィッシング

 有無存超巨大釣り堀(うむそんちょうきょだいつりぼり)で釣りをする行為を指します。
 この行為を行えるのはある程度の実力を兼ね備えたものでないと行う事は出来ません。
 なぜなら、これは惑星ファーブラ・フィクタの超過酷な環境の元、行われる行為だからです。


0462 バトルクイーン

 正式な戦いにおける戦闘を彩る女性達の事です。
 地球での近いイメージを言えばレースクイーンのような存在です。
 戦闘チーム毎にバトルクイーンを用意して戦いに華を添えます。


0463 柔豪(じゅうごう)パバハ

 バトルクイーンの中で年間ナンバー1に君臨している女性です。
 正体は世滅解牢(せいめっかいろう)から脱獄した囚存(しゅうそん)です。
 人の気持ちを操る力を持っています。
 例えば、彼女の前では戦いたくない、好きな相手を殺したくなる等の感情を自在に操作します。


0464 朧道化(おぼろどうけ)

 ラスボス、クアンスティータ第一本体、セレークトゥースの所有する宇宙世界、セレークトゥースワールドにいる重鎮道化の一名です。
 セレークトゥースワールドには道化がたくさんいます。
 ファーブラ・フィクタのメインヒロイン、カノンについているゼルトザームも道化の一名です。
 ゼルトザームはこの朧道化(おぼろどうけ)の指示でカノンのサポートに向かっています。


0465 究極血(きゅうきょくけつ)

 ファーブラ・フィクタの世界で保管されている究極の血液が、究極血(きゅうきょくけつ)と呼ばれる輸血のために生まれた究極の血液です。
 生き物の血液という訳ではなく、生き物の血液に使えるという別の液体です。
 その血液を一滴でも輸血された者は究極の力を手に入れるという事から究極血とされています。
 その製法は全くの謎とされていますが、その作り方が解れば自由に強者を生み出す事も不可能ではないとされています。


0466 総全殿堂図鑑(そうぜんでんどうずかん)

 文字通り、総全殿堂(そうぜんでんどう)が載っているのが総全殿堂図鑑(そうぜんでんどうずかん)になります。
 数百億冊が出回っているとされていますが、本物が載っているのはあったとしても1冊だけと言われている眉唾ものの情報となっています。
 真偽の程は誰にも解っていません。


0467 世代伝力(せだいでんりょく)

 親から子へ、子から孫へと力そのものが次の世代に受け継がれていく力の事を指します。
 親から子へと力が伝わると親は力を失い、子から孫へと力が伝わると子も力を失います。
 そうやって、代々力を伝えていく力の事を世代伝力(せだいでんりょく)と呼びます。


0468 ジュエモ、ジュエモ化(じゅえもか)

 近いイメージで言えばプラモデルになります。
 それが、宝石で出来ているので、ジュエルモデル、略してジュエモになります。
 ファーブラ・フィクタの世界で実在する事になっているキャラクター達のジュエモが出回っています。
 最強と言われるクアンスティータのジュエモ化(じゅえもか)が期待されていますが、下手に手を出すと死んでしまう恐れがあるとして、望まれながらもジュエモ化は実現していません。


0469 フィクジュエモ

 ジュエモがファーブラ・フィクタの世界で実在することになっているキャラクターなのに、対してこのフィクジュエモはフィクションジュエルモデルの略で、架空のキャラクターのジュエルモデルになります。
 実在しないというのが、ルールになっていますが、余りにも人気が高くて、実在化(じつざいか)されたキャラクターも多く存在します。


0470 実在化(じつざいか)

 フィクジュエモという架空のキャラクターから人気が有りすぎて、実際に存在するような加工などの行為が行われた状態を実在化(じつざいか)と呼びます。
 ファーブラ・フィクタの世界での最強であるクアンスティータとフィクジュエモの世界での最強キャラクターとのコラボレーションが望まれています。


0471 フィクジュエモ界の最強

 架空の世界であるフィクジュエモ界において、最強という部類は6部門あります。
 6つ全部を総称して最強と呼びますが、それ以外の呼び名はそれぞれ最超(さいちょう)、最謎(さいめい)、最高(さいこう)、最大(さいだい)、最極(さいきょく)、最絶(さいぜつ)と呼ばれています。
 最超と最謎についてはクアンスティータがそう呼ばれているのでそのイメージを拝借したという形になっていますのでこの二つがフィクジュエモ界の二強となっています。
 ファーブラ・フィクタの世界においての最強であるクアンスティータと合わせて七強と考える者も居ますが、フィクジュエモ界はあくまでも架空の世界なので、この6つの部門の実在化(じつざいか)は不可能とされています。
 実在化したとたん、力を失い、最強の座から引きずり落とされるからです。
 本当に最強なのはクアンスティータだけだという事です。
 フィクジュエモ界の最強キャラクターを実在化出来るとしたら、それはクアンスティータの力を借りる以外には完全に不可能です。


0472 フィクジュエモ界の最高(さいこう)

 フィクジュエモ界における最強6部門の一つです。
 大きく分けると三つのレベルに別れていて、最高はレベル1となります。
 この該当キャラクターは非公開となっています。


0473 フィクジュエモ界の最大(さいだい)

 フィクジュエモ界における最強6部門の一つです。
 大きく分けると三つのレベルに別れていて、最大はレベル1となります。
 この該当キャラクターは非公開となっています。


0474 フィクジュエモ界の最極(さいきょく)

 フィクジュエモ界における最強6部門の一つです。
 大きく分けると三つのレベルに別れていて、最極はレベル2となります。
 この該当キャラクターは非公開となっています。


0475 フィクジュエモ界の最絶(さいぜつ)

 フィクジュエモ界における最強6部門の一つです。
 大きく分けると三つのレベルに別れていて、最絶はレベル2となります。
 この該当キャラクターは非公開となっています。


0476 フィクジュエモ界の最超(さいちょう)

 フィクジュエモ界における最強6部門の一つです。
 大きく分けると三つのレベルに別れていて、最超はレベル3となります。
 この該当キャラクターは非公開となっています。


0477 フィクジュエモ界の最謎(さいめい)

 フィクジュエモ界における最強6部門の一つです。
 大きく分けると三つのレベルに別れていて、最謎はレベル3となります。
 この該当キャラクターは非公開となっています。


0478 フィクジュエモ界の御十家(ごじっけ)

 フィクジュエモ界の最強6部門が全て非公開なので、その代わりとなる象徴的存在が御十家(ごじっけ)と呼ばれる10名のキャラクターになります。
 御八家は度々、実在化(じつざいか)が行われました。
 実在化の精度はまちまちですが、どれも本物という扱いになっています。
 ですが、真の御八家の実在化はまだされていないという事になっています。
 フィクジュエモ界のファンが納得する御十家の実在化がまだ行われていないという事になります。
 御十家は最強6部門と違って強さという事は重要視されていません。
 あくまでもそのキャラクターの人気という事になりますので、強い必要はありません。


0479 御十家(ごじっけ)01 ゼロアス・ロードマスター

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 フィクジュエモ界のプリンス、レジェンドと呼ばれるキャラクターで奴隷という立場から数々の英雄伝説を残したという設定のキャラクターです。
 情に厚く涙もろくカッとなったら止まらない性格設定になっています。
 100万を超える物語の主人公に抜擢されているキャラクターです。
 フィクジュエモの代表主人公と言えばこのキャラクターを指します。


0480 御十家(ごじっけ)02 ザレックス・ボーンハート

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 一族を惨殺された孤高の元王子という設定で、クールな性格です。
 主人公のゼロアスの宿命のライバルとされていてことある事に主義主張がぶつかります。
 悲しき宿命を背負い、一人立ち向かう姿に女性ファンが群がっています。


