世界観01目次

0001 舞台となる星
0002 ファーブラ・フィクタの世界での神話
0003 三大勢力
0004 化獣(ばけもの)
0005 ティアグラ
0006 ルフォス
0007 クアンスティータ
 0007−a001 第一本体 クアンスティータ・セレークトゥース
 0007−a002 第二本体 クアンスティータ・ルーミス
 0007−a003 第三本体 クアンスティータ・レクアーレ
 0007−a004 第四本体 クアンスティータ・ミールクラーム
 0007−a005 第五本体 クアンスティータ・リステミュウム
 0007−a006 第六本体 クアンスティータ・レアク・デ
 0007−a007 第一本体 クアンスティータ・テレメ・デ
 0007−b001 第一側体 クアンスティータ・トルムドア
 0007−b002 第二側体 クアンスティータ・ソリイントゥス
 0007−b003 第三側体 クアンスティータ・ファムトゥ
 0007−b004 第四側体 クアンスティータ・レマ
 0007−b005 第五側体 クアンスティータ・ウァウスクス
 0007−b006 第六側体 クアンスティータ・ククントゥス
 0007−b007 第七側体 クアンスティータ・イグスルナ
 0007−b008 第八側体 クアンスティータ・ウルステーサ
 0007−b009 第九側体 クアンスティータ・ティクスエレハ
 0007−b010 第十側体 クアンスティータ・トゥルストゥス
 0007−b011 第十一側体 クアンスティータ・アーサウェル
 0007−b012 第十二側体 クアンスティータ・イスクリア
 0007−b013 第十三側体 クアンスティータ・ヒアトリス
 0007−b014 第十四側体 クアンスティータ・フィーニス
 0007−b015 第十五側体 クアンスティータ・イティニウム
 0007−b016 第十六側体 クアンスティータ・ウェンインティオ
 0007−b017 第十七側体 クアンスティータ・オムニテンポス
0008 能力浸透率(度)と能力浸透耐久率(度)
0009 次元干渉力
0010 クアンスティータ数
0011 認識できないダメージ
0012 姫巫女
0013 ロスト・ネット・ワールド
0014 虚体(きょたい)
0015 想像レベル
0016 化身(けしん)
0017 カノニウム
0018 真~(または深~/しんじん)
0019 超魔(または頂魔/ちょうま)
0020 最真~(または最深~/さいしんじん)
0021 極超魔(または極頂魔/ごくちょうま)
0022 第三の超越存在
0023 作中作の主人公達
0024 クアンスティータの奥にいるもの…
0025 魔女ニナ
0026 ファーブラ・フィクタ
0027 レインミリー
0028 クアンスティータと吟侍の超異能力
0029 パルティス
0030 ファーブラ・フィクタかのん
0031 クアンスティータの証
0032 時空
0033 超強者達のプライド
0034 秘奥曲歌(ひおうきょっか)
0035 クアンスティータ学(がく)/クアンスティータ~学(しんがく)
0036 超謎考目(ちょうめいこうもく)
0037 離反心夢(りはんしんむ)
0038 クアンスティータ・パスポート(QP)
0039 クアンスティータに次ぐ実力者
0040 恐怖のbR
0041 弱者の視点
0042 三四界
0043 虚無六界
0044 フェンディナ・マカフシギ
0045 カノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女
0046 ソナタ・リズム・メロディアス第六王女
0047 エカテリーナ・シヌィルコ
0048 ステラ・レーター/ラ・エル/依良 双葉(いら ふたば)
0049 クアースリータ
 0049−01 クアースリータ・エファーキス
 0049−02 クアースリータ・トプカ
 0049−03 クアースリータ・ルコ
0050 ジョージ・オールウェイズ神父
0051 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)(メイン主人公)
0052 認められし者
0053 カノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女(主人公)
0054 芦柄 琴太(あしがら きんた)(主人公)
0055 芦柄 導造(あしがら どうぞう)(主人公)
0056 神核(しんかく)ゴッドコア
0057 元央(げんおう)、元央核(げんおうかく)
0058 改物(かいぶつ)
0059 地球とセカンド・アース
0060 果生 戒夢(かにゅう かいむ)/サイン・ダイアグラム
0061 セフェル・ミフレツェット
0062 スタール・ターファド
0063 ビーブリヤ・アパカーレプシス
0064 ウジュード・マカーン
0065 夢 封印(モン フォンイン)
0066 ラビリンス・サンクチュアリ(迷宮聖域)
0067 クアンスティータ ファンクラブ
0068 ファーブラ・フィクタ パラレル外伝
0069 サポーター
0070 パラレル宇宙
0071 公式 偽クアンスティータ
 0071-01 プリームム・メンダシウム・クアンスティータ/アラーネア・クアンスティータ
 0071-02 セクンドゥム・メンダシウム・クアンスティータ/プランタ・クアンスティータ
 0071-03 テルティウム・メンダシウム・クアンスティータ/パピリオー・クアンスティータ
 0071-04 クァルトゥム・メンダシウム・クアンスティータ/セプス・クアンスティータ
 0071-05 クィントゥム・メンダシウム・クアンスティータ/ピスキス・クアンスティータ
 0071-06 セックストゥム・メンダシウム・クアンスティータ/アウィス・クアンスティータ
 0071-07 セプティムム・メンダシウム・クアンスティータ/アピス・クアンスティータ
 0071-08 オクターウム・メンダシウム・クアンスティータ/ケルウス・クアンスティータ
 0071-09 ノーヌム・メンダシウム・クアンスティータ/ウルペース・クアンスティータ
 0071-10 デキムム・メンダシウム・クアンスティータ/セーピア・ポリプス・クアンスティータ
0072 存在超過割り当て/イグジスタンス・オーバー・アロットメント
0073 トゥルースレス
0074 幼馴染み はてな
0075 野茂 偲(のも しのぶ)
0076 土の姫巫女 ドゥナ・ツァルチェン
0077 アリス・ルージュ(レッド・フューチャー)
0078 ドロシー・アスール(レッド・フューチャー)
0079 ウェンディ・ホアン(レッド・フューチャー)
0080 ヘスティア (ハイース・ガメオファルア)
0081 ブリジット・コルラード
0082 クリスティナ・ラート
0083 女神御(めがみ) エテレイン
0084 ユリシーズ・ホメロスと七英雄
0085 ロック・ナックル
0086 カミーロ・ペパーズ
0087 ニネット・ピースメーカー
0088 ディアマンテとブルーフューチャー
0089 フテラ・ウラ
0090 テスタ・ファッチャ
0091 カルン・ナーブ
0092 二番の化獣 フリーアローラ
0093 三番の化獣 ウィルウプス・アクルス
0094 四番の化獣 クルムレピターク
0095 五番の化獣 ルルボア
0096 六番の化獣 ウオーム
0097 八番の化獣 オリウァンコ
0098 九番の化獣 ウェルイムス
0099 十番の化獣 ティルウムス
0100 十一番の化獣 レーヌプス
0101 柳宮寺 仁義(りゅうぐうじ じんぎ)
0102 大和 技陣(やまと ぎじん)
0103 丹波 時銀(たんば じぎん)
0104 シンフォニア・サビ・メロディアス(ロ・レリラル・マカフシギ)
0105 ジェンヌ・マカフシギ
0106 ナシェル・マカフシギ
0107 ウィンディス(元オムニーア)
0108 ジェンド・ガメオファルア
0109 ルゥオ・スタト・ゴォル
0110 ブレセ・チルマ・フェイバリット
0111 アナスタシア
0112 ボスデビューと君臨世代
0113 クアンスティータ化
0114 30選定委員会と選考外強者(せんこうがいきょうしゃ)
0115 強者と弱者
0116 パスト・フューチャー
0117 シアン・マゼンタ・イエロー
0118 セレナータ・フェルマータ・メロディアス
0119 聖魔妖精(せいまようせい/セントイビルフェアリー)
0120 キャリア・フロント・バック
0121 タティー・クアスン
0122 総全殿堂(そうぜんでんどう)24と襲名(しゅうめい)
0123 スーパーチェンジ粒子
0124 星物(せいぶつ)
0125 何無何(かなか)
0126 封術館(ふうじゅつかん)と存在解放(イグジスタンス リベレーション)カタログ
0127 偽総全殿堂(にせそうぜんでんどう)ナンバーフェイク
0128 クラティルパ
0129 次点座位(じてんざい)
0130 次点極官(じてんきょっかん)
0131 特極(とっきょく)ルート
0132 超特異点(ちょうとくいてん)
0133 秘密の姫君達とお相手の道化
0134 特別主客(とくべつしゅかく)と解けないパズル
0135 レジェンド・テラー
0136 極楽園(ごくらくえん)の超宝珠(ちょうほうじゅ)
0137 宇尽稀者(うつけもの)と食和世者(くせもの)
0138 話祖(わそ)
0139 よそもの(余総者、余削者、余添者)
0140 クアンスティータ・ワールド
0141 異次元時間(いじげんじかん)と自分時間(じぶんじかん)
0142 超越絶対零度(ちょうえつぜったいれいど)と超越絶対温度(ちょうえつぜったいおんど)
0143 次元崩壊(じげんほうかい)
0144 意味の追加(ミーン・アディション)
0145 宇宙外生命(うちゅうがいせいめい)
0146 物質の増減
0147 伝説の八大聖女(はちだいせいじょ)
0148 王杯大会(おうはいたいかい)
0149 最頂食材万選(さいちょうしょくざいまんせん)
0150 存在抹消(そんざいまっしょう)と身換え(みがえ)
0151 まねっこ吟ちゃん
0152 宇宙世界(うちゅうせかい)
0153 ファーブラ・フィクタのメインテーマ(主題)
0154 クアンスティータ・アイテム
0155 狂気の書
0156 ブラックホール
0157 録者(ろくしゃ)
0158 逆時間(ぎゃくじかん)の怪神(かいじん)
0159 惑星復活再生(わくせいふっかつさいせい)とファーブラ・フィクタ星系
0160 答えの力、得意変換(とくいへんかん)
0161 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・セレークトゥースの関係
0162 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・ルーミスの関係
0163 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・レクアーレの関係
0164 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・ミールクラームの関係
0165 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・リステミュウムの関係
0166 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・レアク・デの関係
0167 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・テレメ・デの関係
0168 語祖(ごそ)
0169 極大核融合(きょくだいかくゆうごう)
0170 稀法(きほう)
0171 師主族(ししゅぞく/)ラスティズム
0172 欠片核(かけらかく)
0173 極秘伝(ごくひでん)のタレ
0174 陸 海空(りく かいくう)
0175 来刀刃(らいとうじん)
0176 悪鬼仁(おきに)
0177 有続者(ゆうぞくしゃ)、不変者(ふへんしゃ)、よくわからない何か
0178 異質力(いしつりょく)と存外在(ぞんがいざい)
0179 聖粋(せいすい)
0180 七大清澄錬器(ななだいせいちょうれんき)
0181 リスポンスシェアハープ
0182 異形奇病(いぎょうきびょう)/宇宙癌(うちゅうがん)
0183 ヌァニヲン
0184 マッグ・スート5963スゲーナ
0185 ゼルトザーム
0186 地球屋
0187 特極手術(とっきょくしゅじゅつ)
0188 宇宙二十大理想虚(うちゅうにじゅうだいりそうきょ)
0189 オート・マーケット
0190 女神御(めがみ)セラピア
0191 UEO
0192 UMC
0193 宇宙天気と宇宙天気予報
0194 借力(しゃくりき)
0195 パーフェクト・プロミス・キスと存在力圧縮(そんざいりょくあっしゅく)
0196 アビリティーカロリー
0197 ノックアウトラック
0198 フォービドゥン・ミラクル
0199 者身売買(しゃじんばいばい)
0200 時空重震(じくうちょうしん)と震源流点(しんげんりゅうてん)と重震度(ちょうしんど)


ファーブラ・フィクタの世界観01


0001 舞台となる星

世界観宇宙
ファーブラ・フィクタの世界では舞台となる星毎に主人公が存在し、冒険をします。
主人公と舞台となる星は現在の所以下の10名です。
吟侍(メイン主人公) 風の星ウェントス
カノン(メインヒロイン) 水の星アクア
琴太(サブ主人公) 土の星テララ
導造(サブ主人公) 火の星イグニス
キャリア(サブ主人公) 光の星ルーミス&闇の星テネブライ
タティー(サブ主人公) 謎の星ファーブラ・フィクタ
クアースリータ(サブ主人公) 謎の星ファーブラ・フィクタ
ジョージ(サブ主人公) セカンド・アース
クォンデル(深奥のエルフェリア主人公)
仁義(アナザーヘビーソウル仁義主人公)


0002 ファーブラ・フィクタの世界での神話

ファーブラ・フィクタの世界では独自の神話が存在します。
その神話では13核の化獣(ばけもの)を83柱の存在が退治して世界を形作ったとされています。
13核の化獣の力は強大で1対1では83の存在は勝てませんでした。
ですが、10番から13番までの化獣がまだ誕生しなかったという事と当時最強の力を持っていた1番と7番の化獣が同士討ちにあったという幸運と、もう一つは化獣同士は決して協力しあう事が無く、83の存在は力を合わせた事が83の存在に勝利をもたらしました。
運と協力する事の大切さを語った神話です。
83柱の存在はやがて41柱の神御(かみ)と42体の悪空魔(あくま)に別れこの世に善と悪が生まれたとされています。
また、13番の化獣、クアンスティータが誕生していたら神御や悪空魔に勝利は無かったとされています。
そのため、ファーブラ・フィクタの世界にはクアンスティータには勝てないという気持ちがすり込まれています。


0003 三大勢力

化獣や神御、悪空魔を別として、ファーブラ・フィクタの世界では三つの大きな勢力が動いています。
一つは4つの星を支配する絶対者、アブソルーター達です。
彼らは神御や悪空魔になれなかった者と呼ばれ、それらに次ぐ力を有しています。
二つ目は三つの未来からやってきた勢力、新風、ネオ・エスクです。
彼女達は未来の世界においてラスボスのクアンスティータに壊滅的な状況にまで追い詰められています。
彼女達の目的は生きていたら何とかなったかも知れないと思われているこの物語の主人公、吟侍への接触です。
三つ目は全宇宙を支配している勢力、全能者、オムニーアです。
彼らは1番の化獣、ティアグラによって、13番の化獣クアンスティータへの契約の代償として使われ、存在そのものの危機に瀕しています。
力の強い僅かな者達がかろうじて残り、暗躍しています。


0004 化獣(ばけもの)

ファーブラ・フィクタの世界においてファーブラ・フィクタと魔女ニナの間に生まれたとされていて、最強の力を持つとされている怪物達で13核(種類)いるとされています。
物語が進んで行くと隠れている強者も出てきますが、物語の最初の時点では最強とされています。
化獣には1番から13番までの番号が割り振られています。
勢力を所有する怪物とされ、どの化獣も集団を内に秘めています。
その中でも1番・ティアグラ、7番・ルフォス、12番・クアースリータは世界そのものを1つずつ、内に秘めているとされています。
13番・クアンスティータにいたっては24もの世界を所有しているとされています。
【化獣の絵本】に書かれている化獣の名前は

1番の化獣 【ティアグラ】
2番の化獣 【フリーアローラ】
3番の化獣 【ウィルウプス・アクルス】
4番の化獣 【クルムレピターク】
5番の化獣 【ルルボア】
6番の化獣 【ウオーム】
7番の化獣 【ルフォス】
8番の化獣 【オリウァンコ】
9番の化獣 【ウェルイムス】
10番の化獣 【ティルウムス】
11番の化獣 【レーヌプス】
12番の化獣 【クアースリータ】
13番の化獣 【クアンスティータ】

の13核です。


0005 ティアグラ

ティアグライメージ 1番の番号を持つ化獣(ばけもの)で、世界を一つまるまる所有しています。(イビル・アンバーという物語を含んだ世界を所有しています)
最初の化獣であり、知恵が回り、色々悪巧みをしたりします。
現在は神話の時代に7番の化獣、ルフォスとの相打ちにより力の大半を失っています。
13番の化獣、クアンスティータの力を欲していて色々と画策をしています。
化獣に使われている核の数は表向きは13とされていますが、実際には168核あるという事を知っています。(その内、96核がクアンスティータに使われていることも)



0006 ルフォス

ルフォスイメージ 7番の番号を持つ化獣(ばけもの)で世界を一つまるまる所有しています。(マギスター・シードという物語を含んだ世界を所有しています)
13核の化獣の中では丁度真ん中にあたり、現在を司る化獣とされています。
(過去を司る1番の化け物、ティアグラと未来を司る13番の化獣、クアンスティータと合わせて3大化獣とされることもあります)
1番の化獣、ティアグラと神話の時代に引き分けて殆どの力を失っています。
核だけになって孤児院の食堂に飾ってありましたが、主人公の吟侍が絶命する寸前に彼の心臓と同化して共存共命の間柄になります。
ルフォスの中には13番の化獣、クアンスティータに対するどうしようもない恐怖心を抱えていて、それを克服するために最も勇気を示した吟侍との同化を望みました。
後付の理由になりますが、他にも吟侍の能力判断能力(どのような能力か理解する能力)も評価しています。
ファーブラ・フィクタの物語で救出チームに加わっているメンバーは殆ど、このルフォスの所有する世界で修行して力をつけています。



0007 クアンスティータ

ファーブラ・フィクタという物語全体でのラスボスです。
7つの本体(赤子の姿)と17の側体(年頃の姿)を持つ多重生命体でもあります。
あわせて24の身体は1つずつの世界を所有しています。 (あわせて24の世界です)
また、24の身体は1つずつ核が使われています。
ですが、クアンスティータに割り振られた核の数は96です。残り72の核もどこかに隠し持っています。
24の意志があるとされ別々の行動をとります。
女の子とされていますが、実は姿形はヒロインのカノンを真似ただけの無性生命体です。


 0007−a001 第一本体 クアンスティータ・セレークトゥース

セレークトゥースイメージ 【まめぼす】の主人公はこのクアンスティータです。
 形、言い方、音〜等、言い間違えや勘違いを現実の事象に変えるミステイク・フィルターという能力を始め数々の異能力を使います。
 本体の中では最弱とされています。
 所有する世界はセレークトゥース・ワールドと呼ばれます。
 性格は人なつっこいです。


 0007−a002 第二本体 クアンスティータ・ルーミス

ルーミスイメージ  【まめぼす もういっちょ】ではふたちゅーちゃんとして登場予定のクアンスティータです。
 最も頭の切れるクアンスティータでどこか悟った様な印象があります。
 第五、第六、第七本体の危険性を感じ、動きます。
 所有する世界はルーミス・ワールドと呼ばれます。



 0007−a003 第三本体 クアンスティータ・レクアーレ

レクアーレイメージ 三番目に生まれ出てくるクアンスティータです。
 現在の所は謎に包まれています。
 所有する世界はレクアーレ・ワールドと呼ばれます。
 (フェラリス・ミシェオという物語を含む予定です)







 0007−a004 第四本体 クアンスティータ・ミールクラーム

ミールクラームイメージ 四番目に生まれ出てくるクアンスティータです。
 彼女の周りにはどんな奇跡をも起こすとされているクアンスティータ・パールがあふれているとされていて、欲深い者からは最大の宝物とされています。
 他については謎に包まれています。
 所有する世界はミールクラーム・ワールドと呼ばれます。
 (ブラック・ワン・ポイント・オブ・アブソルート・アトランティスという物語を含む予定です)
 泣き虫な性格です。


 0007−a005 第五本体 クアンスティータ・リステミュウム

リステミュウムイメージ 五番目に生まれ出てくるとされているクアンスティータです。
 0話においては冒頭の未来の世界で暴れ回り、全ての勢力を壊滅寸前にまで追い込んでいます。
 このリステミュウムによってY染色体は破壊され男児は生まれなくなっています。
 また、パラドックスなどを度々起こし、全く別の人物達が活動するパラレルワールドがいくつも出来ています。
 標的を潰すまで、いつまでも攻撃が止まらない攻撃効果の詰め合わせ、全く意味の解らない謎の力など、数々の強大かつ特殊過ぎる能力を使います。
 リステミュウムが誕生する頃には主人公の吟侍は生存しておらず、そのため、もしも吟侍が生きていたら、リステミュウムに対抗出来たかも知れないという希望となっています。
 リステミュウムの所有する世界はリステミュウム・ワールドと呼ばれ、破壊活動に興味の無くなった彼女の変わりにその世界の怪物達が暴れ回っています。
 ブルー・フューチャーのメンバーが倒したエネミゴはリステミュウムに忠誠を誓って20もの異能力を与えられた外様モンスターです。
 吟侍のみ謎の力に対抗する力を持っているとされています。


 0007−a006 第六本体 クアンスティータ・レアク・デ

レアク・デイメージ 六番目に生まれ出てくるとされているクアンスティータです。
 その力は第七本体テレメ・デに次ぐとされ、未来の世界で暴れ回ったリステミュウムよりも上とされています。
 詳しい事は謎に包まれています。
 レアク・デの所有する世界はレアク・デ・ワールドと呼ばれています。


 0007−a007 第一本体 クアンスティータ・テレメ・デ

テレメ・デイメージ 最後に生まれ出てくるとされている最強のクアンスティータです。
 未来を壊滅状態にまで追い込んだ第五本体、リステミュウム謎の力をも遙かに超える力を持つとされています。
 吟侍の幼なじみで行方不明の幼女、はてなに関する秘密を持っています。
 詳しい事は謎に包まれています。
 テレメ・デの所有する世界はテレメ・デ・ワールドと呼ばれています。


 0007−b001 第一側体 クアンスティータ・トルムドア

クアンスティータ・トルムドア ファーブラ・フィクタ0話で過去の世界である現在に渡り、ヒロインのカノン顔などをコピーした側体です。
 この情報が全てのクアンスティータに送られ、基本的にカノンの髪型などをアレンジした姿形をとるようになります。
 第一本体、セレークトゥースをサポートするために存在します。
 トルムドアも世界を所有していてトルムドア・ワールドと呼ばれます。






 0007−b002 第二側体 クアンスティータ・ソリイントゥス

クアンスティータ・ソリイントゥス 第二本体、ルーミスをサポートし、ソリイントゥス・ワールドを所有するという事以外、現在は解っていません。
















 0007−b003 第三側体 クアンスティータ・ファムトゥ

クアンスティータ・ファムトゥ  第三本体、レクアーレをサポートし、ファムトゥ・ワールドを所有するという事以外、現在は解っていません。
















 0007−b004 第四側体 クアンスティータ・レマ

クアンスティータ・レマ  第四本体、ミールクラームをサポートし、レマ・ワールドを所有するという事以外、現在は解っていません。















 0007−b005 第五側体 クアンスティータ・ウァウスクス

クアンスティータ・ウァウスクス 第五本体、リステミュウムに従い、ウァウスクス・ワールドを所有する事以外、現在は解っていません。


















 0007−b006 第六側体 クアンスティータ・ククントゥス

クアンスティータ・ククントゥス 第五本体、リステミュウムに従い、ククントゥス・ワールドを所有する事以外、現在は解っていません。


















 0007−b007 第七側体 クアンスティータ・イグスルナ

クアンスティータ・イグスルナ 第五本体、リステミュウムに従い、イグスルナ・ワールドを所有する事以外、現在は解っていません。


















 0007−b008 第八側体 クアンスティータ・ウルステーサ

クアンスティータ・ウルステーサ 第六本体、レアク・デを監視し、暴走を抑えるために存在します。
 ウルステーサ・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。











