世界観02目次

0201 オルオティーナ
0202 ファーブラ・フィクタの世界においての最強
0203 多元宇宙
0204 拒絶反発力(きょぜつはんぱつりょく)
0205 食(しょく)
0206 よそものの孫弟子、吟侍と【よそものの弟子】
0207 テレメ・デ・ディア
0208 ガラバート・バラガ
0209 ~像(しんぞう)、魔像(まぞう)、核像(かくぞう)
0210 深核宗(しんかくしゅう)
0211 歌~姫(かしんき)
0212 存在しない世界 抜界(ばつかい)
0213 芦柄五兄弟(あしがらごきょうだい)
0214 しゃぼんメール
0215 ボスプレ/ボスプレイヤー、勇プレ/勇者プレイヤー
0216 崩質疑似召喚(ほうしつぎじしょうかん)
0217 仮想追加歴史(かそうついかれきし)と追加存在(ついかそんざい)
0218 プロルパート
0219 アルバイトボス
0220 仮抜界(けばつかい)
0221 クアンスティータ公式マスコット まめぽん
0222 バトル・チア
0223 情拳(じょうけん)
0224 ~聞(しんぶん)
0225 魔聞(まぶん)
0226 書玉(しょだま)
0227 余暇貯時間管理(よかちょじかんかんり)
0228 オーケストラコーラスダンサロイド
0229 ミューズ・アニマル
0230 ミュージセラピー
0231 ブロック・ロック
0232 大宇宙連合軍(だいうちゅうれんごうぐん)
0233 宇宙職安(うちゅうしょくあん)と特別移植(とくべついしょく)
0234 超A級デンジャー・ハンター
0235 メジャーゴッドとマイナーゴッド
0236 メジャーデビルとマイナーデビル
0237 エクセプルムのお礼状
0238 宇宙絶滅危惧種(うちゅうぜつめつきぐしゅ)
0239 特別保護個体種(とくべつほごこたいしゅ)
0240 極超伝説の~(真)勇者(しんゆうしゃ)
0241 クアンスティータのオモチャ
0242 吸収者(きゅうしゅうしゃ)マンジェ・ボワール族
0243 なりきりキャラクターサービス
0244 スペースアニメーション
0245 サイコ・ネット
0246 フォービドゥン・ゴースト
0247 他界実現(たかいじつげん)
0248 災害、大災害チケット
0249 宇宙法(うちゅうほう)
0250 セントイビルバランス
0251 偽カノン
0252 クアンスティータと子供の空想話
0253 Y染色体
0254 ロスト・ワールド・ストック
0255 ジェネシス・フィアス
0256 グランバグドーラー
0257 ハードディープギフト
0258 スターフォルムフォートレス
0259 バラオーナ・カルダン/天空の祈集師官(きしゅうしかん)/赤の民
0260 ブレア・コヴァントン/大地の祈集師官(きしゅうしかん)/黄色の民
0261 ポルタレオーネ・ケレル/大海の祈集師官(きしゅうしかん)/青の民
0262 祈集師官(きしゅうしかん)
0263 QOH (クォーターオブハンドレッド)
0264 黒いフードの男 ソルテリアー
0265 赤いフードの男 クトゥーアル
0266 十大殿堂(じゅうだいでんどう)
0267 ジェーニヴィライ
0268 イクストーヴァス
0269 グレーヌレーヌ
0270 歌優(かゆう)制度
0271 ファーブラ・フィクタ シークレットステージ
0272 エクィトゥスタ/ガールズ・ヘッド
0273 ツイン・シスター・オペレーション
0274 デクシア(右)とアリステラ(左)
0275 プリュス(+)とモアン(−)
0276 プラーミァ(炎)とリョート(氷)
0277 ワースト・フォービドゥン・インフォメーション
0278 冒険者フィンブリアの宝箱
0279 記録にない宮殿城(サイレントパレスキャッスル)
0280 オンリーワンフェイクフォニー(唯一の紛い物)
0281 ニアリリス
0282 エンジェル・ユニット
0283 記念日
0284 スーパーナチュラルカタストロフィー
0285 ブレイヴ・フォース
0286 ブレイヴ・ジェノサイド
0287 勇殺者(ゆうさつしゃ)
0288 フランツ・グリューナーの遺産
0289 空物(くうぶつ)
0290 呪歌(じゅか)の殺人鬼
0291 吸収姫(きゅうしゅうき)
0292 フロリゼル・チェルニー
0293 ヘクシェル・イシュタル
0294 反身(はんしん)
0295 ダメージ・クリーナー
0296 オリジナル・リスク・ダメージ
0297 ディメンション・ポイズン(次元毒)
0298 ウェットファイト
0299 ミルヴォア・ムーサ
0300 チェルローニ・デュカキス
0301 女悪空魔(めあくま)マーシモ
0302 ブラックリンク
0303 ペナルティー・ヘテロ(罰則異形)
0304 同化婚(どうかこん)
0305 塗り変わり
0306 総全殿堂(そうぜんでんどう)ノート/クアンスティータノート
0307 破滅主義者の祭典
0308 狂人(きょうじん)の仮面
0309 マイミラー
0310 強制イベントカード
0311 隠れ家の神隠し
0312 祟り物(たたりぶつ)
0313 創造の紙
0314 破壊の布
0315 レジェンド・データ
0316 レジェンドール
0317 レジェンドール・パック
0318 レジェンドール暗殺団
0319 精様(せいよう)
0320 七つのドレス
0321 本物と偽物
0322 バンドル・パーツ
0323 ~上立者(しんじょうりっしゃ)
0324 ~超存(真超存/しんちょうそん)
0325 ブラックダークブライダル
0326 ディザスタープライマー(災害の手引き書)
0327 最圧縮宇宙巨力(さいあっしゅくうちゅうきょりょく)
0328 クアンスティータ解明方程式
0329 特極限平野(とっきょくげんへいや)
0330 希少保護士(きしょうほごし)とショルダースカートルック
0331 硬何殻(こうかかく)
0332 フォーユー
0333 サクセス・オナー
0334 十三大崇高皇家(じゅうさんだいすうこうおうけ)
0335 かゆる
0336 崇紋(すうもん)
0337 ヒーロー投資
0338 成長進化山脈(せいちょうしんかさんみゃく)
0339 ワンナイトレディ
0340 デンジャー・フォトグラファー
0341 雲変液(うんへんえき)
0342 次元の引き出し
0343 パワーオールゼロフィールド
0344 おんこ
0345 サーティーン・デス
0346 一撃必滅(いちげきひつめつ)
0347 スタートキーソング
0348 セイヴァー・ディセント(救世主降臨)
0349 キャラクターシャッフルエフェクト
0350 化け娘(ばけむすめ)
0351 セレスティーニ・ファーストラスト/レスティー
0352 調治院(ちょうちいん)
0353 調治士(ちょうちし)
0354 患存者(かんそんしゃ)
0355 名調(めいちょう)、特名調(とくめいちょう)、究名調(きゅうめいちょう)
0356 声民(せいみん)と死化派音(しかばね)
0357 具モン(ぐもん)/具怪(ぐかい)
0358 ウィークポイントレシピ
0359 三世族(さんせいぞく)トライ・ライフ族
0360 偉稀(いき)
0361 ストロング・キャラ玉
0362 頭首服(とうしゅふく)
0363 要陣防(ようじんぼう)
0364 メルムインヌ計画(プロジェクト)
0365 ハグ・バリュー
0366 芦柄 琴太(あしがら きんた)とドゥナ・ツァルチェンの関係
0367 芦柄 琴太(あしがら きんた)と野茂 偲(のも しのぶ)の関係
0368 芦柄 導造(あしがら どうぞう)とヘスティアの関係
0369 芦柄 導造(あしがら どうぞう)とブリジット・コルラードの関係
0370 芦柄 導造(あしがら どうぞう)とクリスティナ・ラートの関係
0371 芦柄 導造(あしがら どうぞう)と女神御(めがみ)エテレインの関係
0372 カノン・アナリーゼ・メロディアスと男性キャラクターの関係
0373 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とカノン・アナリーゼ・メロディアスの関係
0374 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とソナタ・リズム・メロディアスの関係
0375 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とステラ・レーターの関係
0376 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とエカテリーナ・シヌィルコの関係
0377 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とフェンディナ・マカフシギの関係
0378 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とクアースリータの関係
0379 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とクアンスティータの関係
0380 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)と怪物ファーブラ・フィクタの関係
0381 レインミリーとはてなの関係
0382 二名の母親
0383 クアンスティータとクアースリータの関係
0384 クアンスティータ本体と側体の関係
0385 ママゴト
0386 怪物ファーブラ・フィクタの旧約異彩(きゅやくいさい(131))の書似(しょじ)と新約憩い(しんやくいこい(151))の書
0387 新約憩い(しんやくいこい)の書
0388 旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)
0389 神善(しんぜん)の書と神御(かみ)の絵本
0390 魔悪(まあく)の書と悪空魔(あくま)の絵本
0391 化獣(ばけもの)の書似(しょじ)と化獣の絵本
0392 書似(しょじ)
0393 書似家(しょじか)
0394 十八大書似家(じゅうはちだいしょじか)
0395 書似(しょじ)と書似家(しょじか)の価値
0396 クアンスティータの乳母
0397 条件強者(じょうけんきょうしゃ)
0398 準条件強者(じゅんじょうけんきょうしゃ)
0399 コントラクト・プロミス・マーク
0400 誰かさん




ファーブラ・フィクタの世界観02


0201 オルオティーナ
オルオティーナ
 ラスボス、クアンスティータの24の宇宙世界を管理する管理者と呼ばれています。
 24全ての世界に精通しているとされている謎の存在です。
 クアンスティータの乳母を務める彼女はクアンスティータを見て子供が欲しくなり、ある時、吟侍と出会って、彼の子種を欲しがるようになります。
 クアンスティータの宇宙世界を管理するだけあって、その力は底なしです。


0202 ファーブラ・フィクタの世界においての最強

 ラスボス・クアンスティータがファーブラ・フィクタという物語で最強とされています。
 最強とはクアンスティータに所有する全てでという意味です。
 クアンスティータの所有するものの中でも強弱はあり、クアンスティータの中での最強というのもいます。
 クアンスティータ本体で言えば第七本体クアンスティータ・テレメ・デですし、クアンスティータが所有する世界にも他に最強と呼べる者が何名もいます。
 どうしてそういう事態になったかと言いますと、最強という定義を究極まで昇りつめてしまうと何でも出来るという事になると思います。
 つまり、事を起こしてしまうと全てを無に帰せる者が複数いるという事はやってしまえばそのやった者こそ最強となり、他が違うかと言いますと他の者も同じようにやってしまえば最強へとなりえます。
 そういう出した者勝ちのじゃんけんに何でも出来る者は興味を持ちません。
 それに何の意味があるんだと思っています。
 また、例えば、宇宙の果てにいる小虫が1歩、歩いた事にも全く別の次元の存在の心にも干渉できるなど、どんな細かい事にも関われるとして、その細かすぎる事に対しての干渉にどんな意味があるのでしょう?
 本当に何でも出来るということはやっている事への虚しさも伴うのです。
 クアンスティータの所有する宇宙世界にはそういった虚しさを感じている最強がゴロゴロいます。
 クアンスティータ・テレメ・デはまた別ベクトルの最強です。


0203 多元宇宙

 ファーブラ・フィクタの世界でも考えられている全く別の宇宙です。
 多次元宇宙とはまた違った意味です。
 多次元の場合は縦・横・高さ・時間などの考え方ですが、多元の場合は全く別の宇宙が存在するという考え方です。
 ファーブラ・フィクタの世界ではそれが一般常識として認識されています。
 全く別の宇宙の全く別の常識が突如身の回りに降りかかるという事は決して珍しい事ではありません。


0204 拒絶反発力(きょぜつはんぱつりょく)

 ファーブラ・フィクタの世界で起こる自然現象です。
 主にラスボスのクアンスティータ等に攻撃を仕掛けたりするとクアンスティータ自身の反発力による自然のダメージを抑えるために自然現象として起こる攻撃に対する反発力です。
 これは、ある空間中を漂っているある成分が原因とされていて、全ての宇宙の約半分がこの現象を引き起こします。
 クアンスティータの力ではなく、自然現象の反発力という事になります。
 つまり、クアンスティータにまともに攻撃が当たるのは、残り半分の宇宙でしかないという事です。
 当たったとしてもクアンスティータにはまず利きませんが。


0205 食(しょく)

 ファーブラ・フィクタの世界において、何かを食べなくてはいけないということも弱さの要素の一つとされています。
 何かを摂取していかないと存在を維持できないという事はそれだけで、弱者の要素を一つ持っているという事になります。
 強者は奪って生存する事もなく、自らが動く事で終わってしまう儚い命の重さも知っているので、自らはあまり動こうとはしないとされています。


0206 よそものの孫弟子、吟侍と【よそものの弟子】

 ファーブラ・フィクタの主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)はあまり動じません。
 それは、幼い頃に七番の化獣(ばけもの)ルフォスの世界で圧倒的な強さと出会っているからです。
 それは時空間を移動してきた【よそものの弟子】と呼ばれる存在です。
 ルフォスは自身の所有する世界に【よそものの弟子】を内在しているからこそ、よそもの→クアンスティータの世界にいる大物→クアンスティータへの恐怖という形でクアンスティータを恐怖しています。
 その恐怖を克服するために、吟侍の勇気にすがったのです。
 吟侍はルフォスの世界での修行中、どうあがいても追いつけない差というのを見せつけられ【よそものの弟子】に弟子入りします。
 ルフォスは【よそものの弟子】から吟侍が認められたからこそ、共存をそのまま継続したとも言えます。


0207 テレメ・デ・ディア

 ラスボス、クアンスティータ、最強の第七本体テレメ・デを眠らせるために用意されている7種類の歌のジャンルの一つです。
 メインヒロインのカノンが習得する予定の歌です。
 普通の人間には歌えない極超歌です。
 クアンスティータ・テレメ・デに対してはこの七つのジャンルソングがクアンスティータ関連以外で唯一の抵抗手段と言われています。


0208 ガラバート・バラガ
ガラバート・バラガ
 七番の化獣、ルフォスの世界に迷い込んだ【よそものの弟子】の事です。
 幼い頃の吟侍はこのガラバートに弟子入りしています。
 後の吟侍の冷静な判断力はこの存在に教えよるところが大きいです。
 自身の力を自在に変化させる事が出来て、弱かった吟侍にあわせて力を変化させていました。


0209 ~像(しんぞう)、魔像(まぞう)、核像(かくぞう)