0481 御十家(ごじっけ)03 エメロア・ラストフィールド

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 フィクジュエモ界のヒロインと言えば彼女を指します。
 100万を超える物語のヒロインとして重宝されているキャラクターです。
 最も大きな王家の姫君とされていますが、継母のマリアリアに疎まれ、王国を追放されて男装して正体を隠していました。
 ある時、ゼロアスと出会って物語りに参加していく内に、ヒロインに祭り上げられたキャラクターです。


0482 御十家(ごじっけ)04 エメローナ・トゥデイ

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 ヒロインのエメロアの生体データを元に作られた3体の生体コピーの一人という設定になっています。
 エメロアそっくりの容姿をしているとされていて、彼女はエメロアの代わりに王女として生活をしていて、ある時、偽者だという事がばれて同じ様に王家を追い出されるという設定になっています。
 不幸体質で、作中で何度も殺されては実は生きていたという設定を繰り返されていていつしか不死身キャラとして定着したキャラクターになっています。
 薄幸の美少女という位置づけになっています。


0483 御十家(ごじっけ)05 エメローナ・イエスタディ

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 ヒロインのエメロアの生体データを元に作られた3体の生体コピーの一人という設定になっています。
 エメロアを少しお姉さん風にしたキャラクターで、男を虜にしていくという悪女的設定になっています。
 男を騙していても心は主人公のライバルザレックスの事を一途に思っているという設定になっています。


0484 御十家(ごじっけ)06 エメローナ・トゥモロー

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 ヒロインのエメロアの生体データを元に作られた3体の生体コピーの一人という設定になっています。
 エメロアを幼くしたキャラクターで無邪気な性格をしています。
 何にでも好奇心を持って挑戦しようとするキャラクターで、不器用です。
 でも時折、ビックリするくらいの潜在能力を発揮するという設定になっているキャラクターです。


0485 御十家(ごじっけ)07 マリアリア・ラストフィールド

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 ヒロインのエメロアの継母になりますが実は男性経験が無いという設定になっています。
 操を守りながらも様々な実権を狙っていくというスタイルを気に入るというコアなファンが多いです。


0486 御十家(ごじっけ)08 ザガンド・マックス

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 マリアリアの正体に気づきながらも忠誠を誓う騎士です。
 マリアリアのために戦いに勝利する事が全てでどんな無茶な戦いにも勝利して帰って来るという猛者です。
 キレたら手がつけられない程とされています。


0487 御十家(ごじっけ)09 ピリオド

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 物語の要所要所に絡んで来る謎のキャラクターとされていて、ミステリアスで良いとされています。


0488 御十家(ごじっけ)10 アナザー・エンド

 フィクジュエモ界の人気キャラクター、御十家(ごじっけ)の一名です。
 最強とされる6部門を別とすればその次に強いとされているキャラクターで常に眠り続けているとされています。
 アナザー・エンドに関係するものはどれも危険とされています。
 その強さに憧れる人が多いとされています。


0489 フィクジュエモクリエーター

 架空の世界、フィクジュエモ界の世界観を考えるクリエーター達です。
 アニメーションにしたりフィクジュエモ(フィクションジュエルモデル)化したり設定を考えて本などにしたり等の創作活動をする存在を指します。


0490 フィクジュエモプロジェクター

 フィクジュエモ界の世界のアニメーションなどを放送したりしている機械をさします。
 たくさんのスタッフが居て、架空の世界を作って楽しんでいます。
 コアなファンの多い独特の世界であると言えます。


0491 フィクジュエモアニメーション

 フィクジュエモ界の世界を表現する方法の一つとしてあるのがアニメーションの表現です。
 ただ、複雑過ぎる動きなので、想像力転換装置という物が作られていて、それをアニメーション化する事になっていますので、アニメーターではなくイメージメーカーという存在が制作しています。


0492 イメージメーカー

 フィクジュエモ界の表現の一つ、アニメーションを作っている人達の事を指します。
 想像力転換装置を使って頭の中のイメージをアニメーション化するので、繊細なイメージを想像するイメージ力が求められます。
 イメージをコントロールする特殊な技能が求められ、その存在をイメージメーカーと呼んでいます。


0493 二大イメージメーカー1 久遠(くおん)

 フィクジュエモ界のスーパーイメージメーカー二名の内の一名で、6つの部門の最強は全てこの存在がイメージしたキャラクターとされているbPイメージメーカーです。
 久遠(くおん)は偽名で本名は不明です。


0494 二大イメージメーカー2 エメロディア・トライアル

 フィクジュエモ界のスーパーイメージメーカー二名の内の一名で、御十家(ごじっけ)は全てこの存在がイメージしたキャラクターとされているbQイメージメーカーです。


0495 移界者(いかいもの)、当界者(とかいもの)

 移界者(いかいもの)はファーブラ・フィクタの世界において伝わる言葉の一つです。
 近いニュアンスで言えば田舎者(いなかもん)に近い意味でとらえているので、褒め言葉とは呼べません。
 逆に都会者(とかいもん)に当たる言葉が当界者(とかいもの)と呼ばれます。
 基準としては宇宙の理が代わってしまうかもしれないクアンスティータに近い世界の方が当界(とかい)、遠い世界が異界(いかい)とされていて、クアンスティータに近い世界で暮らしている方が勇気があるとされている考え方です。
 当界に住んでいる存在を当界者、異界に住んでいる存在を移界者と呼んでいます。


0496 究学生(きゅうがくせい)

 クアンスティータ学(クアンスティータがく)を研究している全宇宙最高学部、究極学(きゅうきょくがく)に通う生徒の事を指します。
 これはIQ300のカノンですら入れない学校です。
 頭脳の頂点とされています。
 その生徒、というより研究者の事を究学生(きゅうがくせい)と呼びます。


0497 Qトップ

 究学生(きゅうがくせい)の中でもトップ10に入る頭脳の持ち主をQトップと呼びます。


0498 超聖域(ちょうせいいき)

 神側の究極の聖域を超聖域(ちょうせいいき)と呼びます。
 何処にあるか解らないとされています。


0499 超魔窟(ちょうまくつ)

 神側の超聖域にあたるのが悪魔側の超魔窟(ちょうまくつ)と呼びます。
 何処にあるか解らないとされています。


0500 ウルトラ賢者ユーモア

 究学生(きゅうがくせい)のQトップ以上の知識を持っているとされているのが、ウルトラ賢者ユーモアです。
 超聖域(ちょうせいいき)と超魔窟(ちょうまくつ)を行き来しているという噂がありますが、何処にあるか解らない場所を行き来しているので、全くわからないとされています。
 男性なのか女性なのかはたまたおんこなのかの性別すら不明です。
 どこにでも目を光らせて、あらゆる時代に精通しているとされています。


0501 化け道化(ばけどうけ)

化け道化 ラスボス、クアンスティータの第一本体、セレークトゥースの所有する宇宙世界、セレークトゥース・ワールドで姫君達に物語りを語って聞かせるプレゼンターです。
 謎めいた体つきをしていて、自分の事を【ぼくちゃん】と呼びます。
 クアンスティータが生まれる前から存在していました。
 クアンスティータの世界に呼ばれるだけあって、戦えば恐ろしく強いです。


0502 三原強(さんげんきょう)とクアンスティータ

 神話の時代より前に存在した三つの強さの大元となります。
 一つ目は絶対超越(ぜったいちょうえつ)、二つ目は絶対謎(ぜったいめい)、三つ目はでたらめです。
 三つの中ででたらめだけが衰退し、神話の時代に突入しクアンスティータ誕生の時代へと移って行くにあたって絶対超越と絶対謎を色濃く受け継いだのがラスボス、クアンスティータです。
 さらに、失われたはずの三原強の一つでたらめを色濃く受け継ぐのが、ラスラスボス、クアンスティータ・テレメ・デです。
 テレメ・デだけは三原強全ての力を色濃く受け継いでいます。