 0007−b009 第九側体 クアンスティータ・ティクスエレハ

クアンスティータ・ティクスエレハ 第六本体、レアク・デを監視し、暴走を抑えるために存在します。
 ティクスエレハ・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。















 0007−b010 第十側体 クアンスティータ・トゥルストゥス

クアンスティータ・トゥルストゥス 第六本体、レアク・デを監視し、暴走を抑えるために存在します。
 トゥルストゥス・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。















 0007−b011 第十一側体 クアンスティータ・アーサウェル

クアンスティータ・アーサウェル 第六本体、レアク・デを監視し、暴走を抑えるために存在します。
 アーサウェル・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。











 0007−b012 第十二側体 クアンスティータ・イスクリア

クアンスティータ・イスクリア 第七本体、テレメ・デを交代で眠らせるための歌い手として存在します。
 イスクリア・ワールドを所有します。
 カノン外伝においてはとある星の生命が消えたのと同時に出現しています。
 後は謎に包まれています。


 0007−b013 第十三側体 クアンスティータ・ヒアトリス

クアンスティータ・ヒアトリス 第七本体、テレメ・デを交代で眠らせるための歌い手として存在します。
 ヒアトリス・ワールドを所有します。
 カノン外伝においては山を削り取って巨大な胸像として出現しています。
 後は謎に包まれています。


 0007−b014 第十四側体 クアンスティータ・フィーニス

クアンスティータ・フィーニス 第七本体、テレメ・デを交代で眠らせるための歌い手として存在します。
 フィーニス・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。


 0007−b015 第十五側体 クアンスティータ・イティニウム

クアンスティータ・イティニウム 第七本体、テレメ・デを交代で眠らせるための歌い手として存在します。
 イティニウム・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。


 0007−b016 第十六側体 クアンスティータ・ウェンインティオ

クアンスティータ・ウェンインティオ 第七本体、テレメ・デを交代で眠らせるための歌い手として存在します。
 ウェンインティオ・ワールドを所有します。
 後は謎に包まれています。


 0007−b017 第十七側体 クアンスティータ・オムニテンポス

クアンスティータ・オムニテンポス 第七本体、テレメ・デを交代で眠らせるための歌い手として存在します。
 オムニテンポス・ワールドを所有します。
 カノン外伝においてはヒロインのカノンの中に眠っています。
 (カノンの中に眠る、女神御セラピアの更に中に眠っています)
 側体の中では最強の力を持つとされています。
 後は謎に包まれています。


0008 能力浸透率(度)と能力浸透耐久率(度)

 ファーブラ・フィクタの世界においては異能力には能力浸透率(度)と能力浸透耐久率(度)があります。
 異能力で効果を相手に与えるにはその能力の能力浸透率が相手等の能力浸透耐久率を上回らなくてはなりません。
 能力浸透率が上回れば相手に有効に効果を与えますが、同等では相殺、下回ると能力効果は半減もしくは全く効かないという状態になり、下手をすると相手を元気にしてしまったりもします。
 例をあげれば、能力浸透率が2のナイフでは能力浸透耐久率が1の不死身の相手にダメージを与える事が出来ます。


0009 次元干渉力

 ファーブラ・フィクタの世界において、干渉する事が出来る次元を表現した言葉です。
 人間は時間も入れて縦、横、高さと時間を足した4次元にまで干渉出来るとされています。
 人が観測可能なのは11次元までとされています。
 それ以上は架空次元とされ、神御(かみ)と悪空魔(あくま)は26次元、化獣(ばけもの)のティアグラやルフォスは100次元の次元干渉力があるとされます。
 クアンスティータは9700極以上の次元干渉力があるとされていますが、実際には、1不可説不可説転の1不可説不可説転乗×1不可説不可説転の1不可説不可説転乗×〜…と延々と続く次元干渉力があるとされています。


0010 クアンスティータ数

 ラスボスのクアンスティータを語るに当たって外せない数字です。
 屁理屈の数字になりますが、無限大の無限大乗×無限大の無限大乗×〜…を100万回以上繰り返した時にやっとクアンスティータ数1となります。
 ただし、デタラメな数字で、クアンスティータ数2はクアンスティータ数1×クアンスティータ数1で、クアンスティータ数3はクアンスティータ数2×クアンスティータ数2×クアンスティータ数2という様な形で増えていきます。


0011 認識できないダメージ

 ファーブラ・フィクタの世界において上位の強敵などが与えるダメージとして認識出来ないダメージが存在します。
 痛い、冷たい、熱い、苦しい、気持ち悪い、〜等、人が認識出来るダメージとは違うダメージで、人が受けた場合、近い表現として色等で代用する事があるダメージです。
 近い表現としては【痛い】という表現を主に使いますが、実際には痛いとは違った感覚を受けています。
 また、そのダメージが蓄積すれば死んだり、存在が掻き消えたり、姿形が絶えず変わり、同じ形を保てなくなったりなど様々な効果になりますが、認識出来ない以上、人の身でこのダメージから回復する事はまず皆無と言われています。


0012 姫巫女

 ファーブラ・フィクタの世界において、冒険者の行き先を占ったり、支配者(絶対者、アブソルーター)を星見したりする人間の事です。
 土の星、テララには土の姫巫女が、火の星、イグニスには火の姫巫女が、水の星、アクアには水の姫巫女が、風の星、ウェントスには風の姫巫女がいるとされています。


0013 ロスト・ネット・ワールド

 ファーブラ・フィクタの世界において化獣(ばけもの)以上の力を持つ猛者は無数に存在します。
 ですが、その殆どが、ロスト・ネット・ワールドという世界に閉じ籠もっています。
 猛者達がラスボス、クアンスティータの力を恐れて姉であるクアースリータの所有するロスト・ネット・ワールドの中に雲隠れしたためです。
 そのため、今や、猛者達の戦力はクアースリータの巨大過ぎる戦力となっています。
 もちろん、それだけ集まってもクアンスティータには遙かに及びませんが、この世界においてはクアースリータとクアンスティータは最強の姉妹と言われています。
 ロスト・ネット・ワールドの住民となった猛者達は中からこの姉妹を最悪の結果にならないように常に監視しています。
 ロスト・ネット・ワールド自体は無数の世界がネットワークによってつながって一つになった世界となっています。
 未来の世界においてはレッド・フューチャーがこのロスト・ネット・ワールドを元にサイコ・ネットという独自の世界を作っています。


0014 虚体(きょたい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、ラスボスのクアンスティータとその姉、クアースリータは虚体(きょたい)という事になっています。
 虚体とは森羅万象に含まれないものをさします。
 全宇宙の外側にいる存在という意味です。
 その昔、インフレーションで生まれたものの中に含まれていないという意味でもあります。
 そのため、全てに適応する効果を持つ能力であってもクアンスティータとクアースリータは全てに含まれない為に効果がないという事も珍しくありません。


0015 想像レベル

 ファーブラ・フィクタの世界において、強さのレベルの最高単位です。
 よったろー自信の想像力とも連動していて、通常の強さは全てレベル1となります。
 では、レベル2とはなんでしょうか。
 それはラスボスのくーちゃんの表層の力になります。
 例をあげますと、ある存在が出現したらその宇宙には全ての存在が死滅します。
 どう対処しますか?という問題があったとします。
 出現した時点でどんなヒーローも死滅しますので、通常では対処法がありません。
 では、どうするか?
 それは、その存在が出現しないようにする。その存在が出現しない時間で生活する。宇宙そのものをその存在から遠ざける、その存在の力を相殺できる力を身につける等々多数ありますが、どれも、屁理屈です。
 そんな力はあり得ません。
 でも、言葉の上では、しっかり対処していました。
 レベル2とはこの言葉の限界の力についてです。
 そういう力をラスボスのくーちゃんは持っています。
 では、レベル3以上は?
 それは想像出来ても言葉で表現できる限界を超えてしまっていて、表す事が出来ない力です。
 よったろーはそこまでの領域の想像をしていますが、残念ながら、それを表現する力がありません。
 想像できてもそれを説明できないのです。
 そのレベル3以上をくーちゃんの深層部にあてたいと思っているのですが、どこまで表現できるかわかりませんね。


0016 化身(けしん)

 ファーブラ・フィクタの世界においては化獣(ばけもの)、神御(かみ)、悪空魔(あくま)が持つとされる主に戦闘用とする身体の事です。
 本体を傷つけない様にするために、戦う時は、化身に魂を入れ替えて戦います。
 そうすることで、例え、倒されても、本体は無事だからです。
 もちろん例外もあり、女神御(めがみ)セラピアの化身はヒロインのカノンですが、戦闘用の身体という訳ではなく、生まれ変わりに近いです。
 また、七番の化獣ルフォスと同化している主人公の吟侍は化身ではなく、生身です。
 核があるので、本体と呼んで良い状態です。
 吟侍は戦いにおいて、化身である複製体を作り、本体を傷つけず戦う事も出来ますが、本人はそれを良しとせず、あまり、やろうとしません。
 痛みを伴ってこそ、戦う異議があると思っているからです。


0017 カノニウム

 ファーブラ・フィクタの世界において、ヒロインのカノンが作り出した架空の金属元素です。
 発明と歌を得意とする彼女が敵対者達との交渉の道具の一つとして持参してきています。
 ダークマターとダークエネルギーを7対3の割合で合成させて出来たとされる難しい元素で、加工がかなり難しいとされています。
 彼女は故郷のセカンド・アースにおいてのノーベル賞、ベルノー賞をこのカノニウムの合成で獲得しています。
 力がそれ程、強くない彼女は自信の実力をアップさせる事よりもこのカノニウムの加工方法の研究に時間を割きました。
 冒険当初でもすでに118種類の加工方法を発見しています。


0018 真~(または深~/しんじん)

 ファーブラ・フィクタの世界において、神御(かみ)の上にいるとされる存在。
 神の中の神とされていて、滅多に顔を見せません。
 複数いるとされていますが、確認されていません。
 実力はクアンスティータ、クアースリータ以外の化獣(ばけもの)の力を軽く凌駕するとされています。


0019 超魔(または頂魔/ちょうま)

 ファーブラ・フィクタの世界において、悪空魔(あくま)の上にいるとされる存在。
 悪魔の中の悪魔とされていて、滅多に顔を見せません。
 複数いるとされていますが、確認されていません。 
 実力はクアンスティータ、クアースリータ以外の化獣(ばけもの)の力を軽く凌駕するとされています。


0020 最真~(または最深~/さいしんじん)

 ファーブラ・フィクタの世界において神の頂点とされている真~までを含めて、神という概念そのものを作ったとされている存在です。
 表現する言葉がないので、真~に【最】という文字を使って便宜上【最真~】と呼ばれています。
 存在するはずのない存在として、ただの作り話として語られている存在です。
 通常の理全てを遙かに凌駕する存在です。
 ただ、その力を持ってしてもクアンスティータの奥にいる何かには遙かに及びません。
 第一の超越存在とも呼ばれています。


0021 極超魔(または極頂魔/ごくちょうま)

 ファーブラ・フィクタの世界において悪魔の頂点とされている超魔までを含めて、悪魔という概念そのものを作ったとされている存在です。
 表現する言葉がないので、超魔に【極】という文字を使って便宜上【極超魔】と呼ばれています。
 存在するはずのない存在として、ただの作り話として語られている存在です。
 通常の理全てを遙かに凌駕する存在です。
 ただ、その力を持ってしてもクアンスティータの奥にいる何かには遙かに及びません。
 第二の超越存在とも呼ばれています。


0022 第三の超越存在

 ファーブラ・フィクタの世界において、最真~、極超魔と並んで第三の超越存在と呼ばれる存在がいます。
 神でも悪魔でもない謎の存在とされていますが、力は最真~、極超魔にひけをとりません。
 やはり、クアンスティータの奥にいる何かには遙かに及びません。


0023 作中作の主人公達

 ファーブラ・フィクタの世界において、本編や外伝等の他に、作中作品の主人公達も存在します。
 ブリューラー(イビル・アンバー)
 ジェイク(マギスター・シード)
 キャロル(ロストネットワールドフロムパルティス)
 等がそうです。


0024 クアンスティータの奥にいるもの…

 クアンスティータという化獣(ばけもの)は元々、レインミリーという少女に降りかかった災厄全てを癒すために、魔女、ニナによって転生させるために、7つの名前を取り込んだものです。
 それが、7つの本体セレークトゥース、ルーミス、レクアーレ、ミールクラーム、リステミュウム、レアク・デ、テレメ・デです。
   七つの名前にはそれぞれ別の意味が含まれていましたが、その七つを一つにまとめた事によって、最強の化獣として呼ばれる様になりました。
 神や悪魔はクアンスティータという名前でオブラートに包んでいるその七つの名前が表に顔を出すのを極端に恐れています。


0025 魔女ニナ
魔女ニナ
 ファーブラ・フィクタの世界において最強の化獣(ばけもの)クアンスティータをはじめ、数々の化獣を生みだしたとされる化獣の母的存在です。
 神話の時代(ファーブラ・フィクタ神話)1番の化獣 【ティアグラ】、2番の化獣 【フリーアローラ】、3番の化獣 【ウィルウプス・アクルス】、4番の化獣 【クルムレピターク】、5番の化獣 【ルルボア】、6番の化獣 【ウオーム】、7番の化獣 【ルフォス】、8番の化獣 【オリウァンコ】、9番の化獣 【ウェルイムス】までを産み落としたとされています。
 神と悪魔の策略により、必要を遙かに超える栄養が行き渡り過ぎて、13番の化獣 【クアンスティータ】を産み落とすには七つの母体が必要と知り、ショックを受けて死んだとされています。
 その後、遙かな時を経て、七名のニナへと転生し、クアンスティータを生むとされています。
 ファーブラ・フィクタの物語が始まった時点では、10番の化獣 【ティルウムス】と 11番の化獣 【レーヌプス】も産み落とされていて存在が確認されています。
 残す化獣は12番の化獣 【クアースリータ】と13番の化獣 【クアンスティータ】の双子の化獣だけとなってその時が終末の時として神や悪魔、人々から恐れられています。
 【クアンスティータ】を産むニナは不吉の象徴とされています。
 でも、実際には愛娘、レインミリーをこよなく愛す優しい女性だったという説もあります。
 世界を所有する4核の化獣1番ティアグラ(1種類)、7番ルフォス(1種類)、12番クアースリータ(1種類)、13番クアンスティータ(24種類)の世界の数を足すと27種類となり、その世界を象徴して27→ニナになったとされています。


0026 ファーブラ・フィクタ
怪物ファーブラ・フィクタ
 ファーブラ・フィクタの世界において、この名は三カ所で使われています。
 一つはファーブラ・フィクタ神話です。
 ファーブラ・フィクタでの化獣(ばけもの)や神御(かみ)、悪空魔(あくま)等が普通に存在していた時代の事で、ファーブラ・フィクタの物語の始まりの頃からすれば想像もつかないくらい高いレベルの存在がゴロゴロいた時代でもあります。
 この頃から産まれてもいないクアンスティータをあらゆる存在が恐れています。
 二つ目は謎の惑星、ファーブラ・フィクタです。
 主人公の吟侍達が友達の救出に向かう四連星、地の星テララ、火の星イグニス、水の星アクア、風の星ウェントスの近くには謎とされる三つの星があり、光の星ルーメンと闇の星テネブライ、そして謎の星ファーブラ・フィクタです。
 一般的にはルーメンは神御(かみ)の星、テネブライは悪空魔(あくま)の星、ファーブラ・フィクタは化獣(ばけもの)の星とされていますが、ファーブラ・フィクタについては化獣の星と言うより、【クアースリータ】と【クアンスティータ】が産まれる星という印象が強いです。
 惑星ファーブラ・フィクタは気象条件がデタラメで普通の人ならすぐに発狂してしまう程の過酷な環境の星です。
 三つ目は魔女ニナの夫である怪物ファーブラ・フィクタです。
 ニナが化獣の母ならファーブラ・フィクタは父にあたります。
 娘、レインミリーを不幸にした神、悪魔、人を強く憎んでいます。
 七つの母体を必要とするニナにあわせて七つの魂があります。
 その七つの魂の内、一つが主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)として転生しています。
 残る六つの内、三つが主人公 柳宮寺 仁義(りゅうぐうじ じんぎ)、二つが大和 技陣(やまと ぎじん)一つが丹波 時銀(たんば じぎん)と名乗り、別に行動をしています。
 七つの魂を転生させたファーブラ・フィクタは自らを【からっぽ】又は【F】と名乗って暗躍しています。


0027 レインミリー
レインミリー
 魔女ニナと怪物ファーブラ・フィクタの娘で心優しい少女。
 その優しさが禍して、真~(深~/しんじん)と超魔(頂魔/ちょうま)がそれぞれ神と悪魔の頂点に立つために人々が耐えられない、現在存在しない痛みを全て引き受けました。
 ニナとファーブラ・フィクタの子だったために耐久力が優れていたため、消え去る事も出来ず、苦しみ続けていました。
 真~と超魔に連れ出される度に、衰弱とニナとファーブラ・フィクタによる回復を繰り返していましたが、おかしいと思ったニナとファーブラ・フィクタが彼女をつけて行って真実を知り、激怒したニナとファーブラ・フィクタが化獣(ばけもの)達を産みだしたとされています。
 神と悪魔はこの事実を隠しています。
 神と悪魔を滅ぼす寸前まで行っていたニナ、ファーブラ・フィクタ、化獣でしたが、レインミリーがあまりにも苦しむのでニナの母体で新しい身体に産まれなおさせる事にしました。
 13番の化獣【クアンスティータ】がそれにあたり、ニナとファーブラ・フィクタは強く再誕生を望んでいました。
 が、七つの母体が無いと生まれ変わりが出来ない程、強大なパワーを得たレインミリー/クアンスティータはとうとう神話の時代に産まれる事は出来ませんでした。


0028 クアンスティータと吟侍の超異能力

 ファーブラ・フィクタの世界において、極端に恐ろしい能力を持っているのはラスボスの十三番の化獣(ばけもの)クアンスティータと主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)と言うことになります。
 物語の隠れたテーマはクアンスティータに能力を自らの意思で捨てさせるというのがありますが、その前にその能力というのがどれほど、絶望的かつ、いくつもの能力を持っているという事を表現します。
 少なくとも七つの本体はそれぞれ、個別の不思議な力を代表の能力として持っています。
 0話グランドスタートにおいて、第五本体のリステミュウムが謎の力を出していますが、他の本体も別の不思議な力を持っています。
 吟侍外伝において、吟侍が一番の化獣ティアグラを納得させるために七番の化獣ルフォスによるテストを受けて合格しています。
 そのテストは瞬間移動をしたように見えるルフォスの移動等を見て、瞬間移動の数を数えるというものでした。
 結果的に瞬間移動をしたように見える現象でも実際に瞬間移動をしたのは極少数で後はそれに見せかけたものですが、吟侍は見事に瞬間移動の数を言い当てています。
 これはクアンスティータに対抗する資格があるかのテストです。
 吟侍の様に能力の違いを正確に把握する事が出来なければ、クアンスティータの超異能力は全て、ただの同じ不思議な力に映ります。
 ですが、本当はクアンスティータはそれぞれ別の異能力を使っているのです。
 能力の片鱗さえ見えていない者はクアンスティータの前に立つ資格すらないという訳です。
 これは吟侍が持つ事になる特別な異能力の基礎の部分でもあります。
 基本的にクアンスティータの不思議な力を解明していく力が吟侍の力という事になります。
 そのため、吟侍だけが、クアンスティータに対抗出来るかもしれないと言われているのです。
 ですが、例え、解き方を知っていても解く方程式が難しすぎれば間違えますよね。
 解き方は解っても恐ろしく複雑なクアンスティータの超異能力は簡単に解けるものではないのです。
 これが、ラスボス、クアンスティータと主人公、吟侍の関係になります。


0029 パルティス

 ファーブラ・フィクタの世界において、ラスボスの十三番の化獣、クアンスティータを恐れた強者達が雲隠れした異世界の集合体、ロストネットワールドはクアンスティータの姉、十二番の化獣、クアースリータの所有する世界です。
 このロストネットワールドですが、この世界集は強者だけで、成り立っている世界ではありません。
 神隠しという形で、めぼしい才能を取り込むことによって、クアンスティータの壁となる存在を育てるという目的も持っています。
 キャロルの母カヴァティーナもそんな理由で取り込まれた一人です。
 ロストネットワールドに取り込まれた者は元の世界に戻る代わりにロストネット内の世界で冒険して通行手形を取得する必要があります。
 その通行手形を取得するための冒険を通して取り込んだ者を育てるという目的があるからです。
 取り込まれた者が住んでいる世界の一つがパルティスという事になります。
 ここには通行手形を取得するために世界を冒険する勇者を育てる女学校があります。
 ロストネットワールドフロムパルティスの主人公、キャロルはそのパルティスという異世界を起点として、他のロストネットワールドの異世界を冒険していきます。
 パルティスの女学校ではキャロルは友達を作り、そこで、一緒に切磋琢磨して、勇者としての力を磨いていきます。


0030 ファーブラ・フィクタかのん

 ファーブラ・フィクタのメインヒロイン、カノン・アナリーゼ・メロディアスをピックアップしたシリーズです。
 ファーブラ・フィクタ本編とは異質な世界観となりますが、彼女の冒険の舞台、惑星アクアをベースに企画などをやっていくシリーズです。
 現在、【プリンセスカノン博士の惑星アクア 海洋調査】と【かにゅんの作ってみよう】が予定されています。