 ファーブラ・フィクタの世界において彫られている像で地球で言えば仏像に近いものです。
 ~像(しんぞう)が神御(かみ)を、魔像(まぞう)が悪空魔(あくま)を、核像(かくぞう)は化獣(ばけもの)を模倣して作られています。
 創作者のイメージで作られているので、同じ存在の像でも異なるデザインで仕上げられていることが多いとされています。
 核像の中でもクアンスティータとクアースリータの像は彫ると死ぬとされているため、現存する像は殆どありません。
 殆どがただの像ですが、稀に、力を持った像が含まれています。


0210 深核宗(しんかくしゅう)

 クアンスティータの怒りを避ける事で世界を救うという教えを説く宗教です。
 総本山にはクアンスティータとクアースリータの核像(かくぞう)が奉られているとされています。
 また、深核宗(しんかくしゅう)では、他の化獣(ばけもの)はクアンスティータとクアースリータの従属核(じゅうぞくかく)とされています。


0211 歌~姫(かしんき)

 ファーブラ・フィクタの世界において、ラスボスくーちゃんの第七本体、クアンスティータ・テレメ・デの名前が出てくるようになると、テレメ・デを眠らせる歌を歌える者を確保するという事は最大のステータスとしてとらえられるようになります。
 カノンが歌えるようになるテレメ・デ・ディアなどの極超歌は無理でも多少効果があるのではと推測される超歌を歌える歌姫達が各宇宙での取り合いになります。
 その超歌が歌える歌姫達をいつしか歌~姫(かしんき)と呼びます。
 歌~姫にもランクがあり、ランク1からランク24まで存在します。
 この24のランクはクアンスティータが24の身体を持っていると言うことから作られたランクですが、意味は殆どありません。
 最高レベルの24の歌~姫達ですら実際にはテレメ・デを止める事は出来ません。
 あくまでもクアンスティータに対する恐怖を誤魔化す為に生まれた幻想の悲しき存在です。


0212 存在しない世界 抜界(ばつかい)

 ファーブラ・フィクタの世界において三十四界と虚無六界が全ての世界ですが、それ以外にクアンスティータから完全に逃げるためにある世界が一つあります。
 その世界の名前は抜界(ばつかい)と言います。
 保証は全くありませんが、クアンスティータの恐怖から逃げる事が出来るとされています。
 ただし、全ての世界においての完全消滅を意味し、存在自体が無くなり居たという痕跡さえ全く残りません。
 それだけの覚悟をしていくしかない、究極の選択肢でもあります。
 何があるかは、完全に断絶されているため、全くわかりません。


0213 芦柄五兄弟(あしがらごきょうだい)

世界観芦柄5兄弟  ファーブラ・フィクタの三人の主人公、長男、琴太(きんた)、次男、吟侍(ぎんじ)、三男、導造(どうぞう)は芦柄三兄弟(あしがらさんきょうだい)と呼ばれていますが、実は後、二人義弟が居ます。
 残念ながら、吟侍の心臓にもなっている七番の化獣(ばけもの)ルフォスの世界で修行するより前に、絶対者アブソルーター達に攫われてしまいましたが、四男、涼至(すずし)と五男、徹吾(てつご)がいます。
 吟侍が火の星イグニスを支配するジェンドと土の星テララを支配するルゥオを追い払った時にはすでに攫われているため、吟侍の活躍を知りません。
 冒険が進んでいくと涼至と徹吾とも再開する事があるかも知れません。


0214 しゃぼんメール

 カノンの女神御(めがみ)セラピアとしての力です。
 あるきっかけで突然、シャボン玉が発生し、それを割るとカノンのその割った相手に対するためになる言葉が紡がれます。
 それにより、対象者は安心したりします。
 これは、カノンと同行するメンバーも含め、救出活動をしている全メンバーに対して行っています。
 ただし、カノンが来ている事を知らないブリジットやヘスティア、女神御エテレインやセレナータ、アリス、ドロシー、ウェンディ達などには当然、ありません。
 また、スペード達賞金稼ぎはカノンのしゃぼんメールの設置を拒否したりもしています。
 それに、残念ながら、パーティーのメンバー達はその思いやりに気づく余裕はあまり無いようです。
 利用しているのは吟侍とソナタくらいです。
 メールはカノンからの一方通行ですが、時には癒しになる歌なども入っています。
 しゃぼん一つ一つは使うと消えてしまうので、貴重ではあります。
 心の支えになってくれればと思ってカノンが用意したものです。


0215 ボスプレ/ボスプレイヤー、勇プレ/勇者プレイヤー

 ファーブラ・フィクタの世界ではやっている強者へのコスプレイヤー達の事をさします。
 擬似的にボスや勇者の真似をして、支配者や破壊者、英雄の気分を味わおうというものです。
 吟侍の勇プレも密かにはやっていますが、ラスボスのクアンスティータのボスプレはなかなか表立っては浸透しません。
 それは、クアンスティータのファンクラブが黙っていないからです。
 だけど、裏では誰の束縛も受けない憧れの対象として、クアンスティータのボスプレは大人気です。


0216 崩質疑似召喚(ほうしつぎじしょうかん)

 力の弱い者が強者に対抗するために編み出した技術です。
 召喚するものは力、物質、能力、生物等々様々ですが、共通する事は非常に脆いという事です。
 存在自体が確定されたものではなく、擬似的に生みだしたものなので、非常に繊細なバランスで何とか維持している力や存在です。
 ですが、ある一定の方向について言えば、通常では考えられない程のパワーを示すために、やり方次第では強者に対してもダメージを与える事は十分可能です。
 脆さはあるけど、ある一定のルールについては非常に強いものの召喚というのがこの崩質疑似召喚(ほうしつぎじしょうかん)になります。
 この技術を身につけて成り上がろうという存在はかなりの数に及びますが、習得する者は殆ど居ないと言われています。


0217 仮想追加歴史(かそうついかれきし)と追加存在(ついかそんざい)

 ファーブラ・フィクタの世界において神や悪魔が歴史上に不都合な点を修正するために追加する仮の歴史の事を仮想追加歴史(かそうついかれきし)と呼びます。
 その仮想追加歴史で辻褄を合わせるために、存在が認められた存在の事を追加存在(ついかそんざい)と呼び、歴史の途中から参加します。


0218 プロルパート

 怪物ファーブラ・フィクタの七つの魂の内、3つの魂を持っている柳宮寺 仁義(りゅうぐうじ じんぎ)の中に眠る力の事です。
 神話の時代に作られた核の数は168核存在していて、その内、12核が一番から12番の化獣(ばけもの)に1つずつ、96核がクアンスティータに用いられたとされています。
 残った60核の内、30核は仁義が所有しているとされ、それを総称して、プロルパートと呼んでいます。
 30核分の力を持つ謎のキーワードとなります。


0219 アルバイトボス

 ファーブラ・フィクタの世界において、全ての場所にボスが存在する訳ではありません。
 ただ、ボスが居ないと他の場所のボスからの侵略の可能性があるので、仮にボスを用意している所も存在します。
 そういう場所で雇われているボスをアルバイトボスと呼びます。
 ただ、アルバイトボスは見かけ倒しが多く、攻め込まれると脆い者達が多いので、力というより、他の場所のボスとのバランスを保つためのスキルを重視されます。
 必要悪という訳ではありませんが、平和を保つために、あえてボスを用意しているのです。


0220 仮抜界(けばつかい)

 存在しない世界、抜界(ばつかい)に行く勇気はないけど、安心したいという者が利用する仮の世界を仮抜界(けばつかい)と呼びます。
 仮抜界の大きさは大きくても太陽系より少し小さい世界ですが、その世界の中で生きたいという者にはそれでも十分なのか、仮抜界を利用する者も居ます。
 宇宙全体のエネルギーが仮抜界だけでまかなうことになるので、もったとしても100億年程度しか持ちません。
 また、完全に遮断する訳ではないので、あくまで気休め程度です。
 実際にクアンスティータの脅威が発動した時は一溜まりもなく消し去られる運命にあります。
 ただ、クアンスティータの存在を忘れるために存在する仮の世界(抜界)のさらに仮の世界です。


0221 クアンスティータ公式マスコット まめぽん

世界観まめぽん 惑星アクアに行くカノンのために、惑星ウェントスに行く吟侍が買ってプレゼントした子狸のぬいぐるみ、【まめぽん】はその後、惑星アクアでカノンの生体データをコピーしに来た第一側体クアンスティータ・トルムドアを通して広まり、何時しか、クアンスティータファンクラブの公式マスコットになっていました。


0222 バトル・チア

 ファーブラ・フィクタの世界に連なる世界ではやっているスポーツです。
 応援対象を勝たせるためにチアリーダーにあたるバトル・チア達がサポートするものです。
 応援対象やバトル・チアの人数、応援するスポーツの種類、細かい使いルールなどで、全体のルールが千変万化するスポーツです。
 一部の星で大変盛んにはやっています。


0223 情拳(じょうけん)

 幻とされた拳法です。
 型は無く、無形ですが、ダメージを受けた者は次第に心を開くとされています。


0224 ~聞(しんぶん)

 神の情報網です。
 例えば、クアンスティータが暴れたとして、他の地域に対して最小限の被害ですむように対処をするのですが、それに使われるのが神の新聞、~聞(しんぶん)です。
 一瞬にして、的確な情報が神々に伝えられますので、それによって世界の被害を防ぎます。
 例えば、宇宙の果てから果てまで熱が伝わるような極超温度の熱エネルギーが発生した時はある一定以上で、熱を遮断する必要が出てきます。
 神の処理によって、他の星が被害を受けなくて済む様になっています。


0225 魔聞(まぶん)

 悪魔の情報網です。
 神の情報網の~聞と同様に必要以上には世界に悪影響が及ばないように悪魔達の中での情報を共有し、対処するためのものです。
 さすがの悪魔の全てが無くなってしまっては存在意味が無くなってしまうので、それを防ぐためでもあります。


0226 書玉(しょだま)

 ファーブラ・フィクタの世界で伝わる地球でいうところの本の様なものです。
 玉状になっていて、触れると頭に情報が入ってくるというものです。
 本も存在しますが、本だとすぐに劣化してしまうような地域等においては重宝されています。


0227 余暇貯時間管理(よかちょじかんかんり)

 吟侍(ぎんじ)が特に行っている方法です。
 無駄な時間を排除するために、吟侍は暇な時間を貯蓄しています。
 いざという時にはその時間を使って、何かをします。
 そのため、吟侍は全く暇な時間を持っていません。
 タイムイズマネーではありませんが、時間を大切にしています。
 クアンスティータが出ても自分だけの時間なので、影響はありません。


0228 オーケストラコーラスダンサロイド

世界観オーケストラダンサロイドアリア  歌姫であるカノンが作り出したバックダンサーアンドロイドです。
 カノンの歌を盛り上げるために、カノンに連動して動きます。
 コーラスなどもします。










0229 ミューズ・アニマル

世界観ミューズ・アニマルピア  歌姫であるカノンに反動して動き回るマスコット的動物です。
 美しい音楽に惹かれてやってきてはね回ります。
 栄養源が美しいメロディーになります。


0230 ミュージセラピー

 歌姫であるカノンが歌う事によって癒される現象を言います。
 存在だけでなく、自然現象も彼女の歌声によって、活性化します。
 自然全てに優しいメロディーです。


0231 ブロック・ロック

 ファーブラ・フィクタの世界において、神や悪魔に不都合な者を封印する事です。
 もちろん、これを執行する事が出来ない存在もいます。
 その筆頭がラスボス、クアンスティータになります。


0232 大宇宙連合軍(だいうちゅうれんごうぐん)

 強い宇宙人達で組織されている宇宙の法や秩序の番人です。
 大概の事は彼らに任せれば宇宙の正義は保たれますが、化獣(ばけもの)のようにどうしようもない存在には対処は出来ません。


0233 宇宙職安(うちゅうしょくあん)と特別移植(とくべついしょく)

 宇宙での職業訓練や職業探しをするところが宇宙職安(うちゅうしょくあん)と呼ばれます。
 宇宙職安では危険ととなりあわせの仕事が多いので、強さが求められる事が多いので、そこでの適正ゼロの場合は特別移植(とくべついしょく)を行って強くなることもあります。


0234 超A級デンジャー・ハンター

 宇宙職安である一定以上の戦闘能力を有した者は超A級のデンジャー・ハンターとして認められます。
 危険な仕事ばかりですが、その報酬は超破格です。


0235 メジャーゴッドとマイナーゴッド

 ファーブラ・フィクタの世界において、基準になっている神のランクです。
 多くの人々から崇められている、もしくは強い神をメジャーゴッド、一部の地区でしか崇められていない神をマイナーゴッドと呼びますが、その境目はあいまいです。


0236 メジャーデビルとマイナーデビル

 ファーブラ・フィクタの世界において、基準になっている悪魔のランクです。
 多くの人々から恐れられている、もしくは強い悪魔をメジャーデビル、一部の地区でしか恐れられていない悪魔をマイナーデビルと呼びますが、その境目はあいまいです。


0237 エクセプルムのお礼状

エクセプルムのお礼状 ラスボスであるクアンスティータ(とその関係で第一位)以外、存在しないとされている総全殿堂(そうぜんでんどう)ですが、名前だけが一人歩きしているものもあります。
 それが、総全殿堂第七位とされるエクセプルムの都市伝説です。
 ファーブラ・フィクタの世界においては最強となる都市伝説になります。
 もっとも有名なのが、【エクセプルムのお礼状】とされるものです。
 このお礼状を受け取ったものは想像を遙かに絶する力をプレゼントされるとされています。
 常識では全く説明のつかない力をプレゼントされるとされていますが、礼を失する行いをするとエクセプルムの激怒を買い、その者は跡形もなく消える運命にあるとされています。
 同様の都市伝説として【エクセプルムのプレゼント】と呼ばれるものもあり、力ではなくアイテムを手に入れるとされています。
 正体は不明ですが、エクセプルムはゴスロリファッションに近い格好をしているとされています。


0238 宇宙絶滅危惧種(うちゅうぜつめつきぐしゅ)

 ファーブラ・フィクタの世界において、全宇宙で100万個体以下に減ると宇宙絶滅危惧種(うちゅうぜつめつきぐしゅ)として認定されます。
 他の星に似た個体が存在すれば、それも加算されるので、なかなか宇宙絶滅危惧種仁認定される事は少ないです。


0239 特別保護個体種(とくべつほごこたいしゅ)

 宇宙絶滅危惧種より保護されているのが、特別保護個体種と呼ばれる存在です。
 パラレルワールドも含めて、その個体だけしか存在しないものを指します。
 ですので、生殖活動などはおこなわず、永遠に存在するものが殆どです。
 稀に、その時代のその時間だけ存在するという特別保護個体種というのも存在します。


0240 極超伝説の~(真)勇者(しんゆうしゃ)