0503 三原強者(さんげんきょうしゃ)

 絶対超越(ぜったいちょうえつ)、絶対謎(ぜったいめい)、でたらめの大元となった三名の存在です。
 神話の時代より遙かに前に存在していてその存在の事は全く不明とされています。
 でたらめについては衰退してしまいましたが、超越する事と解らない(なぞ)に対してはあらゆる存在が潜在的に恐怖を覚えています。


0504 存位変更(そんいへんこう)

 誰々を完全に殺すなどの呪いなどを受けた時、存在を全くの別物(名前は同じであっても)にする力の事を存位変更(そんいへんこう)と呼びます。
 この行為により、存在そのものを消し去る攻撃なども回避する事が出来ます。


0505 クアンスティータ御用達器(ごようたつき)

 ラスボス、クアンスティータ専用のアイテム等に対してクアンスティータ御用達器(ごようたつき)と呼びます。
 クアンスティータ専用というだけで、そのアイテムの価値は飛び抜けて上がります。


0506 宇宙決算セール

 意味合い的には地球での決算セールと一緒です。
 それが宇宙規模になったという事だけです。


0507 ラスラスボス

 クアンスティータ・テレメ・デのために用意された言葉です。
 クアンスティータ全てでラスボスなので、クアンスティータの更に最後に当たる第七本体、テレメ・デにはこのラスラスボスという言葉があてはまります。


0508 クアースリータ12傑(けつ)

 12番の化獣(ばけもの)クアースリータの所有するロストネットワールドに居る12名のクアンスティータ最強の配下です。
 ただし、これは自称であり、さらに11組います。
 これは13番の化獣(ばけもの)クアンスティータを恐れて、ロストネットワールドに来た者達の中で組織された集団で元bQを自称していた者達の中でも強さが際だった12名で組織されました。
 これはクアースリータが12番の化獣だという事から12名というくくりで組織されたのですが、それが11組存在したという事です。
 それぞれが、ロストネットワールド内に自身達が支配するエリアを決めて権力争いを続けています。
 11組のクアースリータ12傑はそれぞれクアースリータ12英傑(えいけつ)、クアースリータ12主傑(しゅけつ)、クアースリータ12長傑(ちょうけつ)、クアースリータ12頭傑(とうけつ)、クアースリータ12王傑(おうけつ)、クアースリータ12帝傑(ていけつ)、クアースリータ12優傑(ゆうけつ)、クアースリータ12究傑(きゅうけつ)、クアースリータ12極傑(きょっけつ)、クアースリータ12法傑(ほうけ
と呼びます。
 また、このそれぞれの12傑に選ばれなかった者が5名存在し、それを端数傑(はすうけつ)と呼びます。


0509 クアースリータ真従臣(しんじゅうしん)21

 クアースリータ12傑(けつ)と違い、元からクアースリータのために存在し、力もクアースリータ12傑を遙かに凌駕する存在が12番の化獣(ばけもの)クアースリータの所有する宇宙世界、ロストネットワールドの中に居ます。
 それらの存在をクアースリータ真従臣(しんじゅうしん)または、クアースリータ真従臣21と呼びます。
 後者の名前の通り、21名存在します。
 この21名をクアースリータの真の部下と呼びます。


0510 ミックス・トゥエルブとミックス・トゥエルブ総選挙

 クアンスティータ達が誕生すると複合生命体であるクアンスティータ達の部下になれば圧倒的な地位が手に入るという動きが出来ます。
 そして、各星でミックス・トゥエルブ総選挙というイベントができます。
 これは複合生命体を作り出すにあたって12名までの融合がベストの数とされているからです。
 見事、ミックス・トゥエルブに選ばれる者を送り出した者も報われると言われて、各地でベストとされる存在を作り出す動きがあるようになります。
 ですが、ミックス・トゥエルブというのは一つの存在ではなく各地で行われるために、ミックス・トゥエルブ同士の権力争いが始まります。
 それがミックス・トゥエルブ・ウォーと呼ばれる戦争になります。
 ですが、これは欲に目が眩んだ者達がはじめて勝手に争った事であり、クアンスティータ自身が認めるものではありません。


0511 新元(しんげん)

 ファーブラ・フィクタに伝わる言葉で、例え新しく生まれるものがあってもそれの元になるものは既に存在しているので、その新しいなにかになる前のものを新元(しんげん)と呼びます。


0512 原天(げんてん)、原魔(げんま)/原天魔(げんてんま)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる考え方の一つとされていて、聖なる者と魔なる者の最初の存在を示すとされています。
 原天(げんてん)が聖なる者のの最初の存在、原魔(げんま)が魔なる者の最初の存在、原天魔(げんてんま)は聖なる者と魔なる者は最初は同一の存在で途中で別れたとされていて、その別れる前の存在とされています。
 あくまでも考え方の一つでこれが正解という訳ではありません。


0513 変貌器(へんぼうき)

 八番の化獣(ばけもの)オリウァンコの勢力の力の元となります。
 世界を持たないオリウァンコは勢力を集める媒体を持っています。
 解りやすく他の化獣で説明すると2番の化獣フリーアローラも世界を持っていませんが、鏡の中に花びらをたくさん持っています。
 鏡の中に居る名前を持たない存在は名前の結晶でもある花びらを求めてフリーアローラに忠誠を誓い、世に出てきます。
 フリーアローラの花びらに当たるものがオリウァンコでは変貌器(へんぼうき)となります。
 フリーアローラの鏡に当たるものはオリウァンコは持っておらず、身につけて所有しています。
 変貌器とはその名前の通り、形が変貌する器の事を言います。
 時にはハンカチにかわったり、剣にかわったり、様々な形に変化します。
 オリウァンコの集団はその変貌器にまるで、花の蜜に群がる虫の様に集まります。
 その集まってくる集団がオリウァンコの集団という事になります。


0514 フォービドゥン・ジュース

 ファーブラ・フィクタの都市伝説の一つとして伝えられているのがフォービドゥン・ジュースと呼ばれる禁断のジュースです。
 これを一気に最後まで飲み干すと、飲んだ者は完全に消滅し、代わりに別の存在が現れて、飲んだ者の代わりの人生を歩んでいくというものです。


0515 水生類(すいしょうるい)、気生類(きしょうるい)、固生類(こしょうるい)

 ファーブラ・フィクタにおいて考えられている生物の区分の一つです。
 考え方は鳥類、魚類、ほ乳類などのような考え方と一緒ですが、これらは全部固体(こたい)でできているので、固生類(こしょうるい)と呼ばれます。
 この考え方で液体でできた生物を水生類(すいしょうるい)、幻影などの気体でできた生物を気生類(きしょうるい)と呼びます。
 圧倒的に固生類が多いとされています。


0516 虚生類(きょしょうるい)

 水生類(すいしょうるい)、気生類(きしょうるい)、固生類(こしょうるい)に当てはまらない者も存在します。
 それらを総称して虚生類(きょしょうるい)とされています。
 中には水生類であり気生類、気生類であり、固生類、水生類であり固生類、水生類であり気生類であり、固生類でもあるなど複合的な者も虚生類とされますが、これらに全く踏まれない生体をしている存在も居ます。
 その代表格がラスボス、クアンスティータです。
 クアンスティータは全く生体が読めない生命体でもあるのです。


0517 超~核(ちょうしんかく)