0031 クアンスティータの証

 7つの本体、17の側体、10の公式の偽者を含めたクアンスティータにはクアンスティータたる肉体的証があります。
 7つの本体と17の側体にはそれぞれ所有している世界と繋がっていて影のようについてまわる歪曲影(わいきょくえい)があります。
(歪曲影は本体および、側体と多少離れる事もあります)
7つの本体にはさらに本体である印として頭の上を飛び回る頭上穴(ずじょうけつ)があります。
 歪曲影と頭上穴は本体と側体、または本体だけの特徴ですが、公式の偽者を含めての証となる肉体的特徴はあと二つあります。
 一つは千角尾(せんかくび)です。
 これは棘の様なしっぽの事で敵の最も弱い時代に時空移動をしてトドメを刺す事も出来るという恐ろしい能力を持っています。
 もう一つが背花変(はいかへん)です。
背花変  基本的に偽者は三角四面、側体は四角五面、本体は六角七面あるとされていて、それぞれの面は万能細胞で出来ていて、自在に色んな何かに変わるという特徴を持っています。
 背中にある変化する花のようなものとしてそのような名前がついていますが、同時に、それを持っているという事は背中にも全く隙がないという意味も持ちます。
 背花変については円一面の紛い物を持つ者も中にはいますが、クアンスティータの証とするには不十分な不完全なものとなっています。
 例外を言えば、双子なだけあって、姉のクアースリータも背花変と千角尾、歪曲影の三つを持っています。
 ただし、クアースリータの歪曲影はロストネットワールドですので、独立して動いています。


0032 時空

 ファーブラ・フィクタの世界において時空を操作できる存在はかなり存在します。
 ですが、それはクアンスティータが誕生する前までの話でクアンスティータが誕生してからは制限か加わります。
 時や空間をいじるという事はクアンスティータにも少なからず影響するからです。
 それはクアンスティータの自動防御能力によって、排除されてしまうので、全く使えなくなるか、使えてもかなりの制限が加わっての効果となります。
 仮に使えたとしてもクアンスティータの接点近くではかなりのパラドックスや歪みが起きてしまって大災害が起きる事も珍しくありません。
 クアンスティータ誕生以前では安全に能力が使えましたが、クアンスティータ誕生と共にかなり自他共にかなり危険な能力へと変化してしまいます。


0033 超強者達のプライド

 ファーブラ・フィクタの世界において強い者ほど、行動にプライドを持ち、他の作品にありがちな姑息な手段は使いません。
 理由は二つあり、一つは本当に圧倒的に強ければ、わざわざ、姑息な手段を使わなくても余裕で勝てるからです。
 姑息な手段を使う者はそれだけ弱いという考えを基本的に持っています。
 もう一つの理由がクアンスティータです。
 クアンスティータの自動防御は姑息な手段に対して強く反応します。
 つまり、姑息な手段を使えば使う程、自動防御の餌食になりやすいという事になります。
 本能的に、姑息な手段は全く自分のためにはならないと理解しているのです。


0034 秘奥曲歌(ひおうきょっか)

 ファーブラ・フィクタの世界において究極の歌曲とされているものでクアンスティータ第六本体レアク・デ及び、第七本体テレメ・デを眠らせる効果があるとされています。
 誰でも歌ったり出来ると言うことではなく、クアンスティータ第十二側体 クアンスティータ・イスクリア、第十三側体 クアンスティータ・ヒアトリス、第十四側体 クアンスティータ・フィーニス、第十五側体 クアンスティータ・イティニウム、第十六側体 クアンスティータ・ウェンインティオ、第十七側体 クアンスティータ・オムニテンポスの6側体と第七本体テレメ・デ(関係)自身だけだとされています。
 どのような歌曲なのは謎に包まれていますが、一種類の歌曲ではないとされています。
 一説には人の言葉の歌でも、人が演奏出来る楽器での演奏ではないとも言われています。


0035 クアンスティータ学(がく)/クアンスティータ~学(しんがく)

 ファーブラ・フィクタの世界においての最高学問とされています。
 人の興味の極限を知りたい者が最後に習得を望むのがクアンスティータ学と言います。
 また、この学問はファーブラ・フィクタ神話とも深く関わりを持つために別名としてクアンスティータ~学とも呼ばれています。
 この学問は修得することが不可能とされています。
 理由は、知れば知るほど新たな謎が浮上する学問だからだと言われています。
 全てを習得すれば、クアンスティータを全て知った事と同じ意味でもあるので、当然と言えば当然です。
 そのため、何処まで真実に近づけるかという学問です。
 学んで行く内に、別の発見もしていくのがこの学問の特徴で、カノンが発見したカノニウムもこの学問を学んでいく内に、習得したものとされています。
 また、クアンスティータ数(すう)もこの学問を学んだ者が導き出した答えの一つとされています。
 他にも虚体、万物の外側の理論などもクアンスティータ学によるものです。
 完全に習得する事が不可能な為、習得値序列制(しゅうとくちじょれつせい)が採用されています。
 ちなみにカノンは習得値序列72450位です。
 これでもカノンの生きる時代ではトップ10に入る順位です。
 それだけ、この学問の難しさがあるという事です。
 ちなみに、序列1位ですらクアンスティータ学の0.000001%すら習得出来ていないとされていて発見されるものが増える程、この確立は下がってきています。


0036 超謎考目(ちょうめいこうもく)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータ学で発見されるクアンスティータに関する新たな知識等を総称してこう呼びます。
 クアンスティータ数やカノニウムも超謎考目に含まれます。
 クアンスティータ数は数の表現、カノニウムは金属類ですので、種類は多種多様になります。
 何が発見されるかわからないので、超越した謎を考えて出てきた品目類を略して超謎考目と呼ばれています。
 クアンスティータの研究者、オタクはもの凄く多く、発見された超謎考目は天文学的な数があるとされていますが、その殆どが、習得と呼ぶにはほど遠い、成果となっています。


0037 離反心夢(りはんしんむ)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータ学で発見された幻のエネルギーで超謎考目のひとつです。
 知的生命体に対して当てはまるもので、人間を例に例えれば人間が産まれて死ぬまでの一生に考えたものや夢を全て足したものが作り出すエネルギーが離反心夢1となります。 存在すべての一生をエネルギーに変える事は通常、不可能なので、幻のエネルギーとされていますが、クアンスティータ学においては不可能とされていません。


0038 クアンスティータ・パスポート(QP)

 クアンスティータの所有する世界に入るために必要なパスポートです。
 これが無いと、クアンスティータの所有するどの世界にも出入界出来ません。
 主人公の吟侍は第一本体セレークトゥースののクアンスティータ・パスポート、QPを入手することになり、セレークトゥースワールドの様々な店に自由に出入りすることが出来、珍しいアイテム等を入手出来るようになります。


0039 クアンスティータに次ぐ実力者

 ファーブラ・フィクタの世界において最強とされるのはクアンスティータで間違いありません。
 では、その次、bQは誰かという事になりますが、はっきりしておりません。
 ファーブラ・フィクタの世界のキャラクターは最強ではなくbQを目指しています。
 吟侍やルフォスが例外的に最強を目指していますが、バカにされるだけで誰も目指そうとはしていません。
 クアンスティータに対しては決して敵わないと思っているからです。
 敵わないからと言って初めから目指さない者とバカにされても最強を目指す者……どちらが上に行けるのでしょうね?
 bQ最有力候補は殆どがクアースリータのロストネットの中に雲隠れしていますが、例外が何名かいます。
 その内の1人はただの人間で地球にいるという微かな噂もあります。
 その人間の超究極的な想像力が人間という弱者の肉体の壁を超えて、強者へと変えたとされています。
 現時点ではその噂は吟侍達には届いていません。


0040 恐怖のbR

 ファーブラ・フィクタの世界においてbQを自称している者達は星の数程存在します。
 その者達の大半が最強であるクアンスティータを恐れています。
 が、他にも恐れている存在がいます。
 それが【恐怖のbR】とされる存在です。
 bQを名乗る以上、bRより強いのは当たり前です。
 bRに負けた時点でその者はbQの座から引きずり下ろされます。
 自分こそ二番目と名乗って威厳を保っていた者達にとってbRと名乗る者の存在は恐怖の対象となっています。
 現在bRを名乗っている者は13名存在します。
 これは13番目の化獣(ばけもの)であるクアンスティータに対する敬意の表れだとされています。
 bRを名乗る者が敗れた時、補充要員として新たなbRが現れます。
 一説には補充要員は数千万単位でいるとも言われています。
 bQを名乗るかbRを名乗るかはその者が決める事ですので、この数は上下していきます。
 bQだった者が改心してbRを名乗ったり、その逆でbRを名乗っていた者がbQを名乗り出したりもします。
 bQとbRの境界線は微妙な所となっています。
 結局の所、圧倒的にかけ離れて強いのはクアンスティータだけで、後はクアンスティータからしてみればドングリの背比べ状態だと言えるのだと言うことです。


0041 弱者の視点

 クアンスティータの七つの本体はそれぞれ、別の特徴を持っています。
 他の本体が持っていない特徴を持つ事で個性を持っています。
 例えば、第二本体のクアンスティータ・ルーミスは弱者の視点を持っています。
 通常の生存競争において、人間は臆病だからこそ、生き延びて地球を我が物顔で支配する力を得たとも言えます。
 圧倒的な超越強者であるクアンスティータにとってそれは無くてもいい事かも知れません。
 ですが、恐怖を知るという事によりそれから得るものもあると知っていた両親(怪物ファーブラ・フィクタと魔女ニナの夫婦)は弱者の視点というのも用意しました。
 それを受け継いだのが第二本体ルーミスです。
 ルーミスは弱い存在の心も併せ持つが故に、第五、第六、第七本体の恐ろしさを知りつつ、発狂しないでいられる希有な存在でもあります。(第四本体ミールクラームは泣き虫ですが、恐怖は感じていません)
 そのため、自らの力の危険性を感じ取り主人公吟侍に救いを求めるようになるのです。


0042 三四界

 ファーブラ・フィクタの世界において、世界は34あるとされています。
 魔女ニナが持っていた世界でやがてティアグラとルフォスとクアースリータに分けられた3つの世界とクアンスティータが所有する24の世界、そして、神と悪魔の勢力が支配するとされている7つの世界を足して34となります。
 神側が支配するのは天界、楽園界、仙界の三つです。
 悪魔側が支配するのは魔界、幽界、冥界の三つです。
 最後の一つ、人間界(現界)については神側と悪魔側がそれぞれの権利を主張しあっているという状態になります。
 ファーブラ・フィクタの主な舞台は現界である人間界になりますので、この世界は今の所誰のものでもないということになります。
 以上を三四界(さんじゅうよんかい)と呼び、全ての世界とされています。


0043 虚無六界

 全ての世界とされている三四界以外にも世界は存在します。
 後付けの名前になる予定ですが、虚無六界(きょむろっかい)と呼ばれています。
 虚界三界(きょかいさんかい)と無界三界(むかいさんかい)を足した六つの世界です。
 知らない勢力はこういう世界からもやってきます。
 虚界三界は虚絶界(きょぜつかい)、虚湧界(きょゆうかい)、虚裏界(きょりかい)の三つです。
 無界三界は無真界(むしんかい)、無全界(むぜんかい)、無想界(むそうかい)の三つです。
 この六つの世界については正式の世界ではないので、クアンスティータの恐怖は知られていないため、この世界の住民は基本的にクアンスティータを恐れません。


0044 フェンディナ・マカフシギ
フェンディナ・マカフシギ
 ちっちっぱのラスボスであるフェンディナもこのファーブラ・フィクタの世界においては特別な存在です。
 表向きは姉のロ・レリラル、ジェンヌ、ナシェルと共にマカフシギ家という全能者オムニーアの一族の一つの末娘とされています。
 ですが、オムニーア全ては1番の化獣(ばけもの)ティアグラの手により、クアンスティータへの生け贄とされ、全能者オムニーアという存在名称はクアンスティータの所有する世界の管理者へと書き換えられて全能者オムニーア自体が存在毎消滅する筈でした。
 ですが、僅かながらに全能者オムニーアは生き残る事になります。
 それは全て多少なりともフェンディナ、又はマカフシギ家の姉妹達に縁のあるものでした。
 クアンスティータ関係への強制能力を僅かでも防いだという事はそれだけで凄いことです。
 フェンディナも10番の化獣(ばけもの)ティルウムスの力を有していますが、それ以外にも秘密を持っています。
 彼女もbQ候補でもあるのです。
 吟侍編のサブヒロインの一人でもある彼女も活躍する時がいずれくると思います。
 フェルディーナとフェナクティーナという謎の単語の秘密を持っています。


0045 カノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女
カノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女(ヒロイン)
 ファーブラ・フィクタのシリーズのメインヒロインである彼女には色々ステータスがあります。
 まずは、歌姫だと言うこと。
 様々な歌を作っては歌ってきたシンガーソングライターでもある彼女には四大勢力と呼ばれるファンが存在します。
 吟侍がつけた彼女の愛称である【お花ちゃん】は一般的ではなく、通常、【かにゅん】、【かにゃりん】、【かにょ】、【かにゅにゅ】の四つのどれかで呼ばれています。
 この愛称を巡ってファン同士対立していてそれが、セカンドアースに居た時の彼女の悩みの一つでもありました。
 また、彼女は研究者、博士としての一面も持っています。
 様々なものを研究し、その究極として結論付けたのがクアンスティータ学を学んでいた時に発見した万能金属【カノニウム】です。
 彼女はこのカノニウムを使って、友達を攫った絶対者アブソルーター達と交渉する事によって平和的に人命救助をしようと思っています。
 この行為は馬鹿げているとユリシーズ達七英雄達に思われていて、彼らは無謀な行為をするカノンを死なせないために冒険に参加しています。
 カノンは自分の意見が絶対だと思っておらず、彼女のサポートをしたいという者はたくさん居たのですが、あえて、反対意見の多い七英雄達をメンバーとして加えています。
 侵略者達との交渉による人命救助をする無謀なカノンとバカにされながらも最強を目指す吟侍(&ルフォス)、案外お似合いのカップルかも知れませんね。
 癒しの女神、セラピアと秘奥曲歌(ひおうきょっか)が出来る第十七本体クアンスティータ・オムニテンポスをその身に宿す彼女は特殊能力により歌い手を作る事が出来ます。
 セラピアの力による七名の聖歌隊をクァイア7、オムニテンポスの力による聖歌隊をオムニテンポス17稀(じゅうななき)と呼びます。
 24の歌姫を出す事が出来るのですが、普段は出さずに自分の力だけで歌おうとしています。  彼女はその気になればかなりの力を持っているのですが、自分は戦闘向きではないと思っているために、普段、その真の力が発揮されることはありません。
 納得させるために一旦倒す必要が出来た時、彼女の本当の力を発揮する事もあるでしょう。


0046 ソナタ・リズム・メロディアス第六王女
ソナタ・リズム・メロディアス第六王女
 ファーブラ・フィクタの吟侍編のサブヒロインをつとめ、メインヒロインであるカノンの双子の姉でもあるソナタにも秘密があります。
 まず、基本の能力としてはジョージ神父の手によって声像(せいぞう)という72柱の悪魔をベースにした能力の進化版、CV4を操ります。
 CV4とはソプラノ、アルト、テノール、バスという名前の四名の声霊に器となるゴーレムに憑依して操るという能力です。
 72から4に減ってはいますが、能力値は声像の遙か上をいくものです。
 ただ、物語の始まり当初ではソナタが未熟なため、その力の殆どは発揮出来ていない状態です。
 秘密の力としては神御(かみ)の中では七大主神(ななだいしゅしん)に数えられる女神セラピアの力を持つカノンに対して、悪空魔(あくま)の中で七大長魔(ななだいちょうま)に数えられるマーシモの力を宿しています。
 また、12番の化獣(ばけもの)クアースリータの背花変(はいかへん)を飲み込んでしまっているというエピソードも予定しています。
 妹カノンは神御と13番の化獣、双子の妹(?)クアンスティータの縁の力を有していて、姉のソナタは悪空魔と12番の化獣、双子の姉クアースリータの縁の力を有します。
 そういう意味でもソナタとカノンは双子の姉妹とも言えます。


0047 エカテリーナ・シヌィルコ
エカテリーナ・シヌィルコ
 ファーブラ・フィクタ序盤での出番が殆どないエカテリーナですが、彼女もまた吟侍(ぎんじ)編のサブヒロインの一人です。
 吟侍の冒険の舞台となる風の星ウェントスを支配する絶対者アブソルーターの一人である彼女はあまり、星の支配に興味を持ちません。
 親友のアナスタシアに支配を任せてお忍びで出歩いたりします。
 彼女は2番の化獣(ばけもの)フリーアローラをその身に宿していますので、他の絶対者よりも遙かに戦闘能力が高いのです。
 そのため、中途半端に強く、弱い者を虐げる絶対者アブソルーターの考え方がいまいち理解出来ないでいます。
 他の絶対者アブソルーターのように弱い者に働かせなくても自由にやれると思っていて、むしろ、弱い者など、どうでも良い、居ない方が落ち着くと思っているのです。
 そんな彼女が正体を隠して楽しい何かを探している時に出会ったのが弱者としてさげすんでいた人間の吟侍(ぎんじ)でした。
 最初はバカにして、からかってやるつもりで近づいた彼女はやがて吟侍の考え方に共感し、仲間になっていくというものです。
 彼女はウェントスでは絶対的な強者として振る舞えましたが、吟侍と共に行く内に自分より強い者がじゃんじゃん現れるようになります。
 生きる事に退屈していた彼女はそれにより、生き甲斐を感じるようになります。
 自分より強い者に立ち向かって行く事に感動するようになっていくのです。


0048 ステラ・レーター/ラ・エル/依良 双葉(いら ふたば)
ステラ・レーター
 彼女もまた、吟侍(ぎんじ)編のサブヒロインの一人です。
 ファーブラ・フィクタの世界において未来の世界から来た勢力、新風ネオ・エスクのグリーン・フューチャーのメンバーです。
 未来の世界において、クアンスティータ第五本体、リステミュウムによって壊滅状態に追い込まれている未来の世界(現界)はパラドックスが当たり前のようにおきていていくつかの未来が存在します。
 その未来には別々の存在が居て、別の世界の自分というものは存在しないようになっていて、更に、Y染色体を破壊された人類は男性が存在出来なくなってしまっています。
 女性戦士だけとなった未来ではレッド・フューチャー、グリーン・フューチャー、ブルー・フューチャーという別の未来が手を組み新風ネオ・エスクという組織を立ち上げ、クアンスティータに対抗出来る力を持っていたかも知れないとされていた主人公、芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)へのサポートに向かい、彼にクアンスティータと戦って貰おうという試みが行われました。
 クアンスティータの力により時空を超えるという力がかなりの危険性を持つ状態になっていましたが、決死の覚悟で過去へと戦士達が渡っていきました。
 ステラもまた、そんな戦士の一人です。
 彼女はラ・エルというコードネームが与えられ任務についていますが、他に目的がありました。
 吟侍には依良 双葉(いら ふたば)という幼馴染みが居て、彼女は幼い頃、死んでしまっていました。
 その双葉の生まれ変わりがステラなのです。
 前世の記憶を持つ彼女は好きだった吟侍に会いたいという気持ちを胸に過去へと渡りました。
 正直、クアンスティータなどどうでも良いのです。
 彼女にとって愛する吟侍に再会する事が出来ればそれで。


0049 クアースリータ
クアースリータ
 一応、この子も吟侍(ぎんじ)編のサブヒロインという事になっています。
 また、独自のお話の主人公もつとめる予定です。
 最強の化獣(ばけもの)、クアンスティータの双子の姉であるというだけあって、クアンスティータと同じ特徴をいくつか持ちます。
 それが、千角尾(せんかくび)と背花変(はいかへん)です。
 形こそ違えど、クアンスティータの証であるこの二つの特徴は姉であるクアースリータにもあります。
 また、クアンスティータと同様に複合生命体でもあります。
 7つの本体、17の側体を持つクアンスティータに対して、クアースリータの身体は同じ複合生命体でも違った特徴を持ちます。
 本体は基本的に一つになります。
 側体は持ちません。
 ただ、本体は自由に成長、退化をする事ができ、成長した年頃の姿になると三つの身体となります。
 成長体となった時、クアースリータはクアースリータ・エファーキス、クアースリータ・トプカ、クアースリータ・ルコとして区別されるようになります。
 これは、元になっている核の数が関係しているからです。
 本体と側体全てにそれぞれ核が用意されているクアンスティータは24の身体を維持できますが、基本的に1つの核しか持っていないクアースリータは分裂するのに負担がかかります。
 そのため、パワーや能力が増す成長体になることも出来ますが、長くは持ちません。
 ある程度の時間が経つとクアンスティータの本体と同じ赤子の姿に退化をしてしまいます。
 それが、複合生命体としてのクアンスティータとの違いになります。
 また、グランド・スタート2での出来事の様に、誕生日という概念も簡単に変える事が出来るため、自由に誕生前に疑似生誕(ぎじせいたん)することも可能です。
 この時は誕生していないのでマイナス年齢となります。
 マイナス年齢が可能なのはクアースリータとクアンスティータの双子だけです。
 クアースリータ(赤子)の性格はかなりおおざっぱです。
 過去をねじ変える力も持っているのですが、彼女がてきとーな性格なため、正確に作り替えないでざっくりとした形で作り替えるために、そこに違和感という形でパラドックスが生じたりします。
 所有する世界はロストネットワールドとされていて、そこにはbQを名乗る猛者達がクアンスティータを恐れて雲隠れし、コミュニティーを作っています。
 いくつもの異世界がネット上に繋がりあって、大きな世界を作っていることと失われた世界という意味でロストネットワールドと呼ばれています。
 このロストネットワールドのネット情報を元に、未来の世界において人類が使いやすいようにスケールダウンして作られた能力がサイコネットシステムになります。
 レッド・フューチャーの人造人間アリスが常備している能力になります。
 クアンスティータに対してはお姉さんぶりますが、かなりずれた事をします。


0049−01 クアースリータ・エファーキス
クアースリータ・エファーキス
 複合生命体であるクアースリータは自由に赤ちゃんの姿から成長した姿になることができます。
 その時、三体の身体に分かれます。
 その内の一つがクアースリータ・エファーキスになります。
 顔を司るクアースリータで基本的な意思は彼女が引き継ぎます。
 つまり、てきとーな性格は彼女が引き継ぐことになります。
 生命体としてのバランスは彼女が最も優れています。


0049−02 クアースリータ・トプカ
クアースリータ・トプカ
 複合生命体であるクアースリータは自由に赤ちゃんの姿から成長した姿になることができます。
 その時、三体の身体に分かれます。
 その内の一つがクアースリータ・トプカになります。
 頭を司るクアースリータで三体の成長クアースリータで最も頭がまわります。
 クアースリータとしての理性は彼女が保っています。
 妹(?)クアンスティータの極端な危険性を強く感じてもいます。
 第二本体クアンスティータ・ルーミスと共通した考えを持っていますので、第五本体クアンスティータ・リステミュウム、第六本体クアンスティータ・レアク・デ、第七本体クアンスティータ・テレメ・デに対して警戒しています。
 ロストネットワールドは彼女が総責任者をしています。


0049−03 クアースリータ・ルコ
クアースリータ・ルコ
 複合生命体であるクアースリータは自由に赤ちゃんの姿から成長した姿になることができます。
 その時、三体の身体に分かれます。
 その内の一つがクアースリータ・ルコになります。
 グランドスタート2で一時的に誕生したのがこのルコになります。
 心臓を司るクアースリータで肉体的戦闘能力はクアースリータの中でもずば抜けています。
 疑似生誕をしたのもこのルコでそのパワーは父ファーブラ・フィクタをも圧倒する程です。
 破壊衝動の化身でもあり、放っておくと危険なので、クアースリータ・トプカが管理をしています。