 ファーブラ・フィクタの世界において、ファーブラ・フィクタ星系だけに特に有名な吟侍以上に有名な存在が居ます。
 それは~(真)勇者(しんゆうしゃ)と呼ばれ、伝説中の伝説の勇者とされています。
 神や悪魔をもしのぐとされるその力は謎に包まれています。
 そのため、ファーブラ・フィクタ星系以外では吟侍ではなく、この~勇者達がクアンスティータに対抗出来ると噂されているところもあります。
 伝説では~勇者の数は12名とされていますが、正体について記載されている書物は存在しません。
 あくまでも噂として伝わっています。


0241 クアンスティータのオモチャ

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの為に暗躍する存在を指す言葉です。
 作中ではゼルトザームがそう呼ばれていますが、他にも無数存在します。
 どこで、クアンスティータに連なる者の目があるか解らない状態になっています。


0242 吸収者(きゅうしゅうしゃ)マンジェ・ボワール族

世界観吸収者マンジェ・ボワール族  どこかに暗躍する宇宙絶滅危惧種の一つです。
 とにかく、自分の力をアップさせるために、様々な存在を吸収して変化していく存在です。
 そのため、危機感を感じた他の存在による殺戮が始まり、今では宇宙絶滅危惧種の一つに認定されました。


0243 なりきりキャラクターサービス

 ファーブラ・フィクタの世界において、スペースアニメーションで放映されているキャラクターになりきるためのアイテムの提供サービスがあります。


0244 スペースアニメーション

 ファーブラ・フィクタの世界において宇宙で放映されているアニメーションです。
 各星の子供達が夢中になっています。
 クアンスティータやクアースリータもはまります。
 放映局は124局あります。


0245 サイコ・ネット

 ファーブラ・フィクタの世界において、生身の身体でおこなう生体ネットワークシステムを指します。
 作中ではアリス・ルージュが使っています。
 これは、クアースリータのロストネットを元に、未来の世界において開発されたシステムになります。
 リンク次第では物質などの転送も出来ます。
 このサイコ・ネットを上手く利用していくことも冒険の上で重要な要素の一つとなります。


0246 フォービドゥン・ゴースト

 ファーブラ・フィクタの世界にいる宇宙の悪霊です。
 何らかの原因で肉体を失った魂などが殆どで、取り憑くターゲットを見つけると甘い囁きをして、徐々に肉体の支配権を奪っていき、気づいた時には別人になってしまうという事にもなります。
 肉体を奪われた者は新たなるフォービドゥン・ゴーストになります。


0247 他界実現(たかいじつげん)

 主人公、吟侍(ぎんじ)やキャロルが得意とする能力です。
 他の異世界などで使われている技術、能力、方法、アイテム、ルール等を自分の居る世界に持ってくるというものです。
 他の世界で使われているものなので、その世界の者は面食らってしまって、対応が遅れる事もしばしばあります。
 ファーブラ・フィクタの作中作で使用されているアイテム等も持ってこれます。


0248 災害、大災害チケット

 ファーブラ・フィクタの世界での裏社会で出回っているチケットです。
 何処の場所の何時という指定と何の災害かという指定をして、買うとその予定の場所の予定時刻に災害や大災害が起きるというものです。
 非常に悪質なため、宇宙法で禁止されています。


0249 宇宙法(うちゅうほう)

 ファーブラ・フィクタの世界において、出回っている宇宙の最低限の法、秩序をまとめたものです。
 それを犯すという事は存在自体を抹消されるという厳しい罰があります。


0250 セントイビルバランス

 ファーブラ・フィクタの世界において守られている善悪のバランスです。
 善側も悪側もある一定以上の勢力増大は危険とされていて、どちらも同じ勢力で存在してこそ、世界のバランスを保つ事にもとされています。
 そのバランスを崩すとされているのが、クアンスティータという存在とされています。


0251 偽カノン

偽カノン 有名になるということはなりすましなどが出てきます。
 有名になっていく内にカノンの偽者も現れるようになってきます。
 本物のカノンは笑って許しますが、ユリシーズ達はよく思いません。



















0252 クアンスティータと子供の空想話

 ファーブラ・フィクタの世界ではクアンスティータは子供の空想話が大好きとされています。
 夢物語を話しているとたまにクアンスティータらしき気配を感じる時があるというおとぎ話が伝わっています。
 そのため、ファーブラ・フィクタの子供達はクアンスティータを怒らせないような話しを作るというのが空想話のルールとなっています。


0253 Y染色体

 ファーブラ・フィクタの世界において未来の世界でラスボスクアンスティータの第五本体リステミュウムによって、全ての生物のY染色体が破壊されます。
 そのため、男性が生まれなくなってしまい、未来には女性であふれるようになってしまっています。
 それでも女性だけで、子供を産む方法などが研究され細々と生きています。
 また、それはクアンスティータに関わるものには影響していないため、クアンスティータの世界に居る者では男性などが居たりもします。


0254 ロスト・ワールド・ストック

 三十四界、虚無六界、抜界以外の世界で大概の世界はクアースリータのロストネットワールドに吸収されていきましたが、それにもれた世界は滅びの道をたどって期間限定で存在していましたが、跡形もなく消え去りました。
 それらをロスト・ワールドと呼びます。
 ロストネットワールドと近い呼び方ですが、違いは生きながらえた世界がロストネットワールドに含まれて、滅びてしまった世界がロスト・ワールドとされています。
 七番の化獣(ばけもの)ルフォスはそれは勿体ないと思っていて、修行時代の吟侍(ぎんじ)を過去、存在していた時代にタイムスリップさせて、滅びる前にルフォス・ワールドに吸収させるための行動を取らせていました。
 吟侍が他の救済者達より抜きんでて強いのはそう言った世界での冒険を数多くこなしているため、経験値が遙かに上なのです。
 ロスト・ワールドを吸収した後は管理者であるウィンディスがロスト・ワールドをルフォス・ワールドになじませる作業を日夜行っています。
 その途中段階のものを指してロスト・ワールド・ストックと呼びます。


0255 ジェネシス・フィアス

 既に滅びた世界、ロスト・ワールドの一つです。
 三つの力がこの世界の全てです。
 この世界の万物のエネルギーは324に分けられて、それが108ずつ、グランバグドーラー、ハードディープギフト、スターフォルムフォートレスという力の結晶に振り分けられています。
 この三つの力を手にするという事はジェネシス・フィアスでの覇権を手にするという事と同じ意味です。
 この世界では同じ顔の人間が三人います。
 滅びが噂されているこの世界では生き残るのは同じ顔では一人だけとされていて、そのため、同じ顔の他人を嫌っています。
 いつしか別の顔同士で、国をつくりあい、やがて三つの勢力となりました。
 他の国に同じ顔がいるので、髪の毛を赤、青、黄色に染めて、自分達の勢力をアピールしています。
 同じ顔の二人を殺した一人は髪の毛を緑に染めて、安全地帯とされるヴィラに移り住みますが殺した者が安全地帯に住むという間違った常識がまかり通っている歪な世界でもあります。
 髪の毛の色から赤の民、青の民、黄色の民、緑の民と呼ばれています。


0256 グランバグドーラー

世界観エルクラーヌ・ユニット  女性型をした力の結晶です。
 108体あって、人の名前+ユニットという名前がつきます。
 例えば、吟侍が手にしたグランバグドーラーの名前はエルクラーヌ・ユニットです。
 エネルギー循環システムが採用されていて攻撃エネルギーは放出後、元に戻るためエネルギーが尽きる事はありません。
 単独でも行動が可能ですが、主となる者のサポートパートナーとして力を発揮します。


0257 ハードディープギフト

世界観セレール・ファクト  獣型をした力の結晶です。
 108匹あって、人の名前+ファクトという名前がつきます。
 例えば、吟侍が手にしたハードディープギフトの名前はセレール・ファクトです。
 エネルギー循環システムが採用されていて攻撃エネルギーは放出後、元に戻るためエネルギーが尽きる事はありません。
 単独でも行動が可能ですが、主となる者と同化することによって主となる存在がより強いボディーに変身することが可能となります。


0258 スターフォルムフォートレス

世界観スパヴェンタ・クォリティー 星型をした力の結晶です。
 108個あって、人の名前+クオリティーという名前がつきます。
 例えば、吟侍が手にしたスターフォルムフォートレスの名前はスパヴェンタ・クオリティーです。
 エネルギー循環システムが採用されていて攻撃エネルギーは放出後、元に戻るためエネルギーが尽きる事はありません。
 単独でも行動が可能ですが、主となる者が使用するアイテム、武器や兵隊などを召喚したりします。


0259 バラオーナ・カルダン/天空の祈集師官(きしゅうしかん)/赤の民

世界観バラオーナ・カルダン ロストパストワールドの一つジェネシス・フィアスにおいて赤の民をまとめる存在がバラオーナ・カルダンです。
 バラオーナも他のジェネシス・フィアスの民と同様に青の民と黄色の民に同じ顔が存在していて、それぞれの民の中で祈集師官を勤めています。
 それが、黄色の民のブレアと青の民のポルタレオーネになります。
 天空の祈集師官(きしゅうしかん)と呼ばれています。


0260 ブレア・コヴァントン/大地の祈集師官(きしゅうしかん)/黄色の民

世界観ブレア・コヴァントン ロストパストワールドの一つジェネシス・フィアスにおいて黄色の民をまとめる存在がブレア・コヴァントンです。
 ブレアも他のジェネシス・フィアスの民と同様に赤の民と青の民に同じ顔が存在していて、それぞれの民の中で祈集師官を勤めています。
 それが、赤の民のバラオーナと青の民のポルタレオーネになります。
 大地の祈集師官(きしゅうしかん)と呼ばれています。


0261 ポルタレオーネ・ケレル/大海の祈集師官(きしゅうしかん)/青の民

世界観ポルタレオーネ・ケレル ロストパストワールドの一つジェネシス・フィアスにおいて青の民をまとめる存在がポルタレオーネ・ケレルです。
 ポルタレオーネも他のジェネシス・フィアスの民と同様に赤の民と黄色の民に同じ顔が存在していて、それぞれの民の中で祈集師官を勤めています。
 それが、赤の民のバラオーナと黄色の民のブレアになります。
 大海の祈集師官(きしゅうしかん)と呼ばれています。


0262 祈集師官(きしゅうしかん)

 ロストパストワールドの一つジェネシス・フィアスの職業の一つで、それぞれの民の代表とされています。
 とは言っても、それは表向きで、実際には本当の支配者の傀儡状態となっています。
 本音を言うことは出来ず、本当の支配者の言葉を代弁する他の民からの憎まれ役となっています。
 代々、女性がそれに選ばれていて、赤の民のバラオーナ、黄色の民のブレア、青の民のポルタレオーネがそれに当たります。
 見た目の演出こそ派手ですが、実質、本当の支配者フィクサー達のために苦行を強いられている状態です。


0263 QOH (クォーターオブハンドレッド)

 Quarter Of Hundred(クォーターオブハンドレッド/QOH)、つまり、100の4分の1という意味で25を指します。
 これは、第一位(ナンバー1)から第二十四位(なんばー24)の座位(ざい)まである総全殿堂(そうぜんでんどう)と呼ばれる別格の存在の次の地位を指します。
 このQOHとされる存在は複数いて、総全殿堂第一位クアンスティータ(関係)の双子の姉、クアースリータとされる説と他に三名の候補がいます。
 25位の位置に四名いるので完全な25位を100%とすると、それを4分の1ずつ権利を分けるので、QOHと呼ばれる説があります。
 QOHが1名であるのであれば、それが、実質のナンバー2とされるのですが、QOHは4名とも訳あり状態であるため、ナンバー2以下が曖昧な存在となっています。
 QOHは当然、全員、次点座位(じてんざい)のレベル10となっています。


0264 黒いフードの男 ソルテリアー

黒いフードの男ソルテリアー QOH(クォーターオブハンドレッド)の一名とされる男です。
 元々、ある組織に属していましたが、あまりにも強大すぎる力を持つため、疎まれ力を認められる事はありませんでした。
 やがて、彼を全てを認めない世に嫌気がさして、己のみでの力を磨く事に集中し、やがては世も認めざるを得ない力を得ましたが、逆に、彼が世を拒絶して、QOHであることを拒否している状況です。
 そのため、名前も無く、他の存在が便宜上ソルテリアーという名前を使っています。
 ソルテリアーが認めるのは自分より同等以上の存在だけです。
 つまり、他の三名のQOHかその上の、総全殿堂(そうぜんでんどう)だけです。
 ソルテリアーは寡黙な男とも右目の男とも呼ばれています。


0265 赤いフードの男 クトゥーアル

赤いフードの男クトゥーアル QOH(クォーターオブハンドレッド)の黒いフードの男ソルテリアーを真似たイメージの男です。
 実力はソルテリアーには遙かに及びませんが野心家で集団をまとめ上げる力を持っていて、総全殿堂(そうぜんでんどう)の次に位置する殿堂制度【十大殿堂(じゅうだいでんどう)】の総支配存(そうしはいそん/地球の組織でいえば総支配人にあたる地位です)を勤めています。
 ソルテリアーのコスプレをしているので、ソルテリアーに対し、赤いフードの男、笑う男、左目の男とも呼ばれていますが、全て、自分で流した噂です。
 それは、ソルテリアーの持つ強大なイメージを利用した戦略です。


0266 十大殿堂(じゅうだいでんどう)

 クアンスティータによって生まれた総全殿堂(そうぜんでんどう)制度のイメージを使って、総全殿堂の次の地位にあたる次点座位(じてんざい)のメンバーを集めて赤いフードの男、クトゥーアル殿堂制度を作りました。
 次点座位の最高レベルである10の四名はQOHと呼ばれていますので、その下のレベル9までの次点座位をかき集めてきて、殿堂制度を作りました。
 そのため、殿堂制度では総全殿堂の次なのですが、その間にQOHという存在が入っている状態になります。
 十大殿堂の名前の通り、レベル9の10名の次点座位の者を頂点として、十種類の殿堂があります。
 各殿堂は1位から100位まで居て合計1000名がこの十大殿堂に在籍します。
 ただ、この殿堂制度は入れ替え制になっていて、確定されていません。
 第一位の殿堂入りを目指して、レベル9以下の次点座位がしのぎを削るという事になっています。
 本来の殿堂入りという意味では無い殿堂制度なので、偽物、紛い物と呼ぶ物も居ます。
 現に、レベル9の次点座位は32名いるので、この十大殿堂に参加しているのは三分の一以下という事になります。
 QOHから広まった強さという基準の曖昧さがここでもあるという事です。
 ちなみに、十大殿堂に参加しているメンバーは次点座位のレベルは9〜6の者であり、 総支配存であるクトゥーアルはそのレベルに達していません。
 クトゥーアルも次点座位ですが、レベルは−4です。


0267 ジェーニヴィライ

ジェーニヴィライ QOH(クォーターオブハンドレッド)に関わる存在です。
 ジェーニヴィライそのものがQOHではなく、ジェーニヴィライが作り出す作品の一つがQOHに当たるとされています。
 現在はQOHは完成しておらず、イクストーヴァスと呼ばれる作品の中にそれが生まれるとされています。
 ジェーニヴィライ自身は創作者という立場になります。