 人類の発明で惑星を破壊できる爆弾の事を~核(しんかく)と呼びます。
 その究極系でいくつかの銀河を消滅する力を持っているのが、究極の発明品とされる超~核(ちょうしんかく)と呼ばれています。
 人類の進歩はその内神の領域に達すると言われているのはこの超~核を発明する知識をいずれ得るからとされています。


0518 クアースリータ語

 普段はおかしな言動をするクアースリータの言葉とされていますが、本来の意味はラスボス、クアンスティータに近づくための言語とされています。
 この言葉を話せるのはクアンスティータとクアースリータのみで、この言葉を話せるからこそ、クアースリータはクアンスティータの姉という立場を取れるとされているものです。
 クアースリータ語には特別な力があり、クアンスティータとクアースリータ以外のどのような存在もたどり着けない秘密などが多く盛り込まれているとも言われています。
 ですが、この事実を知るものは限られています。


0519 特英知(とくえいち)の泉/ひらめきの重泉(ちょうせん)

 ファーブラ・フィクタに伝わる伝説の一つで、とある場所に湧いている泉の水をすくって飲むと特別な知識が手に入るとされています。
 その泉は特英知(とくえいち)の泉と呼ばれ、泉の水は特別な知識を溶かしたものとされています。
 別名、ひらめきの重泉(ちょうせん)とも呼ばれています。


0520 スペーストレンド

 宇宙で流行っているものをそう呼びます。
 宇宙的にはクアンスティータ誕生後はクアンスティータに関するものがスペーストレンドとなるアイテムが多く出回る事になります。


0521 スカイダンス、マリンダンス、スカイマリンダンス

 ファーブラ・フィクタの世界で広まっているスポーツです。
 スカイダンスは上空に打ち上がり、落下するまでに舞って美しさを競うというもので、落下地点には衝撃を吸収するスーパークッションが使われています。
 マリンダンスは水中でやるフィギュアスケートの様なものです。
 水中、もしくは水上で舞うスポーツとなります。
 スカイマリンダンスはスカイダンスとマリンダンスを合わせたようなスポーツで、水中に七カ所、自動で打ち上げる発射台が設置してあって、演技者は水中、水上の舞に加え、発射台から上空に打ち上げられた時の空中での演技も加わるスポーツとなっています。


0522 ぬるま湯覇者

 現状の立場で何もしない覇者をバカにした言葉でそれらを総称してぬるま湯覇者と呼びます。
 ぬるま湯覇者はその配下達のサポートによって権威をふるっているのであって、実際的な実力はありません。
 有りもしない虚構の力をちらつかせてふんぞり返っているだけです。
 こういう存在は優秀な部下無くして権威は保てませんので、配下の確保に余念がありません。
 ですが、親玉が空っぽなので、主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)などの本物の力を持った存在が現れるとその脆さ、無力ぶりを露呈します。
 吟侍は弱い立場にとっては希望の光と映りますが、こういうぬるま湯覇者達にとっては目の上のたんこぶ以外の何者でもありません。
 姑息な手段を用いて何とかしようとしますが、空回りして、醜態をさらし、配下に見限られて勢力を弱めていくという道をたどっていきます。
 吟侍が直接手を下さなくても虚勢を張っているだけの存在は自然と勢力を弱めていきます。


0523 複合生命体(ふくごうせいめいたい)、複合多重生命体(ふくごうたじゅうせいめいたい)

 ラスボスのクアンスティータをはじめとして、ファーブラ・フィクタには複数の生命が同じ身体や心などを共有したりする存在が居ます。
 それらを複合生命体(ふくごうせいめいたい)、もしくは複合多重生命体(ふくごうたじゅうせいめいたい)と呼びます。
 クアンスティータは例外的立場で、別々の身体を持ち、バラバラに行動し、バラバラの心を持つ複合生命体ですが、普通の複合生命体は同じ身体の中に存在し、身体と心を入れ替えて存在するというのが一般的です。
 複合生命体は必ずしも共存という訳ではなく、中には主導権を巡って、同じ共有している生命通しが熾烈な生存競争をして、存在を食い合うという事もあります。


0524 レンタルボディ

 ファーブラ・フィクタの世界では既に亡くなってしまった故人の魂をディスクに記録して、仮の身体に移植するという行為も行われています。
 死者の尊厳を無視する行為だという批判もありますが、亡くなってしまった事に未練を感じどうしても離れたくないという者はこれを選択する事も多く見受けられます。
 死者が新たなる生命体として転生するのを妨げる行為として、騒動の種となっているものでもあります。
 また、ディスクに入れたままにしておくと魂も劣化していくとされています。


0525 三大(男装の)麗人

 宇宙全体で最も男装が似合うとされている三人の女性を三大麗人(さんだいれいじん)と呼びます。
 これは毎年、変わるので、ずっとその立場で居続けるという事はありません。
 今年の旬な麗人という感じです。


0526 サイコネット・アプリケーション/サイコアプリ

 未来の世界から新風ネオ・エスク、レッドフューチャーのアリスが持ち込んだ技術、サイコネットはクアースリータのロストネットワールドからヒントを得て作り出した一般用の生体ネットワークです。
 そのネットワークで主に利用されている技術がサイコネット・アプリケーション、通称サイコアプリと呼ばれるものです。
 生体ネットワークサイコネットを通して能力などのアプリケーションをダウンロードして自身の力として使う事を指します。
 ただし、己の力量以上のサイコアプリをダウンロードして使うと命の危険もありますので、それには注意が必要です。
 サイコアプリ職人という職業もあり、能力やアイテム等のアプリ化をしています。
 ただし、人間が行っているので、限界があり、クアースリータのロストネットに比べると数段レベルが落ちるのは否めない状況です。


0527 ランダムレター

 ファーブラ・フィクタの世界で流行っているイベントの一つです。
 宛先は全くのランダムになっていて、誰に届くか解りませんし、受け取った相手も返事を出さなくてもかまいません。
 ですが、もし、興味を持ったら、その手紙に返事を書いて交流がスタートするというイベントです。
 危険な部分も孕んでいるので、中止した方が良いという声もありますが密かに広まっています。


0528 果たし名刺、連名刺(れんめいし)

 ファーブラ・フィクタに伝わる決闘の申し込みの一つです。
 地球的に解釈すれば果たし状のようなものです。
 普通の名刺との違いは自分と相手の二人分の写真が添えられている事です。
 同じように、結婚します等の報告名刺として連名刺(れんめいし)というのがあります。
 これは自分と結婚する相手の写真やイラスト等をつけて、連名で名刺にして相手に配るというものです。
 余談ですが、連名刺は実際にアイディアとしてちょちょいのよったろーが前に勤めていた会社で作っています。


0529 プロフィールブック

 ファーブラ・フィクタに伝わる恋愛アイテムの一つです。
 これは、自身のプロフィール、写真、経歴などの情報、などを一冊の本にして、意中の相手に渡し、アピールするというものです。


0530 死飲会(しいんかい)

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つです。
 効果の解らない薬や飲み物を大金と引き替えに飲むという会です。
 死ぬことも多々あるとされ、命がけの一攫千金狙いというものです。


0531 1日神様

 ファーブラ・フィクタで広まっているサービスの一つです。
 一日、架空の世界の神様になってその架空の世界を好きなように変えていくというものです。
 架空の世界はサービスを提供している者のイメージに合わせて変化するようにプログラミングされています。


0532 ドリームトリップディスク

 ファーブラ・フィクタで広まっている危険なアイテムの一つです。
 現実世界で良いことが無い人達がせめて夢の中でもと思い自分の思うようになる夢を見続ける事ができるとされているのがドリームトリップディスクとなります。
 が、見続けていると現実世界から逃避行動を取るようになり、このドリームトリップディスク漬けになってしまうことから危険視されています。