0050 ジョージ・オールウェイズ神父
ジョージ・オールウェイズ神父
 ファーブラ・フィクタの世界において、主人公達を見守る存在であり、ジョージ・オールウェイズ氏の伝説の主人公でもあります。
 一万年近くを生きていて、千年前までは自分で悪党だったと思っています。
 地球出身で、地球に居た頃はソロモン王、サンジェルマン伯爵、ロジャー・ベーコン、グリゴリー・ラスプーチン、アレイスター・クロウリー、フランシス・ベーコン、ナポレオン・ボナパルト、クリストファー・コロンブス、安倍晴明等など様々な名前で姿形、立場を変えて生きていました。
 やがて、地球の権力者達によって邪魔者扱いをうけて命を狙われるようになって、それをいち早く察知した彼は信頼のおける仲間と共に、新天地を求めて他の星を探します。
 その末に行き着いた星がやがてセカンド・アースと呼ばれるようになります。
 そして、彼の部下が三つの国を作ります。
 それが、アナザス皇国、ニックイニシャル帝国、そして、ヒロインのカノンの祖国、メロディアス王国です。
 メロディアス王国の家系はギャロップ・オルタード・メロディアス王とジョージ神父の作り出した最強のホムンクルス、クラシック・ハルモニウムの子孫という事になります。
 初代国王ギャロップの義父として彼はメロディアス王国でセント・クロス孤児院を経営する事になりますが、そこに行き着くまでにはいくつもの冒険がありました。
 地球の権力者に復讐するために地球外の神話を追い求め、そこでファーブラ・フィクタ神話に登場する謎の化獣(ばけもの)クアンスティータの名前を知ります。
 調べていく内に他の神話の終着点にもクアンスティータの名前は登場し、それら全ての神話を終末へと導く存在として興味を持ちますが、知れば知るほど恐怖を感じはじめ、やがて、自分の小ささを知り、権力者に返り咲くという夢よりも英雄を育てるという夢の方が遙かに尊いと気付き、改心します。
 やがて、冒険により、七番の化獣ルフォスの核を手に入れた神父はそれを孤児院の食堂の飾りとしておいておきました。
 その後、侵略者である絶対者アブソルーター達が働き手となる奴隷を確保するためにセカンド・アースを襲い、セント・クロスがその標的にされます。
 力の大半を失っていた神父は為す術なく、侵略を許してしまいますが、そこで、自身の後継者となる少年、吟侍(ぎんじ)が幼いながらに奮闘、ルフォスの力を得て、侵略者達を撃退し、ファーブラ・フィクタという物語はスタートします。
 実戦からは身を引いていますが、一万年を生きてきたという経験は頼りになります。
 主人公達へアイテムの仕送りなどを用意したりしてバックアップをしています。
 縁の下の力持ち的存在となっています。


0051 芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)(メイン主人公)
芦柄吟侍(メイン主人公)
 ファーブラ・フィクタシリーズにおいて最強の主人公です。
 孤児院セント・クロスでジョージ神父に育てられた芦柄三兄弟の次男です。
 兄、琴太(きんた)と弟、導造(どうぞう)とは本当の兄弟ではありません。
 セント・クロスに来た時、名前事典を見て名前を決めて、名字が同じになった二人と義兄弟となりました。
 幼い頃、侵略に来た絶対者アブソルーター達を退けた事により英雄扱いを受けています。
 その時、現在は火の星イグニスの支配者となっているジェンドの手により心臓に穴をあけられ絶命しかけますが、食堂にあったルフォスの核を心臓に取り込み、共存する事により圧倒的な戦闘力を手にしました。
 ルフォスは13番の化獣、クアンスティータに対して恐怖を抱いていて、その恐怖に打ち勝つべく勇気を最も示した吟侍と同化することを了承しました。
 それにより、ルフォスとの二人三脚人生が始まります。
 吟侍は創作バトルを得意として、次々と新しい発想で能力をうみ出して行きます。
 何が飛び出すか解らないので、敵対者からすると恐ろしい存在となっています。
 また、最強のラスボス、クアンスティータに唯一対抗出来る答えの力を使う事が出来ます。
 ただし、答えの力はクアンスティータの数々の不思議な超異能力に対して解き方は解るけど、能力を敗れるという事は別です。
 例えば買い物を例に説明しますと1000円を持っているけど、欲しい品物の値段が解らない。
 これが、通常の存在です。
 吟侍の場合は欲しい品物の値段が解ります。
 例えば520円という値段が解れば1000円から480円というおつりを貰って買うことが出来ます。
 でも、クアンスティータの場合は15000円だと言うことです。
 値段は解るけど、1000円の所持金では15000円の品物は買えない。
 これが、クアンスティータの不思議な能力と吟侍の答えの力の状態です。
 解き方は解るけど、その必要な素材が揃わない。
 それが、クアンスティータに対しての答えの力のイメージです。
 吟侍は他にもアビリティークラッシャーの様に能力そのものを破壊する力なども使います。
 能力的にはそこいらのボス程度なら楽勝で勝てるレベルなのですが、クアンスティータに対しては命からがら生き延びるというような状態となります。
 それだけクアンスティータの力が飛び抜けているという事です。
 吟侍の魂は怪物ファーブラ・フィクタの七つの魂の内の一つが転生したものでもあります。
 クアンスティータを生み出すために転生した妻ニナの七つの身体に対応するために七つの魂に怪物ファーブラ・フィクタは別れました。
 その内の一つが吟侍となったのです。


0052 認められし者

 双子の姉のクアースリータを別とすれば、クアンスティータが認めるのはカノンと吟侍(ルフォス)だけになります。
 カノンに対しては彼女に対して包み込んでくれる母性を感じ、吟侍(ルフォス)に関しては正面から向かって来てくれる友を感じています。
 他の存在はクアンスティータを恐れたり、利用しようとしたりなど、色眼鏡で見ます。
 吟侍(ルフォス)とカノンだけが真っ正面から見ているのです。
 だからこそ、吟侍(ルフォス)とカノンは特別扱いを受けていて、何度も挑む吟侍(ルフォス)を殺さないようにクアンスティータは手加減をしているのです。
 未来の世界において第五本体リステミュウムが暴れ回ったのも吟侍(ルフォス)とカノンを失った悲しみからでもあるのです。
 未来の勢力、新風ネオ・エスクが吟侍を救世主と言っているのはあながち的外れな事ではないのです。
 吟侍が生存している限りクアンスティータによる恐怖はかなり緩和されているのです。
 また、ニナが産みの親とすれば、カノンは育ての親的な立場となります。
 吟侍との出会いで、それまでの人生をがらりと変え、人々から慕われるようになったカノンの人生はクアンスティータには眩しく映っています。
 なので、クアンスティータはカノンを真似るためにカノンの生体情報を写し取り、姿形をカノンに似せているのです。
 親というだけでなく、導いてくれる先生、先輩という意味も持っています。


0053 カノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女(主人公)
カノン・アナリーゼ・メロディアス第七王女
 メインヒロインでもあるカノンは惑星アクアを舞台にした物語の主人公でもあります。
 他の冒険者達とは異なり、交渉という方法で人命救助を行おうとしています。
 本来無謀とも言えるその行動ですが、その真っ直ぐな姿勢をクアンスティータに認められてサポートを受ける様になります。
 それにより、不可能とされている交渉毎も何故かうまくいくようになります。
 時には失敗し、涙しますが、それでも、自分のために泣いてくれたという事で、ほんの少し打ち解けたりなどもしていきます。
 歌と発明という交渉のための二つの武器を持っていますが、まだまだ、世間知らずな彼女は失敗を繰り返しながら人命救助を続けていきます。
 カノンには他にも役目があり、海洋調査やゲーム作成など、他の主人公がやらないストーリーなどもやっていく予定です。
 喧嘩になるのはお腹がすいているから、娯楽がないなら作ってしまえば良いという様な発想で、アクアの住民に優しさを配っていきます。
 それが、やがて大きな力となっていきます。
 人気を得るためにはそれなりの行動を普段からしています。
 祖国、セカンドアースのメロディアス王国では圧倒的支持を得ている彼女ですが、惑星アクアでも彼女のファンは増えて行くでしょう。
 そして、やがて、カノンは惑星アクアの危機を救うことがあるかもしれません。
 動物を殺さなくても栄養が取れる万能栄養素の発見、細胞で出来ている義手義足の開発、枯れた土地を回復させる魔法の液体などなど、彼女の功績はどんどん大きくなる予定です。


0054 芦柄 琴太(あしがら きんた)(主人公)
芦柄琴太(サブ主人公)
 メイン主人公、吟侍(ぎんじ)の義理の兄にして惑星テララを舞台にした冒険の主人公でもあります。
 実力では弟、吟侍には敵わないと思っていますが、彼が抱えている問題は想像以上に大きすぎる事を理解していて少しでも吟侍の負担を減らそうと行動をしています。
 そのため、彼が行くべきだった宿敵ルゥオの待つ土の星テララに彼の代わりに行きました。
 自分を高めるためには普段からの努力を惜しまない努力家です。
 吟侍の心臓、ルフォスの所有する世界での修行により身につけた力で、敵の弱点を突く事によって出現する鍵を回す事によって敵の力を分解するキーアクションを得意とします。
 仲間には一度、裏切られて全滅しかけますが、弟吟侍の計らいで惑星ウェントスから(正確にはレッド・フューチャーから)助っ人として、アリス、ドロシー、ウェンディが加わり新たな冒険をする事になります。
 弟二人もそうですが、色恋沙汰にはかなり疎く女の子との行動に狼狽える事も多くあります。
 曲がった事が大嫌いで、理不尽な事があると首を突っ込んできたりします。
 その点で言えば、弟二人より直情的とも言えます。
 真面目な性格であるが故に絡めてで来る敵に対しての抵抗力が弱く、結果的に迷惑をかけてしまうこともあるようです。


0055 芦柄 導造(あしがら どうぞう)(主人公)
芦柄導造(サブ主人公)
 メイン主人公、吟侍(ぎんじ)の義理の弟にして惑星イグニスを舞台にした冒険の主人公でもあります。
 でがらしの三男と呼ばれ、兄、特に、吟侍に対して強いコンプレックスを持ちます。
 カノンの事が大好きですが、恋人の座を吟侍に持って行かれたという劣等感も持ちます。
 だけど、吟侍の悪口などを他人に言われるのが嫌いで、つい激昂したりもします。
 反発してはいても心のどこかで認めているんですね。
 吟侍の心臓、ルフォスの世界での修行により見えないトリガーという能力を得ることが出来ましたが、基本的にはヘタレ気味で何とか弱い敵、弱い敵を探そうとする臆病な性格です。
 何かのスイッチがうまく入ったら活躍することもありますが、基本的には仲間のパーティーからはお荷物的存在となっています。
 女の子に弱く、無条件で信用してしまう悪い癖があります。
 そのため、人の良い、性格を利用されるという事も多々あります。
 冒険ではダメダメだった、彼が少しずつ成長していく姿を描いていきます。


0056 神核(しんかく)ゴッドコア

 銀河を破壊するために用いられる破壊兵器です。
 これを用いられると一つの銀河が塵に帰るとされています。
 普通の人間には手に余る脅威となっていますが、ファーブラ・フィクタの世界においては大したレベルの兵器とは呼べません。


0057 元央(げんおう)、元央核(げんおうかく)

 ファーブラ・フィクタの世界において、地球に居るとされるbQに関わる男、果生 戒夢(かにゅう かいむ)が作り出したとされるもので化獣(ばけもの)で言えば核に相当するもので、元央、もしくは元央核と呼ばれます。
 吟侍(ぎんじ)達の居る世界での核が手に入らなかったので、その代わりのものとして、作り出した核のようなものです。
 ただし、結局、超天才とされる彼もクアンスティータを超えるものは作れなかったため、不完全な部分の多いものとなっています。


0058 改物(かいぶつ)

 ニナと怪物ファーブラ・フィクタが核を元にして化獣(ばけもの)を産みだしたように、果生 戒夢(かにゅう かいむ)が元央核(げんおうかく)を元にして作り出したもの。
 物とつくように生命体ではなく、あくまでも物体という事になっているので、化獣のような生命体ではないです。
 そのため、宿主、母体となる少女の子宮に定期的に戻り、活動エネルギーをチャージしなくてはなりません。
 パワーだけで言えば、理論上は化獣に引けを取らない力は出ますが、単独で行動出来る化獣と違って母体の少女が死ぬと活動を停止してしまうため、常にパワーを抑えて活動をせざるをえません。
 また、活動エネルギーのチャージは少女が処女であることが絶対条件です。
 処女性を失ってしまうと、チャージする力は失われてしまいます。
 不完全な部分が多く、さらに、物ですので、意識は基本的に無く、母体となる少女の意思が強く影響します。



0059 地球とセカンド・アース

 ファーブラ・フィクタの世界において、ベースとなる星はセカンド・アースという星です。
 この星は地球から移民してきたジョージ神父達が未開の星を開拓(テラフォーミング)したものです。
 この星で生まれ育った主人公の吟侍やカノン達はジョージ神父から地球への憧れを幼い頃に聞かされています。
 地球を追い出されたジョージ神父は復讐するためにいずれ戦力を増やして再び地球を目指すつもりでした。
 ですが、クアンスティータという超絶弩級の化獣(ばけもの)の存在を知り、自分のやっている事がいかに小さい事か思い知らされます。
 その内、復讐や地球の支配者になるという事がバカらしくなり、大切な人々を守るという心が育ちました。
 いつしか、ジョージ神父にとって地球は復讐の対象ではなく、いつか戻ってみたい故郷としてうつるようになります。
 吟侍達はそんな彼の地球を愛する気持ちの詰まった思い出話を幼い頃から聞かされているため、一度行って見たいと思っていました。
 土の星テララ、火の星イグニス、水の星アクア、風の星ウェントスでの友達の救出活動、その後のクアンスティータの事が落ち着いたら、吟侍達は一旦、セカンド・アースに戻ると思いますが、地球も目指すかも知れません。
 地球はジョージ神父がいた時代より遙かに未来の時代になりますが、そこには新たな敵?、夢と希望の冒険が待っているかも知れません。



0060 果生 戒夢(かにゅう かいむ)/サイン・ダイアグラム
果生戒夢
 サイン・ダイアグラムという偽名も持つ、青年です。
 地球に住んでいるただの人間です。
 ですが、想像力が凄まじく、その力により、肉体も影響をうけて強大な力を有しています。
 普段は普通の人間として生活していますが、他の人間を下等生物として見下している部分があります。
 超想像力の影響によって肉体は強化されていますが、それでも人間としての限界を感じている彼は、自分の代わりに最強の存在を作りだそうと躍起になっています。
 彼が産みだしたものはあまたにありますが、その中での最高傑作と呼べるものが、改物(かいぶつ)となります。
 改物は生命体ではないために、活動エネルギーをチャージするための宿主となる母体が必要で、そのため、少女達を利用したりもしています。
 その中でも最高の資質を示したセフェルという少女と他に4名を足して5大生徒と呼ばれる少年少女達を筆頭に数多くの生徒という名の配下を持ちます。


0061 セフェル・ミフレツェット
セフェル・ミフレツェット
 戒夢(かいむ)が探した母体の中で、最高の可能性を示している少女です。
 基本的に一人の母体に対して一つの改物(かいぶつ)しかダメなのですが、彼女は18もの改物、しかも一つ一つが通常のレベルを大きく上回る超改物を子宮に取り込めます。
 擬似的な複合生命体となっています。
 身体の質的にはクアンスティータというよりは姉のクアースリータの方に近いタイプです。(一人が複数に変わるという点です)
 戒夢の切り札とも言うべき五大生徒の中でもさらに特別扱いを受けている少女です。
 クアンスティータに対してはかなりの恐怖を持っています。
 それだけ、クアンスティータというのは恐ろしい存在だったという事です。


0062 スタール・ターファド
スタール・ターファド
 戒夢の切り札となっている五大生徒の一人の少年です。
 身体自体が、記録媒体になっていて、数多くの失われた過去の力を記録されています。
 元々はクアンスティータの力を記録しようという計画の元に作られた少年でしたが、さすがに、クアンスティータの力を記録することは不可能でした。
 ですが、元々クアンスティータの力を取り込もうとしていただけあって、クアンスティータには全く及ばないものの、普通に考えれば相当な容量をもっているため、その記録されているその他の力もかなり凄いものになっています。


0063 ビーブリヤ・アパカーレプシス
ビーブリヤ・アパカーレプシス
 戒夢の切り札となっている五大生徒の一人の少年です。
 勢力を持つとされる化獣(ばけもの)の力を具現化させようとして生み出された少年です。
 10番の化獣ティルウムスの勢力を操る力、本棚のコピーをしたかったのですが、実現出来たのは本一冊分のみでした。
 その勢力のつまった本を超聖書と呼んで軍勢を出し入れする事が出来ます。
 いくつもの勢力の詰まった本を持つ、ティルウムスと比べるとやはり見劣りします。


0064 ウジュード・マカーン
ウジュード・マカーン
 戒夢の切り札となっている五大生徒の一人の少年です。
 クアンスティータと渡り合ったとされる少年、つまり、吟侍(ぎんじ)をモデルに創作バトルが出来るように鍛え上げられました。
 ただし、吟侍の様に、個別に様々な能力を独自に出来るという事ではなく、10機のハイパーサポートシステムをバックアップにそこで、生成された力を召喚するという形で、吟侍に近いバトルスタイルを実現化させる事に成功しました。
 脳波でハイパーサポートシステムを動かす事が出来て、そこで、生成する力の合成をします。


0065 夢 封印(モン フォンイン)
夢封印
 戒夢の切り札となっている五大生徒の一人の少女です。
 戒夢同様に、想像力に優れていて超想像力により、肉体が強化された少女です。
 同じ女性同士、セフェルのお目付役という立場にいます。
 セフェルの才能に嫉妬しています。














0066 ラビリンス・サンクチュアリ(迷宮聖域)

 地球で暗躍している戒夢をボスとする組織です。
 戒夢にとっては五大生徒以外はいらないのですが、クアンスティータを崇拝する者は多く、クアンスティータに仇なす、もしくは利用しようとする者に敵対する者を殺害しようとする者は数え切れない程、存在します。
 その為、身の安全が常に犯されやすい状況にいます。
 その露払い的役目として、組織を作っています。
 そのため、メンバーの仕事は大半がクアンスティータ信奉者達との戦いとなります。
 また、地球を訪れる事になる吟侍や力を捨てたクアンスティータも招かれざる客という事になります。


0067 クアンスティータ ファンクラブ

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータが絶対的なラスボスで居続けられる理由の一つとして、ファンクラブが存在します。
 クアンスティータを崇拝し、クアンスティータに挑もうとする者の前にいくつもの集団が立ち塞がるので、クアンスティータを目にする事なく叩き潰される者も多く存在します。
 クアンスティータのファンクラブは大小含めて5千阿僧祇(あそうぎ)団体以上(阿僧祇=10の56乗)の団体がいますので、どうしようもない状態となっています。
 主要十団体のトップが公式の偽者クアンスティータとなっています。
 また、クアンスティータが力を捨てる事に拒絶反応をしめす団体もいます。


0068 ファーブラ・フィクタ パラレル外伝

 ファーブラ・フィクタの世界においては異世界とされる物語です。
 細かい部分が本編と違っていたりしますが、大体の世界観は本編に近い物語です。


0069 サポーター

 ファーブラ・フィクタの世界においては協力してパワーを一人に送って強くなるという概念はありません。
 強大な力を持っているとは言え少数を大勢が寄って集って倒すという考え方を良しとしないからです。
 苛めているようなイメージがありますので。
 複合生命体もいるため、集団での攻撃はありますが、基本的に主人公達は一名で敵に向かっていきます。
 代わりに、サッカーなどのサポーターの様な考え方は存在します。
 応援しているから頑張ってという気持ちを受け止めてそれが力になったり、戦う前に想いのこもったアイテムなどを受け取って、ピンチになったときにそのアイテムを見て奮い立つような事はあると思います。


0070 パラレル宇宙

 ファーブラ・フィクタの世界において、人間の考える物理学が全く通用しない宇宙空間の事をさします。
 時や空間の概念さえもその一部でしかない世界で人間の知識ではその全てを解明する事は出来ません。
 更に言えば、その奥の奥にももっと人智を超え過ぎたものも存在します。
 第五本体クアンスティータ・リステミュウム、第六本体クアンスティータ・レアク・デ、第七本体クアンスティータ・テレメ・デは更に最奥にあるとされている【リステミュウム】、【レアク・デ】、【テレメ・デ】をラスボスのクアンスティータという共通の存在として取り込んだとされています。
 この領域は、最も恐れられ、不可侵とされている場所でもあります。
 今後、第五本体以降のクアンスティータが出てきた時、現実の問題として表舞台に出るかも知れません。


0071 公式 偽クアンスティータ

 ファーブラ・フィクタの世界においてクアンスティータ・ファンクラブ主要十団体を負かされている10体の偽者のクアンスティータになります。
 公式というのはクアンスティータに存在を認められたという事です。
 立場上はクアンスティータの強大さをコスプレしているような存在になります。
 ですが、誕生する前からクアンスティータが最強の存在として認知されていたのは彼女達の働きが大きいとされています。
 偽者とは言え、クアンスティータが存在するという事実が、おとぎ話に過ぎなかったクアンスティータの恐怖を現実のものとして様々な存在が受け止めていると言う事になります。
 でも逆に考えれば、クアンスティータにはクアンスティータに悪意を持つ者を自動排除する力がありますが、その力が発動しないのも公式の偽クアンスティータが存在するからでもあります。
 クアンスティータ側にとってもそれを恐れる全ての存在にとっても必要な存在と言えます。
 また、【存在超過割り当て/イグジスタンス・オーバー・アロットメント】という特徴を持っています。
 偽者と本物の区別の仕方ですが、本物はクアンスティータ・セレークトゥースの様に、クアンスティータの後ろに個別の名称が来ますが、偽者はプリームム・メンダシウム・クアンスティータ、アラーネア・クアンスティータの様に、クアンスティータの前に個別の名称が来ます。