0268 イクストーヴァス

 ジェーニヴィライという存在が作り続けている作品につけられている作品名です。
 確認されているのはイクストーヴァスbPからイクストーヴァス1131までで、その中にQOH(クォーターオブハンドレッド)クラスの作品はありません。
 確認されているものの中でもピンからキリまでのできばえで、周囲に脅威を与える程の出来も有れば、煮ても焼いても食えないようなものまで存在します。
 将来的にはQOHクラスの作品が生まれるとされています。


0269 グレーヌレーヌ

グレーヌレーヌ QOH(クォーターオブハンドレッド)の一名とされています。
 ですが、現在存在していません。
 現在、エミターヌ(雄型)とスピティル(雌型)として、別々に存在しています。
 この二つの存在がかけあわさって一つになったとき、QOHの1名として数えられるようになります。


0270 歌優(かゆう)制度

 惑星アクアでの憧れの職業です。
 惑星アクアには星見を行う姫巫女(ひめみこ)は上位絶対者の1名、ブレセチルマがなっているために、安全を保証するべき水の神殿が安全地帯として機能していません。
 代わりにある希望の職業が歌優(かゆう)制度です。
 歌優とは歌姫と女優、または、歌い手と俳優を合わせた造語です。
 歌う事はもちろんなのですが、それに合わせた演技などの演出も含まれます。
 見て聞いて楽しませるという職業になります。
 この職業についているものは惑星アクアを支配している7名の上位絶対者に優遇されます。
 また、年に一度、歌優達の中で1番を決める歌優合戦大会(かゆうかっせんたいかい)があり、そこで優勝すると上位絶対者が望みを聞いてくれます。
 カノンはこの歌優合戦大会で優勝し、奴隷として連れてこられた友達の解放を願い出ようと思って行動を開始することになります。


0271 ファーブラ・フィクタ シークレットステージ

 ファーブラ・フィクタのメイン主人公、吟侍(ぎんじ)は冒険の途中で異世界に行く事があります。
 彼はそこで、新たな力を入手し、冒険に戻って来た時、その新たな力を発揮する事になります。
 吟侍は時間を貯蓄していて、その時間を使って異世界へ旅をします。
 つまり制限時間が決められている冒険をすることになります。
 時間の流れは通常の時間と異なっていて、貯蓄している時間より多くの時間を冒険することができます。
 ですが、時間は有限ですので大事に行動しないと現実世界に戻されてしまいます。
 吟侍は七番の化獣(ばけもの)ルフォスに対し、異世界での冒険の始めに担保にする時間を決めて宣言します。
 それが、異世界で吟侍が行動出来る時間の元になります。
 その異世界での再冒険がしたかったら、入り直す必要があります。


0272 エクィトゥスタ/ガールズ・ヘッド

エクィトゥスタ ラスボス、クアンスティータの第三本体、レクアーレが生み出す最強の人型兵器がエクィトゥスタです。
 特徴として女の子の頭のようなものが頭部に使われているという事から一般的にはガールズ・ヘッドと呼ばれています。
 兵器としての戦闘能力は四番の化獣(ばけもの)クルムレピタークが所有する勢力で強大な膂力を持つとされている巨獣徒(きょじゅうと)さえも遙かに上回るとされています。
 エクィトゥスタは頭の部分が無事ならボディは自由にカスタマイズすることができます。
 頭の部分でボディのレベルも変わります。
 が、最弱レベルでも巨獣徒では太刀打ち出来ないくらい強いです。


0273 ツイン・シスター・オペレーション

 ファーブラ・フィクタの世界において、ラスボスのクアンスティータはクアースリータとの双子として生まれる事になっているという予言は有名になっています。
 そのため、最強にあやかろうと双子の姉妹を研究する組織が多く存在します。
 正確には姉のクアースリータは女の子ですが、クアンスティータは無性となりますが、クアンスティータはカノンの生態データを元にしているため、クアンスティータ誕生後も双子の姉妹というイメージは定着しています。
 クアンスティータとクアースリータは全く似ていない双子という事も有名であるため、タイプが違うけど双子の姉妹であるというのが、ポイントとなっています。
 そういう双子の姉妹の研究を総称してツイン・シスター・オペレーションと呼ばれています。
 大成功例とされるのは三例ありますが、それでも本家本元のクアンスティータとクアースリータには遙かに及びません。


0274 デクシア(右)とアリステラ(左)

デクシア&アリステラ ツイン・シスター・オペレーションの三大成功例の一組にあたります姉妹です。
 右を意味するデクシアと左を意味するアリステラという名前です。
 どんな力を持っているかは不明です。


0275 プリュス(+)とモアン(−)

プリュス&モアン ツイン・シスター・オペレーションの三大成功例の一組にあたります姉妹です。
 プラスを意味するプリュスとマイナスを意味するモアンという名前です。
 どんな力を持っているかは不明です。


0276 プラーミァ(炎)とリョート(氷)

プラーミァ&リョート ツイン・シスター・オペレーションの三大成功例の一組にあたります姉妹です。
 炎を意味するプラーミァと氷を意味するリョートという名前です。
 どんな力を持っているかは不明です。


0277 ワースト・フォービドゥン・インフォメーション

 ファーブラ・フィクタの世界において最悪の禁断とされる情報です。
 一番有名なのが、クアンスティータの誕生の情報となります。
 この情報になるのは世界崩壊の危険性のあるものとなります。


0278 冒険者フィンブリアの宝箱

 ファーブラ・フィクタの世界において、特別な力を持たない存在で最も大きな力を手にしたとされる冒険者がフィンブリアという青年です。
 そのフィンブリアが手にしたものを全てつぎ込んだとされるのは大小100に分けられた宝箱とされています。
 真偽の程は定かではありませんが、お宝ゲットを目的とする冒険者達が目指す宝としては、クアンスティータ・パールをはじめとするクアンスティータ関係のアイテムを別とすれば、最大級とされています。
 冒険者フィンブリアは吟侍達の育ての親ジョージ神父のライバルとされている伝説の存在でもあります。


0279 記録にない宮殿城(サイレントパレスキャッスル)

 ファーブラ・フィクタの世界において伝わる超伝説です。
 記憶に残らないという事からサイレントパレスキャッスルと呼ばれるお城で、どんなイベントが関係しているかも全くの不明です。
 ただ、オンリーワンフェイクフォニーと呼ばれる偽物があるとされています。


0280 オンリーワンフェイクフォニー(唯一の紛い物)

 ファーブラ・フィクタの世界におい伝わる超伝説サイレントパレスキャッスルにあるとされる偽物です。
 それが何の偽物なのかは全く解らないとされていますが、吟侍がクアンスティータ化というクアンスティータに対する最後の対抗手段に関係しています。


0281 ニアリリス

世界観ニアリリスE 火の惑星イグニスを支配する上位絶対者アブソルーターの一人、古怪(グーグワイ)が自身の力をコピーさせた26体のスペシャル・オート・ラブドールになります。
 通常のオート・ラブドールは性処理を担当しますが、スペシャル・オート・ラブドールは古怪のお気に入りの集団ですので、役目は異なります。
 古怪の全てを注ぎ込んでいます。
 触るだけで、男性は快楽地獄にたたき落とされますので、男性は注意が必要です。


0282 エンジェル・ユニット

 ジョージ神父が導造(どうぞう)のために仕送りしたアイテムです。
 装備すると装着時から一週間自身のウィークポイントをガードしてくれます。
 ただし、一度ガードするとその分一時間ずつ残り時間が減っていきます。
 上手に使用しないとすぐに効果が無くなってしまいます。


0283 記念日

 惑星アクアでカノンが考えた、何かに感謝をする日です。
 男女や仕事を交換する交換の日など、様々な記念日を作り、それに向かって頑張っていくという姿勢を示すことで、少しずつカノンは信頼を得て行きます。


0284 スーパーナチュラルカタストロフィー

 セカンド・アースでカノンが発見した惑星アクアにおいて起きるとされている超自然現象(災害)がスーパーナチュラルとなります。
 これはカノンが命名した言葉で、この現象によって起きる大災害をスーパーナチュラルカタストロフィーと呼びます。
 この大災害によって、その時、惑星アクアに居た全ての歴史が最悪な状態へと書き換わります。
 カノンは友達の救出活動以外にも、このスーパーナチュラルを未然に防ぐためにも行動をしています。


0285 ブレイヴ・フォース

 ファーブラ・フィクタの世界において最大とされる勇者達のコミュニティーです。
 勇者虐殺事件が多発したことで発足されました。
 吟侍達は参加していませんが、どこかで出会うことがあるかもしれませんね。


0286 ブレイヴ・ジェノサイド

 ファーブラ・フィクタの世界において起きたとされる勇者達がたくさん虐殺されたとされる最悪の事件です。
 勇者に対して、殺そうとする勇殺者(ゆうさつしゃ)という言葉がこの時生まれました。


0287 勇殺者(ゆうさつしゃ)

 ファーブラ・フィクタの世界において勇者に対して激しい憎悪を持った者、もしくは勇者を殺した者の総称を勇殺者(ゆうさつしゃ)と呼びます。
 生まれたばかりの言葉なので、数としてはそれほど多くはありませんが、潜在者が数多く居て、増加傾向にあるとされています。
 この勇殺者の影響で勇者として活動しようとする者が激減している事も深刻な社会問題となっています。


0288 フランツ・グリューナーの遺産

 ファーブラ・フィクタの世界において、既に故人とされているのがフランツ・グリューナーとされる人物です。
 大聖人とも大悪党とも呼ばれていて、彼が残したフランツ・グリューナーの遺産は後の世に多大な影響を及ぼすとされています。
 それが良いことなのか悪いことなのかは不明とされています。


0289 空物(くうぶつ)

 ファーブラ・フィクタの世界にいる存在ですが、生きていません。
 ただ、生物と同じように行動をしますが、そこに思考は存在しません。
 与えられた情報を元にそれに従った行動をする存在、それを空物(くうぶつ)と呼びます。


0290 呪歌(じゅか)の殺人鬼

 ファーブラ・フィクタの世界において伝わる都市伝説の一つです。
 ある時、頭に浮かんだ歌を最後まで歌うとその歌を歌った者を殺しに殺人鬼が現れるというお話です。


0291 吸収姫(きゅうしゅうき)

 ファーブラ・フィクタの世界におけるフードファイターのような存在です。
 何でもかんでも吸収して栄養にしてしまうとされて、クアンスティータなどのいくつかの例外を除き、吸収できないものは殆ど存在しないとされています。
 それらの存在は全て女性であるため、吸収姫とされています。
 吸収力からランク付けさせられていて、トップ100に入るとスター吸収姫と呼ばれます。
 吸収者マンジェ・ボワール族とは別の存在です。
 この一族との違いは平和的であるかそうでないかの差です。


0292 フロリゼル・チェルニー

フロリゼル・チェルニー ファーブラ・フィクタの世界にいるスター吸収姫でランクは4位です。
 トップ3になかなか入れない事からいつも泣いてしまいます。
 それが、ファンを増やすことになり、いつしか彼女だけアイドル吸収姫と呼ばれるようになりました。


0293 ヘクシェル・イシュタル

ヘクシェル・イシュタル 惑星アクアにおけるトップ歌優(トップ)です。
 歌優としてのカノンの最大のライバルになります。
 歌優としての実力は惑星アクアの頂点と呼ばれています。


0294 反身(はんしん)

 ファーブラ・フィクタの世界において、ある存在と全く反対の資質を持つ存在の事を反身(はんしん)と呼びます。
 この存在と戦う事は双方の消滅を意味するとされています。
 滅多な事ではいませんがかなり低い確率で存在します。


0295 ダメージ・クリーナー

 ファーブラ・フィクタの世界で流通するアイテムの一つです。
 呪いや傷、病気などをクリーニングして正常な状態にするスーパー医療品です。
 ランクはAからGまで7つありますが、あまりにも強いダメージなどには効果は期待出来ません。
 死亡、消滅などには全く効果はありません。


0296 オリジナル・リスク・ダメージ

 神話の時代に怪物ファーブラ・フィクタと魔女ニナの娘、レインミリーに全て吸収されたという通常の存在には耐えることが出来ないダメージの総称をオリジナル・リスク・ダメージと呼びます。
 これはレインミリーが吸収したことにより存在しなくなったとされていますが、いくつか吸収しきれずに漏れたとい噂があります。


0297 ディメンション・ポイズン(次元毒)

 レインミリーが吸収しそこなったオリジナル・リスク・ダメージの一つがディメンション・ポイズンと呼ばれています。
 次元感染する超猛毒とされていて、これが世に出回るとたちまち次元感染し、全てが超猛毒におかされ死の空間になるとされています。


0298 ウェットファイト

 風の惑星ウェントスで流行っているスポーツです。
 元々は水の惑星アクアから広まったもので、競技者は水に溶ける服を着た女性のみです。
 競技者は水風船を手にとってぶつけ合い、先に相手を完全な下着姿にした方が勝ちという娯楽です。
 水風船は双方、100個ずつあり、無くなった時点で服の面積が多く残っていた方が勝利となります。
 絶対者アブソルーターのアナスタシアは不快感を示していますが、同じ絶対者アブソルーターのエカテリーナは面白がってよく見ています。
 恋人のカノンと別行動していて欲求不満なのか主人公の吟侍がはまってしまいます。
 吟侍がソナタ達から逃げる時は嫌いな食べ物を用意された時、地球屋によっている時と並んで、このウェットファイトをのぞきにいっている時が殆どです。
 よく、のぞきに行ってはソナタにお仕置きされます。
 競技するのは人間の女の子達です。


0299 ミルヴォア・ムーサ

ミルヴォア・ムーサ ウェットファイトのスター選手です。
 こちらは色っぽいお姉さんタイプです。
 吟侍がファンになって彼女の試合をよく見に行きます。


0300 チェルローニ・デュカキス

チェルローニ・デュカキス ウェットファイトのスター選手です。
 こちらはぶりっ子タイプの女の子です。
 吟侍がファンになって彼女の試合をよく見に行きます。


0301 女悪空魔(めあくま)マーシモ

女悪空魔マーシモ ソナタの中に眠る悪空魔(あくま)です。
 双子の妹カノンに七大主神(ななだいしゅしん)の一柱、女神御(めがみ)セラピアが宿っているように、ソナタの中にも七大長魔(ななだいちょうま)の一体、女悪空魔(めあくま)マーシモが宿っています。


0302 ブラックリンク

 ファーブラ・フィクタの世界において黒幕同士が繋がる事を意味しています。
 決して表舞台に出ない、裏の世界で暗躍する者同士が勢力拡大のために繋がる事です。


0303 ペナルティー・ヘテロ(罰則異形)