0533 融合Sサービス

 ファーブラ・フィクタで広まっている男女のいとなみの一つです。
 肉体的な快楽に加えて、好きな異性と同化したいという望みを叶えるために身体の融合をする快感を提供するサービスです。
 融合SサービスのSは性行為の意味のSになります。
 元に戻った時に残る強い違和感が社会問題となり危険とされているサービスの一つです。


0534 バランス・クラッシュ

 怪物ファーブラ・フィクタが使える力の一つです。
 体中のバランスが崩れるために立ち上がる事もしゃべることもできなくなります。
 心臓もおかしくなり、脳の機能も変調を来すので、廃人から死亡となるのも時間の問題となります。


0535 デビルソウルプロミス

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる悪魔との契約になります。
 この契約は30名の自分好みの異性を一年間用意して、色んな事をさせます。
 その快楽に溺れた者は一年後、魂も残らず分解されて、使愚魔(しぐま)の栄養源となります。
 が、その快楽は凄まじく、その快楽を得るためにデビルソウルプロミスをしようとする者が後を絶たない状況となっています。


0536 隠れ花嫁(かくれはなよめ)

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つです。
 それぞれどこだか解らない場所に数百万を超える花嫁が眠ったまま存在していて、見つけた者はその花嫁を自分の妻にできるとされています。
 モテない男が生んだ幻想とも呼ばれていますが、真偽の程は確かでは有りません。
 ですが、数百万を超える花嫁が隠れているのであれば、1人くらい見つけられるのでは?と思って、探そうとする年頃の男性は多いです。
 中には女性に興味がある女性も探しています。


0537 情報屋(じょうほうや)

 ファーブラ・フィクタの世界でもあらゆる事情に精通した情報屋(じょうほうや)は存在します。
 ただ、それが人間とは限りません。
 その存在ならではの特技を駆使して、情報を集めてそれを売り、生活の糧にしている存在もいます。
 言語能力は必須となっている家業ではありますが。
 地球屋も情報屋の一つとされています。


0538 存在保険(そんざいほけん)

 地球での生命保険にあたるのが存在保険(そんざいほけん)という事になります。
 死というのはファーブラ・フィクタの世界においては比較的容易に復活が可能となっています。
 死よりもというと存在自体が掻き消えたりした場合にどの保証がある、逆に、存在を脅かす状態でいつまで存在し続けられるなどに保険金をかけるものです。


0539 ライフエナジースープ

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる伝説中の伝説のスープです。
 特名調(とくめいちょう)以上の調治士(ちょうちし)が作り出せるとされていて、その調合法による成功率は30パーセント以下という超難易度のスープでもあります。
 難しいとされているのはそれを飲む生命体の欠けた部分を補ってくれるスープであり、その調合法は治療を受ける生命体によって全て違います。
 つまり、生命体と同じ数だけ調合法が異なるのです。
 その生命体の体調などでも調合法が変わるため、非常に作るのが難しいスープでもあります。
 飲む時も作法があり、それ以外の飲み方では効果がまるで無くなるというスープです。


0540 世捨て者(よすてもの)

 地球的に言えば世捨て人になります。
 ただ、人とは限りませんので、世捨て者(よすてもの)となります。
 世俗と離れ、自分の信じる世界に没頭する存在の事をさします。


0541 肉体交換(にくたいこうかん)

 ファーブラ・フィクタに伝わる愛の表現の一つです。
 好きな異性と手術により肉体の一部を交換するというものです。
 ですが、拒絶反応もたまに起きたりする危険な行為であり、拒絶反応を抑える処置をしないと死ぬこともあります。


0542 珍獣移植

 ファーブラ・フィクタに広まる行為の一つで、好きなペット、特に珍しい珍獣などを自分の肉体に移植して、命を共有するというものです。
 もちろん、この行為は命の危険もあり、さらにペットの意思も無視していることから、禁止されている行為の一つです。


0543 ボスチルドレン、ブレイブチルドレン

 将来強いボスとなると言われている子供です。
 将来性を見込んで、スカウトしようとする存在も多く存在します。
 それと同じ意味で将来優秀な勇者になると言われているブレイブチルドレンも存在します。


0544 スペースファストフード店

 ファーブラ・フィクタの世界に点在する宇宙でのファストフード店です。
 人間だけでなく、様々な生命体に対応した食べ物が提供されています。
 店自体は移動が可能なものが多く、移動販売しているところが殆どですが、たまに、そこでしか無い店もあります。


0545 宇宙妖吹雪(うちゅうようふぶき)

 ファーブラ・フィクタの世界にある現象の一つで、宇宙で吹く不思議な吹雪です。
 その現象は全くの謎とされていて、これを解明しようとする研究者は多くいますが、いまだに解明されていないとされている宇宙の神秘の一つです。


0546 セント・クロス

 元々は地球のサンタクロースが語源ですが、ジョージ神父がセカンドアースに移り住んだ時、サンタクロースの代わりなるものとして、考えられたのがセント・クロスの物語です。
 ちなみに、主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)達が育ったのもそのセント・クロスから名前をとったセント・クロス孤児院となっています。
 セント・クロス孤児院はジョージ神父が親代わりとなって孤児達を育てています。
 その孤児達が四連星から来た侵略者、絶対者アブソルーター達に奴隷として攫われた事からファーブラ・フィクタの物語は始まります。
 吟侍達はこの時攫われた友達を助けるために、四連星の土の星テララ、火の星イグニス、水の星アクア、風の星ウェントスに救出活動を行っています。


0547 大宇宙のゴミ箱

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つです。
 表向きは全く使い物にならないものが捨てられる場所とされていますが、その中に、伝説級の宝物がたくさん埋まっているとされています。


0548 来世ブーケ

 ファーブラ・フィクタに伝わる物の一つで、様々な事情があって、結ばれる事が無かった恋人同士が来世では一緒になろうと誓いを立てて、自分達が死ぬ時、二つに分けた来世ブーケをそれぞれ埋めてもらうという風習です。


0549 スーパーパワースポット

 宇宙に点在するその場所に行けば大きな力が手に入るとされているところです。
 力を求めて様々な存在が訪れます。


0550 スペースコスプレイヤー

 ファーブラ・フィクタの世界でもコスプレイヤーは存在します。
 様々なコスチュームで着飾ったコスプレイヤー達はなりきりファッションで盛り上がります。
 キャラクター物から職業のコスチュームに身を包む者も居ます。
 これも人間だけがやっているとは限りません。
 また、いきすぎたファンは肉体改造までして、そのキャラクターなどになりきるという強者も多く存在します。


0551 聖女ネーナの伝説

 ファーブラ・フィクタの世界において、最強の化獣(ばけもの)クアンスティータという存在の恐怖は想像を絶するものです。
 生まれていないにも関わらず、神話の時代より、恐怖だけは伝わり、偽クアンスティータという存在まで作り出しました。
 ですが、生命というのは恐怖だけを感じて生きてはいけませんでした。
 恐怖に打ち勝つ希望というものも必要でした。
 クアンスティータによってもたらされた恐怖はクアンスティータを否定する事で希望としたいのですが、下手にクアンスティータについての噂に手を加えると偽クアンスティータによって始末されるという恐怖がありました。
 そこで目をつけたのがクアンスティータではなく、クアンスティータを生んだ魔女ニナでした。
 魔女ニナに対抗する存在の伝説を作れば、偽クアンスティータに襲われる心配もないと当時の存在は思ったのです。
 そこで、生まれたのが聖女ネーナです。
 聖女ネーナは魔女ニナの双子の姉という事になっています。
 最初は双子の妹という設定でしたが、双子の妹はクアースリータの妹弟のクアンスティータを思い起こさせるとして、双子の姉という事になりました。
 クアンスティータを恐れる存在は希望を増やすために、聖女ネーナの伝説を数多く残しました。
 やがて、それらも希望として、力を持ち、偽クアンスティータの力に対抗するパワーを持っていきました。
 歴史上、様々な聖女ネーナの転生したとされる聖女が現れ、偽クアンスティータと戦っていたという伝説が残っています。
 この伝説もクアンスティータの恐怖から助かりたいと思う気持ちから生まれた存在です。