0071-01 プリームム・メンダシウム・クアンスティータ/アラーネア・クアンスティータ
アラーネア・クアンスティータ
 第一の偽者クアンスティータです。
 蜘蛛の力も取り込んでいることからアラーネア・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-02 セクンドゥム・メンダシウム・クアンスティータ/プランタ・クアンスティータ
プランタ・クアンスティータ
 第二の偽者クアンスティータです。
 植物の力も取り込んでいることからプランタ・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-03 テルティウム・メンダシウム・クアンスティータ/パピリオー・クアンスティータ
パピリオー・クアンスティータ
 第三の偽者クアンスティータです。
 蝶の力も取り込んでいることからパピリオー・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-04 クァルトゥム・メンダシウム・クアンスティータ/セプス・クアンスティータ
セプス・クアンスティータ
 第四の偽者クアンスティータです。
 毒蛇の力も取り込んでいることからセプス・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-05 クィントゥム・メンダシウム・クアンスティータ/ピスキス・クアンスティータ
ピスキス・クアンスティータ
 第五の偽者クアンスティータです。
 魚の力も取り込んでいることからピスキス・クアンスティータとも呼ばれます。












0071-06 セックストゥム・メンダシウム・クアンスティータ/アウィス・クアンスティータ
アウィス・クアンスティータ
 第六の偽者クアンスティータです。
 鳥の力も取り込んでいることからアウィス・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-07 セプティムム・メンダシウム・クアンスティータ/アピス・クアンスティータ
アピス・クアンスティータ
 第七の偽者クアンスティータです。
 蜂の力も取り込んでいることからアピス・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-08 オクターウム・メンダシウム・クアンスティータ/ケルウス・クアンスティータ
ケルウス・クアンスティータ
 第八の偽者クアンスティータです。
 鹿の力も取り込んでいることからケルウス・クアンスティータとも呼ばれます。
















0071-09 ノーヌム・メンダシウム・クアンスティータ/ウルペース・クアンスティータ
ウルペース・クアンスティータ
 第九の偽者クアンスティータです。
 狐の力も取り込んでいることからウルペース・クアンスティータとも呼ばれます。


















0071-10 デキムム・メンダシウム・クアンスティータ/セーピア・ポリプス・クアンスティータ
セーピア・ポリプス・クアンスティータ
 第十の偽者クアンスティータです。
 イカとタコの力も取り込んでいることからセーピア・ポリプス・クアンスティータとも呼ばれます。

















0072 存在超過割り当て/イグジスタンス・オーバー・アロットメント

 クアンスティータ・ファンクラブの大きな特徴の一つです。
 クアンスティータと言えば、特徴の一つとして、複合生命体でもあります。
 ファンクラブとしてはこれを真似しない手はないとして利用されているものでもあります。
 単独では力の弱い存在も、存在を他の存在とシェアする事により、自分で居られる時間は二名なら半分、三名なら1/3と減ってしまいますが、その分、存在感を何倍にも何乗にも高められるというものです。
 つまり、自分でいられる時間を少なくすることで、力の密度を上げるというものです。
 これはクアンスティータの持つ特徴とは性質は全く異なりますが(クアンスティータはそれぞれの身体が単独で動けますので、意味合いとしては正反対になります)、クアンスティータに少しでも近づきたいと思う存在にとっては無くてはならない方法になります。
 これは個の尊厳を無くすことから基本的に違法とされていますが、力の弱い女性、(時には力の弱い男性)に好まれて実行されてきています。
 神側としては取り締まりたいのですが、クアンスティータの名前に関するとなると二の足を踏んでいるという現状があります。
 クアンスティータはヒロインのカノンの情報を得て女性に近いフォルムをしていますが、基本的には無性体ですが、クアンスティータの姉、クアースリータが女性なので、クアンスティータも女性だろうという間違った情報が主流となっていて、イグジスタンス・オーバー・アロットメントは女性が多く利用しています。
 また、弱者だけではなく、強者にもこれを行う傾向が広まっています。
 10体の偽クアンスティータはそれぞれ、核を三つずつ所有していて、その内の一つをある一定以上の力を持つ者に渡すという事が信じられており、核を体内に取り込める=クアンスティータのファミリーになれると言う妄想がそれを助長しています。
 存在という点からは悪しき習慣であると言えます。



0073 トゥルースレス

 ファーブラ・フィクタの世界において存在する遺体のようなものです。
 主に、人の様な形をとっていますが、動き出す事はありません。
 生きていた時代があるわけではなく、突然現れた時から既に動かないままです。
 全く意味をなさない存在とされているので、真実という意味のトゥルースに否定のレスをつけて【トゥルースレス】と呼ばれています。
 今まではただあるだけの存在ですが、それに疑似精神をインストールする事で使うという事が行われ初めています。
 ですが、本来、意思のない存在ですので、理解し合うという事は出来ないとされています。
 ですが、使い始めて発見された事ですが、トゥルースレス自体の持っているポテンシャルはかなりのものであるという事が解って来ています。


0074 幼馴染み はてな
世界観はてな
 吟侍(ぎんじ)やカノン達の幼馴染みである謎の少女です。
 幼い頃、吟侍やカノン、亡くなった双葉(後の未来でステラ・レーターとして転生します)と共におままごとなどをして遊んだ事があります。
 吟侍達より年下で、おままごとではいつも子供役をやっていました。(吟侍が父親役、カノンと双葉が母親役を交代でしていました)
 突然、行方不明となったとも死んだとも言われていますが、吟侍達の記憶も操作された形跡があり、曖昧な状態となっています。
 神話の時代にいた心優しき少女レインミリーの転生した魂でもあり、その一部、魂の欠片が吟侍(ルフォス)の世界の深奥にとどまって、彼らを見守っています。
 元々、何処から現れたのかわからないまま、吟侍に解らないから【はてな】と名付けられてその名前が定着しました。
 クアンスティータとも深く関わりのある彼女の存在はクアンスティータの謎を更に深めます。
 当時、吟侍が猫可愛がりしていました。
 それは、吟侍の魂が怪物ファーブラ・フィクタであるために娘、レインミリーの転生した魂を持つはてなの事がほっとけなかったからです。
 前世で辛い思いをさせた分、心の奥底から可愛がりたかったのです。
 はてなは吟侍とカノンのために姿を消しました。
 彼女が居ると吟侍は元の魂、怪物ファーブラ・フィクタの様に世の中に憎しみを抱き、カノンは吟侍がはてなを思う気持ちを見ていて嫉妬により、女神御セラピアとしての覚醒を鈍らせる事に気付いていたからです。
 吟侍とカノンが精神的に成長し、もう大丈夫だと思うまで彼女は姿を現さず、影で見守り続ける事でしょう。



0075 野茂 偲(のも しのぶ)
世界観野茂偲
 土の惑星テララで主人公の一人、琴太と共にパーティーを組み、友達の救出活動に参加していたくのいちの少女です。
 心優しい少女でしたが、冒険の途中で、敵に捕まり、魔薬アブソルートを無理矢理飲まされ、特殊絶対者として転生し、邪悪な心を植え付けられてしまいます。
 元々は琴太の事が好きでしたが、カノンに対する密かな恋心を抱いている琴太の気持ちを知って、彼を影で支えようと一歩引いた状態でいましたが、彼に本当の気持ちを伝える前に心が書き換えられてしまった不幸な少女です。
 ですが、琴太を思う気持ちが僅かに残されていて、それが転生した彼女の気持ちを揺さぶります。
 そのため、チーム変更した琴太一行を執拗につけねらうようになります。
 琴太も彼女を元に戻そうと奔走しますがなかなか思うようにはいきません。
 お互いの気持ちの微妙なすれ違いが琴太と偲を戦わせ、決着を遅らせ、迷わせます。



0076 土の姫巫女 ドゥナ・ツァルチェン
世界観ドゥナ・ツァルチェン
 土の惑星テララで、絶対者の運勢を見る星見をする事で生存を許されている土の姫巫女です。
 星見により、テララを訪れた琴太パーティーが全滅する運命を感じ取り、琴太達に危険を知らせますが、危機を回避仕切れませんでした。
 ですが、風の惑星ウェントスに向かった吟侍に風の姫巫女カゼッタを通して危険を知らせて、琴太への新たな助っ人となるネオ・エスク、レッド・フューチャーのアリス、ドロシー、ウェンディの三人娘が来星する切っ掛けを作ります。
 琴太チームに加わる事はありませんが、その後も裏切り者となってしまった偲を助けるためのアドバイスをしたり琴太の良き相談相手となります。



0077 アリス・ルージュ(レッド・フューチャー)
世界観アリス・ルージュ
 遠い未来の世界において、クアンスティータ・リステミュウムに苦しめられている世界の組織、新風ネオ・エスクのレッド・フューチャーの要となるスーパー人造人間です。
 クアンスティータの姉、クアースリータの所有する世界、ロストネットワールドからヒントを得て作ったネットワークシステム、サイコネットを初めとする数々の装備を身につけた少女です。
 彼女のサイコネットを通して、各惑星間での通信が可能となり、他の星で救出活動をしている吟侍や導造、カノン達ともコンタクトが可能となります。
 風の姫巫女カゼッタ・フゥルクロワに頼まれてという形を取りますが、元々、吟侍の助けをするために負担になる琴太への助っ人に入るつもりでした。
 それをネオ・エスクの他の二つの組織、グリーン・フューチャーとブルー・フューチャーに伝え、代わりに吟侍との最初のコンタクトの権利をもらいます。
 幼い姿をしていますが、レッド・フューチャーではリーダーを務めています。
 地理的にネオ・エスクの拠点は吟侍達の故郷の星、セカンド・アースとされています。



0078 ドロシー・アスール(レッド・フューチャー)
世界観ドロシー・アスール
 遠い未来の世界において、クアンスティータ・リステミュウムに苦しめられている世界の組織、新風ネオ・エスクのレッド・フューチャーの一員である人間です。
 片目(左目)が義眼になっていて、その片目を交換することにより、様々な特殊能力を使えるようになるスイッチファイターです。
 主に、超能力、錬金術、魔法などを使えるようになる義眼を使い回していますが、他の能力を使える義眼もあります。
 新風ネオ・エスクで最初にコンタクトを取る権利を得た彼女はアリス、ウェンディと共に、未来の世界を救う希望の星となっている吟侍の力のセンスを見極めるために、三対一で勝負を挑みます。
 勝負は決着がつきませんでしたが、彼女達三人を相手にひけを取らなかった彼のバトルセンスを信じて、彼の義兄、琴太の助っ人に向かう事を決意しました。



0079 ウェンディ・ホアン(レッド・フューチャー)
世界観ウェンディ・ホアン
 遠い未来の世界において、クアンスティータ・リステミュウムに苦しめられている世界の組織、新風ネオ・エスクのレッド・フューチャーの一員である合成人間です。
 元々はクアンスティータ・ファンクラブの行っているイグジスタンス・オーバー・アロットメントという存在のシェアという個の存在を冒涜する行為の亜流の研究から派生したものです。
 他の生命体との共存生命とはなっていませんが、一時的に動植物や鉱物などとも同化する事が可能となり、その同化したものの力を増幅させて使う事が出来ます。
 コミュニケーションが少し苦手です。
 また、吟侍との戦いの際、彼にセクハラをされて戦いの後、彼をひっぱたいています。



0080 ヘスティア (ハイース・ガメオファルア)
世界観ヘスティア
 火の星イグニスにおいて、正体を隠して偽名、ヘスティアを名乗り、導造達と行動を共にする女性です。
 正体は、イグニスの支配者の一人、絶対者ジェンド・ガメオファルアの妻でもあります。
 星の運命を憂えた彼女は夫とは別の視点で星を見ていく事を決めました。
 本来の名前はハイース・ガメオファルアと言います。
 彼女も絶対者であり、強大な力を有していますが、力を隠して、【心弱き者】導造の視点からイグニスを見て回ります。
 導造が他の星に向かった吟侍や、琴太、カノン達の様に強い意志を持っていたならば、彼女は同行しませんでした。
 意思の弱い導造だったからこそ、彼女は共に進む事を決めました。



0081 ブリジット・コルラード
世界観ブリジット・コルラード
 吟侍達の故郷の星、セカンド・アース出身者ですが、吟侍達の住んでいたメロディアス王国領土内ではなく、メロディアス王国とアナザス皇国と合わせて三大国家とされているニックイニシャル帝国の高官でもあります。
 高官と言っても自らスパイ活動も行うやり手でメロディアス王国に進入した経験もあります。
 その時、騙しやすい相手として、格好のカモとしていたのが導造で、彼を何度も騙しています。
 ですが、その相手を素直に信じるという気持ちに討たれて、当初、スパイする予定だったウェントスに向かった吟侍ではなく、その出涸らしの義弟、導造についてイグニスに来ました。
 また、変装を得意としていて導造を騙して近づこうとしましたが、同行していた朱理に見破られていますが、適当に誤魔化して同行します。



0082 クリスティナ・ラート
世界観クリスティナ・ラート
 不死の呪いをかけられた自殺願望者の少女です。
 共に死んでくれる人間を捜していますが、不死であるため、彼女だけいつも生き残ってしまいます。
 そんな苦しみを抱えた彼女はある時、導造と出会います。
 導造が自分に興味を持ってくれていると感じた彼女は彼を死のパートナーに決めて共に死ぬことを望んで襲いかかります。
 ですが、彼の死にたくないという思いに触れている内に、何時しか、生きることへの希望を見出して行くようになります。



0083 女神御(めがみ) エテレイン
世界観女神御エテレイン
 風の星、ウェントスに向かった吟侍を監視するために間違えて火の星イグニスに来て帰れなくなったドジな女神御です。
 女神御である彼女は最強の化獣、クアンスティータの誕生を阻止するためにその刺激物となりそうな吟侍の監視に向かうのですが、どこか抜けていていつも見当外れな事をしてしまいます。
 縁あって導造のパーティーに加わりますが、助けになるかどうかはギャンブルです。
 女神御というそれより格下の絶対者を相手にする旅にとっては反則技を手にしていても、導造の旅が楽になるかは不明です。



0084 ユリシーズ・ホメロスと七英雄
世界観ユリシーズ・ホメロス
 惑星アクアにメインヒロイン、カノンの補佐として参加する事になった元不良グループです。
 リーダーのユリシーズホメロスを中心に暴れ回ってましたが、吟侍とカノンの説得により改心(?)した過去を持ちます。
 カノンを殺されたくないという思いが強く、吟侍が同行出来ない事を知った彼らは吟侍の代わりにカノンについてアクアに向かう決心をしました。
 当時、カノンには同行を希望する者が後を絶ちませんでしたが、彼女はイエスマンである他の者達ではなく、彼女の交渉による人命救助というやり方に反発する彼らを同行者として選びました。
 反対意見も大事だという彼女の考えによるものです。
 このままでは彼女を力でサポート出来ないと知ったユリシーズを含む七英雄達は恋敵とも言うべき、吟侍(ルフォス)の所有する世界で特殊能力を身につけ、彼女をサポートする力を得ます。
 ユリシーズ・ホメロスは浮かび上がり動き回るタトゥー、反物質の盾、トリックアートトラップという三つの異能力を身につけます。
 サブリーダーのアーサーランスロットは気の粘土、クレイオブマインドを、
 ジークフリート・シグルスは槍を降らせる雲、スピア・クラウドを、
 テセウス・クレタ・ミノスは怪物の雌を特殊なフェロモンで虜にして使役するモンスターハーレム(化物後宮)を、
 クサナギ・タケルは様々な奇剣を保管する異空間倉庫を、
 ヘラクレス・テバイは超剛力を誇る第三の腕を、
 紅一点のジャンヌ・オルレアンは不思議な羽衣をそれぞれ、習得しました。
 ジャンヌはユリシーズに密かな恋心を抱いています。
 色々思うことはありますが、カノンを助ける為に七人は動き出しました。



0085 ロック・ナックル
世界観ロック・ナックル
 神御(かみ)の拳(こぶし)を授かった神の子です。
 貧しい国の生まれですが、メロディアス王家にその才能を買われ、雇われました。
 メキメキと力をつけ、何時しかカミーロとニネットとともに三銃士と呼ばれるようになりました。
 立場としてはメロディアス王家の近衛隊に属していますが、第六王女、ソナタ姫により、風の星、ウェントス救出部隊に選ばれました。
 双子の妹である第七王女カノン姫は様々な才能を発揮していましたが、特に目立った才能を持たずに劣等感を持っていたソナタ姫を見ていて、自分がかつて抱いていた、裕福層への劣等感と重なり、共感し、カノンではなく、ソナタについて行くことを決めました。
 三銃士の中でもソナタへの忠誠心は一番あります。
 ソナタへの忠義はかなりのもので、ソナタにメロディアス王家に伝わる秘術、CV4を習得させるために、ジョージ神父に掛け合ったのは彼です。
 恋人にソナタではなく、カノンを選んだ吟侍に対して面白く思っていません。
 基本的に吟侍を信用しておらず、反発していますが、内心は彼の圧倒的な実力を認めていて、彼なくして安全にソナタを保護する事は叶わないと思っています。
 神聖を帯びている彼は邪悪な存在に対しては有利に事を運べますが、同属性、神聖な力を持つ敵に対しては弱い所があります。
 その為、あらゆる敵に対して臨機応変に対応出来る吟侍に対してはかなりの劣等感を持っています。
 同じ劣等感を持つ、導造と違う点は反発心があるという事ですが。
 吟侍より強くなるという気持ちが今日も成長させています。



0086 カミーロ・ペパーズ
世界観カミーロ・ペパーズ
 訳あってメロディアス王家の世話になることになり、そのまま居着いてしまっていた元神形職人の神形です。
 神形(しんぎょう)/デウス・フォルマとは神をかたどった人形です。
 不幸にして、死んでしまった者達を神として祭り上げるために魂を織り込み、光る影を持つ神形として、再生誕させる技能です。
 神格化された神形は元の個人とは別の存在になってしまいますが、元々は個人の魂ですので、その個人の家系を守る神として役目を果たしていくというものです。
 ですが、ある時、カミーロは失敗作を作ってしまいます。
 666番目に作った神形、いや、魔形(まぎょう)が虐殺を始めます。
 666号の魔形は彼の思い人でもありました。
 思い人にこれ以上の殺戮を繰り返させないために、カミーロは自らも神形となる決心をします。
 777番目にして、最後の神形となったカミーロは666号を追っていましたが、手がかりがつかめません。
 焦る気持ちを抑えて占って貰うと吟侍の旅について行くといつか666号も姿を現すと出ました。
 それもあって、当時、妹カノンへの遠慮から思い人、吟侍との旅への同行をためらっていたソナタの背中を押して、吟侍チームとして、風の星、ウェントスに向かう事にしました。
 666号との決着がついたらその後どうするかは彼はまだ決めていません。
 吟侍やソナタ達から離れるかも知れませんし、旅の同行を続けるかも知れません。
 判断するのはまだ先です。



0087 ニネット・ピースメーカー
世界観ニネット・ピースメーカー
 神通力を持つ三つ目の妖怪の少女です。
 妖怪と言っても地球知識からそう呼ばれているだけで、ジョージ神父達、地球からの移民がセカンドアースにたどり着く前から住んでいた先住民の子孫です。
 セカンドアースの国々は基本的にジョージ神父の配下の人間や、ジョージ神父が作り出した人造人間ホムンクルス達で子作りをしながら繁栄して来たという歴史があります。
 その繁栄の影には居場所を奪われた、彼女の祖先達との戦争の歴史でもあります。
 ですが長い時の間に彼女達の祖先とも和解が少しずつあり、王国内の交換留学生という形でニネットはメロディアス王国に住みました。
 が、差別の目というのは根強くあって、彼女もよく苛められました。
 その時、庇ってくれたのが第6王女、ソナタ姫でした。
 その頃から足繁く通っていた孤児院セントクロスにいた吟侍達の影響で理不尽なイジメとかが大嫌いになっていたソナタは彼女を度々、助けました。
 何時しか、ソナタは彼女にとって最高の指導者になっていました。
 王国内では第四王女シンフォニアと第七王女カノンが次代の女王の最有力候補とされていましたが、彼女にとってはソナタこそが、最高の女王に映っていました。
 彼女は留学期間が終わってもメロディアス王国に残り、帰化を申請してメロディアス王国国民となり、さらに、ロックとカミーロと共に近衛隊に入り、ソナタを守る為に行動を開始しました。
 ニネットの目的はソナタを女王にする事。
 そして、吟侍とくっつける事です。
 ニネットにとってはソナタこそ絶対女王なのです。



0088 ディアマンテとブルーフューチャー
世界観ディアマンテ
 ブルーフューチャーは遙か遠い未来において、クアンスティータ・リステミュウムによって壊滅状態にある全宇宙の組織、新風ネオ・エスクの一部です。
 ディアマンテはその中で最強の力を持つ戦士です。
 クアンスティータ・リステミュウムによって、Y染色体が全て破壊され、未来の世界には男性が存在しません。
 女性だけの戦士の集まりであり、戦力を増強するために様々な試みが行われました。
 その中で行われた異世界、パラレルワールドの超強力な力を持つ怪物達との同化。
 それが、女性戦士達に残された、クアンスティータ・リステミュウムに対抗する最大の手段でした。
 同化と言っても簡単にはいきません。
 数え切れない程の失敗、死を重ねて、ようやく僅かな超戦士達が産まれたのです。
 その中でも唯一の二桁、16体もの超怪物との同化をディアマンテは果たして最強と呼ばれるようになります。
 常にへらへらしていますが、それは彼女が平静を保つためにしていることです。
 そうでもしないと内に秘めた巨大過ぎるパワーに押しつぶされてしまうからです。
 が、その彼女にしてもクアンスティータ・リステミュウムには全く相手になりません。
 リステミュウムを倒す希望として、過去の英雄、芦柄吟侍を求めて過去へと渡りました。
 そうして物語が動くのです。



0089 フテラ・ウラ
フテラ・ウラno2
 クアンスティータに次いだ実力、bQを自称する存在です。
 ですが、bQを名乗る者は他にも無数存在します。
 クアンスティータよりも強いという言葉はクアンスティータの圧倒的な存在感から説得力がありません。
 それで、実力に自信のある者はクアンスティータに次いで二番目に強いという事を強調します。
 このフテラ・ウラもその中の一名です。
 ですが、根拠というものは曖昧で、クアンスティータを別とすれば、二番目に凄いといく何らかの基準を満たしたと判断した者が各々、bQを名乗っている状態です。
 当然、同じbQを名乗る者の中でも実力はピンからキリまで存在します。
 フテラ・ウラは下位に属するbQです。
 そのため、フテラ・ウラのbQを認めない存在であるbRを名乗る存在達から狙われる事にもなっています。
 実力的にはbRを名乗る者の中にもフテラ・ウラを超える力の持ち主は存在します。
 また、これはクアンスティータの本体側体偽者全てやクアンスティータの世界に属する存在全てをクアンスティータとひとまとめにして、その次の実力があるという意味です。
 クアンスティータの姉であるクアースリータの存在や彼女の支配するロストネットワールドの猛者達ももクアンスティータの一部として考えられていますので、レベルとしてはかなり低いです。
 低いと言ってもクアンスティータとクアースリータの双子が別格なだけであり、同じ化獣(ばけもの)のルフォスやティアグラとも十分張り合える力は備えています。
 立場としては、クアンスティータを恐れてクアースリータのロストネットワールドに雲隠れした猛者達の中にも入れず、現実世界にとどまった僅かな存在の一名という所です。