 ファーブラ・フィクタの世界において罪を犯したものが一定期間別の姿となって生活しなくてはならないという刑罰です。
 この罰を受けているものはしゃべることも書くことも許されず、身内に自分だと伝える事が出来ません。
 また、もう一つ意味があり、ペナルティー・ヘテロと呼ばれる異形の怪物が罰を受けている者につきまとい続けるという罰もあります。
 この二つは地域によって使い分けられています。


0304 同化婚(どうかこん)

 ファーブラ・フィクタの世界において究極とされる結婚です。
 好きすぎて、相手との完全同化をするという結婚です。
 好きな者と完全に同一の存在となります。
 そう多くはないですが、この結婚形態を選択するカップルも存在します。


0305 塗り変わり

 ファーブラ・フィクタの世界においてラスボス、クアンスティータが誕生することによって起こるとされている強者の勢力図の塗り変わりをさします。
 昨日までは強者でも今日から弱者という場合も十分考えられ、しかも何度も起きるとされているため、強者達は戦々恐々としています。


0306 総全殿堂(そうぜんでんどう)ノート/クアンスティータノート

 全24ページのノートで1ページずつ総全殿堂(そうぜんでんどう)に入っている24の名前とイメージイラストが描いてあります。
 存在しないとされている総全殿堂の第七位エクセプルムの名前が広まっているのはこのノートを誰かが見たからとされています。
 総全殿堂のメンバーが描いてあるということから総全殿堂ノート、もしくは総全殿堂が生まれる切っ掛けとなった代名詞でもあるラスボスの名前をとってクアンスティータノートと呼ばれています。


0307 破滅主義者の祭典

 ファーブラ・フィクタの世界において、危険視されているイベントの一つが破滅主義者の祭典とされています。
 世の中を潰すことを考えている者が一堂に集まり、一斉に破壊活動を行うので、事前に情報を得てイベント自体を潰しています。
 今まで一度も成功していない幻のイベントでもあります。


0308 狂人(きょうじん)の仮面

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つです。
 その仮面をかぶると温厚な人も殺人を楽しむ様になり、いつしか、その仮面無しでは生活出来なくなり、最後には殺されるというものです。


0309 マイミラー

マイミラー ファーブラ・フィクタの世界の平和な星で広まっているロボットです。
 人工知能が搭載されていて様々な理由で友達の居ない人達のために友達になってくれます。
 愛用者は結構いて、大ヒット商品になっています。


0310 強制イベントカード

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる都市伝説の一つです。
 そのカードを受け取った者にはそのカードに書かれたイベントが強制執行されるというものです。
 何処から届くかは不明とされています。


0311 隠れ家の神隠し

 ファーブラ・フィクタの世界において伝わる都市伝説の一つです。
 ある時、どうしようもない状況に陥った男が身を隠したいと願った時、謎の家が出現、その家に入った男は二度と戻らなかったとされるものです。
 その後も追い詰められた人が心から出現を望むと出現すると言われています。


0312 祟り物(たたりぶつ)

 ファーブラ・フィクタの世界において壊したり傷つけたら祟りがあるとされている物の事を言います。
 それらをまとめて奉納する神社なども存在します。


0313 創造の紙

 ファーブラ・フィクタに伝わる伝説の一つです。
 その紙に描かれた物は七日七晩、聖水に浸すと現実の物になるとされるスーパーアイテムです。
 神御(かみ)が所有しているとされています。


0314 破壊の布

 ファーブラ・フィクタに伝わる伝説の一つです。
 その布にくるまれた物は六日六晩、汚水に浸すとどんな硬い物でも粉々に破壊されるとされるスーパーアイテムです。
 悪空魔(あくま)が所有しているとされています。


0315 レジェンド・データ

 今までの歴史の中で多大な功績、脅威を示した存在をまとめたデータになります。そのデータを元にレジェンドールという人形にデータを読み込ませる事によって過去の伝説の戦士を現実に呼び出す事が出来ます。


0316 レジェンドール

レジェンドール レジェンド・データを元に、呼び出した過去の伝説の戦士のレプリカになります。
 戦闘能力は本物の99.4%まで再現出来るとされています。


0317 レジェンドール・パック

 レジェンドール12体を一つのパックとして装備するアイテムをさします。
 レジェンドールの大きさは様々ですが、パック状態のものは大体小さなバックに入る程度の大きさに縮小されています。
 このレジェンドール・パックは闇で売買されています。


0318 レジェンドール暗殺団

 レジェンドールを大量に用いた暗殺団です。
 闇の組織になります。


0319 精様(せいよう)

精様 ファーブラ・フィクタの世界に伝わる地球でいう所の精霊に近い存在です。
 あらゆるものに宿っているとされていています。
 それが存在しようとする力を意味していて、それによる特殊な効果もあるとされています。
 精様(せいよう)を制する者は世界を制すという言葉もあります。
 ただし、クアンスティータが居なければという言葉もついていますが。


0320 七つのドレス

 ラスボス、クアンスティータ七つの本体のイメージカラー、赤、青、黄色、緑、白、黒、桃色を使った七着のドレスです。
 真紅のドレス、紺碧のドレス、黄金のドレス、深緑のドレス、純白のドレス、漆黒のドレス、桃幻のドレスと呼ばれ、七着セットで出回っています。
 多くのドレスは偽物でそれらはクアンスティータフェイクドレスと呼ばれています。
 ただ、13セットだけ、本物と呼ばれるドレスが存在し、それをクアンスティータコネクションズドレスと呼ばれていて、クアンスティータの力の一部を借りられるとされています。
 元々はクアンスティータの姉、クアースリータのために用意されたドレスですが、クアンスティータと双子である彼女は赤ちゃんなので、まだ着れません。


0321 本物と偽物

 ファーブラ・フィクタのラスボス、クアンスティータには本物と偽物が存在します。
 本物は本体7つと側体17、偽物は公式の偽者として10名と名前がクアンスティータのアナグラムだった為にその力を身につけたタティー・クアスンが確認されています。
 本物と偽物との大きな違いは本物は核が存在し、その核を元に存在するか、その核を持つクアンスティータと関わる者を総称してクアンスティータというくくりになっています。
 偽者である公式の10名、タティー・クアスンなどの場合は元々は本物のクアンスティータに対する恐怖から出来ています。
 例えるならば、A君というとても強くて怖い人が居たとします。
 そのA君が居なくてもそのA君を知っている人達がA君は怖いよという噂話をする事でA君がその場に居なくてもA君の持つ恐怖は伝わります。
 偽クアンスティータは神話の時代にクアンスティータの父、怪物ファーブラ・フィクタが残したクアンスティータは恐ろしいという言葉が長い長い年月を経て、力を持った者です。
 その為、本物のクアンスティータが誕生していなくても偽物のクアンスティータは先に誕生していて、クアンスティータに害をなそうとするものの始末をしているという状態なのです。
 偽物のクアンスティータは本物と関係ないのに、関係あるという微妙な立場なのです。
 そのため、他にも偽クアンスティータが生まれるという要素は十分にあります。


0322 バンドル・パーツ

バンドル・パーツ ファーブラ・フィクタの世界で言うところのフランケンシュタインの怪物の様な存在です。
 強者達の優れた部分だけを抽出して、一つの生命体として完成された生命体がバンドル(塊)・パーツ(部分)と呼ばれます。


0323 ~上立者(しんじょうりっしゃ)

~上立者 ファーブラ・フィクタの世界において、神の最高位は最真~(最深~/さいしんじん)ですが、その上の存在がない訳ではありません。
 神の上に立つ者という意味で~上立者(しんじょうりっしゃ)と呼ばれる存在がそれに当たります。
 最真~はこの~上立者を真似て神という概念をつくりました。
 ラスボス、クアンスティータの宇宙世界にいる存在と同様に決して力を誇示しません。
 自らの力を誇示するという事は同時にその世界の消滅を意味するからです。
 究極の力を誇示するという事の無意味さを知っている存在です。
 でも残念ながらこの存在の意味を理解している神は殆どいません。
 殆どの神々が自分の力を誇示するという現実となっています。
 また、ここまでくると善と悪の概念は超越していますので、究極の悪魔である極超魔(極頂魔/ごくちょうま)の上の存在もまた~上立者となります。
 ~上立者は16名いるとされています。
 そのさらに上の存在になる~超存(真超存/しんちょうそん)の誕生に力をそそいでいるとされています。


0324 ~超存(真超存/しんちょうそん)

~超存 ファーブラ・フィクタの世界において、善なる存在の究極とされています。
 ~上立者がその誕生に力を注いでいますが、実現されていません。
 ですが、もしも上手くいったら、最大7名の~超存(真超存/しんちょうそん)が誕生するとされています。


0325 ブラックダークブライダル

 ファーブラ・フィクタの世界において闇の結婚式とされる邪悪な行動です。
 思い人と添い遂げる事が出来なかった女性がその生涯をかけて思い人を殺そうとする行動を指します。
 元々は人から始まった事でしたが、それが、段々、上位の存在にまで、伝わってきているよろしくない事になっています。


0326 ディザスタープライマー(災害の手引き書)

 別名、災害の手引き書とも呼ばれる悪魔の書がディザスタープライマーと呼ばれる書物です。
 この悪魔の書を用いると素人でも自由に災害を引き起こせると呼ばれています。


0327 最圧縮宇宙巨力(さいあっしゅくうちゅうきょりょく)

 ファーブラ・フィクタの世界において考えられている多くの大宇宙を丸ごと最圧縮した究極の密度を持った架空のエネルギーの事です。
 クアンスティータに対抗するにはこのエネルギーを作り出すしかないという説、この力をもってしてもクアンスティータには敵わないと言う説があり、何度も宇宙議題として上がっているテーマとなっています。


0328 クアンスティータ解明方程式

 クアンスティータの力を理解しようとする時に必要とされる方程式です。
 ですが、実際にある数式ではクアンスティータの力を説明できない為、あり得ない数式とされています。
 これは答えを出せるという事と出せないという事の狭間にあるとされています。


0329 特極限平野(とっきょくげんへいや)

 神々が用意できる究極の限度の強度を持つ果てしない平野です。
 これ以上の場所は提供されません。
 神の支配する仙界の奥にあるとされています。


0330 希少保護士(きしょうほごし)とショルダースカートルック

希少保護士ショルダースカートルック ファーブラ・フィクタの世界においてもコスプレとして人気があるコスチュームはあります。
 その中に地球には無い職業のコスプレも存在します。
 それは希少保護士(きしょうほごし)という職業のコスチュームです。
 希少保護士は基本的に希少とされる物や生き物の保護活動をするサポーター、保護活動をするための研究をするリサーチャー、色んな機関に保護活動のサポートをお願いするため、希少性をアピールしたり、その希少な物、生き物の勝ちをアピールするプレゼンターの三種類が居ます。
 コスチュームとして人気があるのは三つ目のプレゼンターのコスチュームになります。
 プレゼンターは基本的に女性がやっていて、目を惹くために、特殊な服装をしています。
 コスプレイヤーの間ではその特殊な服装を希少保護士のコスプレとして認知されています。
 そのコスプレの特徴の一つとされているのがショルダースカートルックと呼ばれるファッションです。
 簡単に書くと肩からつるすタイプのスカートになります。
 下着を隠すという目的ではなくお飾りのスカートになります。


0331 硬何殻(こうかかく)

硬何殻 卵や繭、蛹の様な状態で中に生体反応があるという事以外解らない物です。
 六番の化獣(ばけもの)ウオームが生みだした物とされています。


0332 フォーユー

 1番の化獣(ばけもの)ティアグラに忠誠を誓う危険思想の人間達の組織になります。
 ティアグラのためにあちこちで暗躍しているとされています。


0333 サクセス・オナー

サクセス・オナー ファーブラ・フィクタの世界に生息する非常に大人しい生物です。
 ただし、追い詰められるとその危機を回避するために、様々な変態をとげる生物です。
 その万能変化がクアンスティータの背中にある背花変(はいかへん)の万能細胞に似ているのではないかと思われていて研究対象となっています。
 そのため、この生物をサクセス(成功)・オナー(名誉)と呼んでいます。
 サクセス・オナーは元の形がどんなだったかは全くの不明とされています。
 常に、危機を感じると変化してしまうので、オリジナルの形は解らない状態になっています。
 当然、人型もあれば獣型、物質型、液体型等々様々なものが存在します。


0334 十三大崇高皇家(じゅうさんだいすうこうおうけ)

 ファーブラ・フィクタの世界において全宇宙で最も財力があるとされる13の王族になります。
 それを13大崇高皇家(じゅうさんだいすうこうおうけ)と呼びます。
 この13の王族が栄えた理由はクアンスティータの存在とされています。
 この13の王族の跡取り娘は生まれてから13才になるまで、【かゆる】という名前をつけられます。
 この名を持つ乙女はクアンスティータと心を通わせる事が出来るとされているためです。
 これは全くのデマだったのですが、クアンスティータに害をもたらす者を消すとされる偽クアンスティータが始末に動かないのはデマとは言え、クアンスティータに対して深い信仰心があるからだとされています。


0335 かゆる

 もともとはデマから生まれた13才になるまで【かゆる】という名前をつけるという風習ですが、【かゆる】の【か】は【クアンスティータ】の【クア】の部分、【ゆる】は【許し】という言葉から来たとされています。
 つまり、【クアンスティータの許し】という意味の名前です。
 13才になるまでとされているのはクアンスティータが13番の化獣(ばけもの)だからであり、この風習を行っている十三大崇高皇家の数もそれにちなんだものとされています。
 【かゆる】という名前に限らず、この十三大崇高皇家にはクアンスティータにまつわる風習が数多く残っているとされています。
 いつしか、十三大崇高皇家の中にたった一人だけ、本当にクアンスティータと心を通わせる【かゆる】が生まれるかも知れません。


0336 崇紋(すうもん)

 十三大崇高皇家に伝わる家紋のようなものです。
 これはクアンスティータの象徴とされていて、十三大崇高皇家やそれに関わる者全てに神のように崇め立てられています。
 少しでも汚そう、傷つけようとする者は一族郎党全員拷問の上処刑されてもおかしくない罪とされています。


0337 ヒーロー投資

 民間で行われている勇者に対する投資事業です。
 勇者が活躍する程、株も上がり、儲ける事が出来るとされています。
 吟侍もヒーロー株として登録されていますが、彼はその事実を知りません。
 活躍するほど、そのヒーロー株を持つ勇者のサポートも増えます。


0338 成長進化山脈(せいちょうしんかさんみゃく)

 一度登頂すると一回り成長または、進化するとされている山脈です。
 勇者が自身のスキルアップのためによく登山します。
 空を飛ぶのは禁止で、あくまでも徒歩での登頂を基本としています。
 この成長及び、進化は自身の眠った力が存在していれば登る度に成長できますが、伸びしろが無くなった時点で何度登頂しても成長はしません。
 登る度に登頂の難易度が変わり、危険度もかなりある山脈です。