0552 宇宙人

 ファーブラ・フィクタの世界には様々な宇宙人が存在します。
 例えば、怒ると身体の内部から新たな細胞がマグマの様に噴き出し、身体の表面を覆って、姿形を変えるマグマ原人、身体が粘土のように一度へっこませるとそのままの粘土星人、眠ると別の場所に移動するワープ人、同族同士、身体のパーツを入れ替えるチェンジヒューマン等々、様々です。
 見た目が同じ人間でも知らない特徴を持っているということはよくあることでもあります。


0553 テレメ・デ三竦み(テレメ・デさんすくみ)

 ファーブラ・フィクタのラスボス、クアンスティータの最後の本体、ラスラスボスのクアンスティータ・テレメ・デは産みの親である怪物ファーブラ・フィクタと魔女ニナさえも恐れる力を秘めています。
 その誕生は同時に全ての終わりを意味するとされ、神や悪魔、人を憎む怪物ファーブラ・フィクタでさえも全部終わりにしては意味がないとテレメ・デの力を抑えるための処理をしました。
 いくつもの処理をしましたが、その中でも最も強力なのが、テレメ・デ三竦み(テレメ・デさんすくみ)というテレメ・デの力の大元、【デタラメ】を正常に保つためのバランスを作るため、三つのテレメ・デ級の存在を作りました。
 一つはテレメ・デ自身(歪本体(わいほんたい)7つ全てを含む第七本体)、残り二つはテレメ・デの所有する宇宙世界、テレメ・デワールドの中に存在しています。
 残り二つの内、一つは最強のよそものであるテレメ・デ・メレテ、もう一つは全くの謎の存在デメテ・レとされています。
 テレメ・デ、テレメ・デ・メレテ、デメテ・レという別のデタラメ同士を合わせた三つの三竦みバランスにより、世の理が正常に保たれ、終わりを免れるというものになっています。
 そのため、テレメ・デには刺激を与えてはならない、子守歌を聴かせて眠らせ続ける必要があるとされています。
 怪物ファーブラ・フィクタ自身もテレメ・デの力はオーバーフィアーと考えていて、そのもの凄い力を封じる方向で考えています。


0554 クアンスティータの名前

 ファーブラ・フィクタの世界において、ラスボスのクアンスティータをはじめ、いくつかのキャラクターの言葉の順番を入れ替えたアナグラムになっています。
 例えばラスボスのクアンスティータはラテン語の【クアンティタース】という日本語に訳すと【量】、クアースリータは同じくラテン語の【クアーリタース】という日本語に訳すと【質】という意味の順番を入れ替えて作っています。
 これはラスラスボス、テレメ・デが【出鱈目(デタラメ)】を意味するキャラクターなので、その影響が名前にも出ているという設定となっています。
 13核の化獣(ばけもの)達もこの影響を受けています。
 物語において、上位に来るキャラクター達はこのテレメ・デの影響を受けた名前となっています。


0555 小児子(こにこ)

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる伝承の一つで地球で言えば小人(こびと)にあたるのが小児子(こにこ)という存在です。
 一般的な成人男性の膝くらいの身長で全ての小児子は子供の様な容姿をしています。
 人なつっこい性格でしたが、虐殺の時代があり、臆病な性格に変わってしまっています。 ですが、人に好かれようという気持ちは残っていて、人の知らない所で人のために何かを作っていたり捜し物を探したりします。


0556 クアンスティータ・パール

 ファーブラ・フィクタのラスボス、クアンスティータ、その四番目の本体クアンスティータ・ミールクラームは奇跡の化獣(ばけもの)と呼ばれています。
 様々な財宝、幸せを産み出す存在とされ、恐怖の象徴であるクアンスティータの中でも希望の象徴とされています。
 そのミールクラームの中での代表的奇跡が涙の結晶となっているクアンスティータ・パールです。
 神話の時代にこのクアンスティータ・パールの元となる雫が作られた事があり、死んだ者が一日だけ生き返り、故人を偲んでいた存在と幸せな一日を過ごした事からクアンスティータ・パールが幸せを運ぶという噂が広まりました。
 存在が恐れられているクアンスティータが強く求められるのもこのクアンスティータ・パールの存在が大きいとされています。


0557 惑星再生とクアンスティータ・レクアーレ

 ウェントス編で偽クアンスティータのアピス・クアンスティータによって風の惑星ウェントスは一度、破壊され、驚異的なスピードで惑星内の存在も含めて再生しました。
 その惑星再生にはラスボス、クアンスティータの第三本体、レクアーレの力が関係しています。
 創造の力を持つレクアーレの力が惑星ファーブラ・フィクタから漏れているため、近くにある惑星は星が破壊されると驚異的な再生能力を示すのです。
 クアンスティータ誕生の地とされる惑星ファーブラ・フィクタの近くにあるという事はそれだけ、クアンスティータの影響を星自体が受けているという事でもあります。


0558 怪物大後宮(かいぶつだいこうきゅう)

 メインヒロインのカノンのパーティーに参加している七英雄の一人、テセウス・クレタ・ミノスは特殊なフェロモンで怪物を操る事ができます。
 それは怪物小後宮(かいぶつしょうこうきゅう)と呼ばれる後宮に自身の虜となった怪物の雌達を囲っているからです。
 ですが、この怪物小後宮は元々、その規模が極端に大きな怪物の後宮、怪物大後宮(かいぶつだいこうきゅう)を模倣したものとされています。
 怪物大後宮には怪物小後宮とは比較にならない程の雌の怪物達がいるとされています。


0559 八闘~(はちとうじん)、八戦魔(はっせんま)

 神が複合生命体を研究するために産み出した神です。
 八名の神が複合した生命体となっていて、その主導権を巡って戦い殺し合います。
 その上で生き残った神が死亡した七名の神の養分を吸って強大な力を得るというものです。
 それを繰り返し、力をどんどんつけていくスタイルを八闘~(はちどうじん)と呼びます。
 同じように悪魔側も同じ事をしていて、それを八戦魔(はっせんま)と呼んでいます。


0560 攻撃効果の詰め合わせ

 ファーブラ・フィクタのラスボス、クアンスティータの第五本体、クアンスティータ・リステミュウムの力です。
 何もかも全く読めない恐怖の謎の力を持っているリステミュウムですが、他にも強力な力はたくさん持っています。
 その一つが攻撃効果の詰め合わせです。
 リステミュウムにとってはいちいち敵と戦う必要は有りません。
 敵と認識した者にこの攻撃効果の詰め合わせを一つ放つだけで、これは対象となる者が完全に消えて無くなるまで、絶えず攻撃効果を生み出して行きます。
 対象者は全く終わることのない攻撃にやがて力尽き、消えて行く運命にあるという恐怖の力です。
 このようにクアンスティータはラスボスというだけあって、並大抵の存在が来た所で何名いようが全く相手にもならないというのが現状です。 


0561 始元老院(しげんろういん)

 神や悪魔に対しての助言機関を指します。
 善悪を超越した立場で、神の行い、悪魔の所行をチェックし、助言する存在、元老始(げんろうし)、元老古(げんろうこ)達のいる組織です。


0562 元老始(げんろうし)、元老古(げんろうこ)