0090 テスタ・ファッチャ
テスタ・ファッチャno2
 クアンスティータに次いだ実力、bQを自称する存在です。
 ですが、bQを名乗る者は他にも無数存在します。
 クアンスティータよりも強いという言葉はクアンスティータの圧倒的な存在感から説得力がありません。
 それで、実力に自信のある者はクアンスティータに次いで二番目に強いという事を強調します。
 このテスタ・ファッチャもその中の一名です。
 ですが、根拠というものは曖昧で、クアンスティータを別とすれば、二番目に凄いといく何らかの基準を満たしたと判断した者が各々、bQを名乗っている状態です。
 当然、同じbQを名乗る者の中でも実力はピンからキリまで存在します。
 テスタ・ファッチャは下位に属するbQです。
 そのため、テスタ・ファッチャのbQを認めない存在であるbRを名乗る存在達から狙われる事にもなっています。
 実力的にはbRを名乗る者の中にもテスタ・ファッチャを超える力の持ち主は存在します。
 また、これはクアンスティータの本体側体偽者全てやクアンスティータの世界に属する存在全てをクアンスティータとひとまとめにして、その次の実力があるという意味です。
 クアンスティータの姉であるクアースリータの存在や彼女の支配するロストネットワールドの猛者達ももクアンスティータの一部として考えられていますので、レベルとしてはかなり低いです。
 低いと言ってもクアンスティータとクアースリータの双子が別格なだけであり、同じ化獣(ばけもの)のルフォスやティアグラとも十分張り合える力は備えています。
 立場としては、クアンスティータを恐れてクアースリータのロストネットワールドに雲隠れした猛者達の中にも入れず、現実世界にとどまった僅かな存在の一名という所です。



0091 カルン・ナーブ
カルン・ナーブno2
 クアンスティータに次いだ実力、bQを自称する存在です。
 ですが、bQを名乗る者は他にも無数存在します。
 クアンスティータよりも強いという言葉はクアンスティータの圧倒的な存在感から説得力がありません。
 それで、実力に自信のある者はクアンスティータに次いで二番目に強いという事を強調します。
 このカルン・ナーブもその中の一名です。
 ですが、根拠というものは曖昧で、クアンスティータを別とすれば、二番目に凄いといく何らかの基準を満たしたと判断した者が各々、bQを名乗っている状態です。
 当然、同じbQを名乗る者の中でも実力はピンからキリまで存在します。
 カルン・ナーブは下位に属するbQです。
 そのため、カルン・ナーブのbQを認めない存在であるbRを名乗る存在達から狙われる事にもなっています。
 実力的にはbRを名乗る者の中にもカルン・ナーブを超える力の持ち主は存在します。
 また、これはクアンスティータの本体側体偽者全てやクアンスティータの世界に属する存在全てをクアンスティータとひとまとめにして、その次の実力があるという意味です。
 クアンスティータの姉であるクアースリータの存在や彼女の支配するロストネットワールドの猛者達ももクアンスティータの一部として考えられていますので、レベルとしてはかなり低いです。
 低いと言ってもクアンスティータとクアースリータの双子が別格なだけであり、同じ化獣(ばけもの)のルフォスやティアグラとも十分張り合える力は備えています。
 立場としては、クアンスティータを恐れてクアースリータのロストネットワールドに雲隠れした猛者達の中にも入れず、現実世界にとどまった僅かな存在の一名という所です。



0092 二番の化獣 フリーアローラ
フリーアローラ
 左右で金髪と黒髪に分けて生えている女性型の化獣です。
 神話の時代に一度、神御(かみ)と悪空魔(あくま)の連合軍に敗れていますが、風の星、ウェントスの絶対者の一名、エカテリーナの体内で力を取り戻しつつあります。
 七番の化獣ルフォスの所有しているような世界とまではいきませんが、一定の鏡の領域を持っていて、そこに【名無し】と呼ばれる強者達を所有しています。
 【名無し】はそのままでは存在出来ませんが、フリーアローラの持つ光る花畑にある名前を取得する事でその存在を現実化させます。
 力は七番の化獣ルフォスよりやや劣りますが、それでも神御や悪空魔では単独では勝てない程の力を有しています。
 三番の化獣ウィルウプス・アクルス、四番の化獣クルムレピタークと共に、ティアグラの過去グループに属します。
 (協力しているという意味ではありません)
 宿主のエカテリーナには【アローラ】と呼ばれていて、宿主というよりは良き相談相手、友人と言った関係の方が近いです。



0093 三番の化獣 ウィルウプス・アクルス
ウィルウプス・アクルス
 一見、虹の様に見える化獣(ばけもの)です。
 二番の化獣フリーアローラ、四番の化獣クルムレピタークと共にティアグラの過去グループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 神話の時代に一度、神御(かみ)と悪空魔(あくま)の連合軍に敗れていますが、怪物、ファーブラ・フィクタの七つの魂の一つの生まれ変わり丹波 時銀(たんば じぎん)を宿主とする事によって力を取り戻しつつあります。
 力は七番の化獣ルフォスよりやや劣りますが、それでも神御や悪空魔では単独では勝てない程の力を有しています。
 七色の軍団を所有するとされています。



0094 四番の化獣 クルムレピターク
クルムレピターク
 立方体の箱に触手が六面全てから生えた奇妙な姿をしている化獣(ばけもの)で、おもちゃをイメージします。
 脳みそのない巨大な怪物、巨獣徒(きょじゅうと)とそれを操縦するブレインパイロットを所有しています。
 【深奥のエルフェリア】はこのクルムレピタークの巨獣徒を操縦する運命を背負ってしまった少年の物語でもあります。
 二番の化獣フリーアローラ、三番の化獣ウィルウプス・アクルスと共にティアグラの過去のグループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 神話の時代に一度、神御(かみ)と悪空魔(あくま)の連合軍に敗れていますが、最近力を取り戻しつつあります。
 力は七番の化獣ルフォスよりやや劣りますが、それでも神御や悪空魔では単独では勝てない程の力を有しています。



0095 五番の化獣 ルルボア
ルルボア
 一見、樹木に見える化獣(ばけもの)です。
 六番の化獣ウオーム、八番の化獣オリウァンコ、九番の化獣ウェルイムスと共にルフォスの現在グループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 神話の時代に一度、神御(かみ)と悪空魔(あくま)の連合軍に敗れていますが、怪物、ファーブラ・フィクタの七つの内二つの魂を持つ大和 技陣(やまと ぎじん)の右手に宿る事によって、力を取り戻しつつあります。
 力は七番の化獣ルフォスよりやや劣りますが、それでも神御や悪空魔では単独では勝てない程の力を有しています。
 ルルボアに咲く花や実にはたくさんの存在が入っています。



0096 六番の化獣 ウオーム
ウオーム
 一見、卵に見える化獣(ばけもの)です。
 五番の化獣ルルボア、八番の化獣オリウァンコ、九番の化獣ウェルイムスと共にルフォスの現在のグループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 神話の時代に一度、神御(かみ)と悪空魔(あくま)の連合軍に敗れていますが他の化獣同様に力を取り戻しつつあります。
 力は七番の化獣ルフォスよりやや劣りますが、それでも神御や悪空魔では単独では勝てない程の力を有しています。
 無数の卵の中に強力な怪物をたくさん所有しています。



0097 八番の化獣 オリウァンコ
オリウァンコ
 神話の時代からカノンに宿る女神御(めがみ)セラピアを執拗に狙う、ストーカー化獣(ばけもの)です。
 神御(かみ)や悪空魔(あくま)が単独で立ち向かえる化獣はこのオリウァンコのみで、そのため、最弱の化獣という汚名もあります。
 が、変化の化獣である彼は倒されることによって別の存在に変化していきます。
 最弱とは言っても簡単にどうにかなる相手ではありません。
 最弱故に、最強のクアンスティータの力を強く欲しています。
 そのため、クアンスティータを眠らせる力を持つとされる歌を歌えるセラピアを強く求めているのです。
 五番の化獣ルルボア、六番の化獣ウオーム、九番の化獣ウェルイムスと共にルフォスの現在のグループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 アイテムに集団の力を宿らせる力を持っています。



0098 九番の化獣 ウェルイムス
ウェルイムス
 逆さまになった人の姿をしている化獣(ばけもの)です。
 五番の化獣ルルボア、六番の化獣ウオーム、八番の化獣オリウァンコと共にルフォスの現在のグループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 神話の時代に一度、神御(かみ)と悪空魔(あくま)の連合軍に敗れていますが他の化獣同様に力を取り戻しつつあります。
 現実の世界の住民とは真逆の存在、反者(はんじゃ)という集団を所有しています。



0099 十番の化獣 ティルウムス
ティルウムス
 身体が透けた男性の姿をしている化獣(ばけもの)です。
 十一番の化獣レーヌプス、十二番の化獣クアースリータと共にクアンスティータの未来のグループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 神話の時代には誕生しなかった若い化獣ですが、クアンスティータのグループに属しているだけあって、ルフォスやティアグラの様に世界の力を持っていませんが、その力はルフォス達を凌駕するとも言われています。
 ティアグラにクアンスティータの生け贄にされた集団、全能者オムニーアの生き残り、マカフシギ四姉妹の末娘、フェンディナの頭に寄生する事で力を上げていっています。
 【アーカイブ】と呼ばれる本のような物を無数所有しています。
 一冊のアーカイブの中には物語が一つまるまる入っていて、その登場キャラクター全てを自らの力として所有しています。
 究極の意味を持つ彼は今の位置には満足していません。
 どうにかして、力を手に入れたいと思っています。



0100 十一番の化獣 レーヌプス
レーヌプス
 極端の意味を持つ、謎の化獣です。
 神話の時代に産まれていない若い化獣で、十番の化獣ティルウムス、十二番の化獣クアースリータと共にクアンスティータの未来のグループに属しています。
 (協力しているという意味ではありません)
 クアンスティータのグループに属しているだけあって、ルフォスやティアグラの様に世界の力を持っていませんが、その力はルフォス達を凌駕するとも言われています。
 怪物、ファーブラ・フィクタの七つの内二つの魂を持つ大和 技陣(やまと ぎじん)の左腕に宿り、力を上げています。


0101 柳宮寺 仁義(りゅうぐうじ じんぎ)
世界観柳宮寺仁義
 ファーブラ・フィクタの外伝、アナザーヘビーソウル仁義の主人公です。
 群れることを嫌い、単独で行動しますが、彼を親分として慕う者は多いです。
 神話の時代に存在した168の核の内、30核を所有するというポテンシャルを持っています。
  独自の正義感を持っていて、悪の道に走る首謀者よりもその首謀者を煽り、いざというとき、責任を首謀者になすりつけて自分達はなりを潜める裏方的立場の存在を毛嫌いしています。
 怪物、ファーブラ・フィクタの七つの魂の内、三つ分の魂の転生した姿であり、ポテンシャルは圧倒的にありますが、性格が禍してか、ポテンシャルほどの実力は身につけられていないというのが実状です。
 イジメで例えるならイジメをした主犯よりもそれを煽る事でイジメをエスカレートさせるイジメの裏方を懲らしめる主人公を作りたいと思っていたのですが、さすがにそれを吟侍にやらせる訳にはいかないと思って、代わりに用意した主人公です。
 彼はダークヒーローなので、やり過ぎだと思えるくらい狡い存在達を懲らしめる予定です。
 プロルパートとも呼ばれますが、現在の所、謎です。



0102 大和 技陣(やまと ぎじん)
世界観大和技陣
 仁義一派のbQで、仁義同様に孤独を好むタイプです。
 右腕に五番の化獣(ばけもの)ルルボア、左腕に十一番の化獣レーヌプスを宿すという異端児でもあります。
 仁義、技陣、時銀の三人の中では最も残忍な性格で、敵対する者は命乞いをしようが何だろうが徹底的に叩き潰します。
 人や神、悪魔を憎むという事に対しては、吟侍を含む4人の怪物ファーブラ・フィクタの魂を受け継ぐ者の中では元の魂を一番色濃く受け継いでいます。
 ファーブラ・フィクタの七つの魂の内、二つ分の魂を受け継いでいます。



0103 丹波 時銀(たんば じぎん)
世界観丹波時銀
 仁義一派のbRで、群れるのを嫌うトップ二人が仕切らないので、代わりに指揮しています。
 三番の化獣ウィルウプス・アクルスを宿しています。
 吟侍同様に、怪物ファーブラ・フィクタの七つの魂の内、一つの転生した姿でもあります。
 仁義、技陣よりは社交的な性格ですが、性格はあまり良くありません。
 神の刺客、天上使(てんじょうし)に余計な情報を植え付けたり、信頼を崩すような事を平気でやったりします。



0104 シンフォニア・サビ・メロディアス(ロ・レリラル・マカフシギ)
世界観ロ・レリラル・マカフシギ
 メロディアス王家の第四王女で王位継承権第一位という特別な立場にいますが、正体は全能者オムニーアの数少ない生き残りです。
 一番の化獣ティアグラの手によって十三番の化獣クアンスティータの生け贄にされた同胞の無念を晴らすために、末の妹、フェンディナに宿る 十番の化獣ティルウムスの力でクアンスティータに対抗しようとしています。
 深奥のエルフェリアにおいては、四番の化獣クルムレピタークの兵隊でもある巨大生物兵器、巨獣徒(きょじゅうと)に目をつけて、利用しようとしたりと策略を巡らせています。
 自分や相手の設定を変えたり許可したりする特殊能力を持っていて、自分の設定を変えて、メロディアス王家の王女として、潜入しています。
 クアンスティータに唯一対抗出来ると言われている吟侍の力に強い関心を持っていて、絡めてから彼の力を把握しようとしています。



0105 ジェンヌ・マカフシギ
世界観ジェンヌ・マカフシギ
 メロディアス王家のシンフォニア第四王女に仕える侍女として潜入しているマカフシギ家の次女です。
 ウルトラ(スーパー)アーカイブと呼ばれる森羅万象全ての情報を得ることが出来る力を持っているため、一番の化獣ティアグラの野望にいち早く築き、生け贄になることを回避できました。
 全てが解るはずなのに解らない化獣という存在に強い恐怖を持っています。
 特に、最強の化獣クアンスティータには近づくべきではないと思ってもいます。
 同様に、深く情報を知ることが出来ない吟侍の存在を姉妹に教えたのも彼女です。



0106 ナシェル・マカフシギ
世界観ナシェル・マカフシギ
 メロディアス王家のシンフォニア第四王女に仕える侍女として潜入しているマカフシギ家三女です。
 結果をねじ曲げるという特殊能力を使い、吟侍を研究するのに最適な人間、クォンデル・ラッシュアワードという人間が存在抹消されるという 結果をねじ曲げて、生まれ変わる様にしたりしました。
 一人単独行動をしている末の妹、フェンディナの事が気になり、時々様子を見に行ったりもしています。



0107 ウィンディス(元オムニーア)
世界観ウィンディス
 吟侍(ルフォス)の世界の管理者となっている元全能者オムニーアの少女です。
 数々の特殊能力を持ち、ルフォスの世界の模様替えをせっせと行っています。
 元々、全能者オムニーアは一番の化獣ティアグラの野望により十三番の化獣クアンスティータへの生け贄にされるところでしたが、全能者オムニーアの実力者、マカフシギ家の四姉妹と懇意にしていた事も幸いして、生け贄になる事から難を逃れました。
 その後で吟侍と出会い、彼との交渉により、ルフォスの世界の管理者として、転生します。



0108 ジェンド・ガメオファルア
世界観ジェンド・ガメオファルア
 火の星、イグニスの王の一人となった絶対者アブソルーターです。
 数年前、吟侍達の故郷、セカンド・アースを襲い、自分達に従う奴隷として子供達を攫っていました。
 当時、ただの子供だった吟侍の妨害にあい、彼を殺害します。
 が、その時、孤児院セント・クロスの食堂においてあった七番の化獣ルフォスの核を得て莫大な力を得た吟侍によって、退散を余儀なくされています。
 物語の最初の目的である友達の救出とは彼らに攫われて四連星(火の星イグニス、土の星テララ、水の星アクア、風の星ウェントス)の各地に攫われた当時の子供の救出活動を大きくなった吟侍達が行うというものです。
 彼の支配しているイグニスには吟侍ではなく彼の義弟、導造が行くことになります。



0109 ルゥオ・スタト・ゴォル
世界観ルゥオ・スタト・ゴォル
 土の星、テララの王の一人となった絶対者アブソルーターです。
 数年前、吟侍達の故郷、セカンド・アースを襲い、自分達に従う奴隷として子供達を攫っていました。
 当時、ただの子供だった吟侍の妨害にあい、共に来ていたジェンドが彼を殺害します。
 が、その時、孤児院セント・クロスの食堂においてあった七番の化獣ルフォスの核を得て莫大な力を得た吟侍によって、退散を余儀なくされています。
 物語の最初の目的である友達の救出とは彼らに攫われて四連星(火の星イグニス、土の星テララ、水の星アクア、風の星ウェントス)の各地に攫われた当時の子供の救出活動を大きくなった吟侍達が行うというものです。
 彼の支配しているテララには吟侍ではなく彼の義兄、琴太が行くことになります。



0110 ブレセ・チルマ・フェイバリット
世界観ブレセ・チルマ・フェイバリット
 水の星、アクアの女王の一人である絶対者アブソルーターです。
 星の運命を占う星見をしていた水の姫巫女にとって代わり、彼女は水の姫巫女として物語りのヒロイン、カノンと出会います。
 元々頭の回る彼女はカノンの力量を試すために、難問をふっかけたりします。
 カノンとの頭脳戦をメインに考えているキャラクターです。



0111 アナスタシア
世界観アナスタシア
 風の星、ウェントスの女王の一人である絶対者アブソルーターで、親友の絶対者アブソルーターのエカテリーナとよく一緒につるんでいます。
 支配者という立場にはいますが、あまり気が強くなく、支配者には向いていない性格ですが、自分の偉業に全く興味を持たないエカテリーナの功績は彼女に押しつけられているので、支配者に祭り上げられたというのが正解です。
 エカテリーナと彼女の身に宿す二番の化獣フリーアローラとは気のあった茶飲み友達みたいな間柄です。



0112 ボスデビューと君臨世代

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータなどの超例外は別として、ボスキャラクターはずっとボスキャラクターで居られる訳では有りません。
 年齢と共に力が落ちる場合もありますし、新たなボスが出てきて代が代わる場合もあります。
 世界を司る化獣の所有する世界などにも次の世代、その次の世代と新たなボスキャラは育っています。
 力の弱いボスキャラもその例外ではなく、絶対者達の刺客の一名に過ぎなかったジェンド・ガメオファルアはファーブラ・フィクタの開始時には火の星イグニスを支配する絶対者にまでになっていますし、ルゥオ・スタト・ゴォルも同様に土の星テララを支配する絶対者になっています。
 これらはボスでいられる時期が決まっていて、それを君臨世代と呼びます。
 君臨世代はボスとしてデビュー(ボスデビュー)から倒されるなどしてボスの座を退くまでを一世代と考えます。
 ボスの強さ、時代などによっても代わりますが、平均的に、ファーブラ・フィクタ開始時には第794代目のボス世代とされています。
 もちろん、これより新しいボス世代、古いボス世代ともにあります。
 また、ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの次、bQ、bRを名乗る者が多数いるのはこの君臨世代などの見方により、ある意味bQ、bRという見方が出来るためでもあります。



0113 クアンスティータ化

 吟侍(ぎんじ)や怪物ファーブラ・フィクタの最強変身状態です。
 様々な肉体変化を試した結果、クアンスティータに近い形態が最も強いという結論にたどり着き、クアンスティータ化する事で、異常な程高いパワーやクアンスティータの特徴でもある背花変(はいかへん)に近い、疑似背花変を使えるようになります。
 本家本元のクアンスティータには全く敵いませんが、他の敵にとっては絶望的な程圧倒的実力差を示す事が出来ます。
 もちろん、クアンスティータの大きすぎる力は他の生命体にとっては負担が大きすぎるので、ここぞという時に使わないとすぐに動けなくなるという欠点を持ちます。
 もし、長期戦となるような相手に遭遇した場合は不利な戦いとなるでしょう。
 パワーが大きすぎて、吟侍も怪物ファーブラ・フィクタも使いこなせない力でもあります。
 そういう意味では全く使い勝手が悪い力でもあります。



0114 30選定委員会と選考外強者(せんこうがいきょうしゃ)

 自称bQやbRが乱立するため、権威ある30団体がbQやbRの実力者を決める委員会が存在します。
 一般的には、自称bQよりもこの委員会に選ばれたbQの方が実力があるとされています。
 ですが、選定委員の方針などによりbQの選考からもれてしまったり、選定委員が存在を確認出来ないなどの例外も少なからずあるため、必ずしも正確であるとは言えません。
 この選考委員からもれた影の実力者達を選考外強者(せんこうがいきょうしゃ)と呼びます。
 それは確実に存在します。
 また、30選定委員会にも序列があり1から30番目まで、きっちり決まっています。
 例えば30番のbQより29番のbQの方がよりbQに近いとされています。



0115 強者と弱者

 ファーブラ・フィクタの世界において、強者と弱者には二つの意味があります。
 一つは単純に力の強い者と弱い者。
 もう一つはプライドのある者と無い者です。
 どんなに強い力を持っていようが、不可思議な能力を持っていようがプライドが無く、卑怯な手を使う者は二つ目の意味で弱者と見なされます。
 力では叶わなくても能力の強さを決める能力浸透度、能力浸透耐久度がプライドを持たない者は総じて低く、どんなに特殊な能力を身につけようと高貴な魂を持つ者が能力浸透耐久度を身につけていく内に能力効果は無効化されて行きます。
 プライドの無い者はどんなにつけても能力浸透度の限界は10までで、それ以上は決して上がりません。
 そのため、ファーブラ・フィクタの世界では正々堂々という精神を重要視します。
 姑息な手を使って強くなっていった者は能力浸透度という壁に阻まれ、その意味で弱者とされています。
 ですが、この考え方は一般には普及しておらず、その事に気づかない愚か者は無数存在します。
 逆に強者とは自分の力が回りにどういう影響を及ぼすかをある程度理解していて、その為、むやみやたらに戦いをしたりしません。
 全宇宙を壊滅させる力を持つものが、気の向くままに暴れたら、この世界は終わってしまいます。
 本当の意味での強者はこういう存在を言います。
 ファーブラ・フィクタの世界において厄介なのは強者ではなく、むしろ弱者、中途半端な力を身につけたが故に増長した者こそ、害であると言えます。
 自分が弱いから自分は強いと吹聴して回ります。
 でも、本当に強い者は自分で強いと主張しなくても誰もが強いと認める者です。