0339 ワンナイトレディ

ワンナイトレディ 勇者にしろ覇者にしろ一晩だけの関係を持とうとする女性をさします。
 とにかく有名な者と関係を持ちたいという気持ちの女性達です。


0340 デンジャー・フォトグラファー

 ファーブラ・フィクタの世界においてあちこちに居る危険な戦いを出来るだけ近くでのシャッターチャンスを狙う人達の事をさします。
 当然、生存率は極端に低くなりますが、それでも一攫千金を狙って挑戦する者が後を絶ちません。
 別名【夢を追う自殺志願者】とも呼ばれる危険な行為をしている人達です。
 危険ですが、生きて帰って、そのカメラにおさめた物は相当な値段で取引されています。
 このデンジャー・フォトグラファーの存在がヒーロー投資やヒーロー株等に強く影響を及ぼしています。
 余りにも強すぎる存在がヒーロー投資に登場しにくいのはこのデンジャー・フォトグラファーが危険すぎて入っていけないからです。


0341 雲変液(うんへんえき)

 全くの別人になりたいという望みの為に開発された液体です。
 頭からかぶると全身が分解され、細胞を再構成させて別人になることが出来ます。
 ただし、どんな姿形になるかは全くわからないので、気に入らないと思って何度もかぶると人の形を保てなくなるという危険な液体で販売は中止されています。
 犯罪者が行方を眩ます時に使います。


0342 次元の引き出し

 吟侍が持っている特殊能力です。
 次元の狭間に色んな物を出し入れする力の事です。
 元々は吟侍が使っていた能力ですが、この能力の有効性から他にも使う者が少なからずいます。


0343 パワーオールゼロフィールド

 クアンスティータの様な特別な存在を除き、殆どの存在がその場にいる限り力を失うフィールドです。
 反力地帯(はんりょくちたい)とされていて、力をされるものは無効化されてしまいます。
 僅かな誤差が生じていて、そのため、生きるのに最低限必要な力だけは確保されます。


0344 おんこ

 ファーブラ・フィクタの世界に存在する男と女とは別の第三の性別になります。
 無性とも言われ、男にも女にもなれるし、全く相手を求めずに単独で子供を作る事も出来ます。
 最も有名なおんこはクアンスティータとされています。
 クアースリータとは女(クアースリータ)とおんこ(クアンスティータ)の双子という事になります。
 おんこは女(おんな)と男(おとこ)をあわせた造語です。
 男と女に比べておんこの数は極端に少ないです。
 人間種族だけで考えると千穣(せんじょう/10の31乗)人に1人いるかいないかとされています。


0345 サーティーン・デス

 一名のターゲットに対して13名の暗殺者を用意する行為をさします。
 ターゲットを指定した黒幕は自分は13番の化獣(ばけもの)、クアンスティータの使いだという事を示した虎の威を借る狐的なやり方です。
 ですが、このやり方は偽クアンスティータ達の反感を買い、目的を達成することなく、黒幕が偽クアンスティータの手によって暗殺されるという状態になっています。
 いつしかクアンスティータの怒りを買う行為としてサーティーン・デスと呼ばれるようになりました。


0346 一撃必滅(いちげきひつめつ)

 ファーブラ・フィクタの世界で伝わる言葉で、地球で言えば一撃必殺に当たる言葉です。
 ファーブラ・フィクタの世界では殺すというよりも跡形もなく消し去るという事の方が日常的なので、この言葉が生まれました。


0347 スタートキーソング

 ファーブラ・フィクタの世界において、とある場所でとある歌を順番に歌っていくと最強の力を持った守護神が起動するとされている都市伝説があります。
 その最強の守護神を起動するために必要な10曲をスタートキーソングと呼んでいます。


0348 セイヴァー・ディセント(救世主降臨)

セイヴァー・ディセント スタートキーソングによって起動するとされている最強の守護神です。
 最強と言われていてもクアンスティータが生まれる前の話なので、本当の意味での最強ではありません。
 ただ、当時としては最強と言われているだけあってその力はかなりのものとされています。


0349 キャラクターシャッフルエフェクト

 複数の存在の能力を入れ替えてしまうという能力です。
 元々持っていた力が使えなくなって、別の力を得たりする事もあります。
 あまり歓迎されていない力です。


0350 化け娘(ばけむすめ)

 ファーブラ・フィクタの世界で伝わっている伝説で、クアンスティータの使いとされている小さな女の子達を指します。
 純粋な気持ちを持ったまま不幸にして亡くなった小さな女の子がクアンスティータにつかえる不思議な力を持った少女になるとされています。


0351 セレスティーニ・ファーストラスト/レスティー

セレスティーニ・ファーストラスト フリーランスの調治士(ちょうちし)です。
 主人公の吟侍(ぎんじ)も人間以外の部分は解らない事が多いので、超越者の治療や調整に特化している調治士の助けが必要となります。
 彼女はレスティーと名乗って吟侍と出会います。
 その後、彼の事を気に入って専属の調治士になります。
 腕は確かで特名調(とくめいちょう)と呼ばれています。
 特名調とは特別な名医のような存在の事です。
 とても特名調とは思えない容姿をしています。


0352 調治院(ちょうちいん)

 ファーブラ・フィクタの世界において存在する超越した存在のための病院のような所です。
 いかなる超越者、化け物なども自分の身体の事をよく知らないという存在は少なくありません。
 身体のつくりも人間とは違い、人間の病院での常識が通じません。
 そこで、意思がある超越者達は自分達の事を知ろうとします。
 それをサポートする役目が調治院という訳です。
 動物病院との違いは知能が高い者が自分の意思で通院、入院するという事です。


0353 調治士(ちょうちし)

 調治院(ちょうちいん)に勤める地球で言えば医者と看護師を合わせた様な職種の存在です。
 人間に対しても治療、調整は行っていますが、超越者達の力を分析して、それに対応する方法を模索するという事で、重宝されています。
 数は以外に多く、力の弱い者でも有名な調治士になれれば、強者から保護され、待遇も格別だということで人気のある職業です。
 基本的には調治院に勤務していますが、強者に雇われる以外にも流れで調治士をしている者もいます。


0354 患存者(かんそんしゃ)

 調治士(ちょうちし)に治療、調節などを受ける存在で地球で言えば患者に当たります。
 この患存者は傷ついたり病気、呪いを受けた等の症状が出た場合ももちろん治療を受けますが、それ以外に自分の能力などを知ろうとするために調治士に依頼する者もいます。


0355 名調(めいちょう)、特名調(とくめいちょう)、究名調(きゅうめいちょう)

 調治士(ちょうちし)の中には医者で言えば名医に当たる存在がいます。
 それを名調(めいちょう)と呼んでいます。
 名調の中にも三つランクがあり、下から普通の名調(めいちょう)、名調一千万名に一名いるかどうかというもの凄い腕の特名調(とくめいちょう)、さらに全歴史上たった34名しか出ない究名調(きゅうめいちょう)がいるとされていますが、誰なのかは解っていません。さらにその34名の中のナンバー1の腕を持つ者が最究名調(さいきゅうめいちょう)と呼ばれていますが、当然、これも誰の事だか解っていません。
 最究名調はクアンスティータを診る事が出来るとされています。


0356 声民(せいみん)と死化派音(しかばね)

 声民(せいみん)とは時空の狭間に存在し、決して姿を現さない存在を言います。
 現実の世界との繋がりは声民が死体を動かす事が出来るという事になります。
 死体は元の存在の意識はありませんが、動かしている声民の意思で行動します。
 声は声民のものとなりますので、操っている者の名前が声民となっています。
 操られている死体は地球で言う所のゾンビに近い状態で、死化派音(しかばね)と呼ばれています。


0357 具モン(ぐもん)/具怪(ぐかい)

具モン具怪 ファーブラ・フィクタの世界でブームになっているペットです。
 生体ボディとなる白くてまん丸い身体の中にモンスターの赤ちゃんを首だけ出して寄生させ、成長するまで可愛がるというものです。
 生体ボディを皮(かわ)、モンスターを具(ぐ)ととらえて具モン(ぐもん)、もしくは具怪(ぐかい)と呼ばれています。
 具に当たるモンスターは生体ボディに入りさえすれば千差万別です。
 さらに、生体ボディに入るのであれば何体入れても良いので何体、生体ボディに入るか挑戦した愚か者が出てきてしまったため、1つの生体ボディには最大でも10体までという法律が出来ました。


0358 ウィークポイントレシピ

 ファーブラ・フィクタの主人公、吟侍(ぎんじ)の得意技です。
 ファーブラ・フィクタの世界において不死身という事は大した脅威とは成り得ません。
 例え、今あるものでは倒せなくても新しい何かを作り出し、それで倒す事が出来るようになるという事も珍しく有りません。
 吟侍は属性合成を使って、全く新しい属性を作り出す事が出来ます。
 それ、または、その方法をウィークポイントレシピと呼びます。
 これによって吟侍は今まで不死身と言われた存在を何名も倒してきています。


0359 三世族(さんせいぞく)トライ・ライフ族

 ファーブラ・フィクタの世界に居る特殊な一族です。
 三世族(さんせいぞく)または、トライ・ライフ族と呼ばれる一族で、その肉体は三回ずつ生き死にを繰り返します。
 つまり、生まれて死んで、また生まれ変わって死んで、更にまた生まれ変わって死ぬという事を繰り返します。
 また、この一族は生まれ変わる度に全く別の魂が入るので、別人のような行動を取ります。
 一つの身体に三つの魂が入るという特殊な一族になります。


0360 偉稀(いき)

 ファーブラ・フィクタの世界において神を善、悪魔を悪と考えた時、善にも悪にも与さないけど、人々から崇拝されたり恐れられたりする存在を善悪以外の第三の属性として考えられているのが偉稀(いき)という属性になります。
 偉稀は善悪以外の属性以外にも神と悪魔以外としてもとらえられていて、ラスボス、クアンスティータなどの化獣(ばけもの)も偉稀という事になります。


0361 ストロング・キャラ玉

 普段は球体ですが、マスターとなった者がキーワードを言うと球体から上半身だけのキャラクターが出現して味方になってくれます。
 マスターに絶対服従で、このストロング・キャラ玉を多く持っている事も強さのステータスの一つとなっています。


0362 頭首服(とうしゅふく)

 ファーブラ・フィクタの世界で売られている頭のついた服です。
 人工知能が搭載されている頭が右肩か左肩もしくは両肩についていてお洒落の一つとして売られています。
 ただ、中には生首バージョンもあるという都市伝説もあります。


0363 要陣防(ようじんぼう)

要陣防 クアンスティータの背花変(はいかへん)をイメージした背中につける防具です。
 背花変の様に万能細胞ではないため、自由自在に変化する事は出来ませんが、一カ所毎にキャラクターが格納されていて、背中の防御をしてくれます。
 クアースリータのロストネットワールドに多く出回っています。


0364 メルムインヌ計画(プロジェクト)

メルムインヌ 神話の時代、未来において誕生するであろうクアンスティータに対抗するために当時使用していなかった60核の核を用いてメルムインヌという存在を誕生させようとした計画がありました。
 ただ、60核を使っても96核を使っているクアンスティータには敵わないだろうと言うことと制御が物理的に不可能で、誕生させたら、クアンスティータと同じ様な脅威をもう一つ作る事になってしまうだろうという事で計画が実行されることはありませんでした。
 その後、60核も別の目的で使われました(30核はプロルパート、残り30は3つずつ偽クアンスティータに渡りました)ので、計画自体が立ち消えました。


0365 ハグ・バリュー

 ファーブラ・フィクタの世界で考えられているその者との抱擁にかかる価値です。
 メインヒロインのカノンのハグ・バリューは信じられない程高くついています。
 最も本人が了承しないと実現しないものですが。


0366 芦柄 琴太(あしがら きんた)とドゥナ・ツァルチェンの関係

 ドゥナ・ツァルチェンは琴太/テララ編のヒロインの一人になります。
 もう一人のヒロイン、野茂 偲(のも しのぶ)との関係を初めとして、様々な事柄を彼女のいる土の神殿に相談をしに琴太は度々、訪れます。
 話し合っていく内に……という関係です。
 彼女は人間にとっての安全地帯、土の神殿で暮らしていますが、冒険していく琴太の姿を見ていくうちに、自分の立場に疑問を感じ始めます。
 琴太の生き方を見て行く内に自分の行動するべき道を探そうとしていきます。


0367 芦柄 琴太(あしがら きんた)と野茂 偲(のも しのぶ)の関係

 琴太/テララ編のヒロインの一人である野茂 偲(のも しのぶ)は芦柄 琴太(あしがら きんた)に対して淡い恋心を持っていました。
 ですが、同時に、琴太が、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)の恋人、カノン・アナリーゼ・メロディアスに対して秘めた思いを持っていると気づいていたので、自分では身を引くつもりでいました。
 吟侍とカノンが上手く行くと喜ぶ自分と琴太が悲しい思いをするのが辛い思いをするのが、悲しいという気持ちを抱えて生きていましたが、ある時、敵に捕まり、偲は特別な絶対者アブソルーターとして生まれ変わる事になってしまいました。
 その後も1番の化獣(ばけもの)ティアグラによって、ティアグラの欠片核(かけらかく)を植え付けられたりと災難続きですが、逆に、琴太は偲の事を考えて行動をするようになっていきます。
 好きな人が自分に対して行動しているという嬉しさと、邪悪な行動による後ろめたさで再び、気持ちが揺れるようになっていきます。
 ふり向いてはもらっていませんが、琴太の好敵手として彼女も力を増していきます。


0368 芦柄 導造(あしがら どうぞう)とヘスティアの関係

 導造/イグニス編のヒロインの一人である謎の女性がヘスティアです。
 ヒロインと言っても彼女には本名に秘密があり、それが理由で導造と結ばれるということはまずありません。
 つまり、ヘスティアというのは偽名で本名は別にあります。
 たまに示す圧倒的な力から彼女がかなりの実力者と言うことがかいま見えます。
 導造に対しては恋人というより世話の焼ける息子を見守るお母さんと言った方がしっくりくる関係です。
 駄目な息子が頑張る姿を一歩退いた所から見守る。
 そんな立場を貫きます。


0369 芦柄 導造(あしがら どうぞう)とブリジット・コルラードの関係

 導造/イグニス編のヒロインの一人でヘスティアとは別の意味で謎の女性であるのがブリジット・コルラードです。
 ブリジットもセカンド・アース出身ですが、彼女はメロディアス王国出身ではありません。
 元々、別の国から芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)を調査するために派遣されたエージェントだったのですが、セカンド・アース時代に導造と出会い、気になったので、吟侍が向かった風の星ウェントスではなく、導造の向かった火の星イグニスに向かいました。
 仲間には情報が間違っていたと伝えていたのですが、それはわざと誤認したように見せかけ彼女は意図的にイグニスに向かいました。
 そして、目的を異にする仲間と離れ、導造のパーティーに加わることになりました。
 彼女は時々、別行動をするので、謎が多いですが、ある目的の為に行動をしています。