 神や悪魔に対して助言を行う高度な存在です。
 神の行い、悪魔の所行を常にチェックしています。
 元老始(げんろうし)と元老古(げんろうこ)というように名前は二つありますがそれぞれの立場や活動などは曖昧となっています。


0563 移動傷(いどうしょう)

 ファーブラ・フィクタの世界において特定の条件を満たすと傷口が別の者に移動する現象があります。
 それを移動傷(いどうしょう)と呼びます。


0564 留守居(るすい)リータ

 12番の化獣(ばけもの)クアースリータは自由に完全に存在ごと消え去ることができ、また、その状態から完全に復活する事もできます。
 そのクアースリータが完全に消えた状態でクアースリータの代わりに存在するのが留守居(るすい)リータと呼ばれる存在です。
 【リータ】はクアースリータの愛称です。
 クアースリータの代わりに存在するのはクアースリターと呼ばれる男の子で、クアンスティータの兄という立場を取ります。
 姉ではなく兄という立場に代わります。
 また、それ以外にもクアースーリタというおんこという男でも女でもない第三の性別になる時もあります。
 その時はクアンスティータの姉兄(あねに)と呼びます。
 同じおんこのクアンスティータの立場から見ると妹弟(いもおと)ということになります。
 この様に、クアースリータは女の子以外にも男の子の時とおんこの時の3パターンあります。
 そして、それぞれが、成長すると身体が三つに分かれます。
 クアンスティータ同様にクアースリータも複雑な複合生命体であると言う事です。


0565 クアースリター

 12番の化獣(ばけもの)クアースリータの留守居(るすい)リータの1つです。
 クアースリータが完全消滅した時に代わりに現れる存在です。
 クアースリータはクアンスティータの姉、クアースリターはクアンスティータの兄という立場になります。
 メインの性格はてきとーな性格のクアースリータと違い、クアースリターは真面目な性格をしています。
 妹弟(いもおと)のクアンスティータを溺愛していて、クアンスティータのために行動をとります。
 クアースリータの時と同様に赤ん坊の時は一つの身体で、自由に成長でき、成長して年頃になると三つの本体に別れるという複合生命体です。
 メインとなっている身体はクアースリター・ブロプスと言います。


 0565−01 クアースリター・ブロプス

 クアースリターが成長して三つに分かれる本体の一つがクアースリター・ブロプスです。
 このブロプスは赤ん坊の時と同じ名前になっていますので、メイン扱いになっている本体です。
 ブロプスは【正直】からイメージされたキャラクターです。


 0565−02 クアースリター・ケールシンス

 クアースリターが成長して三つに分かれる本体の一つがクアースリター・ケールシンスです。
 ケールシンスは【誠実な】からイメージされたキャラクターです。


 0565−03 クアースリター・デモストゥス

 クアースリターが成長して三つに分かれる本体の一つがクアースリター・デモストゥスです。
 デモストゥスは【謙虚な】からイメージされたキャラクターです。


0566 クアースーリタ

 12番の化獣(ばけもの)クアースリータのもう一つの留守居(るすい)リータです。
 性別は男性でも女性でもない第三の性別おんこです。
 クアンスティータの姉兄(あねに)という立場になります。
 性別はクアンスティータと同じなので、クアンスティータに特徴をほんの少し似せるという形を取っています。
 そのため、クアンスティータがヒロインのカノンの生体データを元にしているため、見た目は女性に近い形状をしているクアンスティータに合わせてクアースーリタも女性に近い身体をしています。
 性格は何かを悟ったような、何かを含んでいるような感じのあるものになっています。
 メインとなっているのはクアースーリタ・ディラグウスで、やはり、赤子の姿から自由に成長でき、年頃になると三つの本体に分かれます。


 0566−01 クアースーリタ・ディラグウス

 クアースーリタが成長して三つに分かれた身体の一つがクアースーリタ・ディラグウスです。
 このディラグウスはメインの本体となります。
 ディラグウスは【剣】からイメージされたキャラクターです。


 0566−02 クアースーリタ・クスートゥム

 クアースーリタが成長して三つに分かれた身体の一つがクアースーリタ・クスートゥムです。
 クスートゥムは【盾】からイメージされたキャラクターです。


 0566−03 クアースーリタ・スペロトートゥス・ノミール

 クアースーリタが成長して三つに分かれた身体の一つがクアースーリタ・スペロトートゥス・ノミールです。
 スペロトートゥス・ノミールは【拳銃】からイメージされたキャラクターです。


0567 転生母体(てんせいぼたい)、転生胎児(てんせいたいじ)

 その生命体の子宮に入る事により、同じく取り込んだ何かなどと合わさって別の生命体に転生させることができる存在を転生母体(てんせいぼたい)と呼びます。
 転生母体に入っている存在の状態を転生胎児(てんせいたいじ)と呼びます。 
 転生母体となる女性は一族などによる遺伝によるものではなく、突然変異によりその力を得ます。
 そのため、転生母体の親や子が転生母体ではないという事は良くあることです。
 転生母体が三代続けば途轍もない奇跡と呼ばれる程、遺伝では伝わりません。


0568 化獣(ばけもの)の親戚、王獣(のけもの/能獣)

 ファーブラ・フィクタの世界において圧倒的な存在感を持っている13核の化獣(ばけもの)には親戚が居ます。
 神話の時代に魔女ニナには姉が存在していました。
 聖女ネーナの伝説はその居たか居なかったか解らなかった姉をモデルにしています。
 姉の本当の名前は魔女ナァニと言い、彼女も神話の時代に力のある存在を産み落としています。
 夫である怪物ファーブラ・フィクタとの間に核を用いてニナは化獣(ばけもの)を産み出したように、ナァニは中心玉(ちゅうしんぎょく)という核に似たものを用いて10玉の王獣(のけもの/能獣)という存在を産み出しています。
 魔女ニナと魔女ナァニは姉妹ですので、化獣と王獣はいとこのような関係であると言えます。
 ただ、神話の時代に圧倒的な力を示した化獣とは対照的に歴史の表舞台には今までたっていませんでした。


0569 魔女ナァニ

 魔女ニナの姉が魔女ナァニと呼ばれる存在です。
 神話の時代に存在し10玉の王獣(のけもの/能獣)を産み出しました。
 ただ、魔女ニナに対して怪物ファーブラ・フィクタという最高のパートナーが居たのに対して、彼女にとっての最高のパートナーは現れませんでした。
 理想のパートナーの男性を求めて数え切れない相手との仮想生殖(かそうせいしょく)を繰り返しましたが、どの相手とも大物を生み出せる結果にはなりませんでした。
 魔女ニナの夫、怪物ファーブラ・フィクタに関係を迫りましたが、拒否され、彼女はパートナーの居ない単独個体での子作りを選択しました。
 それによって生み出されたのが王獣と呼ばれています。
 中心玉(ちゅうしんぎょく)を混ぜてはいますが、単独出産のため、Y染色体が無いので、産まれる王獣は全て女性型となります。
 魔女ニナの産み出した化獣(ばけもの)よりも優秀な存在を産み出したかったのですが、結局、神話上では目立つ事ができず、インパクトの足りなかった王獣を強くするために、ひっそりと歴史の影に消えました。


0570 仮想生殖(かそうせいしょく)

 魔女ナァニが行った仮想の子作りが仮想生殖(かそうせいしょく)となります。
 実際に子作りをしてしまうとその後が大変なので、生殖を行ったら、どのような存在が誕生するかを試す行為で、実際に生殖活動をする訳ではありません。
 精度は99.997%と言われているのでほぼ正確な子供の予想がつきます。
 優秀な子供を残す事を優先させているカップルなどはこの仮想生殖での子供の能力が低いと判断して別れる事もあります。