0116 パスト・フューチャー
世界観パスト・フューチャー
 惑星アクアに親友のカノンをサポートするためにやってきた少女です。
 吟侍(ぎんじ/ルフォス)の世界で修行を積む事により、【契約のサイン】という能力を身につけています。
 野球のサインのように特定の動作をする事により、超自然現象を起こすという契約をルフォスの世界の管理者ウィンディスと結んでいます。
 一回使ってしまうと再契約をしなくてはなりませんが、その【契約のサイン】をする事によって、強力なサポートが出来る事は間違いありません。
 同時に出来る契約は100までしか出来ないという弱点があります。



0117 シアン・マゼンタ・イエロー
世界観シアン・マゼンタ・イエロー
 惑星アクアに親友のカノンをサポートするためにやって来た少女です。
 24色の魔法の糸を吟侍(ぎんじ/ルフォス)の世界で仕入れて来ました。
 様々な効果を持つ24色の糸を利用して、戦う事が出来ますが、どちらかというと戦略サポートタイプで、あまり表だって行動出来るような能力ではありません。



0118 セレナータ・フェルマータ・メロディアス
世界観セレナータ・フェルマータ・メロディアス
 惑星テララに琴太(きんた)を追ってやってきたメロディアス王家の第11皇子です。
 カノンやソナタの弟になります。
 オネエ系の男の子で琴太の事が大好きです。
 テララに行くとき、おいて行かれたのですが、諦めきれずに宇宙船を用意して、追いかけて来ます。
 華奢な体つきで、女の子と言われても信じてしまうような外見をしています。
 男だとは解っていても琴太はセレナータに言い寄られると赤面してしまいます。











0119 聖魔妖精(せいまようせい/セントイビルフェアリー)
世界観セント・イビル・フェアリー
 幻とされる妖精です。
 光の星ルーメンと闇の星テネブライのはざまに居るとされていて、この聖魔妖精に好かれるという事は冒険者にとって冒険の成功を意味します。
 その為、乱獲があり、今では幻とされています。
 聖魔二属性の身体にチェンジすることができます。
 大きさは人の顔と同じくらいとされています。



0120 キャリア・フロント・バック
世界観キャリア・フロント・バック
 光の星ルーメンと闇の星テネブライの間の無限ループに捕まった地球圏出身の少女です。
 天使であり悪魔でもある彼女は地球での居場所が無くなり、新天地を求めて、ファーブラ・フィクタ星系にやって来ましたが、ここでもラスボスクアンスティータを最強状態にしてしまう因果律を持っているとされて、神御(かみ)と悪空魔(あくま)により、暗殺を企てられます。
 クアンスティータの父親、F(怪物ファーブラ・フィクタ)にハート型のエンジェル・ハイロゥ(天使の輪)にギリギリ生き残れる力を与えられ、苦戦しながら生き延びています。



0121 タティー・クアスン
世界観タティー・クアスン
 偶然、クアンスティータの名前のアナグラムの名前を親から与えられ、クアンスティータと勘違いされて、あまたの存在から傅かれる少女です。
 タダの人間だったのにクアンスティータの特徴である千角尾(せんかくび)や背花変(はいかへん/ただしタティーの場合は三角形が四つついているタイプで真ん中の一つは機能していません)が勝手に生えてくる始末です。
 本人はかなりビビリで、強敵が現れると逃げ腰になりますが、勝手に、回りが始末してくれます。
 メガネさんと読んでいる存在が彼女のメガネに変化していて彼女を本人の意思を無視してサポートします。



0122 総全殿堂(そうぜんでんどう)24と襲名(しゅうめい)

 ファーブラ・フィクタの世界において最強(ナンバー1)はクアンスティータとして、自分がナンバー2であると主張する者は後を絶ちません。
 ナンバー3だと主張する者も数多くいますが、これら全ては本当の意味でのナンバー2やナンバー3ではありません。
 総全殿堂(そうぜんでんどう)というものがあり、クアンスティータはそこでナンバー1であると決められています。
 だからクアンスティータはナンバー1(最強)の座が揺るがないのです。
 総全殿堂には他にもナンバー2からナンバー24までの座位(ざい)が用意されていますが、全てが空席になっています。
 それにふさわしいものが現れていないという事です。
 怪物ファーブラ・フィクタでさえもその座にはいません。
 元々、クアンスティータは総全殿堂のナンバー1からナンバー24まで独占するつもりで生み出されました。
 総全殿堂には次点座位(じてんざい)という総全殿堂入りを果たせなかったけど、近いと認められたものも存在し、それに対しては姉のクアースリータや偽者のクアンスティータ達で独占しようという思惑が怪物ファーブラ・フィクタにはありました。
 ですが、実際には、7つの本体と17の側体全てのクアンスティータとそれが所有する全てを含めて総全殿堂ナンバー1の座位が与えられました。
 そのため、ナンバー2からナンバー24の座位が空席になったのです。
 クアースリータは予定通り次点座位になりましたが、他はそれに値していませんでした。
 空席のままではかっこがつかないので、ナンバー2からナンバー23は襲名制(しゅうめいせい)となっていて、仮にそれにふさわしいとされる者が現れた時、その名を継ぐことになるはずです。
 勝手に名乗る者が現れるかもしれませんので、ナンバー2からナンバー24までの名前は超極秘とされています。



0123 スーパーチェンジ粒子

 ファーブラ・フィクタの世界において地球圏では発見されていないものも数多く存在します。
 その一つがチェンジ粒子とよばれるものです。
 チェンジ粒子は水素と結合すると情報を書き換えて酸素に書き換えたりします。
 これは地球の常識ではあり得ない事ですが、ファーブラ・フィクタの世界についてはあり得ることです。
 この粒子の恐ろしさは例えば酸素をプルトニウムに変えたりする事も可能なので、この粒子が大量に出回ると星のバランスは崩れます。
 重力を反転する、強い力と弱い力を入れ替える、反物質を精製する、人の記憶を書き換える等々、多彩な効果があるので、大変危険なものでもあります。
特に濃度の濃いものをスーパーチェンジ粒子と呼んでこれを手にする事で弱者も強者の仲間入りする事は容易とされています。
 これは地球の科学では検出さえされない謎の粒子でもあります。
 下手に近づけば、自分の首を絞めるだけの超危険粒子とされています。



0124 星物(せいぶつ)

 ファーブラ・フィクタの世界において、星並以上の大きさを持つ超巨大生物を総称して星物(せいぶつ)と呼んでいます。
 【まめぼす】に登場した【星喰い】の星物の一つです。
 星物は星を簡単に食べてしまったり破壊したり出来るので、様々な宇宙~(うちゅうじん)、宇宙魔(うちゅうま)等によって隔離されているとされています。
 たまに逃げ出して、星に脅威をもたらしたりしますが、すぐに保護されます。



0125 何無何(かなか)

 ファーブラ・フィクタの世界において何でもないなにかと言われている全くわからないものです。
 ですが、この中から総全殿堂入りを果たすものが現れるかも知れないと噂されています。
 あくまでも噂ですが。



0126 封術館(ふうじゅつかん)と存在解放(イグジスタンス リベレーション)カタログ

 ファーブラ・フィクタの世界においてどこかにあるとされているのが封術館(ふうじゅつかん)です。
 イメージ的には美術館や博物館などの展覧物がおいてある場所なのですが、そこに置かれているものは封印された存在です。
 様々な理由で存在ごと動けない状態で様々な物などに封じられているのですが、それらの存在が解放されるチャンスが一つだけあります。
 それが存在解放(そんざいかいほう/イグジスタンス リベレーション)カタログです。
 このカタログは、封術館に展示されている物が書いてあります。
 カタログ毎に書いてある物は違いますが、もしも、このカタログを手にした者がその展示物を気に入れば、絶対服従を条件に解放させる事が出来ます。
 封術館の展示物から存在を解放した者が死ぬと解放された者は再び、展示物に戻るため、解放者を殺す事は出来ません。
 出来ても、戻るだけです。
 出会いは相性が良ければ続きますが、悪ければ成立しないという事ですね。



0127 偽総全殿堂(にせそうぜんでんどう)ナンバーフェイク

 ファーブラ・フィクタの世界においては総全殿堂(そうぜんでんどう)のにせものも存在します。
 それがナンバーフェイクと呼ばれる存在です。
 現在確認されているだけでナンバー15、ナンバー19、ナンバー22のナンバーフェイクがいます。
 その存在が勝手に総全殿堂入りをしていると名乗っているだけで、実際には次点座位にすら認められていません。
 このナンバーフェイクの存在がナンバー2やナンバー3を名乗る者が増えた発端とされています。
 現在は処罰されて封術館(ふうじゅつかん)に封じられています。



0128 クラティルパ
世界観クラティルパ
 ナンバーフェイクのあおりを受けて次点座位を剥奪された存在もいます。
 それがクラティルパという存在です。
 次点座位にもいくつかレベルがあってクラティルパは最下級の次点座位でしたが、ナンバーフェイクが現れた事によって、クラティルパもナンバー24の総全殿堂入りをしたと勘違いされました。
 そのため、ナンバーフェイク達が処罰された時と一緒に処罰の対象になったのですが、故意では無かった事、次点座位にあたる事等を考慮されて封じるのは困難とされ、次点座位のさらに次点として、次点座位を名乗る事は出来ませんが、それに次ぐ実力者という事になっています。
 また、このクラティルパは襲名制(しゅうめいせい)の名前で現在は4代目のクラティルパです。



0129 次点座位(じてんざい)

 ファーブラ・フィクタの世界において総全殿堂(そうぜんでんどう)入りを果たせなかったけど、それに次ぐ実力者と認められた存在になります。
 現在、レベル10を頂点としてレベルマイナス10までの21段階(レベル10〜0〜−10までです)存在します。
 総全殿堂と次点座位には大きすぎる開きがあり、レベル11以上も場合によっては追加される事もあります。
 レベル10から0までを基本的にマイナス1からマイナス10までを次点座位の次点とされています。
 ちなみにクアースリータはレベル10、前述のクラティルパはレベルマイナス1になっています。
 また、同じレベルでも序列があり、レベルいくつの第何位という形で実力にも差があります。



0130 次点極官(じてんきょっかん)

 ファーブラ・フィクタの世界において次点座位(じてんざい)のメンバーで構成される秩序を守る存在です。
 総全殿堂を名乗る偽者の処罰などは彼らが行います。
 逆に言えば、次点極官に処罰される程度の実力では総全殿堂入りを果たしているはずはないのです。
 次点官達にとって総全殿堂という立場は絶対であり、それを乱す者は何者であろうとも許せないのです。
 ちなみに、クアースリータは次点極官ではありませんが特別顧問という形になっています。



0131 特極(とっきょく)ルート

 ファーブラ・フィクタの世界において、普通の存在では絶対に行くことが出来ない21種類の道を指します。
 その内の一つが総全殿堂への秘密とされています。
 どちらにしても神族ですら足を踏み入れる事が出来ない特別な場所への入り口とされています。



0132 超特異点(ちょうとくいてん)

 ファーブラ・フィクタの世界において、普通の存在と化獣(ばけもの)等の極端に強い存在との境目とされているものです。
 それ以下では並の存在とされ、それを超えると世界の脅威と見なされます。



0133 秘密の姫君達とお相手の道化

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第一本体クアンスティータ・セレークトゥースの所有するセレークトゥース・ワールドにおいては秘密の姫君達とお相手の道化とされています。
 どういった存在であるかは謎とされています。



0134 特別主客(とくべつしゅかく)と解けないパズル

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第二本体クアンスティータ・ルーミスの所有するルーミス・ワールドにおいては特別主客(とくべつしゅかく)と呼ばれています。
 また、解けないパズルというものも存在していますが、謎とされています。



0135 レジェンド・テラー

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第三本体クアンスティータ・レクアーレの所有するレクアーレ・ワールドにおいてはレジェンド・テラーと呼ばれています。
 どういう存在かは謎に包まれています。



0136 極楽園(ごくらくえん)の超宝珠(ちょうほうじゅ)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第四本体クアンスティータ・ミールクラームの所有するミールクラーム・ワールドにおいては極楽園(ごくらくえん)の超宝珠(ちょうほうじゅ)であるとされています。
 存在ではなく物ですが、大切にされています。
 謎に包まれた財宝です。



0137 宇尽稀者(うつけもの)と食和世者(くせもの)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第五本体クアンスティータ・リステミュウムの所有するリステミュウム・ワールドにおいては宇尽稀者(うつけもの)と食和世者(くわせもの)がそれにあたります。
 どのような存在なのかは謎に包まれています。



0138 話祖(わそ)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第六本体クアンスティータ・レアク・デの所有するレアク・デ・ワールドにおいては話祖(わそ)と言われています。
 本体の中では一番有名で、言動から物語りを作り出せる力を持っているとされています。
 そのため、偽者も多く出回っていますが、本物は超別格です。



0139 よそもの(余総者、余削者、余添者)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの七つの本体の所有する世界には特別な存在がそれぞれいます。
 第七本体クアンスティータ・テレメ・デの所有するテレメ・デ・ワールドにおいては、よそものと呼ばれています。
 ひらがなでよそものとしたのは三種類のよそものが存在し、別の役割があるからです。
 その三種類は余総者と余削者と余添者で、全て【よそもの】と呼びます。
 余総者については他の6名の本体の所有するにも少しずつ存在しますが元々はテレメ・デ・ワールドから来た者です。
 フェーリアイアリーフェという存在は第一本体クアンスティータ・セレークトゥースの所有するセレークトゥース・ワールドに住んでいて、【まめぼす もういっちょ】第010話にも登場しています。
 また、ファクタクファという余総者はテレメ・デ・ワールドに住んでいますが、【ファーブラ・フィクタ パラレル外伝】のトップページで主人公の吟侍と共に出ています。
 三種類のよそものに共通するのは出たらアウト。
 為す術無く、一溜まりもなく、全ての存在が死に絶える程強大な存在だという事です。
 【ファーブラ・フィクタ】の物語ではこういった出したらダメな存在の制御も必要な事柄の一つでもあります。



0140 クアンスティータ・ワールド

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータの7つの本体と17の側体全てが1つずつ広大な宇宙世界を持っています。
 それらの世界には発表するかどうかは別の問題としてそれぞれの物語が存在しています。
 前述までの七つの本体以外にも当然、世界が存在します。
 この24体を合わせてクアンスティータ・ワールドと呼びます。



0141 異次元時間(いじげんじかん)と自分時間(じぶんじかん)

 ファーブラ・フィクタの世界において、時間の次元は1つではありません。
 通常は過去から現在、現在から未来の1次元だけですが、隠された次元時間はたくさんあります。
 怪物ファーブラ・フィクタはパラレル外伝において自分時間という自分だけが動ける時間を持っていましたが、それも異次元時間(いじげんじかん)の一つとされています。
 時間を含めて四次元時空で生活している存在にとってはあってはならない禁忌の一つとされています。



0142 超越絶対零度(ちょうえつぜったいれいど)と超越絶対温度(ちょうえつぜったいおんど)

 −273.15度を絶対零度(ぜったいれいど)と言いますが、ファーブラ・フィクタの世界においてはそれ以下の温度も存在します。
 存在がこおりつき、抹消される温度の事を超越絶対零度(ちょうえつぜったいれいど)としています。
 また、温度の上限はありませんが、ファーブラ・フィクタの世界において、宇宙の端(果て)から反対側の宇宙の端(果て)まで熱気が届くことを超越絶対温度(ちょうえつぜったいおんど)という事になっています。
 超越絶対零度(超絶零度)も超越絶対温度(超絶温度)も普通の存在にとってはあってはならないものであるため、存在しないとされています。



0143 次元崩壊(じげんほうかい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、次元崩壊(じげんほうかい)とは時空が一つ以上破壊される事を意味します。
 例えば、時間も入れて四次元時空で生活している者が全て三次元時空に押し込められたら、全ての存在が死に絶えます。
 これもあってはならない事の一つとして考えられています。



0144 意味の追加(ミーン・アディション)

ファーブラ・フィクタの世界において何無何(かなか)から総全殿堂(そうぜんでんどう)入りする何かが現れる追加要素として考えられているのが意味の追加、ミーン・アディションです。
 元々はクアンスティータの能力の一つですが、それが一般に普及したとき、総全殿堂入りする程の何かが生まれる可能性が高いとされています。



0145 宇宙外生命(うちゅうがいせいめい)

 ファーブラ・フィクタの世界において宇宙の外に存在するとされている高次元生命体の一つです。
 ファーブラ・フィクタでは、様々な存在が隠れているとされています。
 存在の数が多すぎていまいち、実力の上下がはっきりしない原因の一つとされています。



0146 物質の増減

 地球上でも物質保存の法則は成り立っていないという考えもあるようですが、ファーブラ・フィクタの世界においても物質は等量ではなく、様々な条件のもとで増減する事になっています。
 例えば三つのものから三つと等価値のものが出来るのではなく、明らかに量が多かったり少なかったりするものも出来ます。



0147 伝説の八大聖女(はちだいせいじょ)

 全歴史において偉大な功績を果たした八名の聖女を言います。
 ファーブラ・フィクタのキャラクターでは魔女ニナとヒロインのカノンがこれに当たりますが、作中ではまだ、言われていません。
 後の伝説でそう呼ばれるようになるという事です。



0148 王杯大会(おうはいたいかい)

 ファーブラ・フィクタの世界において土の星テララ、水の星アクア、火の星イグニス、風の星ウェントスの四連星のそれぞれの支配者を決める大会です。
 星に君臨する絶対者・アブソルーター達がその実力を競う大会でもあります。
 周囲の観客は盛り上がっている様に見せかけられていますが、支配される側にとっては誰が星の支配者になっても大して変わらないので、盛り下がっています。
 エカテリーナはウェントス王杯大会の常連で、優秀な成績をおさめています。
 四連星でのオリンピックのようなものですね。



0149 最頂食材万選(さいちょうしょくざいまんせん)

 ファーブラ・フィクタの世界において最も価値の高いとされる10000種類の食材です。
 これは人間用で、その一割がファーブラ・フィクタ星系にあるとされています。
 10000種類全てが人間を神に変えるとされていますが、当然超貴重食材なので、どこにあるかもわかりません。
 トレジャーハンターが狙うものの一つとされています。



0150 存在抹消(そんざいまっしょう)と身換え(みがえ)

 ファーブラ・フィクタの世界においては存在ごと抹消されてしまうダメージを負うことも決して珍しくありません。
 それを回避する行動の一つとして、身換え(みがえ)があります。
 存在を消されてしまう前に古い身体から全く新しい別の身体に自分の全てを移すという行為です。
 自分の全てを新しく変えてしまうので、存在ダメージもシャットダウンする事が出来るので、有効な手段の一つとされています。
 神御(かみ)や悪空魔(あくま)、化獣(ばけもの)などの化身(けしん)も身換えの一つとされています。


0151 まねっこ吟ちゃん
まねっこ吟ちゃん
 クアンスティータ・パスポート(QP)で吟侍(ぎんじ)がいけるようになったセレークトゥース・ワールド内の店で売っている商品です。
 吟侍の生態データは通常では真似が出来ないですが、クアンスティータでは、ほぼ再現が可能となっています。
 吟侍は自身のデータを提供することによってセレークトゥース・ワールドでかなり優遇されています。
 生態データはその提供する存在の価値により優遇度も変わってきます。
 吟侍だからこそ、高い価値が出たと言えます。
 七番の化獣(ばけもの)ルフォスの部分もほぼ再現が可能となっているので、とても価値の高い商品となっています。



0152 宇宙世界(うちゅうせかい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、クアンスティータ、クアースリータ、ルフォス、ティアグラの所有している世界は宇宙世界(うちゅうせかい)と呼ばれています。
 星の中の世界ではなく、いくつもの星を含めた広大な宇宙空間を1つずつ(クアンスティータは24)所有しています。
 そのため、星の世界との区別で宇宙世界と呼ばれています。



0153 ファーブラ・フィクタのメインテーマ(主題)

 大分、遅くなってしまいましたが、ファーブラ・フィクタのメインテーマを書きます。
 友達の救出活動から始まる物語ですが、その部分は序章にすぎません。
 クアンスティータが生まれてはじめて本編となります。
 その主題はメイン主人公の芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)がラスボス、クアンスティータを倒す事ではありません。
 どんなに強くなっても吟侍はクアンスティータには勝てません。
 逆に強くなればなるほど、隠されていたクアンスティータの底なしの秘密に驚愕するだけです。
 倒すのではなく、生きて、7つの本体と17の側体(そくたい)全てと向き合った事。
 そして、全てのクアンスティータにその強大な力を捨てさせる事。
 クアンスティータは赤ちゃんなので教育する事。
 それがメインテーマです。
 全く考えの違う全てのクアンスティータと向き合うという事は大変、難しい事です。
 それを生きたまま、達成出来ると言うことはそれだけ凄いという事です。
 増して、その強大過ぎる力を自ら捨てさせる事はどれだけ不可能に近いかという事でもあります。
 その強大さ故に誰も、クアンスティータを教育しようとは思いません。
 それをなしえる事が吟侍が主人公たる所以なのです。



0154 クアンスティータ・アイテム

 クアンスティータ・パスポート(QP)で行けるようになったセレークトゥース・ワールドで手に入るアイテムの事です。
 ラスボス、クアンスティータが扱うアイテムというだけあって、どれももの凄いものばかりです。



0155 狂気の書

 ファーブラ・フィクタの世界において伝えられている都市伝説です。
 ある小説を最後まで読むと読み終えた者の人格は殺人鬼になってしまうというものです。
 見た目は普通の小説ですが、ノンブル(ページ数)の横に白い塊がついているのが特徴で、白っぽい紙の本なので確認しづらいのですが、その塊はドクロの形になっているというものです。
 影ながら伝わっていて、本当かどうかは定かではありません。



0156 ブラックホール

 ファーブラ・フィクタの世界において、ブラックホールは身近な事です。
 突然、出現し、飲み込む事も珍しくありません。
 惑星が突然圧縮されてブラックホール化することがあるからです。
 ファーブラ・フィクタ星系はそれだけ大きな力が飛び交っている危険な星系でもあるのです。



0157 録者(ろくしゃ)

 セレークトゥース・ワールドで売っている【まねっこ吟ちゃん】は主人公の吟侍(ぎんじ)を写し取ったものであるとされています。
 イメージ的に言えば、録画や録音のようなものを存在ごとやるという事です。
 もちろん、簡単にできることではなく、クアンスティータ・パールという奇跡の力を借りて、はじめて実現する技術でもあります。



0158 逆時間(ぎゃくじかん)の怪神(かいじん)

 ファーブラ・フィクタの世界において、時間を遡って存在している存在がいます。
 普通の存在の時間と流れが逆なので、突然、現れたりもします。
 神出鬼没な事から逆時間(ぎゃくじかん)の怪神(かいじん)と呼ばれています。