0370 芦柄 導造(あしがら どうぞう)とクリスティナ・ラートの関係

 導造/イグニス編のヒロインの一人で不老不死の呪いを受けている少女がクリスティナ・ラートです。
 彼女は死に場所を探して、共に死んでくれるパートナーを探して火の星、イグニスを彷徨っていましたが、ある時、何も状況を理解していない芦柄 導造(あしがら どうぞう)に声をかけられ、ビビッときたのかその後、彼を追って、彼を殺そうと近づいて来ます。
 殺意は持っていますが、クリスティナにとって導造は運命の人でもあります。
 あくまでも、共に死にたいと思って襲ってくるのです。
 ただし、彼女は不死身ですので、普通の方法では彼女は殺せません。
 そのため、死ぬのはパートナーに選ばれた者のみ、つまり、導造のみとなります。
 恐らく、導造がそれを受け入れてしまったら、彼女だけ、死にきれず、新たなパートナーを探すでしょう。
 こういう事は不健全なので、何とかしなくてはならないというのが彼女との付き合い方です。


0371 芦柄 導造(あしがら どうぞう)と女神御(めがみ)エテレインの関係

 導造/イグニス編のヒロインの一人で女神御(めがみ)でもあるのがエテレインになります。
 元々は神御(かみ)の一柱として、最強の化獣(ばけもの)クアンスティータ誕生を阻止するために、キーマンとなっている芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)に接触するのが目的でした。
 でも、生粋のドジッ子でもある彼女は間違えて吟侍の居る風の星ウェントスにではなく、導造の居る火の星イグニスに降臨してしまいました。
 さらに自らの力がクアンスティータ誕生の刺激にならないように、力の大半を封印して使えないようにして来たので、間違えたからと言って、ウェントスに行くことも出来なくなりました。
 一旦途方に暮れましたが、吟侍の義弟である導造(どうぞう)をチェックすることで義兄の吟侍の事を知ろうと行動を共にする事にしました。
 義兄弟なので、全く参考にならないというのは頭にはありませんでした。
 彼女は導造に同行し、自分が手を貸すべきかどうか悩みながら、彼について行きます。


0372 カノン・アナリーゼ・メロディアスと男性キャラクターの関係

 カノン/アクア編の主人公、カノン・アナリーゼ・メロディアスには特定の相手は居ません。
 恋人の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)が風の星ウェントスにいるからでもあります。
 ですが、彼女の頑張る姿に心を惹かれる男性キャラクターはどんどん出てきます。
 彼女と反発しあっている七英雄ユリシーズ達も元々は彼女を守りたいからと言ってついて来た者達です。
 カノンは交渉によって人命救助という戦いに勝って奪い返すという方法よりもより困難な方法で行動をしています。
 誰もが無理だと言われる中彼女だけが、成功を信じて行動します。
 そんな姿に刺激されたのかラスボス、クアンスティータの関係者からも手助けがあったりします。
 頑張る人を見ると助けたくなる。
 頑張り続けているとどこかから助けが来るという事を描いていきます。


0373 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とカノン・アナリーゼ・メロディアスの関係

 ファーブラ・フィクタという物語全体のメイン主人公が芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)であり、メインヒロインがカノン・アナリーゼ・メロディアスという事になっています。
 二人は共に居るとカノンの体調が悪化するという事から共に行動をする事を断念、冒険の先に二人で生きる道があると信じて別々の星(風の星ウェントスと水の星アクア)に救出活動に向かいます。
 それぞれの星での冒険を経て、二人は少しずつ成長をしていきます。
 元々、ファーブラ・フィクタは主人公吟侍、ヒロインカノン、ラスボスクアンスティータの3キャラクターが居れば成立するように作っていますので、この三名が中心となり物語が進んでいきます。
 吟侍とカノンはウェントスとアクアに居る間は一緒に行動をする事はありませんが、それでも二人は思い合っています。


0374 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とソナタ・リズム・メロディアスの関係

 ソナタ・リズム・メロディアスは吟侍/ウェントス編のヒロインになります。
 メインヒロインがカノンなので、立場としてはサブヒロインという事になります。
 ソナタはカノンの双子の姉であり、吟侍とは幼馴染みという間柄ですが、ソナタが吟侍の事が気になり出した頃には既に、吟侍はカノンと両思いになって居たという出遅れたという気持ちがあります。
 また、妹のカノンはセカンド・アースを救った英雄吟侍と釣り合う人間になりたいと頑張る姿をソナタは小さい頃から見てきています。
 カノンは元々ソナタの影に隠れているような性格でしたが、何時しか発明と歌という二つの武器を持ち、メロディアス王家の王位継承権第二位にまで上り詰めました。
 更に、女神御セラピアの生まれ変わりという事も判明したために、ソナタはカノンに対して強い劣等感を持っていました。
 吟侍とのウェントス行きを決めたのも表向きはカノンの代わりにとは言っていますが、妹を出し抜きたかったという気持ちもどこかにありました。
 ソナタはそういう後ろ暗い気持ちを秘めたまま冒険しますが、元々、冒険者としては他の人間より、いくつもランクが上の吟侍のパートナーを務めるのは容易な事ではありませんでした。
 すぐに、力の差を感じ始めます。
 彼女は吟侍について行きたいという気持ちから悪空魔マーシモの力の覚醒など、様々なスキルアップをしていきます。
 それらは全て吟侍の側に居たいからという切ない乙女心からなのですが、色恋に疎い吟侍が気づいているかどうかは定かではありません。
 ですが、ソナタは他のサブヒロイン達の登場でいろいろと行動をしていく事になります。


0375 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とステラ・レーターの関係

 ステラ・レーターは吟侍/ウェントス編のヒロインになります。
 カノンがメインヒロインですからサブヒロインという事になります。
 ステラはラスボス、クアンスティータによって滅茶苦茶にされた未来の世界の一つ、(新風ネオエスク)グリーン・フューチャーからやってきました。
 彼女はラ・エルというコードネームで超戦士として活動してきました。
 それが、評価されて、過去に芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)という勇者が居て、その者が生存していたらクアンスティータに対抗出来たかもしれないので、過去へ渡り吟侍を助けるというプロジェクトに参加出来るようになります。
 芦柄 吟侍という名前を聞いた時、彼女は前世の記憶が蘇ります。
 彼女の前世は依良 双葉(いら ふたば)というセカンド・アースで幼い頃、吟侍と共に育った少女でした。
 双葉としての彼女は幼い頃、病で亡くなっていましたが、吟侍とカノン、はてなと言う三名の幼馴染みの顔はよく覚えていました。
 この三人とママゴトをして遊んだ記憶が鮮明に残っていたからです。
 初接触は同じ新風ネオ・エスクのレッド・フューチャーに譲りましたが、彼女も作戦行動中、思いがけなく、吟侍と接触出来たために気持ちの抑えが効かなくなりました。
 前世で実らなかった恋を実らせるために、吟侍に近づこうと動き出します。
 彼女は未来の世界での超兵器、かかしを扱える数少ない超戦士でもあります。


0376 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とエカテリーナ・シヌィルコの関係

 エカテリーナ・シヌィルコは吟侍/ウェントス編のヒロインになります。
 カノンがメインヒロインですからサブヒロインという事になります。
 エカテリーナは四連星である土の星テララ、火の星イグニス、水の星アクア、風の星ウェントスを支配する絶対者アブソルーターの中でも最強と呼ばれています。
 2番の化獣(ばけもの)フリーアローラをその子宮に宿す彼女に勝てる絶対者は居ませんでしたので、戦闘狂でもある彼女は長らく不完全燃焼的な生活を続けていました。
 力を示す場でもあった王杯大会も彼女だけの参加を認めてもらえず、彼女だけ特別枠での大会参加で、通常の大会には出られずに居ましたが、ある時、圧倒的な力を持った敵と戦う事になりました。
 強制転移させられた先に居た者は偽者とは言え、最強の化獣(ばけもの)とされるクアンスティータの名前を持つ者でした。
 初めて、自分のパワーが全く及ばない程の脅威を感じたのと、自分と同じように呼び出された芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)、ステラ・レーター、フェンディナ・マカフシギに対しても興味を惹かれました。
 特に、異性でもあった吟侍の事が気になりだして彼女は彼にアプローチを開始するようになります。


0377 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とフェンディナ・マカフシギの関係

 フェンディナ・マカフシギは吟侍/ウェントス編のヒロインになります。
 カノンがメインヒロインですからサブヒロインという事になります。
 彼女には姉が三名いて、長女ロ・レリラル、次女ジェンヌ、三女ナシェルと言います。
 彼女達四姉妹は外宇宙出身で、全能者オムニーアという種族でした。
 その力は特殊かつ強大でしたが、それ故に1番の化獣(ばけもの)ティアグラに目をつけられ、13番の化獣クアンスティータの力の一部として生け贄に出されました。
 【全能者オムニーア】という単語が、クアンスティータの世界を管理する者に与えられる名称となった時、殆どの全能者オムニーアは消えましたが、その種族の中でも力の強かった彼女達は生き残る事が出来ました。
 クアンスティータに対して強い脅威を感じた四姉妹は10番の化獣(ばけもの)ティルウムスを発見し、その力を手にしようと試みますが、逆に、ティルウムスはフェンディナの脳に寄生してしまいます。
 争いを好まない末っ子のフェンディナは自分が近くに居たら迷惑がかかると思い、姉たちの元を去ります。
 そして、自分と同じ様に、その身を化獣と同化していると言われていた(7番の化獣ルフォスを心臓と同化した)芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)を探して、風の星ウェントスを訪れました。
 自身と同じ悩みを共有出来る存在として、吟侍に近づこうとするフェンディナは奥手な彼女なりにアプローチをしかけてきます。
 ちなみに、ロ・レリラルは自身の持つ設定を変える力により、メロディアス王家の四女シンフォニアとしてジェンヌ、ナシェルと共にセカンドアースに潜入しています。
 フェンディナはティアグラ以外にも、全能者オムニーア最強とされる秘密があります。


0378 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とクアースリータの関係

 ラスボス、クアンスティータの双子の姉であるクアースリータは吟侍/ウェントス編の一応、ヒロインということになります。
 自身は12番の化獣(ばけもの)であり、最強の化獣クアンスティータが誕生する前兆であるという立場があります。
 クアンスティータ関係を全てまとめて最強ととらえるとナンバー2に当たる者、それに近いとされている存在の殆どを自身が司るロストネットワールドに取り込んでいます。
 (カノンやソナタの異母姉妹、キャロルも彼女のロストネットワールドに取り込まれています)
 クアンスティータに次ぐ圧倒的なパワーとてきとーな性格が彼女の特徴です。
 強引にねじ曲げるようなパワーを発揮しますが、仕事が雑なので、どっか歪な結果を引き起こします。
 双子の妹弟(いもおと/クアンスティータはカノンの生体情報を得ているので女の子に見られがちですが、男でも女でもないおんこという第三の性別ですので、こういう表現をつかいます)であるクアンスティータが複合生命体なので、姉である彼女も複合生命体でもあります。
 クアンスティータの様に7つの本体、17の側体は持っていませんが、彼女の場合は自由に成長する事が出来て、成長すると三つの本体に別れます。
 吟侍とは妹弟クアンスティータが気になっている存在を見に来たという感じで近づきますが、その後は面白い、遊んでくれるおじさん(吟侍とは年が離れていますので、赤ちゃんであるクアースリータにとってはお兄さんというよりはおじさん)として、顔を出すようになります。
 妹弟のクアンスティータにはお姉さんぶっています。


0379 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)とクアンスティータの関係

 ラスボスであるクアンスティータは吟侍の宿敵であると同時にカノン以外でのメインヒロインと呼んでも良い存在です。
 性格にはおんこという性別なので、ヒロインという言い方はどうかとも思いますが、物語の要所要所に深く関わっていきます。
 物語のテーマとしてはメイン主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)はこのラスボスクアンスティータの24の身体全てと関わり生きて帰るというものがありますので、必然的に全てのクアンスティータと吟侍は関わっていきます。
 吟侍のメインヒロインをカノンとすれば、吟侍の心臓と同化しているルフォスのメインヒロインがクアンスティータと考えた方が良いかも知れません。
 クアンスティータの名前は誕生する前の神話の時代から様々な存在への恐怖の代名詞として浸透していています。
 関わってはいけないものとされ、吟侍(ルフォス)のように勝つつもりでいると言ったらバカにされる程、勝つのは不可能とされています。
 クアンスティータのステータスは何から何までデタラメです。
 1番から12番の化獣は外からの評価はクアンスティータのオマケという事にもなっています。
 作中何処まで書けるか解りませんがクアンスティータには数多くの秘密が隠されています。
 また、所有している宇宙世界の数も24と他のキャラクターとは圧倒的に違います。
 そんなクアンスティータと吟侍の関係は力を証明する関係でもあります。
 ラスボスのクアンスティータもそうですが、主人公の吟侍も圧倒的過ぎる力を持っています。
 その力は通常の物語としては必要ないものでもあります。
 吟侍外伝でも書きましたが、余りにも強い力というものは人の認知を超えてしまって理解されません。
 人智を越えた力には人智を越えた力でないとその凄さは伝わりません。
 凄すぎて人には理解できないからです。
 そのため、吟侍とクアンスティータはお互いの力を証明しあう関係でもあると言えます。


0380 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)と怪物ファーブラ・フィクタの関係

 メイン主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)はラスボス、クアンスティータの父親、怪物ファーブラ・フィクタの七つの魂の一つが転生したものです。
 つまり、大体同一人物であったと言っても良い存在です。
 神話の時代、魔女ニナとの間に、愛娘、レインミリーをもうけますが、神と悪魔によって、レインミリーは痛みを超えた痛みの殆どを吸収させられます。
 レインミリーに吸収されたため、その痛みを超えた痛みは存在する事がありません。
 仮に、人間がその痛みを超えた痛みを味わうと活きていたら「痛い」と表現するでしょう。
 感覚としてその痛みが存在しないため、近い表現として人は「痛い」という言葉を使いますが、実際には痛くありません。
 別の何かです。
 人が生きていくためには必要だったとは言え、娘にそんな酷い事をさせた神や悪魔、人に対して怪物ファーブラ・フィクタは強い憎しみを持っています。
 レインミリーを最強の化獣(ばけもの)クアンスティータとして再生誕させようとしたのもレインミリー自身の手で、復讐させてやりたかったからに他なりません。
 ただ、クアンスティータはその誕生に七つの母体を必要としました。
 ニナだけでは無理だったのです。
 そこで、来世に、産もうとしたニナは身体を七つに分けて転生します。
 夫である怪物ファーブラ・フィクタもまた、魂を七つに分けて、未来においてニナと出会う為に転生します。
 その七つの魂の一つが芦柄 吟侍として転生しました。
 ファーブラ・フィクタという物語は怪物ファーブラ・フィクタの葛藤の物語でもあります。
 転生し、思いを変えていった吟侍と転生する前の自分の違いが何なのかを考えていく物語でもあるのです。