0571 中心玉(ちゅうしんぎょく)

 化獣(ばけもの)で言えば核にあたるのが中心玉(ちゅうしんぎょく)となります。
 底知れないパワーを秘めた核が手に入らなかった魔女ナァニはその代わりとして、宝玉に特殊な強化を施した玉を作り代役としました。
 それが中心玉です。
 核との違いは勢力を生み出せる力を持っているかいないかなので、パワーは化獣に近いものを持っていますが、勢力を生み出す力はありません。


0572 1番の王獣(のけもの/能獣)オーフキア

 1番の王獣(のけもの/能獣)の名前が化粧をイメージしたオーフキアとなります。


0573 2番の王獣(のけもの/能獣)トゥエンムウング

 2番の王獣(のけもの/能獣)の名前が香水をイメージしたトゥエンムウングとなります。


0574 3番の王獣(のけもの/能獣)クーフス

 3番の王獣(のけもの/能獣)の名前が口紅をイメージしたクーフスとなります。


0575 4番の王獣(のけもの/能獣)ルッケーサ

 4番の王獣(のけもの/能獣)の名前がおしろいをイメージしたルッケーサとなります。


0576 5番の王獣(のけもの/能獣)クテペン

 5番の王獣(のけもの/能獣)の名前が櫛(くし)をイメージしたクテペンとなります。


0577 6番の王獣(のけもの/能獣)ラーフィブ

 6番の王獣(のけもの/能獣)の名前がブローチをイメージしたラーフィブとなります。


0578 7番の王獣(のけもの/能獣)ウナイレス

 7番の王獣(のけもの/能獣)の名前がイヤリング、ピアスをイメージしたウナイレスとなります。


0579 8番の王獣(のけもの/能獣)ミルアッラ

 8番の王獣(のけもの/能獣)の名前がブレスレットをイメージしたミルアッラとなります。


0580 9番の王獣(のけもの/能獣)トスラ

 9番の王獣(のけもの/能獣)の名前がドレスをイメージしたトスラとなります。


0581 10番の王獣(のけもの/能獣)ローコナ

 10番の王獣(のけもの/能獣)の名前が王冠をイメージしたローコナとなります。


0582 補給処置弁当(ほきゅうしょちべんとう)

 ファーブラ・フィクタで伝わる栄養補給作業の一つです。
 弁当と名付けられていますが、普通のお弁当とは違います。
 あらかじめ必要な栄養素を設定して居るエネルギーの塊のようなものです。
 戦闘中体力などが低下したりした時、この補給弁当を体内に取り込む事によって、一瞬にして体力等がアップしたりします。
 そのため、普通のお弁当の様に味わって食べるという感覚のものではありません。
 戦闘のサポートとして使われるのが、補給処置弁当(ほきゅうしょちべんとう)となります。


0583 大流幻祭(だいりゅうげんさい)

 宇宙最大のお祭りとされているのが大流幻祭(だいりゅうげんさい)となります。
 数十の超銀河団規模で行われるお祭りで、様々なお祭りのルールが混在したお祭りとなります。
 そのため、同じ大流幻祭でも参加する場所によって、毛色が全く異なるお祭りとなります。
 元々は小さな星の小さな村のお祭りでしたが、このお祭りは他のお祭りの良いところを吸収して、新しいことをやっていくというお祭りなので、どんどん大きくなっていったお祭りです。


0584 極大聖澄殿(きょくだいせいちょうでん)

 神でさえも滅多に立ち入る事を許されない究極の聖なる館とされている究極の建物建物です。
 特別な存在が管理していて、そこにおさめられているものは究極の宝ばかりとされています。
 どこにあるかは解っていません。


0585 極大聖澄宝品(きょくだいせいちょうほうひん)

 極大聖澄殿(きょくだいせいちょうでん)におさめられている究極の宝を極大聖澄宝品(きょくだいせいちょうほうひん)とされています。
 これ以上のものはクアンスティータでないと生み出せないとされています。


0586 消滅トンネル

 時空に突然出現する謎の穴です。
 そこは消滅トンネルと呼ばれていて、そこを通ると消滅します。
 何で出現するのかは全く不明とされています。


0587 想鎧(そうがい)

 イメージの鎧(よろい)を想鎧(そうがい)と呼びます。
 イメージに合わせて形や強度を変える形の定まらない鎧です。
 様々な状況から身体を守るためにあります。


0588 高次元コンタクト

 高次元の存在との交信を高次元コンタクトと呼びます。
 現実世界ではありえない常識で存在している高次元生命体との交信を通じて、思いも寄らない情報や力を得ることがあります。


0589 ヘビーモンスターシール

 貼るとそこからモンスターが産まれるシールをモンスターシールと呼びます。
 その中でもボスクラスのモンスターを産み出すシールをヘビーモンスターシールと呼ばれ、闇取引されています。


0590 季節生命体(きせつせいめいたい)

 ある一定期間で季節が変わるように姿を変える生命体の事を指します。
 四つの姿を繰り返し変化させていく存在が一般的ですが、三つの姿の存在、または四つ以上の姿の存在も稀に存在します。


0591 幸福祝餅(こうふくしゅくもち)、不幸呪餅(ふこうじゅもち)

 ファーブラ・フィクタの都市伝説の一つです。
 幸福祝餅(こうふくしゅくもち)と呼ばれるお餅を食べれば食べる程、幸福になっていくというものです。
 少し残して一晩経つと幸福祝餅は一定量増えるとされています。
 感謝の心を忘れると幸福祝餅は不幸呪餅(ふこうじゅもち)となり、一口食べただけで、今までの幸福の分、一気に不幸が訪れるとされています。


0592 不可思議煙(ふかしぎえん)

 突然、現れる謎の煙が不可思議煙(ふかしぎえん)と呼ばれるものです。
 この煙に触れると通常では考えられない事が起きるとされています。
 良いこともあれば悪いこともあり、それは日々の行いによって左右されるとされています。
 邪な心を持った者が触れば不幸な事が起きますが、清い心を持った者が触れれば幸せを運んでくれるとされています。


0593 フォルフェアフト・ラール・ウイラァ

 最真~(さいしんじん)の一柱です。
 真~(しんじん)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0594 ケアルト・シィーリー・ブヌース

 最真~(さいしんじん)の一柱です。
 真~(しんじん)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0595 ソシュケール・リアル・ミータスオリィーアフト

 最真~(さいしんじん)の一柱です。
 真~(しんじん)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0596 フェイレ・トゥローディシュン・オーラン

 最真~(さいしんじん)の一柱です。
 真~(しんじん)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0597 クヴィウート・ネツァッハ・メスカン

 極超魔(ごくちょうま)の一体です。
 頂魔(ちょうま)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0598 マクスィム・メホアル・イェリダー

 極超魔(ごくちょうま)の一体です。
 頂魔(ちょうま)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0599 メルフラフ・ラア・サカナー

 極超魔(ごくちょうま)の一体です。
 頂魔(ちょうま)をも超える力を持つ超高次元生命体です。
 この存在より上の存在に~上立者(しんじょうりっしゃ)と~超存(しんちょうそん)が存在します。


0600 反奇跡(はんきせき)とクアンスティータ・リバースパール

 もの凄く良い事がもの凄い偶然で起きるのが奇跡であるとすれば、もの凄い悪い事がもの凄い偶然で起きる事を反奇跡(はんきせき)と呼びます。
 ラスボス、クアンスティータの第四本体、ミールクラームの奇跡を起こすクアンスティータ・パールに対して、反奇跡を起こすクアンスティータ・リバースパールと呼ばれる涙の結晶もあります。
 それはミールクラームが作る事ができます。