0159 惑星復活再生(わくせいふっかつさいせい)とファーブラ・フィクタ星系

 ファーブラ・フィクタの世界において、惑星を一瞬にして破壊するようなレベルの存在はゴロゴロいます。
 ですが、ファーブラ・フィクタ星系はクアンスティータが誕生する聖地と呼ばれていて、破壊されてもあっという間に復活し、前よりも強固な惑星へと変化をします。
 その事からクアンスティータへの恐怖の意味も込めて、外の世界ではファーブラ・フィクタ星系と呼ばれます。
 惑星が復活する事を惑星復活再生(わくせいふっかつさいせい)と呼ばれています。



0160 答えの力、得意変換(とくいへんかん)

 吟侍(ぎんじ/ルフォス)がいずれ会得する事になる力です。
 例をあげますと、医療技術を身につけていない吟侍が病気で苦しんでいる人の病気と闘う時、管轄外の医術では無く、病気を怪物化させて、自分の得意なバトルで戦い病原菌を倒し、治したりする事です。
 事象を自分の得意分野に変換するという事ですね。
 この力により、ラスボス、クアンスティータにある程度立ち向かえ、他のボスキャラ達からは天敵のように吟侍は恐れられるのです。



0161 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・セレークトゥースの関係
世界観吟侍&セレークトゥース
 吟侍(ぎんじ)と人なつっこいクアンスティータ・セレークトゥースの関係は親子のような関係ですね。
 ちょこんと吟侍の膝の上に乗ったりします。
 自らの所有する世界セレークトゥース・ワールドへ行くために必要なクアンスティータ・パスポート(QP)も比較的あっさり渡します。
 吟侍はその後、訪れたセレークトゥース・ワールドに無数存在するショップの常連となります。
 クアンスティータ・アイテムを大量に仕入れたりもします。
 また、セレークトゥース・ワールドに行けるようになったという事はそれとクアンスティータ・ネットを通じてつながりをもつルーミス・ワールド、レクアーレ・ワールド、ミールクラーム・ワールドとも自然とつながりを持つようになっていきます。
 ですが、クアンスティータ・セレークトゥースの持つ秘密の力、ミステイク・フィルタには振り回されるようです。



0162 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・ルーミスの関係
世界観吟侍&ルーミス
 吟侍(ぎんじ)と頭の良いクアンスティータ・ルーミスの関係は師弟関係のようなものですね。
 年上の吟侍の方が弟子ですけど。
 クアンスティータ・ルーミスはクアンスティータの中で唯一弱者の視点を持っているが故に第五本体クアンスティータ・リステミュウム、第六本体クアンスティータ・レアク・デ、第七本体クアンスティータ・テレメ・デの恐ろしさに気づきます。
 そのため、第一から第四本体までのクアンスティータで力を合わせることを計画します。
 そして、主人公芦柄 吟侍(あしがら ぎんじ)のコピーをたくさん作る事が戦力強化につながると考えます。
 セレークトゥース・ワールドで売っているアイテム【まねっこ吟ちゃん】は元々、クアンスティータ・ルーミスのアイディアなのです。
 ルーミス・ワールドでは吟侍はペットを飼うようになります。
 クアンスティータ関係で取り込んだ生物などは吟侍(ルフォス)の世界に取り込んだら生態系を崩しかねません。
 ですから、ルーミス・ワールドで飼っている状態になります。
 クアンスティータ・ルーミスの力の源は不思議です。
 肯定された矛盾という力を使います。



0163 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・レクアーレの関係
世界観吟侍&レクアーレ
 吟侍(ぎんじ)と特別超創造の力をつかうクアンスティータ・レクアーレの関係ですが、セレークトゥース・ワールドで売られている人気商品【まねっこ吟ちゃん】はレクアーレ・ワールドで作られてから出荷されています。
 言ってみればセレークトゥース・ワールドはお店で、レクアーレ・ワールドは生産工場のようなものですね。
 【まねっこ吟ちゃん】に限らず、セレークトゥース・ワールドの商品の大半はこのレクアーレ・ワールドで作られ、クアンスティータ・ネットを通じてセレークトゥース・ワールドに送られています。
 クアンスティータ・レクアーレは芸術や遊びなどが大好きなので、吟侍は自分の考えたゲームのアイディアなどや元の世界での芸術のイメージなどを提供しています。
 クアンスティータ・レクアーレは物作りが大好きな性格です。



0164 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・ミールクラームの関係
世界観吟侍&ミールクラーム
 吟侍(ぎんじ)と泣き虫で奇跡の力を使うクアンスティータ・ミールクラームの関係ですが、セレークトゥース・ワールドで売られている人気商品【まねっこ吟ちゃん】は吟侍の生態データだけでは出来ません。
 クアンスティータ・ミールクラームの涙の結晶、奇跡を起こすクアンスティータ・パールと合わさってはじめてほぼ100%近い吟侍のコピーができあがるのです。
 ミールクラーム・ワールドは超楽園と言われています。
 吟侍であってもその楽園にはおいそれと足を踏み入れる事は容易ではありません。
 引っ込み思案なクアンスティータ・ミールクラームはミールクラーム・ワールドに隠れたりしています。



0165 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・リステミュウムの関係
世界観吟侍&リステミュウム
 吟侍(ぎんじ)と謎の力を使うクアンスティータ・リステミュウムの関係ですが、一応は宿敵という間柄になります。
 未来において全てを壊滅状態にしたのはこのリステミュウムですし、まずは、敵対するという事はやむを得ない事だと思います。
 ですが、ファーブラ・フィクタという物語は吟侍が全てのクアンスティータとわかり合うという物語です。
 当然、このクアンスティータ・リステミュウムも例外ではありません。
 未来は分岐するものとして、リステミュウムとわかり合える分岐点を作るという目的もあります。
 リステミュウム・ワールドは謎に満ちた世界です。
 世界の外から、クアンスティータ・リステミュウムに忠誠を誓う事でたくさんの異能力を与えられた外様(とざま)モンスターもいますが、これらは本当の強敵ではありません。
 もっと奥にもっと強大な力を持つ怪物がたくさん控えています。



0166 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・レアク・デの関係
世界観吟侍&レアク・デ
 吟侍(ぎんじ)と解らない状態にする、謎に変える力を使うクアンスティータ・レアク・デの関係ですが、吟侍の答えの力、得意変換(とくいへんかん)とは真逆の力を使います。
 吟侍が謎を解き明かしても更なる強大な謎がクアンスティータ・レアク・デの手により作られてしまいます。
 吟侍とは真逆の存在とも言えるクアンスティータ・レアク・デですが、その力は均等ではなく、遙かに上です。
 また、レアク・デ・ワールドに居るとされる話祖(わそ)と呼ばれる存在の完成度は高く、クアンスティータという名前同様に偽者も存在します。
 殆どが本物の話祖と比べようもないくらいの劣悪な存在ですが、それでも他の存在からしてみれば、脅威と映る存在でもあります。
 話祖の偽者は語祖(ごそ)と呼ばれています。
 語祖達は話祖の偽者ですが、当人達は話祖の偽者だという事を隠します。
 話祖達の報復を恐れているからです。
 あくまでも語祖という固有の存在だという事を主張していますが、端から見ると話祖の偽者だというのは丸わかりです。



0167 吟侍(ぎんじ)とクアンスティータ・テレメ・デの関係
世界観吟侍&テレメ・デ
 吟侍(ぎんじ)とデタラメな力を持つ最強のクアンスティータ・テレメ・デの関係ですが、このクアンスティータは出現と同時にとんでもないことをやらかす予定です。
 その行動から全ての存在がこのクアンスティータの危険度を再認識する事になります。
 やることなす事デタラメです。
 本体もめちゃくちゃですが、クアンスティータ・テレメ・デの所有するテレメ・デ・ワールドにそんざいするよそもの達も出たらアウトとされる程のめちゃくちゃな存在です。
 三種類のよそものの一つ、余総者(よそもの)は他の6名の本体にも少しずついますが、元々はこのテレメ・デ・ワールドに居た存在です。
 この上無しの最強の存在、クアンスティータ・テレメ・デ……、このクアンスティータとの対峙がファーブラ・フィクタという物語のクライマックスでもあります。



0168 語祖(ごそ)

 第六本体クアンスティータ・レアク・デが所有する世界に存在する話祖(わそ)と呼ばれる存在の偽者です。
 本人達は話祖の偽者であるという事を極端に恐れています。
 そのため、話祖とは関係ないという事を共通して貫いていますが、どう見ても、劣化版話祖です。
 劣悪な力とは言え、他の存在から見るとかなりの脅威でもあります。
 物語を語り、それを実体化させる力を使います。



0169 極大核融合(きょくだいかくゆうごう)

 ファーブラ・フィクタの世界において可能な技術。
 無数の原子核を一気に融合させる事によって、極端に大きなエネルギーを放出します。
 融合された原子核は全く別の原子核へと変貌を遂げ、質量が融合した原子核の総量より極端に少なくなります。
 少なくなった分がエネルギーとして放出されます。
 人間が怪物に対抗するために生みだした技術の一つです。



0170 稀法(きほう)

 ファーブラ・フィクタ星系に伝わる能力浸透度の極めて高い魔法のようなものです。
 魔法とは比べものにならないくらいの精度で扱えるものは極めて稀だという事から稀法と呼ばれています。
 ラスティズムという種族が使います。



0171 師主族(ししゅぞく)ラスティズム
世界観師主族ラスティズム
 ファーブラ・フィクタの世界において竜族より高等な種族とされています。
 師主族、ラスティズムの特徴は三つあって、一つはしっぽが翼の様になっている翼尾(よくび/ウイング・テイル)、二つ目は肩の部分にある突起物、肩角(けんかく/ショルダー・ホーン)、三つ目は背中の光輪、光円陣(こうえんじん/ライト・サークル)になります。
 稀法(きほう)という純度が高い魔法の様なものを使います。



0172 欠片核(かけらかく)

 神話の時代、1番の化獣(ばけもの)ティアグラと7番の化獣ルフォスが戦って欠けた双方の核の欠片の事をさします。
 元々は本体の核の復活のための養分として使っていましたが、ティアグラ、ルフォスの欠片核双方とも役目を終え、ティアグラは野茂 偲(のも しのぶ)にルフォスは芦柄 琴太(あしがら きんた)に欠片核が渡っています。
 偲と琴太の内部で眠っている状況ですが、覚醒すれば、本体ほどではないにしろかなりの力を発揮するはずです。



0173 極秘伝(ごくひでん)のタレ

 ファーブラ・フィクタの世界に伝わるタレです。
 ただし、食材につけるのではなく、存在につけます。
 このタレをつけた者は潜在能力を遙かに超える力を手にする事が出来るとされています。
 極秘伝のタレにもレベルがあり、千年前からつけこんだタレを1歴史として、1歴史から億歴史まで存在するとされています。
 歴史が古いもの程、多くの力を発揮します。
 同じタレでも重ね塗りするとさらに力を増します。



0174 陸 海空(りく かいくう)
陸海空
 風の星、ウェントスで知り合う事になる吟侍(ぎんじ)の茶飲み友達です。
 表向きは気の優しい破戒僧(はかいそう)ですが、裏の顔は復讐鬼(ふくしゅうき)でもあります。
 鬼をモデルにした悪鬼仁(おきに/お気に入りの【おきに】とおに(鬼)とき(鬼)を混ぜた造語です)を操り、七つ武具で戦います。



0175 来刀刃(らいとうじん)
来刀刃
 陸 海空(りく かいくう)が装備している七つ武具の一つです。
 普段は柄(つか)の部分しかない武具で様々な刀身(とうしん)を召喚して使います。
 また、1番から100番までの大きさが決められていて、近いイメージで言えば、ゴルフのアイアンになります。
 この1〜100番は殺害及び殺戮を念頭に入れて作られた武器になります。
 ドライバーに当たる来刀刃もあり、それは無限柄(むげんづか)と呼ばれています。
 パターに当たる来刀刃もあり、それは小太刀のようなものになり、0式と呼ばれています。









0176 悪鬼仁(おきに)
悪鬼仁
 陸 海空(りく かいくう)が召喚する鬼をベースにした怪物です。
 黒悪鬼仁(くろおきに)と白悪鬼仁(しろおきに)がいます。
 鬼をベースにしていますので角の様なものもはえていますが、鹿の様に分岐しています。









0177 有続者(ゆうぞくしゃ)、不変者(ふへんしゃ)、よくわからない何か

 ファーブラ・フィクタの世界においては不死身(ふじみ)や不老不死(ふろうふし)の上の存在がいます。
 いくら不死身や不老不死であっても能力浸透耐久率(のうりょくしんとうたいきゅうりつ)が低いと、能力浸透率(のうりょくしんとうりつ)の高いナイフなどで刺せば殺せてしまいます。
 なので、不死身、不老不死は絶対の存在ではありません。
 その上の存在となるのが、有続者(ゆうぞくしゃ)で完全に消え去っても次の瞬間、元の姿に戻れる存在を言います。
 化獣(ばけもの)で言えば、七番の化獣ルフォスがこれにあたります。
 有続者の上に不変者(ふへんしゃ)というものが存在し、存在毎消されても元に戻れる力を持ったものを言います。
 不変者はりーたお姉ちゃん(クアースリータ)がそれにあたります。
 そして、それより更に上があり、それはもはやなんだかよくわからないという事から【よくわからない何か】と呼ばれ、適格な名称はありません。
 そのよくわからない何かはラスボスのくーちゃん(クアンスティータ)(とそれに関係する何か)だけですのであえて名称は作られていません。



0178 異質力(いしつりょく)と存外在(ぞんがいざい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、能力を封じたり破壊したりする力を持つ者というのはかなり存在します。
 そうなりますと、能力という分野だけの力だと無くなったらそのまま無力となっています。
 その為、変質力(へんしつりょく)、超力(ちょうりょく)、秘力(ひりょく)等々様々な別称で能力を能力以外の別の力として身につけています。
 それは吟侍(ぎんじ)のアビリティークラッシュ(能力破壊)の力等にも対応できます。
 その能力以外の力についての総称が【異質力(いしつりょく)】と呼ばれています。
 また、それは存在についても言えるので、一つの存在でいると存在ごと消されたらアウトなので、全く別の身体を全く別の存在として存在登録している事を【存外在(ぞんがいざい)】と呼んでいます。
 一つの存在が存在ごとかき消されたら自動的に【存外在】の別の身体が出現するという仕組みになっています。
 能力や存在の安全装置です。



0179 聖粋(せいすい)

 ファーブラ・フィクタの世界において、神より清らかとされる存在です。
 清らか過ぎるからこそ、通常の世界では暮らすことが出来ないので、隔離されていると言われています。
 どこに存在し、どこで暮らしているのかは全く不明です。



0180 七大清澄錬器(ななだいせいちょうれんき)

 ファーブラ・フィクタに伝わる伝説の楽器です。
 聖粋(せいすい)が作った楽器を清澄錬器(せいちょうれんき)と呼び、その中でも特に凄い七つを七大清澄錬器(ななだいせいちょうれんき)と呼ばれる七つの楽器です。
 その音色はクアンスティータを眠らせる事が出来るとされていて、カノンに宿る女神御(めがみ)セラピアが演奏出来るとされています。
 セラピアの歌とあわせて【クアンスティータの子守歌】と呼ばれています。



0181 リスポンスシェアハープ
リスポンスシェアハープ&カノン
 カノンが手にすることになる七大清澄錬器(ななだいせいちょうれんき)の一つです。
 ヴァイオリンとハープを混ぜたような楽器です。
 その音色は人々の心を掴みます。
 縦方向と横方向にはられた弦が呼応して音色が変化します。



0182 異形奇病(いぎょうきびょう)/宇宙癌(うちゅうがん)

 ファーブラ・フィクタの世界において、強者は病にはかかりません。
 ただし、唯一の例外が異形奇病(いぎょうきびょう)と呼ばれる病気です。
 存在抹消をさけるために存外在(ぞんがいざい)を作りすぎたり、肉体変化を繰り返す事によって、肉体的なバグを作り出してしまう病気で、その病はこじらせると全ての存外在も含めて、存在ごと消滅したりする危険な病です。
 この病は移る事はありませんが、強者にとっては怖い病気です。
 別名宇宙癌(うちゅうがん)とも呼ばれています。



0183 ヌァニヲン
ヌァニヲン
 ファーブラ・フィクタの世界において馬やラクダのような役目をはたしている生物です。
 乗り手にあわせて形態変化をしますが、針の様なしっぽ針尾(しんび)と六つの目だけはそのまま残ります。
 地球で言う乗馬に当たる言葉として乗何(じょうか)と言う言葉があります。



0184 マッグ・スート5963スゲーナ

 ファーブラ・フィクタの世界において宇宙十大銘銃の一つとされています。
 導造(どうぞう)が手にする事になる銃です。
 5963は宇宙基準での口径になります。
 空気抵抗や風の影響を殆ど受けず、能力効果を吸収しやすい弾丸を使っている事から、宇宙人達の間では愛用されています。



0185 ゼルトザーム
ゼルトザーム
 クアンスティータのオモチャと呼ばれる、クアンスティータの世界から来たボスキャラクターです。
 クアンスティータのために動いていて、そのためクアンスティータが気に入っているカノンの行動を観察しています。
 第一本体セレークトゥース系のボスキャラで、何を隠しているか解らないところがあります。
 クアンスティータの為に動く者としては有名で、水の惑星アクアの絶対者ブレセ・チルマ・フェイバリットもその存在を知っていました。



0186 地球屋
地球屋
 四連星、テララ、イグニス、アクア、ウェントスに出没する謎の行商人の事です。
 地球、主に日本の品物を売りに来る正体不明の謎の人です。
 吟侍が常連になります。
 地球屋を通して、吟侍は地球に興味を持つようになります。



0187 特極手術(とっきょくしゅじゅつ)

 鍛えても全く強くなる見込みが無い者が最後の手段として受ける手術です。
 存在能力を根底から変える為、生存率は極めて低い危険な手術でもあります。
 受ける者は絶望し、どうなっても良いと思った者が殆どです。
 たまに、何も解らず手術を受けて生きてパワーアップを果たすラッキーな存在もいます。



0188 宇宙二十大理想虚(うちゅうにじゅうだいりそうきょ)

 ファーブラ・フィクタの世界において宇宙で広まる理想郷の事です。
 ここでの場合【郷】ではなく【虚】と呼ばれています。
 意味としては理想郷と一緒です。
 これを超えるものはクアンスティータ・ミールクラームの極楽園しかないとされています。



0189 オート・マーケット

 ファーブラ・フィクタの世界において道においてある自動販売機の事です。
 自動販売機と違うのはロボットが売り子として箱の中に居て、お金を投入して、メニューを提示してもらいます。
 その上で、選んだ商品を転送してもらうというものです。



0190 女神御(めがみ)セラピア
女神御セラピア
 カノンの中に眠っている女神御(めがみ)であり、神御の主神の一柱です。
 その癒しの力によって神御の中で最も愛されているとされています。
 その歌はクアンスティータを眠らせる事が出来ると言われています。



0191 UEO

 ファーブラ・フィクタの世界において存在する未確認存在物体です。
 地球で言うところの未確認飛行物体UFOにあたります。
 UEOとはUnidentified Exist Object」(アンアイデンティファイド・イグジスト・オブジェクト)の略です。
 宇宙のどの解析機関でも解明出来ない物体を総称してUEOと呼びます。



0192 UMC

 ファーブラ・フィクタの世界において存在する未確認生物です。
 地球で言うところの未確認動物UMAにあたります。
 UMCとはUnidentified Mysterious creature(アンアイデンティファイド・ミステリアス・クリーチャー)の略です。
 宇宙のどの解析機関でも解明出来ない生命体を総称してUMCと呼びます。
 化獣(ばけもの)もこれに当たります。



0193 宇宙天気と宇宙天気予報

 ファーブラ・フィクタの世界において宇宙にも天気があります。
 例えばブラックホールが出現する、超新星爆発が起きる、インフレーションが起きるなどです。
 この天気に最も影響があるのがラスボスのクアンスティータです。
 そのため、クアンスティータは最大の宇宙天災とも呼ばれています。



0194 借力(しゃくりき)

 ファーブラ・フィクタの世界において、力をお金のように借りる事が出来ます。
 当然、かえさなくてはいけなくて別の方法で力をかえさなくてはなりません。
 かえさない場合は存在を一定期間、封印されたりもします。



0195 パーフェクト・プロミス・キスと存在力圧縮(そんざいりょくあっしゅく)

 ファーブラ・フィクタの世界において最も重要な約束とされています。
 自分の全存在をかけて約束する事で、自分の存在を担保にします。
 それを約束させるために行う儀式の一つです。
儀式の道具パーフェクト・プロミス・キスは強度はそれ程高く有りませんが、存在力圧縮してパーフェクト・プロミス・キスの効果で約束を違えたら存在が消えるように設定します。



0196 アビリティーカロリー

 ファーブラ・フィクタの世界において考えられている特殊能力を使うのに必要な特殊能力カロリーです。
 人間には基本的に備わっていないので、人間が特殊能力を使うためには特殊食材での摂取が必要になります。
 基本的にはアビリティーカロリーが無くても特殊能力は使えますが、アビリティーカロリーがあるのと無いのとでは能力浸透度が違ってきます。



0197 ノックアウトラック

 ファーブラ・フィクタの世界において極まれに力の弱い者が強い者を倒す時があります。
 様々な偶然が重なった結果、力の差が逆転し、倒すことが出来る事をさすのですが、それをノックアウトラックと呼んでいます。
 ただし、余りにも実力差が離れているとこの現象は起きません。



0198 フォービドゥン・ミラクル

 ファーブラ・フィクタの世界において、人為的に起こせる奇跡の事です。
 ただし、この奇跡の後は反奇跡として、必ず同等の不幸が訪れます。
 これは後で不幸になることを覚悟の上で行うものです。



0199 者身売買(しゃじんばいばい)

 ファーブラ・フィクタの世界における地球で言えば人身売買にあたる行為です。
 存在を拉致し売り払う卑劣な行為です。
 ファーブラ・フィクタの場合それが人であるとは限らないという違いだけです。
 この行為を行うのは大抵、中途半端な力を持った弱者です。



0200 時空重震(じくうちょうしん)と震源流点(しんげんりゅうてん)と重震度(ちょうしんど)

 ファーブラ・フィクタの世界において、起きるとされる時空間での地震を時空重震(じくうちょうしん)といいます。
 地震と違うのは震源地ではなく、震源流点(しんげんりゅうてん)と呼ばれ、場所ではない場合もあります。
 地震が震度でその大きさを測るように時空重震も計る単位がありますそれを重震度(ちょうしんど)と呼びます。
 今までで、一番大きな時空重震は重震度7とされていて、怪物ファーブラ・フィクタが起こしたものとされていますが、クアンスティータが誕生したらそれ以上の時空重震が頻繁に起こるのではないかと言われています。