0381 レインミリーとはてなの関係

 神話の時代に居た薄幸の少女レインミリーという存在は両親と同じように転生をします。
 転生した先は父、怪物ファーブラ・フィクタの魂の一つを持つ芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)が同化した7番の化獣(ばけもの)ルフォスの所有するルフォスワールドの最奥部に少しと、吟侍の幼馴染み、はてなと名乗る少女にです。
 自分の為に、神や悪魔、人を恨むようになった父、怪物ファーブラ・フィクタの魂を救おうと心優しきレインミリーもまた、転生したのです。
 吟侍はレインミリーの魂に触れて居なかったら、英雄と呼ばれる事もなかったでしょう。
 幼い頃、彼女の魂を持つはてなと遊んだ経験から次第に勇者と呼ばれるようにまで成長していったのです。


0382 二名の母親

 魔女ニナはラスボス、クアンスティータを産み落とす母親です。
 カノン・アナリーゼ・メロディアスはその生体データを元にした母親、言ってみれば育ての母親とも言えます。
 クアンスティータはそんな二名の母親の愛を一身に受けて育つ事になります。
 二人という書き方をしないのはニナは7人いるからです。


0383 クアンスティータとクアースリータの関係

 12番の化獣(ばけもの)クアースリータとラスボス、13番の化獣クアンスティータは双子です。
 クアースリータは女の子ですが、クアンスティータは女の子では無く、カノンの女性としての生態データを参考にしているだけのおんこという性別なので、姉妹ではありません。
 ややこしい言い方になりますが双子の姉妹弟という事になります。
 双子と言ってもクアースリータとは第一本体が双子であるというだけで、他の本体と側体は双子ではありません。
 クアンスティータは身体が別々に産まれるという事で発生している奇妙な関係でもあります。
 ですが、クアースリータは24の身体全てに対してお姉さんぶります。
 別の本体と言ってもクアンスティータの事を妹弟(いもおと)として認識しているという事でもあります。
 クアンスティータも精神的に姉のクアースリータを頼っている部分がありますので、中の良い姉妹弟と言えます。
 クアンスティータは産まれた時から自身の力を制御する事を覚えていますが、それは、近くで産まれた姉のクアースリータを傷つけまいとする配慮であると言えます。


0384 クアンスティータ本体と側体の関係

 クアンスティータは元々七つの要素(ブランド)を一つにまとめた存在です。
 怪物ファーブラ・フィクタと魔女ニナはその七つをメインとして誕生させようとしていました。
 17の側体はその7つの本体をサポートする為の補助生命体として誕生させようとしていました。
 少なくとも第一本体セレークトゥース、第二本体ルーミス、第三本体レクアーレ、第四本体ミールクラームについてはそうでした。
 ですが、怪物ファーブラ・フィクタ、魔女ニナ夫妻が予想もしなかった状態にクアンスティータの元になる核がなっている事に気づきました。
 それが、第五本体リステミュウム、第六本体レアク・デ、第七本体テレメ・デの元になる核でした。
 この三つの核は怪物ファーブラ・フィクタと魔女ニナの予想を遙かに上回るパワーを持っていました。
 余りにも恐ろしいと感じた夫妻はこの三つの本体にはサポートではなく、制御するための力を側体に与えました。
 特に第七本体テレメ・デに対しては常に眠らせておくための手段として、側体全てにテレメ・デを眠らせる子守歌を歌えるようにしています。
 そのため、側体の役割も第一本体から第四本体まではサポートとなっていますが、第五本体から第七本体は力を抑えるために存在させています。


0385 ママゴト

 子供の頃女の子がよくやる遊びの一つがママゴトです。
 ファーブラ・フィクタの世界でもママゴトをやる女児は多いです。
 主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)もまた、ヒロインのカノン・アナリーゼ・メロディアス、依良 双葉(いらふたば/後のステラ・レーター)、謎の少女はてなと共に、幼い頃ママゴト遊びをしていました。
 男の子である吟侍はあまり乗り気ではなく、カノン達にせがまれて仕方なくやっていた感じですが、ファーブラ・フィクタの物語にとってこのママゴトは重要な意味を持っています。
 はてなという少女は神話の時代のレインミリーの生まれ変わりでもあり、怪物ファーブラ・フィクタと魔女ニナが再びクアンスティータとして産みなおそうとしていたので、はてなとクアンスティータもどこかでつながっています。
 それは、ママゴトをしていた時の家族間というものがクアンスティータにも伝わっているという事になります。
 クアンスティータの中に秘める優しさはこの時育まれてもいるのです。


0386 怪物ファーブラ・フィクタの旧約異彩(きゅやくいさい(131))の書似(しょじ)と新約憩い(しんやくいこい(151))の書

 神話の時代に怪物ファーブラ・フィクタが記したそされる書物を旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)と呼びます。
 異彩は当て字で131冊あったとされるためそう呼ばれる様になりました。
 また、書似とは書に似ている物とされていて、書ではありません。
 書似と書の違いは書は一度書かれたものであるのに対し、書似は書かれている内容が時の移り変わりや発見などにより自動的に変化するものです。
 そのため、生きている書物とも呼ばれています。
 新約憩い(しんやくいこい)の書は旧約異彩の書似の131冊の写本に新たに20冊分を足した書とされています。
 ただし、旧約異彩の書似は写し取る事が出来ず、その分の写本は全て白紙となっているため、読み取る事が出来るのは新たに追加した20冊のみとされています。
 ですが、白紙の写本は旧約異彩の書似の文章が読めるかも知れないとして、新たに追加された20冊以上の価値を持っています。


0387 新約憩い(しんやくいこい)の書

 旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)の写本131冊と新たに付け加えられた20冊を足した151冊を新約憩い(しんやくいこい)の書と呼びます。
 旧約異彩の書似は怪物ファーブラ・フィクタが記したとされていますが、新約憩いの書は神や悪魔が記したとされています。
 ファーブラ・フィクタの物語の基本ともなっている三つの絵本の内、神御(かみ)の絵本と悪空魔(あくま)の絵本は元々は新たに追加された20冊の内の2冊の冒頭の部分の更なる写本とされています。
 神御の絵本と悪空魔の絵本はその部分が独立して人々の間に恐怖として伝えられるようになりましたが、元々は旧約異彩の書似の大部分に書かれているクアンスティータの威光を使って神や悪魔が崇拝されたり畏怖されたりするためにクアンスティータを引用したとされています。
 また、神と悪魔以外の事が書かれている残り18冊の追加された新約憩いの書の内容も人々は追い求めようとしています。


0388 旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)

 怪物ファーブラ・フィクタが記したとされる131冊の書物です。
 生きた書物とも言われ、後世において内容が自動的に書き換わるとされる書に似た物です。
 その131冊の内訳は――
 レインミリーに関わる書似が1冊、
 12番の化獣(ばけもの)クアースリータに関する書似が3冊、
 偽クアンスティータに関する書似が1冊
 総全殿堂(そうぜんでんどう)という存在しないとされているものに対する書似が第2位から第24位までで各1冊ずつ(1位はクアンスティータなのでここでは省きます)合わせて23冊、
 17核の側体クアンスティータに関わる書似が1冊ずつ合わせて17冊、
 第一本体のクアンスティータ関係の書似が(真紅の書)3冊、
 第二本体のクアンスティータ関係の書似が(紺碧の書)3冊、
 第三本体のクアンスティータ関係の書似が(黄金の書)3冊、
 第四本体のクアンスティータ関係の書似が(深緑の書)3冊、
 第五本体のクアンスティータ関係の書似が(純白の書)24冊、
 第六本体のクアンスティータ関係の書似が(漆黒の書)24冊、
 第七本体のクアンスティータ関係の書似が(桃幻の書)24冊、
 とされていて、合計すると129冊なので、2冊が何の書似なのか不明とされています。
 ですが、不明の2冊の内、1冊は化獣(ばけもの)の書ではないかとされています。
 その後で伝わる化獣の絵本はその不明の一冊の冒頭部分とされているからです。
 もう一冊は60核の集合体の幻の化獣(ばけもの)メルムインヌの書似とされています。
 また、通常の書物だけでは、クアンスティータは把握する事は出来ないため、形の曖昧な書似にしたともされています。
 書似に載っている部分は殆ど記しきれていないとされています。


0389 神善(しんぜん)の書と神御(かみ)の絵本

 神話の時代に記された新約憩い(しんやくいこい)の書で新たに追加された20冊の内の1冊が神善(しんぜん)の書と呼ばれています。
 神善の書は神族に関する事が記されていて、神の偉大さを示すためにラスボス、クアンスティータの部分を旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)から引用したとされています。
 それは神善の書の冒頭部分を絵本化した神御(かみ)の絵本にも残っていてクアンスティータが絵本にも登場しています。


0390 魔悪(まあく)の書と悪空魔(あくま)の絵本

 神話の時代に記された新約憩い(しんやくいこい)の書で新たに追加された20冊の内の1冊が魔悪(まあく)の書と呼ばれています。
 魔悪の書は魔族に関する事が記されていて、悪魔の恐ろしさを示すためにラスボス、クアンスティータの部分を旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)から引用したとされています。
 それは魔悪の書の冒頭部分を絵本化した悪空魔(あくま)の絵本にも残っていてクアンスティータが絵本にも登場しています。


0391 化獣(ばけもの)の書似(しょじ)と化獣の絵本

 神話の時代に記された旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)の一冊が化獣(ばけもの)の書似(しょじ)とされています。
 正確には不明の2冊の内の1冊とされ、化獣の書似という名前だったかは定かではありませんが、この書似には冒頭部分に化獣の絵本の元になる文章が記されているとされています。
 この書似には、1番から11番までの化獣の事が多く記されていて、これに12番のクアースリータと13番のクアンスティータの情報を足したものが、化獣の絵本として世に出る事になりました。


0392 書似(しょじ)

 生きた書物とされる書に似た特別な物です。
 後世の発見などにより自動的に書き換わるとされていて、特別な製法で作られる特別な物です。
 これは創作者の技量により、その価値が左右されます。
 力の強い者が作れば、それだけ、重要な情報が載せられます。
 最も価値の高い書似は怪物ファーブラ・フィクタが記した物とされていますが、他にも書似を作れる技量を持つ者は存在します。
 ただし、怪物ファーブラ・フィクタの記す物より数段劣りますが……。


0393 書似家(しょじか)

 生きた書物、書似(しょじ)を作れる技能を持った者を指します。
 これはどんな力を持っていて、どんな属性を持ったどのような者であれ、書似を作れる者は例外なく、書似家(しょじか)と呼ばれます。
 職業の一つですが、作り出す能力を持っていないとなることが出来ない特別な職種です。
 最も優れた書似家は怪物ファーブラ・フィクタとされています。
 彼の記した旧約異彩(きゅうやくいさい)の書似(しょじ)は最も価値の高い書似とされています。


0394 十八大書似家(じゅうはちだいしょじか)

 怪物ファーブラ・フィクタを除いた生きた書物、書似(しょじ)を作れる書似家(しょじか)の内、18名がトップ書似家と呼ばれています。
 18種類の頂点とされていて、元々数少ない書似家ですが、この18名を目指して日々、研鑽を積んでいます。
 ですが、それでも書似をそれ以上作らない怪物ファーブラ・フィクタの作った書似との価値は雲泥の差です。


0395 書似(しょじ)と書似家(しょじか)の価値

 生きた書物とされる書似(しょじ)の価値は最低ランクの書似家が作って失敗した書似であっても星がまるまる一つ買える程だとされています。
 誰でもなれる職業ではないので、書似家の絶対数と比べて評価された価値であると言えます。


0396 クアンスティータの乳母

 オルオティーナという存在がクアンスティータの乳母とされています。
 正確には神話の時代に怪物ファーブラ・フィクタとその妻、魔女ニナが化獣(ばけもの)達を出産するのに手助けしたので産婆といった方がイメージとしては近いです。
 ですが、そのまま、最後に産まれて来るクアンスティータの乳母になると言われていて、そのイメージが定着してオルオティーナはクアンスティータの乳母と呼ばれる様になりました。


0397 条件強者(じょうけんきょうしゃ)

 通常に存在出来ないけど、特定の条件の下では強者となる存在を指します。
 例えば、昼の三時から四時までの時間しか存在出来ないけど、もの凄く強いとか特定の世界の中だけでしか存在出来ないなどです。
 そういう存在は自身の持っている力にかかわらず低く評価されてしまいますが、その特定の条件下では無類の強さを発揮したりします。


0398 準条件強者(じゅんじょうけんきょうしゃ)

 条件強者は存在している=強い時期ですが、それ以外に当てはまる存在もいます。
 それが、準条件強者(じゅんじょうけんきょうしゃ)になります。
 条件強者との大きな違いは弱者である時期も存在するという事です。
 例えば、昼の一時から二時は強いけど、それ以外の時間は存在しているけど、弱い状態、特定の食べ物を食べている間は強いけど、それ以外は弱いなどです。
 強い時の条件と弱い時の条件がある存在を指して準条件強者と呼びます。


0399 コントラクト・プロミス・マーク

 1番の化獣(ばけもの)ティアグラ、7番の化獣ルフォス、12番の化獣クアースリータ、13番の化獣クアンスティータの4核は宇宙世界を持っています。
 その宇宙世界には複数のボスキャラクターが存在し、身体の一部に4核それぞれと契約しているという印でもあるコントラクト・プロミス・マークが身体の一部にあります。
 ティアグラ、ルフォス、クアースリータは1種類ずつ、クアンスティータは本体と同じ7種類あります。
 側体も宇宙世界を一つずつ持っていますが、側体の宇宙世界のボスキャラクター達は側体がサポートまたは制御する本体のコントラクト・プロミス・マークと同じマークをつけています。
 でも殆どのボスキャラが普段は見えなくしていますので、確認するのは難しいです。


0400 誰かさん

 ファーブラ・フィクタに伝わる都市伝説の一つで正体が全くわからない存在です。
 それもそのはずで、元々、誰かが始めた事で、正体を隠して、何名かで【誰かさん】というキャラクターを演じていた者が発端です。
 それに便乗して次から次へと【誰かさん】に加わる事になり、元の状態が全くわからなくなったというものです。
 ただ、嘘から出た真で元々何の力も持っていなかった【誰かさん】は何でもありの万能の存在となっていきました。
 万能とは言ってもそれを超える力を持つクアンスティータには遠く及びませんが。